セントラルステーション 10/30 2001 video
ブラジルの映画、セントラルステーションを見ました。
内容もとても素敵でしたが何よりも、登場する場所がかわいいのなんの。レストランとか、家の中の壁の色とかインテリアとかが、さりげないんだけど、めちゃいい色使い。(さりげなく、というところがポイント)去年ポルトガルにいった時も暇そうに街中をうろうろしてる人がたくさんいて、その素朴さに感動しましたが、この映画の中にもよく見るとたくさんヒマ人がうつっていて、キャー、行ってみたい! すごく治安が悪いということで断念中ですが。ブラジル音楽大好きなのでいつかは! (追記:これを書いた2年後に行きましたよ〜ブラジル)
主人公の男の子の名前が、ジョズエというので、あの感動の名作イタリア映画ライフイズビューティフルを思い出しました。(あの少年もジョズエですよね。)気になったのは、最後まで出てこなかった彼のお父さんの名前。jesusというんですね。ジーザスじゃなくてジェズウズというみたいですが。このあいだ、なんでアラブ人にはjesusという名前(アラビア語ではイーサ)の人がいるのに、英語にはないんだろうと友達と話していて、イスラムだとイエスはただの預言者だから、モハメドという名前の人もいっぱいいるように、イーサという名前も問題ない。でも、キリスト教だとイエスは神様(神様の一部?)だから、人に神様のなまえをつけたりはしないんだね、という結論に達したのですが、ポルトガル語では、jesusという人、いるんですね。だからその結論はまちがっていた。こうなるとカソリックとプロテスタントの違いなのかなあ?
waking life @ cinema 21 $5 観た日 11/9 2001
この映画はすごいよー。ほかの映画と全然違う。本物の俳優達の演技の上にアニメーションがかぶせてあって、背景とか人物そのものとかすべてがゆらゆらゆらゆらしてる。だからアニメなのにたまにめっちゃ現実的。動きがリアル。カメラが固定してないのでビヨークのあの映画、ダンサーインザダークみたい、でも内容は全然違います。なんか哲学とか夢をコントロールするとか死とかランダムにひとが次々と出て来て延々と語る。全体的にはすごく非現実的なのに、人のしゃべりかたとか、内容とか、“あーこういう人、居るよねえ、1人で延々とその人にしか理解できないようなことしゃべりまくるひとー”というふうに、自分の現実とリンクできる。出てくる人、誰も名前とかついてないんだけど、みんな個性的で、印象深い。イーサン・ホークも出てるよ!
ただ、私が、“この映画はすばらしい!!感動!”と思えなかったのは、登場人物が話していることを、はーそういうかんがえかたあるんだ、面白いな、とは思えたけど、“そうそう!わたしもそう思ってた!”って感じに同意できなかったからだと思う。その点では、夏休みに見た“MEMENTO”のほうが良かった。でも、“Waking life”のほうが個性的。Mementoだってかなり個性的だったからWakinglifeはもっとすごいってこと!
この映画を見ること自体が、不思議な体験、見終わってからも見る物がゆらゆらしてるような・・。けっこうショッキングな場面、人がランダムに死ぬとことかあるけど、全然ドラマチックじゃなくて全部淡々としてるから好き。最後のオチは、結構悲しかった、泣きたいようなんじゃなくて、なんか空しい、心に風が吹き抜けルーていうような(?)。受け入れなきゃいけないんだな、と、静かに思わないといけない、ような。
このサイトお勧め!!映画のシーンがビデオでたくさん見れる。塗り絵もあるしたのしい。↓
wakinglifemovie.com
mullholand drive ←好き!どきどき! 観た日 11/24 2001
デイビッド リンチ監督の Mullholand Driveを映画館で見てきました。
本当は、ブラジル歌手 Bebel Gilbertoのコンサートに行く予定が、チケットオフィスに行ってみたらもう売り切れ・・残念・・ということで代わりに映画に行ったのです。でも映画も良かった!精神を揺さぶられるような映画でした。最初はワケわかんないなーと思っていても見ているうちに映画の独特なペースに引き込まれる。音楽とか幻覚みたいなイメージがすごく不安なきぶんにさせるのでドキドキ。この映画のストーリーは、見る人によって解釈変わってくると思うけど、私は、前半はDianeという女の子が死んだ後に見ている夢なんだろうな、と思った。だからこの前見たWakinglifeとちょっとかぶってる、死んだ人はずっと夢を見ているんだっていう考え。
でも出てくる物がランダムすぎてまとまってない感じもした。
この監督はドラッグたくさんやってそう。
記憶喪失の女の人役のLaura Harring超きれい,セクシー!真っ黒な髪でミステリアスなところが美しいー。そりゃ女でもほれるよ。それと、Diane役の女の人、Bettyという別の役もやっていたけど私はそれが同じ人だとわからなかった!すごく演技うまい、びっくり。
日頃と全然違う世界を体験できちゃうような映画が好き。この映画はほんとそういう映画。日常世界の論理では説明できないような世界。こわいんだけどかっこいい!
ドラッグストア カウボーイ 12/07 2001 video
ポートランドが舞台なので特別紹介!
