10日目。2002/12/27 「お誕生日会。」
〜その2〜
19:30頃ホテルに着いた。
まだ雨は降り続いていて、ごはんを食べに行くのを躊躇った。
部屋の前に置き去りにした(しかもさかさま)神様を中に入れてあげようとすると
神様は普通の体勢で座っていた。
はて、どなたが?
部屋の外で3人で夜ごはんをどうするかについて
真剣に会議していると
前から洗濯ボーイが歩いてきた。
彼は前よりも日本語が少し上達していた。
しかし会話はいつも微妙な英語。
そして口癖は「maybe」
彼だけじゃなく、バリの人はよくこの言葉を使う。
未確認情報が多い。
そんな適当なあなたたちが好きよ。
和やかな空気が流れる中、のっそり近づく黒い影。
暗闇から部屋の明かりの方に近づく。
少しずつ見え始める。
闇に光る白い歯。
ヤツだ。クロコだ。
二カーッ(Φ▽Φ) と笑いながらやって来た。
あいちゃん、今回の旅に関しては初めて会ったので、無理やり握手をさせた。
よしよし(* ̄m ̄) 、と安堵していると
急にヤツはあたしの名前を叫んだかと思うと
あたしの腕をガッツリ掴んできた。
( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!なにさっ!
ひじまでベタベタ触ってくるので、「やめて!(`ヘ´)」と振り払おうとした。
しかしその吸着力は予想以上に強力で、なかなか離れない。
そして、自分の腕をあたしの腕の横に持ってきて
無駄に笑いながら「ブラック&ホワイトー。」と叫んでいた。
コンビにするな。
彼はいつもいつも肌の色のことを気にしている。
そんなことは何も気にならないよ。あんたにはもっとほかに気になることがあるけど。
「いつ帰るの?」と聞いてきたので
「今日」と嘘をついた。
「え!こないだは明日帰るって言ったくせに。」みたいなことを言うので
「急に予定が変わってあたしだけ帰ることになったの。」と嘘を重ねた。
すると大きな目をグルグルさせながら
部屋の中を覗きこみ、パッキングしてあるかを確認していた。
洗濯ボーイに「こいつは本当に今日帰るのか?」と確認していた。
ψ(`∇´)ψ うそ〜。
ウソ、と分かるとまたニッカリ笑い、ネコバススマイル。
「今日は飲まないの?」と聞いてきたので
「今日は最後の夜やから飲むよ。」と言った。
(最後の夜じゃなくても飲むけれど。)
すると「すう、アラック買う。ぼく、オレンジジュース買う。」なんて言ってきた。
なんで、あたしがあんたの為にアラックを買うのよ!
って言うか一緒に飲むつもりか?
部屋の外に、クロコ、あたし、ゆうこちゃん、あいちゃんと並んでいて、
向かいには洗濯ボーイがいた。
場所を変わるよう、あいちゃんとゆうこちゃんに指示を出したが、言うことを聞かない。
あたしはクロコに背を向けて、ゆうこちゃんの方を向いた。
そしたら「Turn to left!!!!」と言われた。
やだ。向かない。フン。
でもでも、ものすごい殺気を感じて左を向いてしまった敗者のあたしであった。
ドアの外のいすに置いていた虫除けスプレーを見つけて
「これ何?こう使うの?」
と口の中にシューしようとした。(危)
「そうそう。そう使うの。」
と言うと
かなり不審な目であたしを見てきて、違うと感づいたらしいクロコは
「こうでしょ?」と言わんばかりに得意げに腕にシューするフリをした。
「うん。よくわかったね。ごほうびにかけてあげるよ。(`∀´)」
と言ってたくさんたくさんシューしてあげた♪
「明日あたしら帰るけど、仕事?」と聞くと
「オフ」と言う。
あら、じゃぁ今日でお別れやね。
「明日は何するの?」と聞くと
「さぁ。寝るかも。」と言う。
それがいい。そうするべきだ。一日中部屋の中にいるほうがいいよ、と助言した。
やっと逃げる隙を見つけて、ごはんを食べに行く。
フロントにキーを預けると、その前の椅子には、
そこのレストランのキッチンスタッフが飲んでいる。
あの、、、お客さんいるんですけど?
営業中でしょ!?
確かに今日はキッチンのketutのお誕生日やけども。。。
「まぁ、来い。」と呼ばれて、アラックを頂く。
くー!!!すきっ腹にこたえますねぇ。でもおいしい!
