龍源院の北側の段丘下から湧き出す湧水です。この湧水を利用していた家の大部分が”吉川姓”であったため「吉川の泉」とも呼ばれています。湧き出す水量は、夏季に日量622トン、冬季には32トンあります。なお、鈴鹿の泉入り口に柵があり、湧水口の側に行くことも眺めることも出来ません。
鈴鹿の泉湧水
番神水と龍源院を結ぶ”鈴鹿の小径”
鈴鹿・長宿地区は縄文時代の遺跡もあり、古代から人々が住み「座間郷」の中心地と考えられています。「藤沢街道」などの古道沿いに古くから集落ができ発展した所です。周辺には神社・仏閣・道祖神などが多く歴史の里といえます。
龍源寺境内の崖下より湧き出ているこの湧水は、古代から飲料水や稲作・水車の動力源として使われていました。現在も付近の人々は、水路に堰を作り野菜を洗うなど生活用水として利用し、長い年月にわたり大切に守っています。
ここには「ゲンジボタル」が生息し夏になると飛びかいます。ホタルはきれいな水辺でしか生息できません。この地区の歴史的な遺産と、ふるさとを感じさせるホタルの住む水辺環境を、みんなの手で大切に守っていきましょう。
座間市(座間市設置看板より)
番神水・龍源院の湧水(鈴鹿小径)は、飲むこと・汲むことが出来ません。
番神水・龍源院の湧水(鈴鹿小径)は、飲むこと・汲むことが出来ません。
龍源院といえば京都大徳寺の龍源院が有名ですが、座間にも古刹の龍源院があります。伝説では1462年この地に住んだ”渋谷高間”の建立といわれている。境内裏手には。湧水池があり、流れ出す川の中ほどに不動明王が立ち碑文によると1855年建立されたもので、水神として信仰されていたようです。また、湧水の流れは境内を流れて表通りに澄んだ小川を作っています。この小川には夏になるとホタルが飛び交うようにカワニナなどが生育されています。 Pなし(近くにイトーヨーカードーの無料駐車場が有ります)
龍源院の湧水
湧水と歴史の里 鈴鹿・長宿
都市化の進んだ座間ですが、座間市内には、相模川左岸”河岸段丘層や目久尻川沿いに十数か所の湧水があります。番神水の湧水が流れ込んでいる池は、トンボ池とも言われていて、その周りは小さな公園になっています。そばに、円教寺付属の番教堂があるので”番神水”と呼ばれています。この湧水は付近に縄文時代中期の遺跡があることからも、昔から人々が大切な生活用水として利用し続けてきたものと考えられ、明治〜大正の時代になってからも、流域の長宿通り20所帯は井戸水の代わりに利用していたそうです。なお、言い伝えでは、このあたりに住んでいて、円教寺の開基となった刀匠の鈴木弥太郎貞勝が、たまたまこの地に来た”日蓮聖人”に、良い刀を鍛えるためにはより良い水が欲しいのだが・・と語ったところ、聖人は祈祷した後、杖を立て良い水の出るこの湧水の位置を発見してくれたというのである。 Pなし(近くにイトーヨーカードーの無料駐車場が有ります)
番神水(ばんじんすい) 入谷1-3145