人間の体は、成人男性で60%、女性で55%が水からできています。体内の水分が5%失われただけで、体調は乱れ、頭痛やめまい、だるさなどの脱水症状を感じるようになります。私たちの体は、新陳代謝を繰り返す事で生命を維持しています。新陳代謝を主として行うのが血液やリンパ液です。それらの主成分は水なので、血液やリンパ液の流れをスムーズにして新陳代謝を促すためには、水が不可欠なのです。水分の摂取量が足りないと、知らない間に動脈硬化やがんなどの病気をひき起こしてしまうこともあります。出ていく水と補給される水のバランスがとれていれば、体調が正常に保たれます。ところが出ていく水に対して、補給する水が不足してしまうと、血液がドロドロと粘りのある状態になって、いろいろな病気の引き金になったりしてしまうのです。だからといって気にかけている必要はないそうです。脳が自然に「のどが渇いた」という信号を発して、水分を補うように促してくれるのです。言い換えれば、のどの渇きは体内の水分不足を知らせるサイン、のどが渇いたと感じたら、水分を補給するように心がけましょう。
なお、加齢とともに、水分不足を感知するシステムが働きにくくなってきます。そのため、水分の補給がスムーズに行われず、脱水症状を起こしたりすることも少なくありません。高齢者の場合、のどの渇きを自覚しなくても、健康のために、水分を定期的に補給する習慣をつけることが大切です。
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