~4日目~

HISのオプショナルツアー『朝は少しゆっくり出発!ナポリ・ポンペイ1日観光(昼食付)』に日本から申し込みました。ポンペイの遺跡観光では「秘儀荘」の観光付。

ポンペイを訪れるなら、ポンペイレッドの壁画残る「秘儀荘」は必見!
でも、秘儀荘を訪れるツアーは少ないので、ツアーを選ぶ際に入っているかどうか要チェックです。その分、ポンペイの遺跡の観光時間が少なくなりますが・・・。

そして、11~3月出発はモッツァレラチーズ農家の見学と試食付きです☆
通常€115が、期間限定初夢フェアで€100でした。

テルミニ駅近くのマルサラ通り駐車場前のホテルロイヤル・サンティーナ前に7時45分集合、8時出発。 

ガイドさんは、イタリア語が達者な日本人女性ガイドさんでした。



ローマからナポリまで片道3時間。
途中、イタリア最古の修道院とされる『モンテ・カシーノ修道院』近くのドライブインで休憩後、Cardiliさんのモッツアレラ農家を訪ねます。

アグリツーリズム(農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動)もやっているそう~。

まずは、水牛の牛舎を訪ねます。
うわぁー水牛がいっぱい!!


人懐っこくて、近寄ってきてくれます。


やっぱりデカイっ!!
 

モッツァレラチーズの作り方は、生乳を搾って32~35℃に温めます。凝固剤を入れると、固まったミルクと液体に分離し、固体を細かくカット。100℃にお湯に入れて木の棒で掻き混ぜると大きなひとつの塊になります。弾力性を残すため、60℃ぐらいのお湯に入れて、大きな塊をちぎって形を整えます。5%の食塩水につけて、温度を下げて味をしみこませます。その後、2%の食塩水につけて店頭へ出荷。
 

この日の製造は終了間際でした。

ちなみに、スーパーで売られているような安価なモッツアレラチーズは、水牛100%ではないこともあるそうです。
 

お待ちかねの本物の水牛のできたてモッツアレラチーズを試食!!!

とってもミルキー~。
チーズの繊維がもこもこしてます。


ポンペイの遺跡 オススメ度:★★★★★

再びバスに揺られて、ポンペイに11:30過ぎに到着(約2時間見学)。ナポリ近郊にあるポンペイ遺跡は、古代ローマの都市と人々の生活ぶりをほぼ完全な姿で今に伝える貴重な遺跡です。
西暦79年8月24日、ナポリ湾を見下ろすヴェスヴィオ火山 が噴火、翌25日の噴火末期に火砕流が発生し、ポンペイの町は一瞬にして火山灰に埋もれてしまいました。
その後、1700年の時を経て始まった本格的な発掘によって、古代都市がまるで時が止まったかのように姿を現しました。
 

マリーナ門

この門は海に向かっている門。外に続く道は急斜面となっています。
海辺の町から青魚や港近くの塩田で精製された塩などが運ばれてきました。

アーチ型の門2つあり、左側は歩行者用、右側は荷馬車など動物が通るための門として利用されていました。
 

マリーナ通り

中央の石は横断歩道。
排水溝も設けられていました。
 

アポロ神殿

ポンペイ史の中で最も古い遺構で、紀元前6世紀頃に建てられたものと推定されています。 48本のイオニア式柱廊に囲まれています。


柱廊沿い向かって左側に「矢を射るアポロン」。


右側には「ディアナ」のブロンズ像が立っていますが、これはレプリカで、本物はナポリの国立考古学博物館に所蔵されています。
本物を見てみたいですねー!


フォロ(公共広場)

ポンペイの宗教、政治、経済活動の中心で、広場の大きさは38m×142m。
広場の奥にはユピテル(ジュピター)神殿。
ジュピター、ユノ、ミネルヴァの3神を祀った神殿で、ポンペイで最も重要な神殿でした。
ユピテル神殿の後ろに見えるのはヴェスヴィオ火山。この火山が爆発するなんで、誰も想像していなかったでしょうね・・・。


フォロを取り囲むように建てられた柱の一部。2階建ての柱も残っています。 


マルケム

食料品市場。
柱廊沿いには、お店が立ち並び、中央には12本の円柱で支えられた下水道付の水槽が設置されていました。というのも、無数の魚の小骨が発見されていたため、魚市場だったのではと考えられています。


壁には美しい絵画装飾が施され、葡萄酒用の壺、漁獲品、鳥類を模写したパネルは、各店で売られる商品を表しているそうです。


メルクーリオ通り

繁栄の頂点で突然消えたポンペイの町は、整然と区画され、住居はもちろん、劇場や公衆浴場、下水道まで完備されていました。
人口1万人以上と推定される町には、壁画やモザイク画、市民が記した落書きなどが当時のまま残され、その暮らしぶりを知ることができます。


