先週は右手が痛かったので教習をキャンセルした。腱鞘炎のようである。知人にツボ押しの秘術(謎)を教えてもらったので、信号待ちや休憩時間にストレッチとツボ押しをひたすら続けた。おかげでアクセルをガバッと開けてもほとんど痛まなくなった。ただ横方向にねじれる運動(瓶の蓋を開けたり、雑巾をしぼったり、箸でご飯をすくう等)をするとまだまだ痛むが。
それはともかく7月26日(土)に2週間ぶりに教習所へ行った。果たして750のバイクを操縦できるまで右手が回復しているのか・・・できました(安心)。しっかし重たいのう。大型二輪の免許を取って仮にお金ができたとしても、ためらうのはこの一点であろう。慣れの問題だとは思うが取り回しで疲れるバイクは困るのだ。もしガス欠になったら・・・もし立ちゴケしたら・・・不安は尽きない。
2段階2時間目の教習は、Eコースを走りながらこの時間の課題である波状路と急制動を仕上げる。波状路は前乗り、急制動はリアブレーキでフロントに荷重を移してフロントブレーキを強めに。どちらとも問題なくできたので、今度は教官の指示でスーパーフォアに乗り換えて急制動をやってみる。ブア、バォ、キィー(笑)。あっという間に止まれることに驚く。頭では理解していても実際にやってみるのとでは大違いである。要するに大型は普通よりも止めるのに長い距離が必要だということだ。そのバイクを操縦する自分の能力の限界を知ることもこれまた必要なことであろう。
人間というのは経験に左右される生き物である。例えばバイクで公道を走っている時にトラックなどに幅寄せをされて危ない思いをした、という経験が何度かあるとする。すると次回からは危ない雰囲気をまとっている車両が”なんとなく”わかるようになる。同時に人間は自分の感覚にひきずられてしまうこともある。例えばリアがドラムブレーキのバイクに乗った後に、めちゃ効くディスクブレーキのバイクに乗ったらどうだろうか。僕なら最初のブレーキで確実にリアをロックさせてしまう。5,6回はブレーキをしてみないと安全に止まれるようにはならない。しっかりしているようで人間とはいい加減なモノだ。
まあそれはともかくやはり僕が無難に運転するので再び放置プレイ(笑)。今となっては寂しいというよりは気楽に走れるので大歓迎である。クランクと波状路、急制動を何度もやることにする。一人だけで大型教習トラの穴(謎)である。幸い今日は初日の教習生が多く、二輪コース内には一台しかいないので練習し放題だ。クランクと波状路は慎重に。急制動はブレーキの感覚をしっかりたたき込む。
トラの穴終了(笑)。発着点に戻ってからEコースを一通り走る。発進確認は左右。交差点では確実に左右確認。進路変更前には確実にバイクを寄せる。減点対象行為を減らす。無難に1周走り終えるとちょうど時間だった。ふう。しかし暑い。梅雨明けか。
教習後、教官からは”問題ないです。次の時間は回避ですね。がんばってください。”と言われる。ああ、そうですか。いつもご苦労様です。僕の運転技術はとりあえず破綻のないレベルまで上がっているようだ。僕は今まで3回運転免許(原付、普通自動車、普通二輪)を取得してきたが、いずれの時も”これがスタートなのだ”と思ってきた。今回も同じだ。まだまだ僕のバイクライフは先が長い。常に向上し続ける気持ちを持ち続けようと思う。
で、次の時間までは2時間も休憩がある。後半部に入ってからほとんど読み進めていない、『共生虫』(村上龍・著)を休憩所で読むことにした。この物語は引きこもりの主人公がネットワーク上のHPがきっかけで外に出るようになる話だ。それだけの話なのだが、そこはやはり村上龍。しっかり問題を掘り下げてある。漂う虚無感。残りの部分はほんの少しだったので、じっくり読んでもほんの1時間ほどで終わった。・・・。まあブルーな時にはあまりおすすめできない本ですな(汗)。この本から『希望の国のエクソダス』へと流れていくのは自然と理解できる。
それはさておき次の教習。課題は回避である。赤ランプがついたら左、青ランプがついたら右、両方付いたら真ん中という具合に回避行動をとる教習である。教習所によっては紅白の旗を使う。時速40kmで突っ込んできて、ランプを見て反応する。左、右、真ん中と3回繰り返した後、実際にどういうタイミングで回避行動に移っていたのかを教官と確認する。バイクから降りてみると反応するまでにかなりの距離を走っており、さらには回避開始から終了までにも思った以上に長い距離を走っていることに驚く。急制動でも触れたが、大型は重たい分止めるのにも距離が必要であり、同様に回避行動にも距離が必要であるということだ。・・・。こういうことを実感できるのが教習所のいいところだろう。
そして再びコースを走る。もう飽きるほど走っているので(笑)目をつむっていても・・・走れるわけ無いか。ということで普通に走り続ける。疲れてくるとまだまだ右手が痛む。完治するのはいつだろうか・・・不安になる。
右手に不安を抱えながらも教習時間は終了。今の時点で卒検を受けても合格しそうな気がする。・・・油断はいかんな。謙虚にならねばいけませぬ。教官からは”いやー、問題ないですよ。回避についてはきっちり理解して普段の走行でも反映させてください”とのお言葉。まあ、そういうことで(謎)。
次の日、7月27日(日)。今日はシミュレータ予約との兼ね合いで1時間だけの実車教習だ。教習内容は自由走行である。決められたポイントを通ること以外は自由に走る、というものだ。自作したコースは・・・わかりにくい。自分で作ったのに走り出すと忘れてしまった・・・しまいにゃ進入禁止のところに入っていったり・・・。ははは(大汗)。とりあえずは2輪コースでの課題は普通にこなせたので、後ろについて走っていた教官からはお咎めなし。あとは検定コースを走行するだけ。
そんでもって終了。”自由走行はあくまで教習に幅を持たせようという目的です。まあ検定に合格するだけの走りはできてますからいいですよ”微妙なお言葉ですな。まあ間違って走ったのは僕なので仕方ないですけどね(笑)。今回はこれで終わり。次週の日曜日がシミュレータ教習と2時間の実車で全ての教習が終了する。見極めに合格すれば再来週にも卒検だ。残り少ないが気合いを入れてがんばろう。