Xai-Xai

 

 

 

任地Xai-Xaiは、Maputo(首都)から約200km離れた、ガザ州の州都である。
人口は約10万人。10km程行くと、きれいなビーチがある。
2000年、2001年に大洪水の被害にあったが、最近は少しずつ町にも活気がでてきている。
その際などに、外国の援助がたくさん入ったこともあり、人々は援助馴れしており、
外国人を見るとお金と思うところがある。
国道1号線に沿って、銀行、ホテル、レストラン、食料雑貨店、肉屋、パン屋など、
生活に必要な最低限の店は揃っている。野菜その他の買い物は市場でできる。


−Xai-Xai LIFE−

 

朝は、早い。職場は7時半から。
明日、明日に仕事をまわしがち。15時半には皆帰る。
金曜日の午後もあまり仕事をしない。もう週末気分。
一応送り迎え付きだが、帰りに買い物に行きたいと言うと、15時半までに行けと言われた。
みんな、銀行の用事、買い物も就業時間中にする。
昼休みは30分。あまり、昼食をきちんと食べる人はいない。

 

  

家は3LDK一戸建て。閑静な?住宅街にある。
すべて州政府の持ち物らしい。比較的安全な地区ではあるが、
一応ガードマンが私の家の外に18時から朝の6時までついている。
昼には誰もいないので、裏の水道を使って隣の人が勝手に洗濯していたり、
いろんな人が水を汲みに来たりする。

庭には、レモンの木が3本、トマト、ココナッツが生えている。
ヤモリの他に、カメレオンが住み着いている。

 

  

電気、水、ガスコンロ、冷蔵庫。
家具は、ベッド、プラスチックのテーブル&椅子4個、TV(ただし、1チャンネルしか映らない。。しかも、平日は昼の12時以降。)。
毎日虫、ありと戦っている。洗濯、掃除が大変。
引っ越した始めの頃は近所の人が、お手伝いさんはいらんかとほぼ毎日変わるがわる尋ねてきていた。
小さい子どもまで。庭を掃くからと。日本はそういう習慣がないから必要ないと丁寧に断っている。

最近、海岸へ行ってビーチバレーをした。現地の子供たちに混じって。
みんなサッカーをしたり、日光浴したり、泳いだりしている。やっぱり海はいい。
夏になると南アからも泳ぎにきたりするらしい。モザンビークはきれいなビーチが
多いらしいので、週末や休みを利用していろいろ行きたいと思う。
ダイビングもぜひ。

ごはんは夜だけ作っている。
野菜、米、卵などはどこでも手に入る。
こっちは鶏を生きたまま買ってきて、家でしめて料理するが、私は南アから輸入されている冷凍の鶏肉を購入。
ただし、1羽まるまるしか売っていない。冷凍庫が小さいので、半分店に預かってもらっている。。
他には牛肉、豚肉、羊肉などを食べる。魚、エビ、あさりなどもある。
海岸へ行けば夕方に新鮮な魚が手に入るらしい。
生カキ(日本のよりは小さい)をレモンで食べれる。現地人はあまり食べない。
先日、Inhanbaneという町とXai-Xaiを行き来している近所のおじさんが、カニをくれた。
リゾットにしたらかなりおいしかった。
しかし、やっぱり一人分のごはんはめんどくさい。もちろん、電子レンジもないから。

 

−Xai-Xai LIFE PRICE−

 

土地はすべて政府の所有。安いらしい。
水代は安い(約750円/月)が、電気代、電話代が高い。
モザンビークでも携帯電話は結構みんな持っているが、彼らはいわゆるワン切りを使用して相手にかけ直させたり、職場の電話を使用して私用電話をかけている。

安宿はほとんどない。
ペンサオンは35$〜。
ホテルは、3星で50$〜。

ミニバス20〜25円
Maputo−Xai-Xai 250〜400円
タクシー 250円(Maputo市内)

米 100円/kg トマト 75円/kg 水 75円/1.5リットル
パスタ 100円/kg じゃがいも 75円/kg 牛乳 75円/1.5リットル
バター 200円/250g 玉ねぎ 50円/kg コーラ 35円〜
チーズ 250円 にんじん 50円/kg コーヒ 75円〜
ヨーグルト 300円/500g ピーマン 50円/kg ビール 75円〜
玉子×12 150円 キャッサバ 25円/kg スープ 75円〜
バナナ 25円/房 肉 400円/kg ランチ 150円〜
オレンジ 50円/kg 鶏 300円〜/羽 夕食 500円〜
パパイア  50円/個 魚 150円〜/尾 パン 5円〜/個

なので、自炊をする分にはほんとにお金はかからない。
ただ、生活用品、電化製品、衣類、家具などはほとんどが輸入であるため、質の割にそんなに安くはない。

 

−OFFICE LIFE−

  

<配属機関名>
公共事業住宅省
ガザ州公共事業住宅局給水衛生課

<配属先の概要>
ガザ州公共事業住宅局は約80名が働いており、他に秘書課、会計課、人材資源課、道路課、建設課などが
同じ敷地内にある。給水衛生課は現在6名。
それぞれ担当が分かれているが、すべて水管理技術普及員(tecnico)という位置づけである。

