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07/25 (Thur) 半年以上も前から計画してきたダブリン旅行の日が遂に来た。 昨日、「あのなぁ。実は飛行機に乗り遅れてん。。。」というさくらちゃんの声を聞いた時には、それこそ目が点、私の周囲には漫画に出てくるような黒い筋がダーーーっと何本も下り、頭の辺りには汗のしずくが飛び散っていた事だろう。(笑←今だから笑える。) ダブリンを一人で旅してくるのかぁ・・・なんて遠い目で呟いてみたり。心配するだけで、何も手伝えないからイライラするばかり。夜中の2時半頃に「別の飛行機が見つかった!JFKで会える!!」という連絡を受けた時には、安心して疲れがドドドドーっと出てしまった。 家を1時頃出発。JFKまで車で約2時間半ってとこ。渋滞にも遭わず、3時過ぎに空港に到着。カウンターでチェックイン後、5時頃までゲートに入らずにそこでさくらちゃんを待ったけど現れない。(汗)日本発の飛行機が遅れたか、入国で手間取ってるか・・・やっぱりダブリン一人旅かぁ・・・。 5時になったので仕方なくセキュリティを通ってゲートへ向かう。持参の文庫本を読んでいても心配で落ち着かないから、数行読む毎に頭を上げてキョロキョロ。よく挙動不審で捕まらなかったわ。(ホッ) もうそろそろ搭乗のアナウンスが・・・と思っていた所へやーっと現れたさくらちゃん!もう、全然変わってないんだもん。一目で分かったよ!!ホッとして涙を浮かべてるさくらちゃん。あー良かった、良かった。 (感涙) 機内では席が離れてしまい話す事ができなかったけど、あれでよかったよね。隣だったら仮眠もせずに喋り続けてたよね。 |
| 07/26 (Fri) きれいな朝焼けが窓から見え、予定より30分程早くダブリンに到着。 私は機内持ち込みのカバンだけだったので、さくらちゃんのカバンを取りに階下のラゲージピックアップへ。遅れた為にファーストクラスの受付でチェックインしたさくらちゃんのカバンは、他のエコノミークラスの人達のカバンよりも先に出てきた。(ラッキー!) 入国審査でお決まりの質問に答える。(何処から着たんですかぁ?何日の滞在ですかぁ?目的は?)パスポートの新しいページにスタンプを押してもらい、すんなりパス。 (審査官ってどうして何処も新しいページを使いたがらないんだろ。私は各ページ2個くらいにして欲しいんだけど、同じページにバンバン押すものだから折角のスタンプが良く見えない。この日も、新しいページに押して貰えるように一生懸命折り目を付けたのでした。) 空港を出る前に、まず施設内のATMでユーロをゲット。青い市内行き特急バスに乗車。6ユーロ。まだ早いからか、観光バス並みの大きなバスにさくらちゃんと二人っきり。 (出発寸前に、女性が一人乗車。)まるで貸切ね〜なんてはしゃぎながらバスは出発。 曇り空のダブリン市内に到着。O'Connell通りでバスを降り、近くにある筈のホテルを探して行ったり来たり。ホテルお決まりの旗が立っている所まで行ってみてもカフェとしか書いてないし、早すぎてドアは閉まっている。隣のコンビニで聞いてみたらやっぱりここだった。ドアベルを押すと、眠そうな顔のお兄ちゃんが中に入れてくれた。早すぎるかなと思ったけど、運良くチェックイン。小さいエレベーター(精々5人まで)に乗って3階(アメリカ・日本式でいうと4階)の部屋へ。部屋はベッド2つ、テレビ、ヘアドライヤー、電話、(遂に使えなかった)コーヒーメーカー、ドレッサー、バス、シャワー。これに朝食付きで一人一泊55ユーロ。典型的な3つ星ホテルって感じかな。 早速街に繰り出したのはいいけど、早すぎてまだ何処も開いていない。ホテル近くの郵便局でフォンカードを買ったさくらちゃんは其処から日本へ電話。通りには通勤の人達が忙しく流れている。Grafton通りから横に入ったカフェで朝食を取る事に。サワーブレッドのトーストとコーヒー。 この日、私は11時から仕事が入っていた。その間時間を潰して貰う為、Trinity College内の「The Book of Kells」展示へさくらちゃんを案内する。1時間後に近くの緑のポストで待ち合わせる事に。 Suffork通りのダブリン観光事務所へ。ここで某ツアー会社の代表とミーティングの予定・・・だった。10分程早く着いたので、とりあえず私が来た事を知らせ、会う予定の女性が現れるのを待つ。