フォロ(公共)の浴場

紀元前80年に建設。
浴場は男女別に分かれていて、更衣室、冷浴室、温浴室があり、美しい装飾が施されています。

ここは、男性用の脱衣室「アポディテリウム」。


微温浴室「テピダリウム」

高温浴室「カルダリウム」の熱さと外気温との急激な変化を防止する役目を果たしています。

天井はアーチ型で、美しいスタッコ装飾で飾られています。

アーチ型の天井は、重みが分散されたため、潰されずに残ったそうです。


テラコッタ製の力強いテラモン(男性像)。
芸術的ですねー。


高温浴室「カルダリウム」。
カルダリウムはとても熱いため、装飾はあまり豪華ではありません。


大理石の水盤。
ここで、水を飲んだり顔を洗ったりしていたと思われます。

水盤の縁のアルファベットは、選挙での投票を期待して寄付した有力者の名前が刻まれているそうです。


大理石の浴槽。
意外と小さいので、湯船には入らずサウナとして使っていたのかもしれませんね。


バール

浴場を出ると目の前にバールがあります。
当時、200軒はあったといわれています。


カウンターの穴には、ワインが入った甕を入れていました。

入浴後に、ここで喉を潤して談笑している姿を想像してしまいます^^


悲劇詩人の家

中間階級の典型的な家屋。
入口の床には、白と黒のモザイクの番犬が描かれています。下の方にCAVE CANEM(犬に注意!)。


モデストのパン屋

挽き臼や焼き釜戸など当時使われていた設備が完全に保存されています。

挽き臼は、奴隷が回していましたが、ロバを使うことも多かったそうです。


焼き釜の中からは、81コの炭化したパンが発見されました。


エルコラーノ門を出ると、お墓が建ち並んでいます。

街とお墓をきちんと区別していて、その目印なるマーク、わかりますか?

中央にあるドクロマークです。

ここからが墓地となります。


しばらく石畳の道を歩くと、やがて MYSTERY HOUSEの看板が。

いよいよ「秘儀荘」の見学です。


ポンペイ城外の西にある邸宅で、ポンペイの赤色(Pompei Red)を使った2000年前のあざやかな壁画が残されています。


建物奥の「秘儀の間」には、全長17m、3つの壁面に「ディオニュソス秘儀の絵」が描かれています。
物語は、左から右へと展開し、セメレとディオニュソスとギリシャ神話に登場する酒の神・バッカス(ディオニュソス)への貴婦人の入信の儀式の壁画と考えられています。


ポンペイレッドは、想像していたよりも朱色の赤色。
こんな鮮やかな赤色が残されていたとは。
これはポンペイに来たからにはぜひ見ないと!!

これで、ポンペイ遺跡観光は終了。
古代ローマの素晴らしい技術と文明の高さを改めて認識させられました。


団体客が利用するレストランで昼食。

シーフードの前菜は、オリーブオイルがたっぷりかかったサラダ。

海が近くシーフードが名物なので、シーフードづくしメニューになっています。


スパゲッティボンゴレ

ムール貝やあさりが入っているボンゴレ。

味は、決してまずくはないけど、いたって普通。
うーん、ツアーの料理を期待してはダメですね・・・。


地下カとえびのフライとミックスサラダ。

イカやエビはやわらかい~。

日本人向けで量は少なめ。
もっとたくさん食べたいなぁ!!


デザートは、アイスクリーム。


ナポリ市内観光(車窓より)

ナポリは、南イタリア最大の都市で、「ナポリを見てから死ね」と言われるほど風光明媚な土地。
輝く太陽と温暖な気候、陽気な人々、そして美味しい食事というイタリアのイメージ、と同時に、イタリア人でも足を踏み入れないエリアがあり、治安が非常に悪い。
狙われたら終わり、と聞くと、車窓からの観光で充分かな^^; 


王宮(パラッツォ・レアーレ・ディ・ナーポリ)

17世紀、スペイン統治時代にフェリペ3世の居城として建造。その後、ブルボン家の王宮となりました。
ピンクとグレーの色鮮やかな王宮は、現在は王宮博物館として、歴代ナポリ王の立像、ナポリ派の絵画、家具調度品、タペストリー、陶磁器などを展示しています。


サン・カルロ劇場

歌劇場で、ヨーロッパで現役最古の劇場。
ミラノのスカラ座、ローマのオペラ座に並ぶ三大劇場のひとつで、1737年11月4日ブルボン家のカルロ三世のためにこけら落としが行われました。


ヌォーヴォ城

フランスのアンジュー家が城壁で城を囲むかたちで13世紀に建造。4つの円筒状の塔を持っています。
現在は、市立博物館になっています。


ナポリの街から眺めたヴェスヴィオ火山

午前中は曇っていたけど、午後は晴れ渡り、くっきりと青空に映えるヴェスヴィオ火山が現れました。

ナポリともお別れ~。
カシーノのドライブインで休憩をとり、19:30テルミニ駅に到着。