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旅行前に準備したもの:
飛行機のチケット − ネットでDeltaの期間限定激安チケットを購入。(ダブルマイレージ!)
ホテル − 安いTravel Innにネットで予約。(Euston駅近く、子供は無料)
地下鉄のチケット − 大人2名子供3名まで有効なFamilyTravelCardをネットで予約。普通の一日券よりも更にお得。(引換券を家に郵送してくれた。)
電車のチケット − 空港からVictoria駅までのチケットをネットで予約。(チケットを家に郵送してくれた。)
ストーンヘンジのバスツアー − ネットで予約
11月20日(火)
夕方6時過ぎにボストン発の飛行機に乗る為、子供達を給食の時間で早退させることにした。家からボストンまで車で2時間弱。航空会社によると、国際便はテロ事件以来警備が厳しくなっているので、出発時間の3時間前までにチェックインするようにとの事だった。主人と二人でJeepに荷物を乗せて、まず息子の学校に向かい、次に娘の学校へ行き、そのままボストンへ向かった。
空港に到着後、まずカウンターチェックインのなが〜い列に並び、チェックイン後はゲートに向かう為のセキュリティ検査の更になが〜い列に並ぶ。カバンからラップトップを取り出して入電かどうかの確認。金属探知機をくぐるとなぜか私だけ警報が鳴ってしまい、横に呼ばれてまた検査。なんと、Gパンのボタンに反応していた。3時間の余裕を見てチェックインしたのに、この時点で既に搭乗時間の30分前。
機内では通路を挟んで家族が一列に座った。ロンドン到着は朝の6時頃。機内でできるだけ睡眠を取るつもりだったのに、つい1本目の映画を観てしまった。(苦笑)カンパリをスプライトで割ったものを一杯飲んだら、やっと少し眠くなってきた。
11月21日(水)
予定より少し遅れて午前6時過ぎに無事到着。乗客から思わず拍手が。コンベヤーに乗って流れてくる荷物を見つけて入国審査。白紙のページにスタンプを押して欲しくて予め折り目をつけた(笑)パスポートを提出。ハンサムな係りのお兄さんが、折り目の付いたページにスタンプを押して「Welcome to London!」と迎えてくれた。

空港からVictoria駅まで電車で約40分。Victoriaで電車駅から地下鉄駅に移動してEuston駅まで移動。チェックインには早すぎるけどホテルに向かう。徒歩約7分。荷物を預け、お手洗いで顔を洗い歯を磨いて街に繰り出す。(^^)
まず向かったのがバッキンガム宮殿。秋・冬のシーズンオフは衛兵交代式は一日おきに行われるので、とりあえずスケジュールを確認したかった。通勤客で一杯だった地下鉄をGreenParkで降りて宮殿前まで庭園内を歩く。紅葉した木々と、落ち葉で覆われた芝生がとても気持ち良かった。宮殿門に立っていた警官に尋ねると「今日はないよー。明日の11時半からだよー。」との事だったので、そこからウエストミンスター寺院横を通って、BigBenで有名な国会議事堂まで歩いた。途中、衛兵達が訓練していたので、通りのベンチに腰掛けて暫く見学。グリーンの迷彩服に例のフサフサの黒い帽子を被った彼等は少し滑稽に見えた。国会議事堂横で子供達の写真を数枚撮ったり、主人がビデオカメラを回したり。私が横のコンビニで飲料水を買ってきたところで、主人が大声で「Oh! S@%T!」と叫んだ。何だと思ったら、ビデオカメラにテープを入れるのを忘れていたらしい。(大笑)

WestminsterからTowerHillまで移動。ロンドン塔に向かう。売店でビデオテープを買って入場券を購入後、ゲート前で持ち物検査。携帯用の金属探知機でかばんの中をチェック。夏に来た時にはこんな検査はなかったから、テロを警戒しての検査なんだろう。陽気な守衛さんによる無料ツアーで塔内を廻った。敷地内のチャペルを出た所に、鎖で囲まれた処刑場跡が。ロンドン塔では約2時間過ごした。まだ太陽が沈んでいないのをいい事に調子に乗って、シャーロック・ホームズ博物館に向かう。TowerHillからBakerStreetへ。シャーロック・ホームズが大好きで全話を読んだ息子はここに来るのを楽しみにしていた。主人と私は前に来た事があるので子供達の入場券だけ購入。絵葉書をお土産にくれた。帰りにBakerStreet駅前に建っているシャーロック・ホームズ像前で息子の記念写真を撮影。日が暮れてきたので、ホテルに戻る。BakerStreetからEuston。

Euston駅構内の売店「WHSmith」でハリー・ポッターのカエルチョコを息子が発見!色んな味のビーンズも発見!(苦笑)欲しがる息子を「食事に出るから、その時にね。」と宥めてホテルへ。チェックインして部屋に荷物を運び、一休みして食事に出かける。EustonからRussellSq.へ。WHSmithはもう閉まっていたので、カエルチョコは明日までお預けになってしまった。今夜は大英博物館近くにあるタイ料理レストランで食事。なぜロンドンでタイ料理なのかと聞かれても困るんだけど。(笑)