が、11時20分になっても現れない。私が待っているのを知っている人が気を利かせて彼女の携帯に連絡を入れてくれたら、急用で今日は他所へ出かけてしまったらしい。私のホテルに電話したら出た後だったとか。だったら、ここにもメモを置いといてくれないかなぁ。(怒) さくらちゃんとの待ち合わせまでに時間があったので、向かいの郵便局で絵葉書を買って投函。 緑のポストでさくらちゃんと合流後、近くの楽器屋へ。ここで、大ファンのコアーズのメンバーが使っているのと同じ縦笛が欲しい!というさくらちゃん。なんてったって、さくらちゃんがアイルランドに興味を持つきっかけになったのがコアーズ(らしい)。「お願いだから、どの笛か聞いてみて!」と哀願するさくらちゃんを、「自分で言ってね。」と冷たくあしらう私。折角アイルランドに来たんだもん、苦労しても自分で話して思い出を作って欲しかったのよん。(親心だと思って。^^)店員は「メンバーと同じ物が欲しい」っていう感覚が分からないらしく、「兎に角”笛”だろー」って感じで欲しい物が出てこない。結局私が口出ししてしまって、黒の笛をゲット。 一旦ホテルに戻ったところ、受付のお姉ちゃんにいきなり日本語で話し掛けられた。沖縄の大学で9ヶ月ほど日本語を学んだそうで、彼女がスゴイのはちゃんと日本語で会話が続くこと。発音もおかしくない・・・けど何かヘンだと思ったら、日本語特有のイントネーションが無く、全て棒読み状態。で、語尾を伸ばす。「きょうは暑いわねーーー」って感じ。それに表情も変わらない。「ありがとーー」って言う時もニコリともしない。(笑) 次にダブリンキャッスルへ。前回主人と来た時にはガイドツアーに参加できなかったので、今回は是非に!と思っていた場所。このお城と言うよりもコンパクトな宮殿という感じの建物は、イギリスがアイルランドを占領した時にイギリス統治の象徴として13世紀に建てたもの。二十歳前後って感じのお兄ちゃんが元気に各部屋を紹介してくれた。ここは7年後にイギリスが出て行った後も政府の重要な式典に利用されているそう。 敷地内には最近になって発掘されたという砦後もある。ツアー後、其処のカフェでコーヒーを注文し、アップルタルト一切れを二人で分けた。美味しかった。 St.Stephens Green Mallへ。私は旅先で必ずスーパーに立ち寄る。其処に住んでいる人達の食文化が見えてきて楽しい。同じメーカーでもアメリカとはパッケージが違っていたり、ホントに面白い。 夜はOlimpia Theatreで「Ragus」を鑑賞。(25ユーロ)"Fast moving, spectacular show of Irish music, song and dance from the Aran Islands"というもの。開演の45分前に入場したお陰で良い席が取れた。(始まるまでの45分は眠気との戦いだったけど。^^;)まず、感想を言うと「素晴らしい!」の一言。始まった途端、感動で全身に鳥肌が立ってしまったほど。2時間ほどのショーに大感激し、出口までの廊下に掛けられたサイン入りドラムを見ていたら、なんとデフ・レパードのメンバーのサインが入ったものが!!(写真撮ってくればよかった。。。)得した気分で(私ってカンタン)パブに繰り出す。 まず入ったのが、ダブリンのパブ街「テンプルバー区」に行ったらまず此処でしょう!っていう「The Temple Bar」。金曜の夜という事もあってか店内は物凄い人込み。何とかカウンターまで辿り付き、精一杯背伸びしてギネスのハーフパイントを注文。アイルランドに来て、私もさくらちゃんも背の低さを改めて痛感。他の人が肘を付いているカウンターが、私の顎の高さ。ギネスを待ってる間も、周りの男性の肘で頭やら顔をド突かれそうになる。他の人の注文が私の頭をドンドン越えて行く。ギュウギュウ詰めの中でギネスを飲んで其処から出た。 次に入ったパブではポーランドから来たっていう男性と少し話し、紫のカツラを被ったオバちゃん達と騒いでいたオッちゃんに話し掛けられた。(かなり迷惑だった>オッちゃん) ホテルに戻ると門限を過ぎてしまったらしく(笑)、ベルを鳴らしてお兄ちゃんにドアを開けてもらう。このお兄ちゃん、受け付け兼掃除らしく床にモップをかけていた。 仕事分担が厳しいアメリカでは考えられない話。 |
