最近読んだ本、その2
『選ばれしGPライダー』 富樫 ヨーコ・著 講談社
『ホンダ二輪戦士たちの戦い 上・下』 富樫 ヨーコ・著 講談社+α文庫
最近じゃないけど、ここ数年で感銘を受けた本を紹介します。
『選ばれし〜』に出会ったのは、2年前の夏。ツーリング途中で、タイヤ交換に立ち寄ったバイク屋で、時間待ちに読ませてくれました。それで、家に帰ってすぐに本屋で買いました。ハードカバーで2400円というのは、ちょっと痛かったのですが。
この本を読むまでWGPについて、ほとんど知りませんでした。かつて『ミスターバイク』誌で、阿部典史氏の特集が組まれていましたから、ほんのりとは知っていましたけど、あえて専門誌を買おうとまでは思いませんでした。スピードの極限、というのはそれほど興味もなかったし。
んでまあ、この本を読んで、ああこんな世界もあるんだなあとしんみりとしてしまいました。死と隣り合わせの世界。それを認めつつも、モータースポーツの世界で生きる男達。うーむ、ストイックです。
『ホンダ〜』は、WGP500ccクラスに復帰したホンダが、再び王座に帰り咲くまでの話。楕円ピストンのV型4気筒4ストロークエンジンを搭載したNR500と、その後継のV型3気筒2ストロークエンジンを搭載したNS500とエンジニアとの格闘を描いています。
最終的には、フレディ・スペンサーがNS500に乗って、ヤマハのケニー・ロバーツを破るのですが、この本には実に興奮させられました。レースに興味のある方は、ぜひお読みください。
あとこの周辺の話を収めた本として、『ホンダ神話〜教祖のいなくなった後で』という本もあります。たまたま見かけて買ってみたのですが、これも実にわかりやすい本で面白いです。
あとは『バリバリ伝説』ですかねえ。マンガですが、きっと定番であろうかと思います。同じ作者がヤングマガジンに『イニシャルD』というマンガを連載中ですが、これも面白いかと思います(これは4輪の話ですが)。おいらもこの十分の一でも運転うまけりゃあなあ…。
『兵士に聞け』『兵士を見よ』 杉山隆男・著 新潮文庫
どちらも自衛隊の話です。『〜聞け』が陸上、海上中心なのに対し、『〜見よ』は航空中心です。
自衛隊という組織の特徴、問題点について著者の考察が書かれています。主たる部分は、自衛隊を取材、時には実際に戦闘機に乗って体験飛行したり、陸上自衛隊のレンジャー訓練に同行したりと、実に興味深いです。
この本を読めば、自衛隊というものに対する考え方も変わるかもしれません。
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