10日目。2002/12/27 「お誕生日会。」
〜その1〜
7:00起床。
たまらん。
かゆくてかゆくてたまらん。
あまりのかゆさに我慢できず、目が開いてしまった。
このかゆさはなんだね?ダニかい?
「息してないかと思った。」
そう言われるほど寝相が良く、ピクリとも動かないあたしは
仰向けに寝たっきり、一晩中背中と布団がくっついていた。
布団と触れ合っている部分がとにかくかゆい。
背中のみならず、首の裏も、くるぶしも。
すうの裏側は全て赤いブツブツに覆われていた。
起きたすぐはそうでもなかったのに、かゆいと思うとどんどんかゆくなってきて
かゆくなかった所さえもかゆいような気になってきた。
とりあえずムヒを塗りこんでみた。
あいちゃんとゆうこちゃんがベッドで寝て、
あたしは床にマットを敷いてその上の布団で寝ていた。
ツインの部屋のエキストラベッドって、こんなもんかい?
ベッドって言うか・・・マット・・・(-"-;)
でもこれまでも3人の時は床で寝ていた。何も問題なかった。
なのに今日は虫にぱく付かれていた。
2人のベッドの間には小さな木の引出しがある。
それなりのホテルには、ここに電話があるね。
その引出しの上に神様(パンダ)と
さんがくれたネコちゃんが座っていた。
ネコちゃんは朝起きても相変わらず物思いに耽っていた。
でも神様は気付いたらあたしの横にいた。
何がどうなったのか、転がり落ちてきたようだ。
ってことは、神様もきっとかゆいに違いない。
もう、この布団の上にいるのはいや。
でもあいちゃんもゆうこちゃんもまだまだ起きそうにない。
あたしはドアを開けて、外のいすに腰掛けていた。
おしりがかゆいであろう神様にも日光浴を、ということで
ひっくり返して、虫除けスプレーを隣りに置いてあげた。
7:00だというのにこのホテルは賑わっていた。
周りは昨日到着したジャワ人だらけ。
今回の旅の道中、見かけるのはインドネシアの国内旅行客ばかり。
しかもちょっとリッチな匂いがする。
8:00すぎに2人が起きてきて、揃って朝食を食べた。
周りがジャワ人だらけのせいか、ホテルのスタッフにこんなことを聞かれた。
「パン?ナシゴレン?」
えー??ナシゴレンなんてあるの??
今までそんなのなかったのに。
どんなのかちょっと気になるねぇ、ということで、
「ナシゴレンがいい!」と言った。
しばらく待った。
そして出てきたのは
いつもと変わらない、薄々のパン。
・・・なぜ聞いた?( ̄-  ̄ )
朝から飛ばすなぁ、このホテルは。
二日目にしてもう終盤のあいちゃんのために(言わない約束)、
本日もあいちゃんスペシャルデー。
お望みどおり、ウブドに行く。
10:00にクタを出発して、シャトルバスでウブド仁行く。
満タンのバスに揺られること1時間と少し。
ワクワクしていたあたしやけど、一瞬ドッキリした。
思い出したのだ。
朝、神様をひっくり返したまま、部屋の外のいすにほったらかしにしてあることを・・・。
ごめんよ、神様。
終点に到着してから、市場まで歩く。
すぐにかわいいぼうや3人組を発見し、偶然を装い、ぴったりマークし、
デジカメに手をやる。
はい、我慢できませーん。
3人を激写。
11歳くらいの彼らは、カメラに動じることなく、にっこり笑って撮らせてくれた。
「こっちかなぁ?」
「多分合ってる。」
不確かな記憶と確かな記憶が交錯する中で
あたしたちは止まることなく歩きつづけた。
モンキーフォレストの近くのお店の前に、井戸端会議をしている
お母さんと、その子ども達がいた。
いやん!かわいい♪
足を止めずにいられなくて、ちょっとその子に接近。
初めて見たときは、眉間にしわを寄せてあたし達を窺っていた。
でもしばらく経つと、ニコニコと、それはそれはかわいらしい笑顔をくれた。
しかもよく見たら似ている。
ヒトシに似ている。
インドネシアで出会ったヒトシは3人目だ。(サヌ−ル、レンボンガン、ウブド)
ほんまの名前なんて聞かずに「ヒトシー!ヒトシー!」と声をかけた。
何も分からない彼は、それでも嬉しそうに、自分と同じくらいの大きさの傘を持って
ヒョコヒョコ歩いていた。
名残惜しいけれど(かなり)
あたしたちは行かなければならない。
別れの時。
止めるなら今よ。
ヒトシ以外の赤ちゃんにも触れ、おなかが大きなママのおなかにも触れ
バイバイをした。
「また会おうね。」
後ろ髪を引かれる思いで歩き始めた。
おぉ。。。かなり時間が経っているわ。
ウブドに来たのは、市場に行くため。
寄り道して激写しまくっていたら、1時間半もかかった。
バリ滞在ももう10日目になるけどなんにも買ってない。
つまりごはん代と酒代にしか使ってないのだ。
今日はここで買うつもり。
またおそらく大荷物になるに違いない。
2時間半くらいグルグルとお店を回っていると、2人とはぐれた(ノ_<。)
市場もお客さんが少なくて、お店の人も暇そう。
かと言って押し売りまがいに迫ってくる人はほとんどいない。
それほどお金を持ってないのが見破られたからかもしれないけど
ずっと世間話をしてあいちゃんとゆうこちゃんが通るのを待っていた。
(探せよ・・・。)
かごバッグを売っているお店のお姉さんと目が合った。
このお姉さんは、2度目にバリに来たとき、
約3年前に桃井かおりおともだちプライスという名の、ともだちプライスで売ってもらった。
そして前回、今年の3月にも会った。
その時は喋っただけ。(ともだちプライスに納得できなかったから)
今日会うのは3回目。
覚えてるかなぁ。。。3月に来たときは覚えてくれていたけど。
ずっとずっと見てくるので手を振ってみた。(・ー・)ノ ~
すると、やっとにっこり笑って、手招きをしてくれた。( ^ ^)r゛゛
迷子のあたしはお姉さんのもとへ行った。
すると彼女は
「わたしのこと、おぼえてる?3回目でしょ?わたし、あなたのことずっと見てたよ。
でも、あなた、わたしに気付かない。覚えてないの??」
(i-i)じーん。
「覚えてるよー!桃井かおりとお友達のお姉さんやろ?覚えてるよー!!」
あたしとお姉さんは握手をした。
「座って。」と椅子を出してくれた。
商売する気、ナシと見える。開店休業。
今はお客さんがいなくて大変。どうして日本人来ないの??