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| 07/27 (Sat) 7時にウェイクアップコール。コンピューターとかじゃなくって、ちゃんとお兄ちゃんが起こしてくれる。(^^) 仕度して、下のカフェで朝食を取る。オレンジジュース付きアイリッシュブレックファストにトーストとコーヒー。普段は朝食を殆ど取らない私も美味しくってぺロッと食べてしまう。(考えたら、昨日はサワーブレッドとアップルタルトしか食べてなかった。ギネスでカロリーは充分に摂取してはいるが。)さくらちゃんが「皆、癖があって食べられないって言ってた」という噂のプディングもぜ〜んぜんOK! 今日は、「ギャラリーと博物館へ行こう」という事で、Liffey川を渡りNassau通りを通ってまずNational Museumへ。(無料!)1880年代に建てられた館内にアイルランドの遺産が展示されている。 次に直ぐ近くにあるNational Galleryへ。(無料!)中はアイルランド系画家の作品、イギリス系画家の作品、その他に別れている。アイルランド系はYeatsの作品が多かった。その他のコーナーには、Holofernesの首を取ったJudith(Mantegna作)やHedaとSnydersの静物画もあったし、Metsu、Verneer、Troostの絵も鑑賞できた。Frederic William Burtonの"The Meeting on the Turret Stairs"は、城の狭い階段で密会する男女を描いたもので、立ち去ろうとする女の腕を抱きしめる兵士の姿がなぜか哀しい。ここでの私的オマケは廊下で見つけた「トゲを抜く男の子」の像(レプリカ)。これの本物をローマで見たばかり。 ここでさくらちゃんは、Georg Penczが描いた男性「Portrait of a Man aged twenty-eight」に取り付かれてしまった。目が合ってしまう肖像画は他にも色々あるけど、彼の目は確かに違っていた。これからはPenczの絵に気を付けて見よう。 ギャラリーを出てNassau通りのパブに入って昼食。席に着いても中々注文を聞きにこないので、ウェイターを急かすと分かったと言う。でも、来ない。。。やっぱり忘れられていたみたい。(苦笑)これがアイルランド人なのね!ってさくらちゃんは笑ってた。ここでギネスをハーフパイント飲んでしまう。 St.Stephen Westでタクシーを拾う。日本やアメリカと違ってタクシーはタクシーのりばで拾う。さくらちゃんと二人で後ろに座り行き先を告げた途端、運転手のおじちゃんが喋る喋る!(^^)「どこから来たの?何日いるの?タクシーよりも乗り降り自由の観光バスの方が安いのにぃ!おじちゃんはね、あの丘の麓に住んでるんだよ。子供が二人いてねー。下の娘が16歳で、あれも欲しいこれも欲しいって時期だから退職したくっても仕事辞められないんだよー。上の子は32歳でね。下はミステイクだったねー。」をいをい!(笑) 「学生かい?」というおじちゃんの問いに「いいえ、主人・子供を置いて来た不良主婦です。」と言うと、後ろを振り返ってびっくりしてくれた。(危ないよ、おじちゃん。お願いだから前見て走って。笑) ギネス工場が近づくと、「ここからあそこまでぜ〜んぶギネスの敷地だよ。」ってガイドまで勤めてくれた。ありがと。 チケット購入に少し並んで工場内に入る。ビールの工程を段階毎に各階に分けて展示説明。前回見て感動した、樽造りの名人技のビデオを見てまた感激。これぞ職人技!最上階の展望ラウンジでギネスを1パイントもらって飲む。あぁ、幸せ。(*^^*)1階まで降りてギフトショップで買い物。ここで、私はクレジットカードをチケット購入カウンターに置き忘れた事に(やっと)気づく。焦ってカウンターに行くと、ちゃんとメモ付きで保管してくれていた。ホッ。 工場を出た所でタクシーを拾って街に戻る。さくらちゃんが仕入れてきた「アイリッシュ音楽が聴けるパブ」を探して行ったり来たり。8時からという話だったので、まずパブで食事を取る事に。今日の目当ては「アイリッシュシチュー」。アメリカで大食に慣れている(^^;)私でさえ苦しいほどの量が盛られた皿を持って2階の席に着く。ギネスのハーフパイントも忘れずに。ビールに弱いさくらちゃんは、ずーっとベイリーズミルク。 St.Stephen Green Mallへ。