10年前くらいに作られた映画。 ドラッグを盗んで暮らしているジャンキー達の話だけど、トレインスポッティングとかレクイエム フォー ドリームみたいに衝撃的じゃない。さらっと見れる。全体的にこじんまりとした感じでけっこう好きです。主人公の人が渋くてなかなかかっこいいし。ドラッグやってる人達の典型的イメージ(社会から落ちぶれてる人々)を描いてるのでその辺はべつに感心しなかったけど・・そういう映画、普通にいっぱいあるし。70年代という設定だから町並みとかそんなに出てこないけど、主人公が後半から生活しだすホテルは私が夏休みに住んでいたところのすぐそば!でもつい最近壊されてしまって今は跡形も無くなってるの。
アメリ @ Fox Tower $5.50 観た日 12/8 2001
日本でも、というよりも,日本でのほうがずっとはやっているみたいですね。フランス映画、アメリ! もう見た人も多いと思うけど見てない人はぜひ!みんなにおすすめ!アメリは、シャイで、想像力豊かで、アイデアに満ち溢れた黒目のでっかいかわいい女の人。登場人物がすごく多いし、いろんなことが起こるんだけど、はちゃめちゃなかんじではなくて見事にまとまってる。よく見つけてきたねーというかんじの面白い古い映像がたくさんでてきたり、監督の目の付け所がすごい! ふつうのひとだったら気にとめずに忘れてしまうような日常の小さな出来事を敏感に受け止めているんだろうな。インテリアもまじかわいいー。個性的だけど、理解に困る、という種類の個性ではなくて。特殊映像や音響効果もなにげにすごい!(私はアメリが水になってばしゃん!となるところが好き) ラブリーだけどラブリーだけじゃないし、ミステリー要素も入っていて、 普通のラブコメディーじゃない。すっごく笑えるけど甘酸っぱい気持ちにもなる。軽い気持ちで見れるけど、心にずっと残りそうな映画。とにかくとってもよい気分にさせてくれます! フランス語の響きも最高!
アメリ日本サイト
ところで、映画を見ている途中に、緊急事態が発生、というアナウンスが入って、全員映画館の外にでなきゃいけなくなった!びっくり!そんなの初めて。結局何が起こったのかわからなかったけど、5分後くらいに中に戻れた。おわびのしるし?に、無料映画チケットをもらった、ラッキー!
エヴェリーバディー イズ フェイマス 12/9 (オランダ映画)video
これは素敵な映画! 自由の国オランダの映画というから結構過激かな?と思ったら全然。ハッピー。去年のアカデミー賞の外国映画部門にノミネートされていた様子。売れない歌手の女の子のお父さんが娘を応援するあまりに、売れっ子歌手を誘拐して、娘を有名にさせろとプロデユーサーを脅迫してしまうお話。そのお父さんが、ちょっとはげてる中年おじさんで、娘からも嫌われちゃってるんだけど、もうかわいくてかわいくて。着てるシャツとかなぜかカラフルだし。最初は災難ばっかりだけど、最後にはすべてが上手くいっちゃうところもうける。オランダ語って怒ってるみたいで面白い、実際この映画に出てくる人達すぐ怒って怒鳴るし。あのかわいいお父さんのひた向きさとおっちょこちょいさが微笑ましすぎる! 家族愛! アメリカのコメディーとは一味違う気がした。やっぱり外国映画(アメリカ以外の)ってひねっていて好き!
enlightenment guaranteed @ fox tower 観た日 12/15 2001
ドイツの映画!すごく良かった!!! アメリ見に行った時にもらった無料映画券で見に行った。ドイツ人の中年兄弟が日本に行って東京で散々な目にあって、田舎のお寺で何日かを過ごす話。てづくりっぽい映像で、たぶんちゃんとした台本とか無いと思う、ほぼドキュメンタリーみたいなかんじ。2人ともおちゃめでかわいくて笑えるー。せりふとかほんと自然。2人ともそれぞれ違う悩みがあって、でもだんだん克服していく。演技じゃなくて本気のところもいっぱいあったと思う。だからぜんぜんくさくない。よくある、涙を誘おう、誘おう、とばっかりしてるだけの映画とは全然違う。あまりにもはちゃめちゃで現実にはありえないことばっかり見せて笑いを誘おうとしてる映画とも違う。ふたりともフツーにいそうな人たちだから、わかる、わかる、と共感できて、笑えるし、泣ける。友達のジョークを聞いて笑ったり、友達の悩みを聞いて一緒に泣いたりするような。身近な感動。とくに兄弟の太ってるほうのグスタフの性格が、なんか私に似てるなーと思った。それにしても外人から見た日本て、ほんとエキゾチック!渋谷とかでてきて懐かしいよー!人いっぱいだなー日本! それと、禅のお寺のお坊さんたちの姿をこの映画で見れて良かった。仏教すごく興味あるし。お坊さんたちのあのさわやかな笑顔!厳しい生活してるのに、なんて幸せそうな。すごく素直そうな若者たち。特にそのお寺で一番偉いお坊さんのスマイルがもう、素敵。しゃべりかたゆっくりなところとか・・・やさしさがにじみでていて・・涙。
余談:2001年の冬休みは京都・奈良のお寺にいっぱい行きました!最高!!!!自分で砂買ってきてお盆サイズの禅のお庭も作っちゃった! ステキ!
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