すずめ(神戸・三宮)
営業時間 11:00〜15:00、17:00〜20:00 定休日 土曜

三宮周辺図(のつもり)
のっけから、汚い手書きの地図である。これでも十分なので、我慢して欲しい。いいかげんな地図で、詳細は100%違うが、目的地が分かれば良い。
で、説明すると、JR三宮、ダ→ダイエー、サン→サンパル、公→公園、吉→吉野屋、風→風火山(ラーメン屋)、ボ→ボーリング場である。うーむ、実にわかりやすい(?)。
R2というのは、もちろん国道2号線のことだ。バイクで行くには、2号線で三宮まで走れば良い、ということである。ダイエーとサンパルの間の道に、一杯バイクと自転車が違法駐輪してあるので、それに倣って(?)駐輪し、吉野屋とダイエーの間の道を東に歩いていくと、電柱に何気なく看板が出ているので、それに従って南に下ればいいのだ。
で、この店(黒いところ)。”すずめ”といううどん屋である。なんでこの店を真っ先に紹介するかと言うと・・・この店がすべての元凶だからである。僕がうどんにはまるきっかけを作ったのだ。
香川のうどんは以前から美味いと思っていたのだが、それほど熱心なうどん信者(?)というわけでもなく、香川にツーリングに行っても一軒入ればいいほうであった。さらには関西にはうまいうどん屋はない、と思いこんでいたので、あえて探し歩くということもしなかった。
ところが・・・ある時、ふと関西○ォーカーを眺めた。”穴場の店”特集だった。特集を組んでいる時点で、穴場は穴場じゃなくなるけど(失笑)。それでもこれは運命だったのかもしれない(大げさ度150%)のである。そこに、数軒のうどん屋が名を連ねていた。麺類ということで、蕎麦とラーメンもあったが、なぜかうどん屋が気になった。
そして、短絡的思考によって、家からバイクで1時間以内にあるうどん屋に行ってみることにしたのだ。まずは、元町のうどん屋に行ってみた・・・昼のピーク時を外したせいか、まずかった。うーむ。やはり情報誌(関西ウォー○ー)はあてにならん!と憤りながら、次の日にこの”すずめ”に向かった。
今回は昼前(開店直後・・・嫌な客やな)に行った。あまり混んでいる時間は嫌いだからだ。
・・・。
外から見たところは、うどん屋というより、ちとしゃれた飲み屋って感じである。
中に入ると、カウンター席、座敷、テーブルとある。内装は凝っているというほどではないが、清潔感一杯で、照明も明るい。店の大将と奥さんらしき人の”いらっしゃいませ”という声も元気である。
まずは好印象で、カウンターに座って注文。とりあえずざるうどん(大)。人によってうどん屋の価値基準を判断するメニューは違うと思うが、僕としては、やはりまずは冷たい水で締めたうどんが食べてみたい。で、ざる。うどんの純粋な味わいを知るなら、生醤油うどんがいいという人もいるけど、僕はざるが好きなのでざるなのだ。
カウンターから厨房を観察する。僕は、よく人から”じろじろ観察するな”と言われるが、性分なので仕方ない。許してたもれ(笑)。うどんをゆでる釜は巨大である。そして、注文を受けてからうどんをゆでているようである(最近は、昼ピーク時には”見込みゆで”をしているようだが)。そのために時間がかかる。美味いものを食べるには、時間がかかるのだ。うどんはゆでたて、締めたてが美味いのである。
で、ひとり”ぽつねん”とカウンターに座っている僕にうどんが出てきた。ファーストコンタクトは、”見た目”である。きちんと盆の上につけだれ、せいろ(上に、うどんとしょうゆ豆)が置かれている。さらに、うどんはまばゆいばかりの光沢を放っているではないか。
こ、これは、と思いつつ一口・・・。おぉ〜。僕の全身に衝撃が走る。まさに衝撃だった。きちんと水で締められたうどんは、表面が柔らかくありながら、麺の奥でコシを感じるという”外柔内剛”なうどんであった。噛み切ろうとすると、”簡単にゃいかねえぜ”とばかりに、若干の抵抗を残しつつも、”あ〜れ〜、ご無体な”とプチンとはじけるのである。うーむ。今までの僕は8割ぐらい人生を損していた気分になった。
それでいて、値段が580円なのである。大は100円増しと書いてあるから、普通盛は480円なのである。かけうどんにいたっては、実に280円である。ここは四国ではない、神戸の三宮である。土地代にも負けずにリーズナブル。
脱帽、であった。
グルメデータ(あくまで私見)
麺の太さ・・・標準
コシ・・・・・・・冷うどんのコシは官能的ですらある。温うどんもかなり美味い。
値段・・・・・・・きわめて安い。絶対に(!)値段以上の価値がある。
個人的なコメント
おすすめは、僕が試した中で、冷なら、ざる、ぶっかけ、温なら、かけ(安い)。生醤油うどんもあるが、若干しょうゆと大根おろしのバランスが悪く感じるので、しょうゆ辛いか大根辛い結果になる。釜揚げも当然ゆでたてが食べられるのだが、麺の太さとの関係もあってか、ややうどんの良さがスポイルされる感じがする。残念ながら、メニューに釜玉はない。
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