ここで娘に頼まれたピアスを購入。さくらちゃんは服とお土産のお菓子をゲット。地下のスーパーをウロウロ。さくらちゃんが欲しがってたアイリッシュバターは、容器に入った物が無くて諦めた。(途中で溶けちゃうと大変だもんね。) 時間を潰しにWestmoreland通りにあるパブのカウンターに腰掛けてアイリッシュコーヒーを頼む。コーヒーにお酒が入ってるというよりも、お酒にコーヒーを垂らしてみましたって感じのオイシサ。 そろそろ良い時間だからとパブを出て、川の対岸にある目的のパブへ移動。と・こ・ろ・が!平日は8時からだけど、土曜日だけは5時に始まって8時終了・・・・・店に着いた時、丁度最後の盛り上がりって感じの曲が通りまで流れていた。残念。これは飲み直すしか無い!と、テンプルバー区に足を向ける。 最初に入ったパブでは(飲むのはもちろんギネスのハーフパイント)、どのバーテンがカッコ良いか!というテーマでさくらちゃんと二人で盛り上がった。二人の趣味は明瞭に分かれ、男で喧嘩する事はなさそーね、なんてふざける。(笑) 次に入ったパブでベイリーズとギネスを注文しようとカウンターの側で身構えていると、隣の男性に「大きな声で言わなきゃ聞こえないよ」と言われた。カウンターに向かって一人で飲んでいる彼の前には、私が見た事が無いビール瓶が。「そのビールは何?」と問うと、「これは○○○(忘れた、^^;)っていうビールで、僕はギネスみたいに砂糖やら何やら混ざり物が入ってるビールは飲まないんだよ」とおっしゃる。今、私が買ったばかりのギネスのグラスを指して「ウゲェ〜」って顔をする。(怒) 彼、名前はイアン、ダブリン在住(ギネス工場の直ぐ近くだとか)、建築関係の仕事をしている、らしい。ダブリンに住んでてギネスが嫌いなんてオカシイんじゃないの?って言うと、「ギネスの近くに住んでるから何が入ってるかよーく知ってる。だから飲めない」ですと。おまけにサッカーにも興味が無いなんて、非国民に違いない!と見た。 アメリカのアーカンソー州リトルロックで石(宝石)を掘ってた事もあるらしい彼は、暫くさくらちゃんと私の相手をしてくれた。「ダブリン人に会おうと思ったら、テンプルバーのパブじゃだめだよ」って、確かにそうだけど、そのテンプルバーのパブに来てるダブリン人に言われたくないなー。(笑) その間、な〜んか気になるな・・・・・と思っていたら気が付いた。彼のカッターシャツにはシワが一本も無い!皆、仕事が終って「プワァ〜」って感じで皺くちゃになったシャツの裾を出してるのに、彼は一旦家に帰って着替えて来たに違いない程、シャツにもパンツにもシワが無い。今思うに、ブラインドデートの約束でもあって、相手が現れなかったんじゃないかな。(着たけど入り口から彼を見て帰ったとか。)なんて変わったヤツなんだろー。でも、おごってくれたからイイや。 「じゃ僕はこれで」と、私とさくらちゃんの手を交互に取って彼は去って行った。 じゃ私達もこの辺で、とホテルに向かう。O'Connell橋を渡った所で、向こうから来る兄ちゃんに「ニイィ〜ハオ」と声を掛けられた。その言い方にムカッときた。「Fxxx xxu」とは(イイコだから)言わなかったけど。 ホテルの隣のコンビニで買い物。警備員のお兄ちゃんに話し掛けたら「アメリカに何時か行くんだ!」って力を込めて言われた。(頑張れ!若者!)どこに行っても警備員がいるけど、そんなにダブリンって危ないの?って聞くと、「僕が守ってるから大丈夫さ」なんてキザな台詞を平気で吐いてくれた。(笑) 今夜も門限に間に合わず、ベルを鳴らしてドアを開けてもらう。係りのお兄ちゃんは、今日は床掃除は既に終えたらしく、朝食用の紙ナプキンを丁寧に折っていた。 |
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| 07/28 (Sun) 今日は待ちに待ったタラの丘バスツアーの日。ホテルのカフェで紅茶でアイリッシュブレックファストを食べ、集合場所へ向かう。アイルランド人が時間にルーズだって理解が深いさくらちゃんの予測通り、9時出発のバスは9時に到着。おまけに乗客リストを忘れたとかでガイド兼運転手のポール君はウロウロしている。その間、兎に角何処かへ行きたい!と交渉を迫るアメリカ人の(田舎っぽい)おばちゃん(プラス1名)に迫り切られてた。この為、彼は一日このおばちゃんに悩む事に。