8月3日(日)。いよいよ今日で全ての教習を終えることになる。入校が6月22日だったから1ヶ月ちょいだ。思えばあっという間だったなあ・・・(遠い目)。普通自動二輪の時はさんざん苦労して一時的に教習所で走るのが憂鬱だったのとは違って、大型自動二輪教習は確実に自分の腕が上がっている(大したことはないですが)のを実感できたので、教習所に通うのが楽しみであった。普通に街中を走っているだけでは忘れてしまう部分を今回の教習は思い出させてくれた。
やはりバイクを乗る上での楽しみというか宿命だと思うのは、”コントロール”という言葉に尽くされる気がする。それはバイクをコントロールするだけでなく、バイクを運転する自分自身のコントロールなのだと思う。原付だろうが、250ccバイクだろうが、リッターバイクだろうが、結局運転するのは人間である。ホンダのアシモ(謎)ではない。
イライラしている時の運転を考えてみるといい。やたらとアクセルを開けたり、ウィンカー無しで車線変更していないだろうか。それとも普段なら譲り合えるような場面で、我先に、と走っていないだろうか。まあかく言う私も未熟であり・・・煽られたり無理に割り込まれたりするとカチンと来る・・・まだまだ大人にはほど遠い。
これが他の交通者にもあてはまるのだ。よーするにイライラしている人やら、二日酔い気味で乗っている人、徹夜明けの人・・・まあ色々な人がいる。そんな人達の中を自分が走っているということを考えてみれば、目指すべき運転の姿、というのが見えてくるだろう。あくまで理想だが、不必要なスピード出さない(制限速度云々の話は別にして)、ウィンカーを確実に分かるように出す、後方確認、車間距離、ゆずりあい・・・言い出すときりがない。まとめるなら”自己中心的な運転は厳に慎むべきであり、平常心を保つ”ということだろうか。
こういうことを考えるのは少しの時間だけでいい。ツーリングに出かけて、休憩中の道の駅で。朝、出勤する前のほんの1,2分。ほんの少しの時間だけでも、自分の行っている”バイクの運転”を見直す必要があるだろう。もしかしたら事故に遭う可能性もある。人を轢いてしまう可能性もある。そういうことを踏まえた上で、バイクを楽しみたいものである。
さて、本題に戻って最終日の教習。シミュレータ教習。教習生三名でかわるがわるシミュレータにまたがって走行。事故に遭う体験をする。危険予測の重要性を学ぶはず・・・。効果はゼロではないが、やはりシミュレータはシミュレータである。実戦にはかなわない。ケガをしない範囲でなら危ない目にあうほうがいい、かもしれない(自信無し・・・汗)。
本(もと)を正すとするなら、危ない目にあわない運転をするべきなのだろう。危ない目にあわない運転を心がけた上での”もらい事故”はどうしようもない、と思う。その上で引き裂き強度の高いウェアやプロテクターの装着、などが生きてくると思うのである。危ない運転をする為に装備品はあるのではない、あくまで補助的なものであるということだ。さらに突き詰めていくとするなら、”もらい事故”を食らわない”テクニックとコツのようなモノ”を各人が身につけていくべきだと思う。よーするにイタチごっこ状態。公道ライダーは一生をかけて熟していく必要があるのだ・・・だからバイクは面白い。
で、また話がずれたけれどもテキトーにシミュレータの時間は終わってしまった。聞けばシミュレータはウン百万するそうだが・・・この程度の使用だとあまり価値がないような気が・・・何か交通関係のイヤなものを感じてしまう。*下りとか官*癒着とか。まあ*にはお好きな言葉をあてはめてください(笑)。
シミュレータの後は見極め前の”高度なバランス走行”という時間である。実はこの時間が一番楽しみにしていた時間。それは自分がどれだけ750ccバイクを操れるのか、ということを知りたかった。結果は・・・惨敗である(涙)。
まず定円周を回る練習。出来る限りゆっくりのスピードでグルグル回る。とにかく回る。半クラッチで750ccのパワーを制御しながら走るのが目的だが・・・普段テキトーな運転しかしていないせいか、半クラッチで調整するという習慣がない。手こずる、手こずる。ようやく慣れてきた頃、次へ。次は区切られた区間をなるべくゆっくり走り、最後は狭路でUターン。よーするにスタンディングスティルとハンドルをめいっぱいきってUターン。これもやってみて、初めは”無理!”と思った。最後のほうではなんとかUターンまで決められそうだったけれど、タイムアップ。うーむ、残念。自分の技量はまだまだだのう、と思い知らされた。
そんでもって1時間休憩を挟んで、2段階の見極め。教官を従えてのコース1周。気合いを入れて走る。特に問題はなかったようだ。問題があるとするなら、気合いを入れすぎているということらしい(爆)。特にスラロームは規定時間には余裕があるので、もっとゆったり走ってもいいよ、と言われてしまった。空回りの俺。カラカラ回る(謎)。とりあえず課題走行は合格レベルにあるのであとは適当に走って良し。おさらい(死語)をしながらひたすら走る。見極めは合格。
予定通〜り(笑)。ということで、8月10日(日)は卒検。午前10時集合なので早めに家を出た。だが最後まで波乱含みである。ジェベルがガスケ〜ツ(大汗)。リザーブに入っていたのだが、まだ大丈夫だろうと過信しすぎていた。去年の乗鞍行きの時、越前海岸でガス欠になった時と同じ状況である。あの時はあまりの強風のため、リザーブからは20km/Lだった・・・。と、そんなことはどうでもいいのだ。今どうするかが問題。バイクを置いてタクシーとかバスで・・・オイラは無駄遣いを防ぐために普段から数百円しか持ってない(笑)、のでこれは無理。まあ数百メートル押したら、ありましたよガソリンスタンド。でも恥ずかしかったなあ、”2Lだけお願いします”と言うのは(自爆)。
ヒヤヒヤしながら教習所に到着。うーん。やっぱりいいね、早め早めの行動は(違)。しばらく待合い室でくつろいでから移動、指定された教室で卒検の説明を受ける。
説明が終わるとコースに移動。プロテクターを着けて、ヘルメットを被り準備。大して緊張もしていない。いいことだ。
そして、いよいよ僕の番。確認、そして発進。規定速度(時速40km)で外周を走り、2輪の課題コース。いつも通り。いい感じだ。基本に忠実に。確認は確実に。坂道発進、そして外周、発着点へ。終わった・・・。担当教官曰く、「スラロームでは接触しそうでしたが、うまくまとめましたね、やりますね」と。・・・いや、あのそういうつもりでもなかったんですけど(汗)。まあ結果が良ければそれで良し。”えへへ、まあまあです。”とテキトーに答えておくことにした(大汗)。
結果発表は合格であった!。うれしいというよりはホッとしたというのが正直なところ。あとは免許の書き換えをするだけだ。
8月14日(木)。盆休みで帰省する前に免許の書き換え。門真の試験場までバイクで行く。どしゃ降りだったが、今日を除いて時間はないのでカッパを着て行く。写真を撮ってしばらく待つと・・・新しい免許。”大自二”という表示があるのを確認して、初めて大型自動二輪免許を取った実感がわいた。排気量に関わりなくバイクに乗れるのは、果たしていいことなのか悪いことなのか。それはこれからの僕のバイクライフが教えてくれることだろう。
終
最後に 大型自動二輪を取得するかどうか迷っている方へ。
迷わず取れ!(ってそれでいいのか・・・汗)