映画批評



映 画 批 評
映 画 批 評



私が映画の批評なんて!でもやっちゃいます。(笑)
評価はあくまで個人的主観に基づいております。

★10個が最高点!



ザ・フル・モンティ/評価:★★★★★★★★★
プリシラ/評価:★★★★★★★
蜘蛛女のキス/評価:★★★★★★★★★★
海の上のピアニスト/評価:★★★★★★★
アンブレイカブル/評価:★
ライフイズビューティフル/評価:★★★★★★★★★★
ウェディングシンガー/評価:★★★★★★★
リトルダンサー/評価:★★★★★★★★




題名 : ザ・フルモンティ 制作 : イギリス 制作年 : 1997年
監督 : ピーター・カッタネオ 分類 : コメディ 種類 : 映画
キャスト : ロバート・カーライル/トム・ウィルキンソン/マーク・アディ
コメント :
かつて鉄鋼の街として栄えたイギリスの田舎町に住むガズは、職にあぶれて困っていた。このままでは親権を取り上げられてしまう一人息子と街をうろついているとき、ひょんな事から男性ストリップ劇場に入り込む。そこにいた女性客の熱気と歓声を見せつけられたガズは「これしかない!」と、同じように金に困った冴えない中年男4人を仲間に引きずり込み、一世一大のストリップショーを計画する。

とにかくこの男性ストリッパーたち5人、ほんとに冴えないんです。脱いだところでビール腹だったりぶよぶよだったり・・・。そんな冴えない男たちが様々な葛藤を抱えつつも真剣にストリップの練習をしている姿がたまらなくおかしい。そんな中にもいい感じで親子の愛情や夫婦の愛情が見え隠れしたり、ただのコメディと侮ってはいけません。ドカーンという大きな笑いではなく、ともすれば見過ごしてしまいそうな所にこまごまと笑いが散りばめられていて、イギリス映画のこういうウィットの利かせ方って、本当に絶妙なんですよね。私の中でのコメディ映画最高傑作です!
評価 : ★★★★★★★★★


題名 : プリシラ 制作 : オーストラリア 制作年 : 1994年
監督 : ステファン・エリオット 分類 : コメディ 種類 : ビデオ
キャスト : テレンス・スタンプ/ビル・ハンター/ヒューゴ・ウィービング
コメント :
オーストラリアはシドニー。ドラッグクイーンのショーガールとして生きている男が3人。不意に入った地方での営業の話に乗り気になった3人が、プリシラ号と名付けたおんぼろバスで、オーストラリアの砂漠を走るドタバタロードムービー。

偏見・差別あり、オカマの悲しい恋愛あり、親子の葛藤あり・・・でもそんなことどうでもよくなっちゃうくらい明るい内容です。とにかく色が美しい!砂漠にたなびくドラッグクイーンのド派手な衣装!乾いた土の色ときらびやかな衣装の色合いのコントラストが抜群!しかし単なるドタバタコメディでは終わらず、そこには隠れた悲哀や感動も・・・。見たあと思いっきりスカーッとして、元気と強さを分けてもらえたような気分になれます。
評価 : ★★★★★★★


題名 : 蜘蛛女のキス 制作 : アメリカ・ブラジル 制作年 : 1985年
監督 : ヘクトール・バベンコ 分類 : ドラマ 種類 : ビデオ
キャスト : ウィリアム・ハート/ラウル・ジュリア/ソニア・ブラガ
コメント :
言論の自由が奪われていた南米の某国。反体制テロリストの男バレンティーノが入れられた監獄には、ホモセクシャルのモリーナがいた。モリーナは退屈しのぎに自作の悲恋物語を話して聞かせたり、何かとバレンティーノを構ううち、いつしか彼に愛情を抱くようになる。最初は戸惑っていたバレンティーノも、モリーナのひたむきな愛情を徐々に受け入れ、先に釈放の日を迎えるモリーナにある頼み事をするのだが、その頼みがやがて悲劇を生む・・・。

この作品を見たのはかなり前なのですが、今でも「好きな映画は?」と聞かれたら必ず答える1本です。同性愛ものであるにもかかわらず、嫌らしさなどは全くなく、全編に渡って「美しい」の一言。見ているうちに、ホモセクシャルの人の愛情は、本物の女性のそれより遙かに深いのでは?と思うように・・・。あまりに悲しいラストには、本当に心が打たれてしまいました。実は私、ハッピーエンドよりサッドエンドの方が好きなのかも?!
評価 : ★★★★★★★★★★


題名 : 海の上のピアニスト 制作 : イタリア 制作年 : 1998年
監督 : ジュゼッペ・トルナトーレ 分類 : ドラマ 種類 : ビデオ
キャスト : ティム・ロス/ブルート・テイラー・ビンス/メラニー・ティエリー
コメント :
落ちぶれたバンドマンの男が、かつて夢と生活を共にしたトランペットを売りに出す。売り渡す前に吹かせてもらったラストソングを聴いた質屋の店主が、ある古いレコードを取り出した。「今のはこの曲じゃないのかい?」 そのレコードを見て驚いたバンドマンは、レコードの曲にまつわる一人の男の人生を語り始めた。1900年に船上で生まれ、最後まで一度も船を降りることのなかった1900(ナインティーンハンドレッド)という名の伝説のピアニストの生き様を・・・。

