3日目。2002/12/20  「ホームステイ。」



7:30にドアを叩く音。
大声であたしの名前を叫びながら、壊れそうなほど強く、激しくドアを叩く音。
なにごと!?

寝ぼけてドアを開けると、フロントの人だ。
「おはよ。どうしたの?」と目をこすりながら尋ねると
「ウブドから電話がかかってるよ。」だって。
ketutやね。きっと。しかし、朝早いなぁ・・・。
それにそんなギャンギャン、たたかんでも(ー.ー")

でも今は起きたばかりで話せそうにもない。
とにかく目も開いてないよ、まだ。
ketutの電話番号も知ってるから
「コールバックするって言うといて〜。」と頼んでドアを閉めた。

そのまま目覚めてしまい、顔を洗った。
2人が9:00に目覚めるまでの間、外のいすに座って働くスタッフとおしゃべりもしながら執筆に励んだ。

相変わらずのうっすーいトーストと、フルーツとコピを堪能し、両替に行く。
傷ついたルピアのお札をきれいなのに換えてもらった。
そしてみきちゃんのリコンファームも終え、ホテルに戻った。
帰りにさんのいるホテルに寄った。
ちょうどチェックアウトをしている姿が見えたから。
するとそこにはもう一組のご夫婦が。
あらあら、さんじゃないの!
ここではじめまして、となるゆうこちゃんを紹介した。
さんに、「ゆうこちゃんもみきちゃんも酔うらしいからフェリーは心配。」って話していた。
それを思い出したさんはゆうこちゃんに向かって
「あなたが酔う子?」と聞いた。
すかさずゆうこちゃんは「ゆうこです!!」
違うやん!

o((*^▽^*))o
イントネーションの違いね。

そういえば、あたしまだチェックアウトしてない。
「まだしてないんかい!」とさんにもつっこまれ、
ダッシュで自分のホテルに戻った。
みんなに「あさって帰ってくるからね(*’▽’)ノ」と告げ、
スーツケースを転がして斜め前のホテルに向かった。
すぐに両だんなさんと、もう1人の男性ががスーツケースを運んでくれた。

さんとさんにお邪魔いたします、の気持ちだけこもったおみやげを渡した。
さんには「23日行くからね。またね。と言ってお別れした。」

そしてさんの車に乗せてもらって、港へ向かう。
後部座席に座っているあたしは、なにやら人の気配を感じて後ろを向いた。
すると、そこにはさっきスーツケースを運んでくれたくん。
さん曰く、旅のお供らしい。
荷物が多いせいで窮屈な思いをさせてしまって、
しかもずっと後ろだけを見つめて体育座りをさせてしまって申し訳ないなぁ。

13:30に港に着いた。
船の駐車場にいたお兄さんたちに
「インドネシア人?」と言われた。
どっ、どこをどう見たら・・・?
ビックリしていたらお兄さんたちは
「この子、インドネシア人じゃないらしいよ。」
「ウソだ。」
「絶対インドネシア人だよ。」
「でも日本人だって言ってるよ。」
(憶測)
みたいな会話を交わしていた。
さっき、銀行では台湾人って言われるし、あたしは一体何人なんだ?

15:00にならないと出港しないらしい。
まだまだやなぁ。
お疲れなのかさんはすぐに寝ちゃった。
あたしたち3人ははじめてのフェリーで、しかも日本人はこの4人しか見えない。
ほかの乗客からのものすごい視線を感じながら座っていたら、寄ってくる売り子さん。
朝ごはん以来何も食べてないし、おなか減るかな。
でも食べたら2人酔うかな。
なんて思ったけれど、記念にひとつずつナシチャンプルを買うことにした。
体を起こしたさんが値段を聞いてくれて、無事購入した。

相変わらず周りからの刺さるような視線を感じながら、船が出るまでに遅い昼食を食べた。
話しに聞いていて覚悟はしていたけど
船は全く揺れることもなく、エアコンもかなりきいていて、寒いくらいだ。
さんが言うには、こんなのなかなかないらしい。

食べてから3人とも寝ていたけどあたしは寒さで何度も目が覚めた。
18:00過ぎにサンセットを見に、甲板に出た。
少し雲がかかっていたけれど、明るい夕焼け空。

フェリーの中の子供たちはずっと元気で、疲れを知らず遊んでいた。
後ろの席のちびっこたちは、あたしをつんつんつついてきては
あたしのリアクションを覗く。
あたしがつつき返すとケラケラ笑う。
何度も何度もおなじことをして、同じように喜んでいた。
到着までの間ずっと遊んでいた。

もう1人気になる子がいた。
少し離れたところに親子で座っているインドネシアの子ども。
目が合うとニカっと笑い、(⌒ー⌒)ノと左手を顔の前にやって挨拶をしてくる。
その姿がどうにも親父くさい。
あたしとゆうこちゃんは彼にはまってしまった。
時には隠れてみたりいすから少しずつ顔を出して見てきたり。
そして目が合うと(⌒ー⌒)ノ
なんなの、そのポーズは。
しかもその瞬間顔をシュッと前に出すからなおさらおっさんくさくなる。
笑わせてもらった。ヾ(@^▽^@)ノ

フェリーの中でのたった4時間の間にもこうした出会いがあった。
もう二度と会うことはないと思うけれど、
あたしは忘れないよ。あなたのおやじな笑顔を。

旅のお供のくんが迎えにきてくれて、あたしたちは駐車場に降りることになった。
後ろの席の子供たちにバイバイをし、
おやじスマイル(⌒ー⌒)ノのぼうやにもバイバイをした。
すれ違うとき、ぼうやは投げキッスをくれた。(*^3^)/〜☆
あたしも返した。ありがと。(^・^)♪

18:50に真っ暗なロンボクに到着した。
暗すぎてロンボクと言われてもスマトラと言われても分からない。
でもロンボクなんだね。ここは。

30分くらい車に揺られた。
あたしたちが泊まるホテル、どうやって見つけよう。
すぐ見つかるかなぁ。
車は停まり、降りるように言われた。
どこ?
さんちだと言う。
そして今日と明日、なんとお泊りさせてくれるって言ってくれている。
どうしよう。
ほんまにいいのかなぁ、これって。
ありがたいけど、それってあまりにむしが良すぎて、調子に乗りすぎ?
なんて思ったけれど、さんに、
あたしたちをほかのホテルに泊めさせることは、家族のみんなが心配するから、
と言われ、お言葉に甘えることにした。
なんて幸せ者なんでしょうか。
ほんまに、これでいいのかなぁ。
申し訳ないけど、とっても嬉しかった。

にこにこしたお母さんと子供たちに迎えられ、握手をしてお邪魔をする。
荷物を置いてすぐにごはんをいただいた。
すっかり準備万端に整っていて、至れり尽せりだ。
チャプチャイや、イカのトマトソース煮(名前、知らない)などをもりもり食べた。
遠慮を知らない女3人。

マンディもさせてもらい、お布団まで敷いてもらって、
なんかもう小さくなってしまいそうなくらい
恐縮。

マンディのあと、少しさんとおしゃべりをした。
するとまた新たな男の子が現れた。
一体このおうちには何人人がいるのかしら?
彼はくん。
あたしたちにわざわざ挨拶をしに入ってきた。
自分の名前を名乗りながら、手を差し出してきた。
若いのに、かなり腰の低い少年で、何度もペコペコと頭を下げていた。
その後、彼をぺこちゃんと呼んだ。
はじめましての人のおうちにこうしてお泊りさせてもらうなんて。
すごいことをしてないか?あたしたち。。。
という思いを3人がそれぞれ抱きながら23:30におやすみ。


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