6日目。2002/12/23 「手術。」
8:00起床。また今日もいちばん早起きー。
いちばん年寄りやしね。仕方がないのさ。
さくさく用意をして、ドアの外のいすに座って、向かいの家をずっと見ていた。
ここは2階やし、前の一般人の2階での生活が垣間見られる。
ずっとアメリカンクラッカーばっかりやってるけど。
この音で2人が目覚めないことが不思議で仕方ない。
朝食を食べ、10:00過ぎにゆうこちゃんの薬を買いに行った。
屋台、やっぱりダメなのかな。
それともお酒かな。
疲れちゃったのかな。
おなかが痛いのね。
心配していたことが、やっぱりゆうこちゃんを襲ってしまった。
マタハリにお薬を買いに行った。
あるにはあったけど、それを買うべきかどうか迷って、飛行機のチケットを買った旅行会社に向かった。
そこのスタッフに聞いてみよう。
お薬、何飲めばいいのか、どこで買えばいいのか。
スタッフに薬局を教えてもらってお礼を言って店を出た。
すると、あたしを呼ぶ声。
「スー。」
( ・_) ん?だぁれ?
マジで分からん。
よく聞くと、バリに来た次の日ぐらいにホテルの近くで会った人らしい。
夜で暗かったし、顔も見てなかった。
ようあたしのこと覚えてたなぁ。
恐るべし、バリ人の記憶力。
そのおっさんが頼んでもないのに薬局に連れて行ってくれた。
おなかが痛いの、っていうことを告げると、
勝手に薬局の姉さんとお話しをし、勝手に薬を選び、決めていた。
これを信じていいものか。。。
でもむやみに疑うことはできない。
信じてゆうこちゃんはその薬を買った。
そこから悲劇は始まった。
そうそう、今日は
さんちに行くの。
こないだもおじゃまをした、あのおうちに遊びに行くの。
それまでにゆうこちゃんのおなかイタが治ればいいけど。
さんちに行く約束の時間まで、マタハリで暇を潰すことにした。
そのとき、ゆうこちゃんが近づいてきた。
涙目だ。
え。。。ゆうこちゃん・・・?
大丈夫じゃないよね、それって。
話をして、結局ゆうこちゃんは今日1日ホテルで休むことにした。
涙目のまま、ホテルへ帰って行った。。。
どうしよう。屋台のせい?お酒のせい?
あたし、無理させてしまったんかなぁ。。。
あたしが丈夫なばっかりに。
お昼過ぎに、ナタデココやパン、ジュースを買って一旦ゆうこちゃんのもとに戻った。
このまま
さんちに行くのは心配すぎた。
部屋であたしとみきちゃんも少しパンを食べた。
「行くの、やめようか?」って言っても
「行って来てや。」って言うし、
これであたしらが行かなかったら、ゆうこちゃんが責任感じてしまうなぁ、と思って、
心配ではあったけど、みきちゃんとふたりで行くことに決めた。
「ちゃんと寝とくように!行って来ます。ごめんなぁ。」と言い残し
タクシーに乗り込んだ。
予想はしていたけど、
さんちまでは1時間以上かかった。
なぜなら、ドライバーさんが迷いに迷ったから♪
途中、2回も電話してたけど、最終的には
さんのだんなさんの
さんに近くの道まで出てきてもらった。
長い、長い道のりやった。
とにかく、無事着いて良かったよ。
相変わらずバリ在住の関西人ぶりを発揮していた
さん。
なんにも変わってなかった(^▽^)
こうしてまたここに遊びに来れて嬉しかったぁ♪
おうちに入った瞬間目に飛び込んできたネコちゃんの置物。
こないだはなかったなぁ〜、と思っていたら、
それ、くれた(o^∇^o)
かなり大きいよ。
頭にお花が咲いてて、かなりかわいいよ。
「もうひとつあるよ。」と言って、袋の中に手を入れて選ばせてくれた。
これは小さな置物。
なぜ見せてもらえないかと言うと、
中にはヤツがいたから。
あたしがこよなく憎む緑色の生き物の置物があるから。
あたしが万が一それを選んでしまったらどうしよう!
ドキドキしながら手を突っ込んだ。
えい!っと引き抜くと、それはトリ。やったー☆ミ(ノ^^)ノ
あたしってついてるー!!ひゃっほーぃ!