<外国の援助など>
UNICEFが継続的にモザンビーク政府に援助をしている。
局内のオフィス用品、パソコン、プリンター、FAX、GPS、社用車などは援助によるもの。
Visao Mundial、Save The Children、Cruz Velha de Mocambique、CVA、FDC、ADCR、CCM、JICAなどの
援助により州内の井戸を作成している。

<仕事内容>

  


現在は、部署内だけでなく、他部署からPCに関する質問など1日3、4件対応。
金曜日は、マプトの工業専門学校の学生がインターンで2ヶ月間来ているので、
彼らにMS-WORD、EXCEL、PowerPointなどを教えている。
あとは、水関係の勉強をしたり、村へ井戸などの見学へ行ったりしている。

部署内のマシンは洪水後、新たにUNICEFから支給されたため、想像していたよりもマシだった。
OSはWindows98×5台。1台はインターネットにつながっている。最近やっと、日本語環境が用意できた。
回線がとてつもなく遅いけど、仕方ない。
プリンターは2台。しかしトナーが1台ぶんしかないので、まわして使用している。
LANはつながっていないので、FDでデータ交換。
紙がなかったり、電気をつけなかったり。電話代が払えず、止められたり。
(このHPのUPが遅れたのもこのためです。。)
社用車はあるが、ガソリンを買うお金がないなど。
お金がないから、事務所の修復工事も途中で止まっている。

とりあえず、何でも援助に頼っている感じ。
自分たちで何とかしようとあまり考えない。無くなったら、仕事が遅れたり、止まるだけ。
言い訳は、お金がないからとのこと。

<私のいる意味>
ここでPCばかり触っていると、初めは何の為にここにいるのだろうと考えたりしたけれど、
待っていても始まらない。
協力隊員(私)を要請した担当者が変わってしまったから、向こうもよくわかっていない。
だから、やりたいこと、できることを自分で考えて、動いて。そして伝える。
伝えなければ、何も変わらないし始まらない。

5年程前に、日本のプロジェクトで日本人が私のいる部署で働いていたため、
始めは何をもらえるのだろう。私もお金を持ってると思われていたけれども、
私はボランティアだから、彼らとは違う。
物質的な援助の為に来たのではなく、お互いの技術や経験、文化などを共有、
交換したいからここにいる。
多くの人に出会って、現地で同じものを食べ、同じように生活する。
だから、現地語も覚えたい。コミュニケーションは大切だから。
散々説明した。一ヶ月経って彼らもだいぶわかってきてくれたようである。

<パソコン事情>
パソコンのある学校は少ない。大学ですら数台である。
UNICEFの出資で政府にパソコンはあるが、型が古かったり、十分に使いこなしていない。
民間企業には比較的新しいパソコンがそろっていたりする。
もちろん、各家庭にパソコンがあるなんていうことはない。
マプト市内ではケーブルテレビでインターネットができるが、多くは電話回線である。
最近はインターネットカフェが各町にできてきている。(約400円/時間)

<講習会とこれから>
今回、約2週間(10/7〜10/17)首都マプトにてDAR(国家水利局地方給水部)主催の
MS−Accessの講習会に参加した。
私の要請内容であったガザ州内の井戸管理データベースを、全国レベルでUNICEFの
出資でDARが作成した為、その概要説明である。
協力隊員の要請がガザ州との契約であったため、上まで私のことが伝わっていなかったのであろう。
4人のSEチームで半年間かけて作成したようである。
講習会の参加者は、各州のDPOPH(公共事業住宅局給水衛生課)から2名ずつ参加。
皆真剣に興味を持って取り組んでいた。

講習会1週目は、Accessの基礎。
中身は十分知っているが、今後ポルトガル語でどのように教えればいいかの
参考になった。しかも、同じガザの同僚の隣で教えながらできたので良かった。

講習会2週目は、今回作成したデータベースの概要説明とデータ入力方法の説明。
まだシステムにエラーが多く、使い勝手も悪かったため、参加者の意見を取り入れ修正するようである。

その後、このシステムの責任者と今後の方針、私の仕事について話した。
すでに基本のデータベースとシステムができているため、中身を見て改良する、
同僚へデータ入力の指導などを当面していく。
それと並行して、州レベルで必要なデータベースを追加する。
お互い連絡をとりながら、更に使いやすい有用なシステムを協力して作成していくことになった。

自分でできることからやっていきたいと思う。


職場の人達

<ひとりごと。。>
ここの人達は、明日、明日に仕事をのばしがち。何をするのにもかなり時間とエネルギーがかかる。
先のことをあまり考えず、今さえ良ければ(なんとかなれば)良いという感じ。
植民地(1975年まで)、内戦(1992年まで)、大洪水(2000年)の歴史的背景もかなり影響しているのだと思う。
深いです。。とても。慣れすぎるのでなく、ちゃんと彼らを理解し、この国を好きになりたい。
もちろん自分のこともしっかり相手に伝えつつ。
今まで通ってきた道、これから通っていく道に意味のないことなんて絶対ないと思う。
だから、あせらず、じっくり、ゆっくり、しっかり。

 

2003-11-01 16:30 update

 

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