「おーめでとー!!!」と2杯目を頂き、とりあえずごはん、ごはん。
またね、とバイバイして屋台に行く。
今日は3人でアラック祭りなので、買って帰らないといけない。
でも屋台帰りだと閉まっているかもしれない。
と言うことで、先にスーパーで買い込む。
アラック2本、ワイン一本、ジュース1本を持って屋台に向かう女子3人。
かなりイタイ。
今日で最後かな、屋台も。
一番好きなおじさん(コックさん)のいるお店に決めた。
待っている間、身振り手振りをつけて喋っていたら、椅子から転げ落ちた。
あいたたた。。。はずかすぅ・・・(*/。\*)
おじさんたちとも写真を撮り、3月に一緒に撮った写真を子どもたちにプレゼントして
屋台を離れた。
また会おうね。
重い思いをしながらホテルに到着。
まだやってるよ。コックさんたちまだ飲んでるよ。
一体誰が料理を作っているんだ?
フロントで元セキュリティと遊んだ。
ほんまに仕事のしない男だ。
まぁ、あたしらが邪魔してるんやけど。
ふと後ろを向くとコックさんたちが手招きをしている。
あいちゃんはとりわけ元セキュリティにはまっていて、
初めてのゆうこちゃんもかなりツボにはまっている。
コックさんが来て欲しそうにずっと見ているので、あたしだけでも行く。
2人がこっちに来るまでに、7杯くらいは強力アラックを頂戴した。
そうこうしているうちに23時になり、レストランも閉店。
レストランのスタッフに明日仕事かどうか聞いてみた。
するとウィラ1人だけは明日がオフだと言う。
「明日帰るよ。今日でお別れやねぇ。」と言うと
「アドゥー!!!」と叫んでいた。
アドゥーやね、ほんまに。
少しおしゃべりして、写真を撮る。
「次はいつ来るの?来月?」
来月ねえー。。。(^・^)
そこへニンジャ登場。
ウィラと写真を撮っていたのに、そのカメラを取り上げて
ウィラにカメラを渡し、2人で撮ろうと言って来た。
まったく、強引なニンジャである。
でもウィラの上司やからね。上司の指示は絶対だ。
3月に来たときには、あたしと結婚する、と冗談を言っていたニンジャも
来年結婚する。
なのに2人で撮った写真をみんなに見せては
「ナイスカッポ−♪」と言いふらしている。
「ニンジャ、そんなこと言っても来年結婚するんやろー(^▽^) 」と言うと、
「今はまだシングル。だからダイジョウブゥ。」だって。
出た、全然大丈夫じゃないダイジョウブゥ。
こうやってしばらく遊んでからまたキッチンのスタッフの元に戻る。
レストランのホールスタッフも仕事を終え、元セキュリティも加わり、
総勢12人でお誕生日会&あたしたちの送別会。
意外にも元セキュリティが一緒にお酒を飲んでくれるのは初めてだ。
キッチンで大きな魚を焼いてくれた。
そしてごはんと、その周りにはきゅうり。
お魚はかなりおいしかった。
でもみんながきゅうりをポリポリかじりながらごはんを食べ、
そしてアラックを飲んでいるのは、結構カルチャーショックやった。
それって、合うのか?
送別会って。。。
そうか、もう帰らなあかん時が来ているのね。
こんなに楽しい時間ももうすぐ終わりか。
間違いなくあたしが一番たくさん飲んでいたけど、まったく酔わなくて、
と言うか酔えなくて
それだけに切なさを強く強く感じてしまった。
どういうわけか、あたしはよく飲む人と思われていて、
ワデにはいつも「お酒飲み過ぎると、子ども産めないよ!」としかられる。
そんなに飲んでますか?あたし。。。
1時半ごろ、この楽しいお祭りもお開き。
みんな明日お仕事なのに、遅くまで付き合ってくれてどうもありがとう。
みんなが帰るのを見送る。
少し泣きそうになった。
部屋に戻ると、あいちゃんったら、リュックをおろした途端、
ベッドに伏せて、足をエックス(X)にしたまま寝入ってしまった。
そんな愛ちゃんを横目に、ゆうこちゃんと2人でちょっとだけ喋って
順番にお風呂に入ることにした。
あたしがお風呂から上がっても、まだあのミラクルポーズのまま寝ている。
でも3時に起こして「お風呂に入りなさい!」っていうのもかわいそうやし
おもしろかったので
そのままミラクルポーズのままで朝を待ってもらうことにした。
足痛くないんやろか。
3:00におやすみ。
(-_-).。oO
あ!忘れていた。
クロコに「飲もう」と言われていたのにー!!
ま、いいか。
しかも明日ヤツは休みやし、会うこともなくサヨナラやし。
はい、おやすみ。
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