しかもネコちゃんも、このトリも両方ブルー。
えへへ。うれし♪
そうそう、今日来るに当たって、約束していたものがあった。
クロコの写真を持っていくことを。
前回もらった手作り名刺を持っていくことを。
その前に、こないだ一緒に撮った写真をプレゼントした。
いらんかもしれんけど、置いてきた。
名刺を見て、
「建売住宅やで。階級高いで。いいやん。」とやたら勧めてきた。
いやいや。。。
名刺も置いてこようと思ったけど拒まれた。
さんは、クロコの写真を見るなり、あり得ないリアクションを取った。
「かっこいいやん!」
す:「え・・・・・・・うっそ。ありえへん。」
あの恐ろしいワンショットのを1枚と、みきちゃんが頼みもしないのに焼き増してくれた1枚を
さんに差し上げた。
というか、これこそ、置いてきた。
実はもう一枚見せようとしていたものがあって、
それはあたしとのツーショット。
ロンボクで
さんに見せたときに
「なんかいい感じだね。カップルみたい。」と言われてしまったので、
その写真は封印することにし、持って行かなかった。
なんにしろ、あたしの手元から、彼のワンショットは姿を消した。
みきちゃんには「また焼きましてあげるからだいじょうぶ。」って言われてるけど。
あの、結構ですから。
さんちではなぜかクロコの話で盛り上がってしまった。
時間がもったいなかったわぁ。
明日おうちでお祭りがある準備として、外で107kgのブタの解体が行われていた。
見た。( ・_・
見てしまった。
首を切り落とす瞬間。
腸がプリーンと出てくる瞬間。
おうちの裏にいたかわいい子どもたちをたくさん撮ったけど、
よく見ると、そのバックには無惨なブタちゃんの姿が。
で、でもいい記念にはなった。
忘れない。
忘れられないよ(*。*)
目に焼き付いちゃった。
ものすごーく長居してしまって、おうちを出たのは19:30。
あらら。そんな時間になってたとは。
楽しかった―。めっちゃ楽しかった。
ゆうこちゃんにも会わせたかった。
くんは大きくなって少し大人になったね。
おばちゃん(あたし)が年とると同時に、どんどん大きくなっちゃうのね。
定期的に成長をチェックしに行けたらいいのになー。
お祭り前の忙しいときに、長い間おじゃましました。
喋りすぎて、喉が切れるかと思ったよー。
とっても幸せな時間をどうもありがとう。
帰りはビュンビュン飛ばして30分で着いた。
は、早すぎる。
ゆうこちゃん、大丈夫かな。
恐る恐る部屋をノックするとゆうこちゃんが開けてくれた。
だいじょうぶ?
ごはん食べれる?
外に出て大丈夫かなぁ、と心配はしたけど、
「外に出たい。」と懇願するし、一緒にごはんを食べに行った。
食べた後、すぐにホテルに戻ってきてみきちゃんがお風呂に入った。
あたしは一日を振り返って、執筆に励んでいた。
ゆうこちゃんは横になっていた。
何気にゆうこちゃんに目をやった。
目はうつろ。唇は真っ青。顔色もライトのせいじゃなく、おかしい。
あれっ。またおかしくなってる。
あたしはゆうこちゃんに今の状況を聞き、病院に電話しに行くことにした。
朝の旅行会社で取って来たフリーペーパーに日本語のできる病院の番号が書いてあった。
それを持って外にダッシュ。
このホテルのフロントには誰もいない。すぐ近くにあるいつものホテルも覗いたけど
誰もフロントにいない。
なんてこと!
斜め向かいにあるホテルのワルテルに入った。
19日には壊れていたけど、もう直ったかな?と思って。
でも直ってない。
するとホテルのスタッフが
「久しぶりねー!げんきー?」と話し掛けてきた。
「はい。ひさしぶり。げんきよ。げんき。あたしはね。でも友達がね・・・」と答えた。
「友達がどうしたの?何があったの?」と
スタッフが勢ぞろい。
そこで事情を話すとワルテルは壊れてるから、このホテルの電話からかけてあげると言う。
いいのかなぁ、とも思ったけど、一刻も早くお医者さんを呼びたいからお願いした。
全てスタッフの人たちが手配してくれた。
「大丈夫。30分後に来るよ。お友達もう大丈夫だよ。」
みんながそう言ってくれた。嬉しかった。
何度も何度もお礼を言って、あたしはホテルまでまたダッシュした。
約30分後、現れた。
インドネシア人のお医者さんとその助手。ともに男性。
診てもらって、今朝買った薬も見せた。
吐き気の原因はこの薬の副作用。
あの薬局で買ったのが間違いやった。
お医者さんは聴診器で診察中、急にむせ出した。
す:「だっ!だいじょうぶですかぁ??」
医:「さっきピーナッツを食べたからねー (f*^_^)」
ぴぴ、ぴーなっつぅ??
ヾ(@゜∇゜@)ノ
なんて緊張感のない。。。
そのあと何度もむせては
「ピーナッツが。。。ピーナッツが。。。」と繰り返していた。
もういいってば。
苦しむゆうこちゃんを尻目にあたしはベッドの上で笑い転げてしまった。
最後は一番大事なところ。
たくさんの薬は、いつ、どういう症状のときに、何錠飲むべきなのか、ってことの確認。
お医者さんが「1日3回ね。」と言うと
横から助手が
「え。2回じゃなかったですかねぇ??」
なんて言っていた。
もしもし??そこんとこ、しっかりしてくださいよ!
あたしのゆうこの命がかかってるのよ。(←大げさ)
でも朝買った薬が切れてきたのか、
お医者さんのおかげで気分的に楽になれたのか、
ゆうこちゃんの顔色は良くなっていた。
一時はどうなるかと思った。
今日はゆっくり寝てね。
明日は良くなってね。
2:00におやすみ。
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