バイクでの転倒
先日、ジェベルで転倒した。バイクでの転倒というと、すわ”大事故!”というイメージがあるが、そうでもない。この前、転倒したのは、30〜40kmぐらいの速度域からであった。
雨が降っていたので、普段より車間距離をとってゆっくり走っていたのだが・・・。やはり、運不運というのはあるらしい。
”高速の高架下なら、それほど雨にも濡れないからそろそろ車線を変更しようかな?”などということを考えていた時だった。右側の車線から、糞ワゴンがウィンカーなしで、割り込んできた。もちろん、糞ワゴンというのは、最近の若者(僕もまだ年齢的には若いはずだが)が好むという、スポーツワゴンのことである。ご想像の通り、リアのウィンカーには手が加えられており、晴天の太陽の下だと見えにくいやつだ・・・。
ちなみに、あの透明(スケルトン?)ウィンカーは、中の球までが白色だと警察にパクられるらしい。その結果、外が透明、中の球が色つきというのが登場したようである。昔は改造車も車検ごとにノーマルに戻していたそうだけれど、あのウィンカーが認められるのは、公認改造車よりも危ないような気がするのは僕だけだろうか?。
あれじゃあTW→ドラッグスターという乗り換えをした、近所の兄ちゃんと大差ないじゃねえか。結局は、バイクと一緒で、人が何に乗ろうがいいんだけど(笑)。クロカンで税金が安くて、小回りが効くのが欲しいならジムニーを買えばいいし、万能性を求めるならRV、走りならスカイライン(エンジン変わっちゃいましたが・・・)、ランエボ、インプレッサ・・・、居住性と高級感なら・・・って色々あるなあ。
しかしそれにしても、車に比べて今のバイク市場は寂しい。2ストが無くなったのも大きいけど、それ以上に全体のラインナップが少ないよなあ(涙)。125ccのオフなんて皆殺し状態(例外的にTT-R125とかあるけど・・・)だし、排ガス問題とは言え、ヤマハからTT-Rとレイドなくなっちゃうし・・・。新車で買えるなら、レイド買っていたかもしれん僕としては寂しい限りである。いやまあ、今はジェベル命(ホンマか?)なんだが(笑)。
で、話を戻すと僕はパニックに陥ってしまった。で、フロント、リア共にブレーキ・・・。普通にバイクに乗っている人はわかるだろう。そう、ロックしてしまったのだ。
教習所に通っていた時、僕は”急制動”の課目が苦手だった。2段階の最後の最後、4,5回のトライの後、何とか教官からOK(おまけ)をもらった程度の腕前。卒検はかろうじて一発で受かったが、その時もロックしてエンスト(汗)。
それで、前後輪ロックして、制御不能に・・・。雨の北海道で、時速60kmからのブレーキ後に”尻ふりダンス(謎)”を踊った時のようである。こういう時は不思議なのだが、スローモーションである。後で振り返ってみても、意外と記憶がはっきりしている。プロフェッショナルライダーが、転倒時のことを全て覚えているというのも、あながち嘘じゃないと実感できる。もちろん、頭を打って一時的記憶喪失なんかにならなければの話であるが。
具体的にいくと・・・。
”あ〜っ、リアが右にでたなあ、なんとかしねえとなあ・・・・・・”
”カウンター当てればいいんだっけ? よいしょっと・・・”
・・・・・・
で、この時点でタイヤのグリップが回復したようで、バイク右側に体を放り出そうとする力が発生。
”ハイサイドかあ?”
”いいですかあ、ハイサイドっていうのはねえ・・・(若干、金八気味)”
”ああ〜、リカバリーできねえや、こけるしかねえなあ”
で、こういう時は早めに諦めて、転がったほうが被害が少ない。
”しゃあないのう、こけるしかないんかのう”
”習った受身(うけみ)が役に立つのう”
足をステップで挟むのも嫌なので、積極的(謎)にバイクから発射されることにした。右のナックルガードが地面に接した瞬間、右前方へ回転しつつ落ちていく、落ちていく・・・。ゴロゴロゴロ。多分、2回転半転がって、立ち上がった。
前回り受身、というよりは、横回り受身という感じであった。僕なりの転倒に対する考え方(?)がすべて集約されたような転倒であった。
その考え方とは?。柔道を経験したことのある人ならわかると思うが、いわゆる”前回り受身”という受身は、よほど上達しないと、固い路面などで”無傷”で受身できるようにはならないのだ。僕のような元ヘタレ柔道家が、固い路面で前回り受身をやると、多分足のかかとを破壊することになる・・・。
で、固い路面で受身をする時は・・・なるべく早い段階で横に転がりまくって、勢いが死んでから受身に入る・・・というのが良いようである。これは、何度かの転倒で得た教訓だ。
横に転がったほうが、体の固い部分(頭、背中、膝、かかとなど)を打撲する可能性が減り、致命的な損傷が少ないと思う。原付で転倒した時は、両手と膝をついて、それから転がったので、後で手首や腰が痛くなって大変だった(汗)。
で、転倒後は2日ほど打撲箇所が痛かったが、全く日常生活には支障無く全快した。たまには転倒するのも経験である、と思ったとか、思わなかったとか・・・。
当然であるがこの時はフルフェイスヘルメットをかぶっており、さらには背中にはデイパックを背負っていた。これらも安心して(?)、横に転がることのできた要素である。やはり装備は大事です。プロテクションに優れたジャケットもいいですが、貧乏人はいつもデイパックを背負っておくのも一つの手ですね(笑)。
ちなみに、これも言うまでもないことであるが、パニックブレーキをして車に接触することなく”勝手に”転倒した僕は、何の補償もされないことを付け加えておく。車に突っ込んで、リムでも破壊しておれば、糞ワゴンから保険金をぶんどることができたかもしれないが、そうなると僕自身の体も破壊する可能性もあったので、ブレーキレバー1本で済んだのを良しとしたい。当然、暗かったので、糞ワゴンは”自分がバイクを転倒させた”ということは1mmも気付いていない。
で、結局何が言いたいかというと、
ウィンカーもまともに出せないような奴は
車に乗るな
ってことです(オイオイ)。
メニューに戻る TOPに戻る