(笑) 定員14名プラス2名を乗せたバスは予定を大幅に遅れて出発。最初の目的地まで約45分。ツアー予約が中々確定しなくて一時は「レンタカーにするか!?」とも思った私達だけど、ダブリンから離れるに従って段々細くなる道に「やっぱりツアーで良かったねぇ」と頷き合うさくらちゃんと私。 ツアーで周った場所については写真の横に簡単な説明を入れるので、そちらをご参照くださいませ。 例のアメリカから来たおばちゃん。何処へ行ってもポールの正面に立って質問攻め。最初はニコヤカに答えていたポールも、最後には「まだ僕がしゃべってるから、後にして!」と切れた。ははは。直ぐ後ろでそれを聞いてて気持ち良かった。 2番目の目的地の教会跡で説明を聞いていた時に雨が降り出した。あぁぁぁぁ。昨日も一昨日も良い天気だったから、コートも傘もホテルに置いてきちゃったよぉ。それから一日雨は止まず、どこへ行ってもびしょ濡れになったさくらちゃんと私でした。(T_T) 何処へ行っても写真を取り捲るさくらちゃんと私。最古のアイリッシュクロス(野ざらし状態!)の写真を撮っていたら、「後で時間をあげるから、説明を先に聞いてね。」と、子供に話すような感じでポール君に注意されてしまった。気が付くと、他の客達は何も撮ってない。カメラも持ってないみたい。カメラを首から吊るしてる典型的日本人観光客って感じに見えちゃったかなぁ、私達。(^^;) お昼はポール君(ツアー会社)オススメのパブで。「他所へ入ってもいいよー」って言ってたけど、どこでも同じ感じもしたし。私はラム肉と野菜の付け合せを注文。(もちろんギネスも。)この付け合せの煮野菜だけでお腹が一杯になる量。ラム肉も美味しかったけど、付け合せの揚げジャガ(1個丸ごと)が美味しかった。 ここでやっとツアー料金徴収。(笑)最近は何処でも予約時にクレジットカード情報を聞かれるけど、ここはホントにアットホーム(1ツアー14名という定員数も魅力だった)。クレジットカードで25ユーロを支払う。(一日ガイド付きツアー、入場料込みでこの値段!) ツアーの内容にも満足だったけど、ツアーが楽しかったのはポール君のキャラクターのお陰。第一印象は「白雪姫と七人の小人」に出てくるDopey。 タラの丘では、雨が降ってるからって説明だけ先に済ませ「25分あげるから丘まで行って写真でも撮っておいで」って言う。ダッシュで(結構遠かった)丘まで行って、ダッシュでバスまで帰って来たら、"You came back already? You missed me, didn't you?"なんてニタニタしながら言ってくれる。雨に濡れたくなかっただけだってば。(笑) 楽しいツアーが終わり、今朝の集合場所へ到着。私達と他数名はホテルがあるO'Connell通りで降ろして貰うことに。客が下車したのにバスが発車しない。見るとポール君はシートの下の方でゴソゴソしている。どうやら、あのアメリカ人のおばちゃんに貰ったチップを落としたらしい。(^^;)5分程して遂に諦めた彼は後ろに座っている私達を見て、「遅くなってゴメン」じゃなくって"I dropped some coins. It's mine. If you find them, let me know. I need all money I can get."って言った。客商売に向いてないんじゃない?ポール君。 気のせいか肩を落とし気味で出発。Liffey川を渡り、O'Connell通りに入る。郵便局前を通り、私達のホテル前を過ぎ、あれれ?と思っていたら角を曲がってしまったポール君!次の角を曲がる時にバックミラーにやっと私達の影が写ったみたいで、やっと降ろし忘れた事に気づいた。きっと、あのコインを見つけなきゃ今夜パブで飲めない・・・なんて考えてたんだろー。(笑) ここでも「ゴメン」じゃなくって、"Why didn't you tell me? You want to come home with me, don't you? If I bring girls from every tour, we won't all fit in my house."だって。(笑)彼が良いのは、こう言われてもこっちが気分を害さない事。それどころか、楽しい。結局、O'Connell通りの1本前で降ろされた。「そこを曲がればO'Connellだから」って。(^^;)やっぱり仕事間違えてるよ、ポール君。 