と、切なそうに、でも強い顔で話していた。
「明日くらいから日本人お正月の休みになるし、いっぱい来るよ。大丈夫!」
同じことを聞いてくるバリ人、たくさんいるけど
あたしは毎回この言葉しか言えなかった。
その言葉には何の保証もないけど。
「なんで1人なの??」
そう聞かれた。
そうや、思い出した。あたし迷子なんやった。。。(T-T)
「友達、2人いるけどどこにいるか分からなくなったよ。」と言うと
「どんな子?どんな服??」と聞いてきた。
あたしよりはずいぶん背が高いよ、ってことと2人の服の特徴を告げた。
すると、ほかのお店の人にもそれを伝え、その辺のお店の人はみんなが探してくれた。
ご、ごめんなさいぃ。
優しいみんなのおかげで無事2人に再会することができた。
ありがとう(*^・^)
買いたいものがあって、ちょっとお姉さんと別れた。
あたしはまたつづらを買った。しかもサイズ違いを2つ。
今家に1つあるから、これで3つになる。
このつづら大好き。きっとまたジムのジャージとかが入る。
ほかに、バンブーのカランコロンを2つ買った。
これはえーと、4つ目。
今日買ったのは1つはジムのお友達にあげよう。
あー、今日は自分のをいっぱい買えて良かったー。満足満足。
お昼過ぎまでずっとそこにいて、歩き疲れたあたしたちはお昼ごはんを食べに
市場を出た。
まったりしようと思って、カフェロータスに行った。
注文したのがくるまで、あたしは池で釣りをしている少年たちの所に行った。
はい、ちょっと撮らせてね。
踊りの練習の後なのかな?そんな恰好をしていた。
あたしは普通のミーゴレンやったけど、あいちゃんとゆうこちゃんは
パイナップルに入ったナシゴレンを食べていた。
そしてゆうこちゃんはトウガラシジュースみたいな妙なものを飲んで苦しんでいた。
ヾ(@^▽^@)ノ
他人事。
そこにいる間に、えらい雨が降ってきた。
洪水。
わー。。。動けへんぞ、これ。
2時間近く雨宿りしたけどさっぱりやまない。
少し小ぶりになってから市場に戻った。
また少し買い物をして、市場を去ることにした。
いまいち信用ならんトランスポーおやじにプラマのバス乗り場まで送ってもらった。
無事着いてみると、出発までまだしばらく時間がある。
近くのスーパーに入った。
お店の中で調味料なんかを見ていたら停電した。
あの、暗いんですけど。。。
ほかにはお客さんのほとんどいないこのお店、
何も起こってないかのように、ただ復活を待っていた。
よくあるようだ。
バス乗り場に戻って出発時間がきてもバスが来ない。
裏の家の丸っこいちびっこの写真を撮って時間をつぶした。
ツン!って押したら転がりそうなまんまるのちびっこ。
1人で水たまりと遊んでいた。
バス待ちの暇つぶしになってもらった。
今日もかわいい子どもといっぱい出会えたなー(*´∇`*)
今回の旅の収穫は大きいぞ。
かなり早くにバス乗り場にいたというのに、バスが来た途端、
大きな欧米人にずんずん横入りされて、気付いたら乗り込んだのは最後。
3人ともバラバラに座る羽目になった。
あたしは入り口の一番近くの、これまた大きなおじさんの隣り。
譲り合う心のないおじさんは
あたしの席の半分以上も占領し、
あたしは半ケツどころではなかった。
まるで空気椅子。
でも怖くて何も言えなかった。
雨が降り込むというのに、窓も全開で、ジャンジャンかかる。
冷たくて、寒くて、寒冷じんましんに覆われてしまった。
でも怖くて何も言えなかった。
その2につづく…・……………………・…………
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