11月末のロンドンなんて気候がちょっと心配だなぁーと思ってたんだけど、予想外の好天気。駅とレストランの往復も気持ち良い散歩になった。

11月22日(木)
「明日、出直しておいで。」と昨日言われたバッキンガム宮殿に朝10時前に到着(Euston−GreenPark)。娘の期待を裏切り、衛兵は有名な赤でなく、グレーの冬用ユニフォームを着ていた。衛兵の交代式は、宮殿を囲んでいる柵にしがみついて見るよりも、宮殿正面に建っている塔の階段に腰掛けて見学する事をお薦めします!階段に腰掛けて単行本を読んだりロンドン市内の地図を見て式が始まるのを待つ。今日のミニ・オーケストラは映画「オースティン・パワーズ」のテーマソングで始まり、アバのメドレーが続いた。「Mama Mia!」というアバの曲を使ったショーがロンドンでも始まるから、その影響なのかな。兎に角、この交代式が観たくて仕方なかった娘はニコニコ顔。式を終えて退場する衛兵達を追いかけて写真を撮っていた。(^^)

其処から公園内を歩いて「HardRockCafe」へ。ここでも携帯用探知機で持ち物検査。SpecialMenuの七面鳥ディナーを見て、今日がThanksGivingDayだった事に気づいた。斜め向かいのテーブルに運ばれてきた七面鳥ディナーはとーってもおいしそうだったけど、昼からお腹一杯は嫌だったので、サンドイッチやハンバーガーで済ませて隣のギフトショップへ。お決まりのピンを購入。夏に来た時にはまだ工事中だった「Vault」が完成していたので見学することに。ここには、HardRockCafe第一号店(つまりこのロンドン店)開店時にスター達が寄贈したギターや写真、レコードなどを展示されている。順番さえ待てば無料で見学でき、ジミ−・ヘンドリックスやSRV、B・B・Kingやジョー・ウォルシュのギターに触る事もできる!私も感激の涙を堪えながら(笑)ジミ−のフライングVを抱えて写真を撮ってきたよ。見た目が冴えないガイドのおっちゃん(きっと、歳は私と同じくらいなんだよねー)に、ホテルカリフォルニアのジャケットに写っているホテルや、U2もレコーディングしたメンフィスにあるサン・スタジオに行った時の話をする。「いやー、アメリカはいいなぁ。行きたいけど、行ったら帰って来たくなくなりそうで怖いんだよねー。」と、アメリカに住んでいる私が羨ましいと言うおっちゃん。「そんなー、ロンドンで、しかもこーんなお宝に囲まれて仕事してるおっちゃんの方こそ羨ましいわぁ。」と言う私。

宮殿巡りをしたい!という娘の希望に応える為に、そこから地下鉄でケンジントン宮殿まで移動。(GreenPark - Queensway)入場券購入後、またまた携帯用探知機で持ち物検査。テロに襲われたアメリカでも神経質になっているのは空港くらいなのに、この念の入れ様は何なんだろう。ブツブツ言ってる私に、「つい先日ロンドンのレストランが爆破されたらしいよ。」と主人が説明してくれた。なるほど。アメリカもこれ位神経質になってもよさそうなものなのにね、と話す。オーディオガイドを貰って宮殿内を廻る。ここは数年前までダイアナ妃が住んでいた宮殿だ。事故で亡くなった時には、宮殿の門前が花束やカードで埋め尽くされた。見学後の感想。。。なんて地味な宮殿なんだろう。。。フランスやスペインの宮殿に比べ、外観も内装も何もかもが「地味」だ。昨日ロンドン塔で見た無数の宝石を散りばめた王冠や他の装飾品とのギャップが大きすぎる。

ダイアナ妃と一緒に亡くなったボーイフレンドの父親が経営しているデパート「ハロッズ」へ(HighStreetKensington - Knightsbridge)。店内のカフェに主人と息子を残して、娘とお土産ショッピング。一時間程で済ませてレスタースクエアまで移動(Knightsbridge - LeicesterSq.)。駅からちょっと歩いた所で良さそうなイタリアンレストランを見つけた。ハーフボトルのハウスワインが美味しかった。

11月23日(金)
ハリー・ポターファンの息子が日程に組んだのが「King'sCross駅」での写真撮影。ハリーは、この駅のプラットフォーム「9 3/4」で電車に乗り込む。ホテルから徒歩で約10分。駅構内には、映画の封切りに合わせたのか、「プラットフォーム9 3/4」や、「一年生はここから乗車」や「二年生以上はここから乗車」、「駅構内で魔法の杖を使ってはいけません。」などのサインが掛かっていた。バチバチ写真を撮った後、カエルチョコもゲットしてご機嫌な息子。

今日のハイライトは「大英博物館」の見学(King'sCross - Holborn)。余計な荷物と重いコートを預けて館内を廻る。見学2回目の主人と私は特別展示(日本展)に向かい、娘と息子とは別行動にした。私は、大きなドームから柔らかい日が差し込むここの図書室が大好き。隅に腰掛けているだけでシアワセな気分。ミイラ数体と、ギリシャから持ち帰った神殿(の殆ど)も見逃せない。古いウエッジウッドの装飾品も素敵だ。