あのまま家まで行ってたらサイコーだったのにな。(^^) バスを降りる時、不覚にも頭を打ってしまった。そしたら、ポール君が「よしよし」と頭を撫でてくれた。ギネス1杯分のチップを出すと、さっきまで撫でてくれてた手をスッと出して受け取った。その手の出し方がちょっと早すぎたよ、ポール君。 夜は、ダブリン在住のさくらちゃんの知人と待ち合わせ。中心地から離れた(Howthの方に向かったんじゃないかなぁ)、所謂ローカルが行くミュージックパブへ連れて行ってもらった。(^^) 其処は、前回訪問した主人の知り合いの家がある辺りのようで・・・と、ということはJoe(デフレパ)の家の近くだ!!!折角の音楽よりも、ジョーの事が気になって(^^;)仕方なかった。楽しいお喋りの後、またホテルまで送って頂いた。ありがとうございました。ぺこり。 やっぱり門限に間に合わなかった。係りのお兄ちゃんは今夜はフロントデスクで帳簿整理をしていた。 |
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| 07/29 (Mon) アレだけ楽しみにしていたダブリンも今日で最後。アイリッシュブレックファストをコーヒーで頂き、チェックアウトしてホテル近くのバス停から空港行きのバスに乗る。(4ユーロ50セント)コインが丁度無かったので、車内の自販機で5ユーロ出して購入。(おつりはちゃんと出た。) 暫くして空港に着くと出発の2時間半前だというのにスゴイ列!この列がまたダラダラと流れ、私達のチェックインが済むまでに1時間以上かかってしまった。 もう直ぐ搭乗アナウンス。でもこれだけは外せない免税店での買い物。急いで目当てのベイリーズとアイリッシュウィスキーを買い込み、アメリカの入国審査へ。 電話で予め座席予約をしていた人が多かったようで、さくらちゃんとはまたもや離れ離れに。私の隣には同じくコネチカットから来たという男性(トッド)が座った。 アメリカに着き、さくらちゃんの荷物を取ってビルから出た途端に「モォッ」という暑さに襲われた。やっぱり、アイルランドは涼しかったんだと改めて認識。別のターミナルに移動して、さくらちゃんの日本行きチケットの変更を行う。 携帯で主人に無事到着を知らせ、タクシーでマンハッタンへ移動。さくらちゃんのホテルまで行ってチェックイン後、街をブラブラ。そこで私はさくらちゃんに「アメリカに来たっていうんじゃなくって、マンハッタンに来たって思ってね。」とヘンな釘を刺す。だって、これがアメリカだと思われたくなかったから。マンハッタンは特別だから。 5番街を歩いて教会で主人と落ち合いレストランで食事。最初はベルギー料理の店に行こうと思ってたんだけど、さくらちゃんが「ムール貝がダメ」だっていうので急遽変更。店に入る前に好き嫌いを聞いといて良かった。 食後、折角ニューヨークに来たんだからと、自由の女神が見える公園までドライブ。自由の女神って結構小さいし、テロ事件以来夜のライトアップも中止になっていて良く見えなかったけど。。。そこからマンハッタンを一周してホテルまで送り届けた。バニラアイスを食べるの、忘れちゃったね。>さくらちゃん。 |
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| アイルランド旅行を終えて: |
去年、中学の同級生だったさくらちゃんとネットで再会して以来、練りに練ってきたダブリン旅行だった。 アイルランドの良さは、ガイドのポール君も声を大にして言っていた「ヨーロッパではない」ところ。ついこの間まで殆ど鎖国状態で(単に他国が寄り付かなかっただけだけど)、よく言えばゆったりと(悪く言えばボケーッと)自国の文化を育ててきた国。 2回目の渡愛で、ダブリン・ミース・キルケニーしか知らない私がアイルランドについて語るのは間違っているだろう。だけど、私が垣間見たほんの一部のアイルランドは、魅力に溢れなぜか惹き付けられる国だ。 よく旅先で「あぁ、ここで暮らせたら・・・」と思う事があるけれど、今回通勤の人並みに混ざって歩きながら「生活するのは何処でも同じかもしれない」と思った。旅先が一層素敵に見えるのは、そこで私が生活苦を味わってない事も大きいと思う。 そう思っても、やっぱりアイルランドに惹かれてしまうのはなぜだろう。その答えを探しに、またアイルランドに出かけてしまいそうだ。 |