Mexco City

17-24 April 1998

 

・乞食がホテルの近くにいつもいる。皆、小さな子供を連れている。子供は退屈しきっているが、親から離れることが許されないようで、いつもごろごろしている。教育を受けることもなく、ただ、道ばたに座らされている。同僚が乞食をみるたびに賽銭をあげていたら、帰る頃には、彼が道を歩いていると、ちいさな3才くらいの子供が彼めがけて走ってくるようになっていた。しかし、こんなことをやっていると、日本人狙いの犯罪などが増えることになりかねない用にも思う。

・押しかけ靴磨きに同行していた同僚がおそわれた。ホテルの近くの交差点で信号待ちをしていたところ、突然男が足置きを持って駆けつけてきて、靴墨を靴に塗りつけてきたそうだ。話に聞いていたのですぐに断ったが、塗りつけた墨を手早くふき取り、相場は70円くらいのところ、10倍くらいを要求してきたそうだ。無視したところ、後を追いかけてはこなかったのでよかったが、くつの汚れ損。

・タクシーはメキシコには3種類ある。高級な順に、Turismo、Sitio、LibreでLibreの多くはフォルクスワーゲンビートル。メキシコには工場があって、今も大量に製造しているそうだ。ホテルベルボーイにもっとも高いが安全なタクシーを呼んでもらったところ、大きなアメリカ車だった。運転手はメキシコ人だったが珍しく英語を話した。聞きもしないのに、自分はアメリカに不法滞在して英語を学んだと語っていた。

・ティモテワカン(ピラミッド)の近くでは、銀の腕輪やネックレス、民芸品のやりなどのおみやげを持って、観光客に売りつける売り子がたくさんいた。最初、1個100ドルといっていた銀の腕輪は、二言目には100ペソになり、最後は1個20ペソになった。民芸品のやりは、一発回答20ペソだった。

・ソナ・ロッソ(ピンクゾーン)は、怪しげなところではなく、高級ブランド品店が並ぶ銀座のような場所。あまり値引きしないと聞いていたが、結構交渉の余地があるようで、他の店と比較して交渉すれば、結構いける。

・メキシカンオパールがほしいという人の要求に応え、現地駐在の人が連れていってくれた店は、ソナ・ロッソからチャプルベック公園の方に少し行ったところにある、古めかしい、埃っぽい石造りの民家で、一見廃屋風。門のブザーに答え、中の人が電気錠付きの鉄製の門が解錠される。中にはいると、そこは日本人専用のオパール売場。黒っぽいスーツを着た中年の日本人男性が対応する。私はお金がないので店の中をうろうろ。すると、おみやげ屋で打っていたのと同じものが、倍くらいの値段で売っていたところ、信頼できる石を買うためには、それなりの支払いが必要であるようだ。

・マラソン大会が偶然に開かれる日だったようだ。ホテルの前のアンヘル(エンジェル)と呼ばれる独立記念塔を通過して、大通り沿いに老若男女が走っている。何千人も参加しているようで、まったく人の流れがつきない。こんな高地だというのに、みなさん元気。水の入ったボトルで水を補給しながら走っている。