Kualalunpulu

March 22-24, 1998

イスラムの国で、宗教警察なるものが厳しく取り締まっているそうだ。不倫関係などは即逮捕とのこと。でも、飲み屋にはマレー人もいたりする。結構戒律は厳しいようで中東の原理主義国などに比べると甘かったりする。でもインドネシアほどではないそうだ。

・町中の看板は、中国語と英語で書かれている。いかに中国人が多いのか、それだけでわかる。グミプトラ政策という人種政策があるそうで、詳しくはわからないが、グミ(現地土着のマレー人)を優遇するものなのだそうだ。大学の入学枠も人種により、マレー人4、中国人4、その他2だったか(数字は忘れた)に決まっているそうだ。このため、逆に同じ大学卒でも、比較的枠の甘いマレー人と厳しい中国人では成績に差がでてしまっているそうだ。

・国家統制が厳しいそうで、外国車の輸入には本体価格程の関税がかかるそうだ町を走っている車の多くは、マレーシア産の国民車で、15年前くらいの日本車のイメージ。むやみに角張っていたり、カローラ2のような感じだったり、何かぱくられているような。技術提携などしているのだろうか。

・女子学生は、薄紫色のベールをかぶり、体の線の出ないだぶだぶの薄灰色の制服

・郊外に30分位出ると、植生はことなるけれど、そこは30年くらい前の日本の郊外とそっくりの景色が広がる。がたがたの砂利道とか、なにかの草葺きの木造平屋の板壁の家とか、ブロック塀に看板が張ってあったり。

・世界一というのがマレーシアは好きだそうで、プルタミナという石油会社の双子ビルは銀色のアスパラガスのような感じで二本並んでそびえ立っている。ほとんど部屋が埋まるっていないそうだ。もう一つ古い赤いタワーがあったが、なにか白けた感じで惨め。

・メッカ巡礼基金が国営で運営されている。これは、イスラム教徒として必要な巡礼費用の積み立てを国が後援しているとのことで、実際にはかなりの資金量をもっており、相当の力を持っているとのこと。

・マレーシアの中央銀行は、経済の急速な発展とともに発展してきたが、その規模は、一説によると地方銀行の滋賀銀行と同じ位の規模だとか。どういう意味かは各自で考えるようにと言われた。

・豪華ホテルが、何十といわず町の中心街にはあふれている。なんで計画経済をやっている国が、こんなにホテルの建造を許可したのか。すでに空室があふれ、熾烈な競争が行われているというのに、現在でも新たな豪華ホテルを建築している。ホテルバブルが既にはじけているというのに。政府も、英国連邦の会合をやったり、APEC非公式首脳会合をやったり何かとイベントを作って客引きをがんばっているようだけれども、厳しいだろうね。

・シンガポールはマレーシアから独立した国で、経済的には完全に後れをとっている。シンガポールは、目の前で経済的に大きな発展を遂げ、目の上のたんこぶのような存在のようだ。最近、シンガポールのすぐ目の前に大きな港を造成し、港湾都市シンガポールに挑戦を仕掛けているようだ。以前から力を入れてきた港があるのに、またなぜ新たな港を作っているのかはよくわからない。シンガポールは水がなく、すべてマレーシアから供給を受けており、水の確保が国防上の大問題なのだそうだ。

 

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