4日目。2002/12/21 「ロンボクのおやじ。」
6:00から30分おきに目が覚める。
でも体を起こしたのは結局9:00。
ここはホテルじゃない。バリでもない。
ロンボクの
さんちなのね。
あたしたちはホームステイしたんやった。
3人で同時に起きて、順番に顔を洗った。
3人がいちばんおねぼう。久々にこんなにいっぱい寝たなぁ。
朝ごはんは、お母さんが買ってきてくれたナシチャンプル。
紙に包まれていて、なんだかとってもわくわくする朝ごはん。
みんな朝ごはんはこうやってとるの?
11:30過ぎにみんなでおでかけ♪
さん、だんなさんの
さん、
くん、そして旅のお供の
くんと、ぺこちゃん
。
家族水入らずをお邪魔してしまって、悪いなぁ、、、と思いながらも連れて行ってもらう。
車でクタビーチまで行く。
なかなか長時間のドライブとなった。
ずっとずっと黙って運転してくれた
さん、疲れたでしょ?どうもありがとう。おつかれさまでした。
お客さんの全く、さっぱりいないクタビーチでは、物売りに囲まれ、
なぜかあたしがターゲットになっていた。
あたしはただその物売りのぼうやがかわいかったから邪険にしなかっただけ。
かと言って買ってあげることはできなかった。
すると、彼の親らしい男性にバコっとしばかれていた。
なんか切なくなった。ごめんねぇ。
やっと見つけたお客さんなのに貧しくてごめんねぇ。
今回まだ見ていない海。
あたしがずっと会いたかった青い海は、このロンボクで見ることになった。
8ヶ月に見た青い海。そして白い砂。
海は青と言うよりもエメラルドグリーン。
見渡す限り広がっていた。
車に乗り込む前に
さんがココナッツを買ってくれて
みんなで車の中でジュースを飲んだ。
優しい
さんは、押し売りにあって止む無く買ったのかなぁ、なんて心配になった。
それくらい、ほんまに優しさがにじみ出ている
さん。
また車を走らせ、スンギギビーチへ。
途中、雨が降ったり止んだりしたけど、ビーチに着いたときには止んでいた。
一応水着は下に着ていた。
ためしに足を浸けてみたら冷たくて(あたしにとっては)、入るのは断念した。
南国の海に入れないあたしの寒がりは、尋常じゃないね。
でも足がつったら嫌やし。
さんには、釘を食べるように言われた。
うんうん。鉄分不足やしな、あたし。
ん……( - ゛-)
ぺこちゃん
は、
さんからの指令が下り、あたしたちが海に入る前に
安全チェックをするため、服を着たまま海にずんずん入って行ってくれた。
海中に何もないか。どこまで浅いか。。。
体を張って確認してくれた。
そして海の中で、頭の上で大きくマルを描いた。
問題ないらしい。
それなのに結局足しか入れなくてごめんね。ありがとう。
ほんまに寒かったから。
やしの木の下で座っていたら、遠くにかわいい男の子と女の子がいた。
手招きをしたら近寄ってきた。
小さな声で何かを言ってくる。
さんに何て言ったのか聞いてみたら
「お金ちょうだい。」と言っているらしい。
そうなのか。また集られてるのか。あたしたち(^▽^)
でもね、ほんまにお金持ってないよ、あたしら。
ビックリするほど貧しいからね。あはははー。(ノ*゜▽゜*)
かわいいけれど、この子もちょっぴりおやじっぽいぼうや。
声もかすれ気味。
あやしい。(;¬_¬)
彼らにカメラを向けると、あたしのデジカメに興味を持ったらしかった。
あたしが海や人を撮って見せてあげた。
すると「おぉ。」と軽く感動し、
「あれ撮って。あっちも。今度はこっち。」と指示をしてきた。
「はい。かしこまりました。」と指示どおり撮っては見せた。
時にはあたしが持参していたTUBEのうちわでパタパタ扇いであげたりもした。
TUBEもまさかロンボクのおやじぼうやの為に扇がれてるとは思ってもないやろなあぁ。
*あたしは決してTUBEのファンではない。
さんが「歌を唄ったらお金あげるよ。」って言っていた。
でも恥ずかしがりやさんのぼうやは唄えなかった。
で、時間は過ぎ、みんなでおしゃべりしている時、
ふとあたしがぼうやに注目すると、小さな小さな声でなにか唄っていた!
「
さん!!この子唄ってるよー!!」
頑張って、勇気を出して唄ったんやね。
でもお金をあげることはなかった。
うそつき?ごめんね。
でも遊び相手にはなったやろ?なってない?
あたしには恰好の遊び相手になったよ。
しばらく遊んでから帰ることにした。
帰りの山道は、おさるさんがいっぱいいた。
頭の上にヒョコっと乗っかった毛がソフトモヒカンになっていて
「ベッカム」と呼ばれていた。
あ、車中のみで。
おさるさんと言えば思い出したぞ!
インドネシア料理屋さんのコックのおやじ(ジャワ人)に教え込まれたこと。
この真相を確かめようと思っていた。
「満月の夜、おさるさんのおしりが大きくなるってほんま??」
さんに聞いても分からない、聞いたことがないと言われた。
にも聞いてもらった。
すると
くんとぺこちゃん
の耳にも入った。
なぜか3人で恥ずかしそうに笑っている。
なんで?
何でそんなに笑うの?
笑いすぎ、ってくらい笑っている。
もしや、嫁入り前の娘が口にしてはいけなかったようなことなの?
3人はあたしがあまりにも変なことを聞くから笑った、って言ったけど
ほんまにそれだけかい?(¬¬)
気になるなぁ。
18:00前におうちに着いて、すぐにマンディ。
あっという間にロンボク最後の夜となった。
今夜の夜ごはんはタフゴレン、テンペゴレン、チャプチャイ。
今夜もにこにこしながらお母さんがたくさんおいしいごはんを作ってくれた。
苦しい、苦しい、と言いながらも、残さずペロリ完食。
これあたしたちの旅の美学。
くんが一生懸命何かを唄っていた。
かなりテンションが高いようだ。
くんがギターで伴奏し、
くんが唄う。
しかも切ない曲。
どういう意味なのかさっぱり分からないけど、
高いキーを必死で唄う
くんの声と、メロディはとても切なかった。
その音楽をバックにあたしたちは腕ずもうをしたり、ストレッチをしていた。
今夜もまた布団をきっちり敷いてくれて極楽に眠る準備をしてくれた。
何もしなくてごめんなさい。
ぺこちゃん
がスプライトを買ってきてくれて、それを飲みながら
みきちゃんとゆうこちゃんと3人で明日のことを話していた。
部屋にあった冷蔵庫に貼り付けてあった英字のマグネットで
あたしたちの名前を作って貼り付けた。
でも個数の関係からあたしの名前『SUE』しか完成せず、
『MIKI』も『YUKO』も未完成。
自分だけちゃんと作ってー!って怒られちゃった。く(*´ー`)
こんなことしたの、
さんにばれてたかなぁ?
そんなころ、まだ外では
くんのワンマンショーが続いていた。
さっきよりもさらにいい具合にテンションが上がっていた。
もう誰も止められない。
かなり切ないそのメロディは、明日ここをバイバイしなければならないあたしたちの心を震わせた。
ほんまに・・・なんて平和なの?
この時間がずっと続けばいいのに。
そう思えるほど、彼のBGMはいい感じに心地よくあたしたちを包んでくれた。
言い表せない穏やかな気持ちで23:00におやすみ。
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