私はこの映画、とても好きです。ラストの展開には賛否両論あるようですが、私はこういう終わり方で良かったと思います。いわゆる「ファンタジー」の範疇に属する作品だと思いますが、夢、人生、恋愛、それらすべてを船の上だけで完結させてしまう。こういう映画があってもいいんじゃないかな。見終わった後、素直に「いい映画だったなぁ〜」と思えた作品でした。
評価 : ★★★★★★★


題名 : アンブレイカブル 制作 : アメリカ 制作年 : 2000年
監督 : ナイト・シャマラン 分類 : サスペンス・スリラー 種類 : ビデオ
キャスト : ブルース・ウィリス/サミュエル・L・ジャクソン/ロビン・ライト・ベン
コメント :
乗員乗客を乗せた列車が、ある1人の生存者を残し全員死亡するという大惨事を起こした。奇跡的に無傷で助かったデイビッドという男は、警備員をしながら妻子を養う冴えない中年男。しかしある日出会った、生まれながらに骨がガラスのようにもろいという難病を背負ったイライジャという男の導きにより、自分にある特殊な能力が備わっている事に気づく。そしてラストには思いもよらない展開が・・・。

ひとこと、つまらなかったです。私はたいていの映画を見ても、面白くないと言うことはあっても、つまらないと言うことはあまりありません。でもこれはつまらない。どうせならハリウッド映画らしく「ドーン!」とか「バーン!」とか、派手に盛り上げてしまえばわかりやすいのに、中途半端に淡々としていて、かといって情緒的とかいうのとは程遠く、とにかく見た後に「だから何なの?」と言ってしまいたくなる作品。私にとっては見る価値なし。
評価 : ★


題名 :
ライフ イズ ビューティフル
制作 : イタリア 制作年 : 1997年
監督 : ロベルト・ベニーニ 分類 : ドラマ 種類 : ビデオ
キャスト : ロベルト・ベニーニ/ニコレッタ・ブラスキ/ジョルジオ・カンタリーニ
コメント :
ユダヤ系イタリア人のグイドは、ある日偶然出会った小学校教師のドーラと恋に落ちる。2人は結婚し可愛い息子ももうけるが、第二次世界大戦と共にナチスのユダヤ人狩りが始まり、家族は離ればなれにされる。どうにか息子だけは手放さずにすんだグイドだったが、収容所での暮らしは厳しく、戸惑う息子を救うため彼はあるウソを思いつく・・・

私はこの作品を見た後、号泣しました。今でも内容を思い出すと涙が出そうです。息子のためにひどい暮らしの中、体を張って嘘をつき通す父グイド。ハリウッド映画にありがちな、全編お涙ちょうだいの映画と違い、コメディタッチを残しつつ、戦争の悲哀やホロコーストの残酷さを描き出しているあたりが、ますます見る者の涙を誘います。親子愛、家族愛に弱い私には、最高にはまった作品でした。
評価 : ★★★★★★★★★★


題名 : ウェディング・シンガー 制作 : アメリカ 制作年 : 1998年
監督 : フランク・コラチ 分類 : コメディ 種類 : 映画
キャスト : ドリュー・バリモア/アダム・サンドラー/クリスティーン・テイラー
コメント :
プロのミュージシャンを目指しながらも、ウェディングパーティーで歌を歌うウェディングシンガーとして生計を立てるロビー。自分の結婚式で新婦に逃げられ落ち込んでいたロビーが、ある日ウェイトレスのジュリアと出会う。恋に悩むジュリアを励ますうち、いつしか2人の間には友情以上の感情が・・・。

この作品は日本でも劇場公開されたのでしょうか?E.T.で子役を演じたドリュー・バリモアが紆余曲折のあと成長し、見事な女優として復活!ロビーが舞台に穴をあけたときに、普段はコーラスをしているオカマチックなバンド仲間がカルチャークラブのナンバーを歌うシーンと、ジュリアにせがまれてロビーが自作した歌を披露するシーンは大爆笑もの。何も考えずに笑い転げたいときには必見の作品です!
評価 : ★★★★★★★


題名 : リトルダンサー 制作 : イギリス 制作年 : 2000年
監督 : スティーブン・ダルドリー 分類 : ドラマ 種類 : ビデオ
キャスト : ジェイミー・ベル/ジュリー・ウォルターズ/ゲアリー・ルイス
コメント :
舞台は1984年のイギリスの田舎町。幼い頃に母親を亡くした少年が、炭坑のストライキで奮闘する厳格な父と兄の元で暮らしていた。父の薦めで始めたボクシング教室で、初めてバレエというものと出会うことになった少年ビリー。戸惑いながらもバレエに目覚め、栄光のプロダンサーに成長していくまでを描いた人間ドラマ。

素晴らしい作品でした。イギリス映画ならではのウィットに富んださわやかな作品。時にはクスリとさせられたり、ホロッとさせられるような場面も。イギリスの田舎の風景も美しい!見終わった後、なんだか心が温まるような後味抜群の1本です。
評価 : ★★★★★★★★