ウィスキーを作ったぞ

 

 

たまたま新聞で見つけた「ウィスキーブレンド体験」の参加者募集広告。

まずはハガキでご応募を、とあったので、とりあえず

ぽちの休みの日を申し込みました。

そんなこともすっかり忘れていたある日、「ご当選」の連絡が・・・

  

まずは工場見学。

普段の見学コースでは見せてもらえないところまでたっぷり見、

仕込み途中の麦芽水や原酒も試飲させてもらいました。

・・・誰ですか、ウィスキー樽の前に立つビア樽とか言う人は。

  

いよいよ工房に移って、ブレンドのノウハウについて

レクチャーを受ける。

一人一箱ずつもらった箱の中身は、10の小瓶とメスシリンダー。

目の前に並んだ10個のグラスに10mlずつ量りとって

味見をし、後で自分だけのレシピを作るノートに

自分の目と鼻と舌で感じた印象を書き付けておく。

そして、「今日作りたいウィスキーのテーマ」

をノートに書いて、イメージをふくらませてゆく。

 

なにやら怪しい実験を始めたぽち。

十種類の原酒をブレンド。

どれとどれを混ぜたっけ?

混ぜれば混ぜるほど自分の好みから遠ざかる!?

ぽちのは「春雪」。

スキー場で、雪割りで飲んだウィスキーのうまさを

再現したかった。

・・・しかし、先生が「これは、正に春の雪ですね。

溶けかかっている。」と微妙な発言。

3つの候補から絞って、いよいよレシピに秘密の割合を書く。

   

 

レシピができたら、同じ割合で720ml分ブレンドする。

正式に名前を付け、封印をする。

「今日生まれたてのウィスキー。1ヶ月ぐらい寝かせてください。」

とブレンダーの先生が言った。

・・・?何故か右の瓶、すでに封が切れている?

“天使の分け前”を川嶋家出入りの小人さんが飲んでしまったらしい?

不味かったのか、あれ以来小人さんは来ない。

最後は全員のブレンドを披露しあって、試飲会。

かなり飲んで、ホンワカ気分で夕暮れの小淵沢へ。

場所の話をしていませんでした。

サントリー白州蒸留所(山梨県北巨摩郡)。

参加費ひとり1万円。

JRの料金を含めたら、結構贅沢な一日でした。

他の参加者は「何回も申し込んだのに、なかなか当たらない。」と

言っていたので、本当に贅沢な体験だったと思います。

ところが、あれから2年。

ウィスキーも目減りして(天使が来たのか、小人さんが来たのか?)

寂しくなってきたある日、ふと目にしたJRの旅行パンフレットに

おんなじコースが載っているじゃありませんか!

しかも、往復の交通費と現地レストランの昼食がついて

12,400円!

天使の分け前分がなくなったボトルを小脇に抱え、

また「白州へ!」と騒ぐぽちであった。

suntoryホームページはこちら  酒蔵へ戻る