国会議事堂まで出る(Holborn - Westminster)。橋の上で写真を撮り、ミレニアムを記念して向こう岸のカウンティホール横に建てられたLondonEyeに乗る。ここでももちろん荷物検査。このLondonEyeは、観覧車のイメージを大きく打ち破ったバケモノ。ゆーっくり回るカプセルの中から街中が見渡せる。激しく蛇行しているテムズ川も遠くまで見える。LondonEyeを降り、主人の希望に答えて今夜の「Jack the Ripper」ツアーを予約する。「FromHell」など、何度か映画化された連続殺人事件の現場を案内してくれるというツアーだ。そこから、息子と主人はタワーブリッジを見学に、娘と私はショッピングへ。7時にVictoria駅で待ち合わせ。

7時Victoria駅集合。タワーブリッジの構造が気に入った様子の息子。9月に開店したユニクロでニットキャップを買ってご機嫌の娘。ツアー会社前からJack the Ripperのツアーバスに乗る。ガイドのジョナサンの良く通る声が流れてくる。Jack the Ripperの殺人事件は実話だが、犯人、つまりJack the Ripperは捕まっていない。だから、彼が誰なのか、本当は何人殺されたのか等の真相は謎に包まれたままだ。一般的に、彼が殺したのは5人の娼婦という事になっている。5人それぞれの殺人現場を訪ねる。ジョナサンの説明によると、当事は野原に掘っ立て小屋が建っていたような場所が、今はすっかり近代化され商店やアパートが立ち並んでいる。19世紀後半といえば、ビッグベンで有名な国会議事堂が建ってまもなく、ロンドンが工業で盛況だった頃。言い換えれば酷い公害で人々が苦しんでいた頃で、ジョナサンのお母さんが小さい頃でも、まだ顔の前に出した手のひらが見え難い程の酷さだったそう。殺人の手口や証拠物件からJack The Ripperは高度の教育を受けた地位ある男だと信じられている。普通なら金持ちが貧困区域を歩いていては不信がられるが、娼婦と一緒なら誰も気に留めなかったのだろう。因みに、当事のロンドンでは10代から70代の娼婦が働いていたそう。娼婦が地面に着くほどのスカートをめくると、客が後ろから。。。というパターン。だから、口を片手で押さえてもう一方の手で喉をかき切る方法にピッタリの姿勢だったとか。
ツアーの最後はジョナサンお薦めのパブでディナー。子供達はここで始めて「Fish&Chips」を味わった。主人はベイリーズ、私はギネスで良い気分。

11月24日(土)
ストーンヘンジとバースへの一日バスツアーに参加。ガイドの女性はベルギー人で、フランス語が母国語だが英語と日本語も少し話す。5・6人いた日本人客の為に、英語の後で日本語で説明していた。(はっきりいって、これでお金儲けないでよ!といいたくなるほどヘタな日本語。やたらと「まー」とか不自然な相槌を入れまくるし。)まず、ロンドンから約2時間でストーンヘンジに到着。遺跡保護の為に、柵の外からストーンヘンジをグルッと歩いて回る。思ったより小さかったかな。田舎だけど近くに民家も有るし、ストーンヘンジの周りには羊が放牧されていた。この辺には古墳も多いらしく、あちこちに柵で囲まれた円形の丘が見える。主人はビデオを、息子は写真を撮りまくっていた。

そこから一時間弱でバース到着。言ってしまえば、その昔、お金持ちがお金持ちの為に建てた豪華な温泉。病気を癒しにあちこちから人が集まったらしいが、治るどころかお湯に使って人の病気まで貰ってしまうという情けない状態になり、閉鎖されたとか。バースの街は、日本の温泉街と同じように御土産物屋がずらーっと並んでいた。お昼に入ったカフェテリアスタイルのFish'nChipsが意外な美味しさ。行きと違うルートで帰ってくれたのに、すっかり日が暮れてバスの窓から何も見えなかった。

夕食は、レスタースクエア近くのシーフードレストランで。娘とシーフードの盛り合わせを頼んだらこれが大当たり!でっかい皿に氷が敷き詰められ、その上にカニ、エビ、アマエビ、ニシ、ハマグリ、ムール貝が盛られていた。

11月25日(日)
EustonからVictoriaまで地下鉄で移動。Victoriaから空港まで電車に乗り換え。チェックインの列はそう長くなかったけど、数回金属探知機をくぐった。ボストン到着が夕方なので、機内では眠らずに本を読んだり映画「Evolution」を見て過ごす。簡単な入国審査を通って帰国。空港の駐車場に停めておいた車に乗り込み帰途に着く。実は、これからが大変だった。アメリカは、連休最後の大移動日だったのだ。いつもの倍の時間をかけてやっと家に到着。一気に疲れが出てきた。でも、楽しい思い出が一杯出来た旅行だった。また、家族でこんな旅行が出来るように明日からがんばろー。