Manila

March 26-27, 1998

第一印象は、「小汚い」でした。クアラルンプールはもとより、バンコックの方がアジア的で、マニラの人々はアメリカナイズされた感覚を持っており、個人主義が徹底しているような印象手足の切り取られた子供を連れた物乞いが車の窓をたたく。

ジプニーって、どうしてステンレス外板なんだろう。あの形はどこからきたのだろう

・日本で走っていたバスが、ドアの位置を付け替えただけで、塗装を塗り直すことなしに走っている。

・鉄道軌道の脇に勝手に人が住み着いている。マニラでAPEC非公式首脳会議を開いたときには、多くの人の家を強制撤去し、間に合わないところは、看板を立てて隠したといわれているが、既に相当の人が戻ってきたようだ。鉄道の車両の屋根は60度くらいの急角度の三角屋根だが、これは、勝手に屋根に登って無賃乗車することを防ぐ工夫だそうだ。

・空港使用料を徴収されなかった。滞在が24時間未満だったので、トランシット扱いになったのでした。

・フィリッピン料理は、薄口で少し物足りない感じ。あまり特徴的なものはないそうだ。バナナの皮で包んで蒸し焼きにしたものなどがあった。

・カラオケ屋のホステスも、日本で働いたことがある人が多いそうで、子供がいる人妻なども結構多く、それを隠そうともしない。しらけるね。

・マンダリンオリエンタルホテルはマカフィー地区に位置し、税別で100$の割引価格とのことだったが、決して安くない。ドル建てなので、ペソがいくら下がっても旅行者にメリットはない。高い割には別にいいところもなく、ちょっとがっかり。

・アメリカナイズされていて、スペイン統治時代の面影は少なく感じた。マラカニアン宮殿などはスペイン風かもしれないが、町中の看板はほとんど英語。英語の方がなんだかファッショナブルでおしゃれな感じがするのだそうだ。建物だけではなく、人の考え方もアジア的ではなく、さばけているいるようでいて、なんか卑屈な感じ。ホテルの職員は、何かをお願いすると、必ず”,sir”をつける。被統治の歴史のようなものがあるのであろうかと感じさせるものがある。

・MARINA(海運関係の役所)を訪問するのが目的であったが、そこでフィリピンの非効率さをほんの30分程度で感じてしまった。勤務時間中でもスナック菓子をばりばりやりながらだべっている。ほとんど席に着いている人がいない。バイト風のお姉ちゃんがあっちこっちいって遊んでいる。現地駐在の日本人職員に聞くと、既に何ヶ月か雇っている個人秘書の女性は、レストランの予約さえもろくにできないそうだ。いわんや仕事をやということ。何のために雇っているのかわからないが、現地人秘書は職員となじんでいて、簡単に取り替えるというわけにもいかないそうだ。

 

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