どっきんどっきんしながら成田へ。しかし、どっきんどっきんは空港へ向かう電車の中が一番大きく、飛行機に乗る頃にはすっかり落ち着き、鼻歌なんぞが出そうな勢いであった。もう少しで離陸する、という時になって、とうとう雨が降り出した。天気予報によると、私が行く頃、コペンの天気はまあまあ、リスボンは雨模様だという。私はどちらかというと(?)晴れ女なのだが、お天気でありますように・・・とひたすら願っていた。
スカンジナビア航空、席はなかなか快適。乗務員さんも親切。お昼の機内食は、鶏肉のオレンジチリソース入りピラフ、茶そば、エビとホタテのサラダ、キットカット。夕方にはサンドイッチ。到着前にはハムの白味噌添え、グリュイエールクリーム(チーズだった)、ポテトサラダ。ほとんど食べるか寝るか、である。
午後4:30、コペン到着。スイスやイタリアの時と違い、おしゃべりしないで寝ていた分、疲れは少ない。空港から見えるいろいろな国のヒコーキや、’デザイン王国’デンマークの待合室の椅子やカートに見とれつつ前へ進む。
夕ご飯が早い分、あとでお腹がすくかもしれない。水と食料を調達せねば。しかし、確か6時には店が閉まるって書いてあったなあ。急がなくっちゃ。えーとI(インフォメーション)は・・・あった。「すいません、Hotel Selandiaはどこですか?」しまった、まず電車乗り場を聞かなくっちゃ・・・。しかし、親切なおばちゃん、すぐに察して、切符売り場を教えてくれた。??しかし、ずいぶん仰々しい売り場だ・・・。ホテルのフロントみたい。自販機ではなく対面型。まさか特急じゃないよね・・・と思いつつ、「コペン中央駅まで」。段のないなだらかな下りのエスカレーターを降りていくと、ちょうど発車するところで、慌てて飛び乗る。左の車両は人がいっぱいなので、右の車両へ・・・と思ったが、上に「Business」と書いてある。1等車両なのか??と思いつつ、仕方ないのでドア付近に立っていた。
10分ちょっとでKobenhavn H(コペンハーゲン中央)に到着。うわあ、向かいのホームへ渡る階段、つくりが面白い。熊本の駅にもこういうのがあった気がする。駅舎に入る。・・・・・なんだか、薄暗くてなまあたたかい・・・。ちょっと異様な雰囲気。デンマークっていうより、ミラノかローマ?結構いろいろな人種の人たちがいる。日本人もたまに見かける。ええと、まずテレホンカード・・・。あとでB&Bに泊まる時、ホスト先に電話しないといけないのだ。あと日本にも。キヨスクらしき店で「すいません、テレカありますか?」いちおう、国内外どちらでもOKというカードを購入。次にスーパーを探さなくては。きょろきょろしていたら、駅構内に’Market’と書いてある店を発見。品揃えはコンビニ程度だが、ちょっとした食料なら申し分ない。水とプリン、ライ麦の入った黒いパンを買う。
駅の西側は麻薬常習者なんかがいっぱいいると聞いていたが、ぱっと見は新しい建物が立ち並び、見通しもきいて、それほどではない。が、道路を渡ろうとしてクラクション鳴らされるわ、強そうなお兄ちゃんたちが前を歩いているわで、ハラハラの連続。???ほどなく、’Hotel Selandia’に到着。ドアを開けると、ビジネスホテルっぽい雰囲気。まあしょうがないなあ、安くて便利だから。プリントアウトしてきたEメールを出そうとすると、「その必要はないよ。あなたの名前は?・・・じゃあ、ここに書いて・・・」2階の部屋。バス・トイレは共同。ドアを開ける。ベッドが二つと机。洗面台が部屋の脇についている。どことなく日本の昭和30〜40年代の部屋っぽい。そして学生寮っぽい。家具のデザインがシンプルなところが共通しているからなあ。まあこんなもんか。あっ・・・そうだ、トイレとバスの場所、確認しなきゃ。バスはともかく、トイレがない・・・ってことはないよね。まさかチェックアウトまで我慢ってことは・・・。幸い、案内図を見つけた。あった、シャワーとトイレ!
さっぱりしたところで夕食。黒いパン、ドイツパンなのかな。酸味があってウマイ。プリンはダークチェリー入り。片栗粉でも入っているのか、もちっとしている。TVでも見ようかと、つけてみる。あれっ、まさか別料金ってことはないよね。電話じゃないし。さすがに疲れているので早く寝る。あれっ、外がうるさいって聞いてたけど、静かだ。中庭のようなところに面しているせい?