1998年3月7日〜14日
ギリシア周遊

久しぶりに光恵ちゃんに声をかけ 玲子さん夫妻と出かけた。フランクフルト乗り換えアテネ空港(エリニコン)に着いたのは夜中の0時15分だった。
翌日 アテネ観光に出かけた。まず 国立考古学博物館へ行った。新石器時代からビサンチン時代の展示品が展示され 建物はネオクラシック町で19世紀に完成した。
先史時代(BC40からBC30世紀) ミケーネ時代(BC17からBC12世紀) キクラデス文明 アルカイック様式(BC8からBC6世紀) 古典時代(BC500年頃) 古典時代以後 と各時代ごとに展示され ポセドイン像や アテナ女神像 キクラデス群島の彫刻など興味深いものがいっぱいあった。 2階にはサントリーニ島の壁画などが展示されていた。
オリンポス山にあるゼウス神殿跡に行った。BC4世紀の家や前門の跡 当時104本のコリンソス様式の柱が並んでいる壮麗な建築だったが 今は15本の柱だけが残っているだけだった。ここからハドリアヌスの門の先にアクロポリスが望めた。オリンピック・スタディオンへ行く。BC331年パンアテナ大祭の競技用として作られ 1896年近代オリンピック大会の時に復元された。ヘロデス・アティクスの音楽堂へ行く。典型的なローマ劇場で 1951年に修復され フェステバルのメーン会場として使われている。
アクロポリスの丘にあるパルテノン神殿に行く。アテネ市内の中心に位置しており古代ギリシアの神域として崇拝されていた。BC5世紀に最高の彫刻家、工芸家の手によって作られ貴重な文化遺産である。エレクティオン神殿などと一緒に19世紀に復元された。
スーニオン岬の上に建つ海の神ポセイドン神殿に行った。BC480年に建築されたが ペルシア軍に破壊され BC444年に再建された。正面と裏面に各6本 側面に13本ずつの列柱が立っている。柱はドリス様式で直径1m、高さ6m、溝が16本刻まれている(普通は20本)。詩人バイロンなどの落書きが残っている。
翌日は アテネを発ち 360km 5時間30分バスに揺られてカランバカに到着。メテオラにある修道院へ行く。修道院は僧が修行しているところなので長いスカートで出かけた。そそり立つ岩山の上に修道僧が住みついたのは11世紀頃、14世紀頃から修道院が建ちはじめ16世紀には20箇所になっていた。今僧が住んでいるのは4ヶ所しかない。そこを訪れた。
1388年に建てられたルサノウ修道院、アギウ・トリアドス修道院、ニコラス修道院を見ながら 大メテオラ修道院に行く。1356年に建てられ セルビア国王の庇護を受け貴重な宝物があった。突き出た岩の上に立つトリアノン修道院を見て 尼僧がすんでいるセント・ステファノス修道院に行った。
翌日は デルフィに行く。デルフィはBC12世紀のミケーネ時代の終わり頃 アポロン信仰の聖地となり アポロン神託だ国の大事を決めた。デルフィ博物館はアルカイック期ローマ時代のギリシアの美術史を見ることが出来る。BC7世紀のブロンズ像などをみて デルフィ聖域に行った。アポロン神殿を中心とする聖域で 地球の中心と言われるへその石、アテネ人の宝庫、ガイアの祭壇、アポロン神殿(BC369年に3度目の改造をされドリス様式)円形劇場、競技場(岩山をくりぬいて作られ7000人収容できた)を見てアテネに戻った。
翌日はエーゲ海のクルージングに出かけた。
エギナ島 サロニコス湾の真ん中にあり「ピレウスの目障り」と呼ばれている。アフェア神殿(見えない光の女神)はBC7〜6世紀ドリス様式の神殿で柱が糸杉を芯に石灰岩で白く塗ってある。アテネのパルテノン神殿とポセイドン神殿と海を囲んで三角形に位置している。
ボロス島 狭い通過点を意味し ゾウドコス・ピギ修道院へ行く。イタリアルネッサンス様式で長い回廊が美しかった。海岸沿いの市場で 焼きたてのたこの足を買いみんなで試食した。
イドラ島 18〜19世紀に海上交易で栄え 船長宅があり どの邸宅も城壁があり 壁には銃眼の穴があいていた。帰路の船中では 民族衣装を着た人たちの踊りや歌を楽しんだ。
ホテルの近くを散策した。花屋さん 国会図書館 シンタグマ広場 四つ角の小さい教会 道端のパン屋さんなど 午前中のフリータイムを楽しんだ。フランクフルト経由で帰国した。
トルコ ギリシアの旅をして 今度はエジプトに古代を求めて旅をしたいと思った。