9日目。2002/12/26 「ひとり舞台。」
8:00起床。
夕べ髪の毛を乾かしながら寝る、という小技を使ってしまったため、
腰が痛かった。
起きた瞬間、別の部屋で眠るあいちゃんを想った。
大丈夫かねぇ。。。
ゆうこちゃんがのっそり起きてきた。
それから準備をしてあいちゃんとみきちゃんの部屋に行く。
意外とあいちゃんはしっかり起きていて、
ちゃんと清潔にお風呂にも入っていた。
よかった、よかった。
今日の夜まで。
4人が一緒にいる瞬間は今日の夜まで。
みきちゃんが一足早く日本へ帰ってしまう。
あさってにはあたしたちも帰ってしまうのか。。。
あいちゃんの旅も中盤ってことだ。(言わない約束。)
この日1日はあいちゃん祭り。
あいちゃんの希望どおりに活動をする。
3泊5日しかできないあいちゃんが大満足できるように。
朝ごはんを食べてから、活動開始。
まず、エステに行く。エステ♪
毎度お世話になっているエステで、お店の人にも覚えられている。
こっちに来る前からメールでいろいろおはなしをしていて、
今回も行くことにした。
約束の時間にホテルにお迎えに来てもらい車でお店まで行く。
お店の場所は、テロの現場のすぐ近く。
お店は全ての窓ガラスがなくなっていた。
内装したのかと見まがうほど、変わっていた。
それはそれでおしゃれに変わっていた。
あたしはクリームバス。
前にもやったけど、かなり極楽♪
その前に…
期間限定でのサービスなのかなぁ、フットマッサージもやってくれた。
粉を付けてマッサージしてくれて、
白すぎやしないかい?と思うほどあたしの足は真っ白になった。
いよいよクリームバス。
あいちゃんも同じくクリームバスで、隣同士でやってもらった。
上の服を脱ぐ。
筒状になっていて上部にゴムが付いているナイロンの布を貸してくれて
胸から下を覆う。
しかし、胸にひっかかりのないあたしは
何度もスルスル落ちては、お店の人に鼻で笑われ引っ張り上げられた。
自分のバレッタまで出してきて留めてくれたけど、それでも手に負えなかった。(*ノ_<*)
最後は諦められて、必死で腕に力を入れて落ちないように自分で守るしかなかった。
3月に来た時に「乳が小さい」とクロコとセキュリティに言われたことも
あながち間違いじゃない。
悔しいけど。(`ヘ´)
あぁあ・・・せつない。
肩が出ているためか、寒かった。
よく見るとあいちゃんの頭からはシューシュー湯気が出てるのに
あたしは何事も起こってない。
もしや。
電気入ってないんちゃう??
訴えてみたら「ダイジョウブゥ〜♪」と言いながらスイッチオン。
はい、まぁ大丈夫ですけどね。(^・^;)
終わってからはマネージャーの奥さんとしばらくおしゃべりしてのんびりした。
テロによる被害はこのお店にも襲い掛かっていた。
「悲しいけれど、今は新しいことを考えることの方が大切。」
そう言っていた。
起こってしまったことは仕方がないから、次に進む。
こういう前向きな方たちには、ほんまに成功してほしいと思う。
帰りは明日のシャトルバスの予約をして、クタスクエアのパサールでお買い物。
これまでで使ったものは食費と交通費と酒代、という状態なので
ちょっとおみやげなんかを物色。
しばらくお店のおばちゃんと遊んでから、サロンと長袖の黒い服を買った。
日本人なんて無に等しいこのパサ―ル。
今まで存在すら知らなかったほど、密かにあった。
やっと捕まえたお客を離してはくれなかった。
ちょっと遊びすぎたかな。おばちゃん疲れてた。
ビーチ沿いのレストランで遅いお昼ごはんを食べた。
この時間のクタは暑い。
食欲も減退する。珍しく。
暑さにやられ気味のあたしたちは、とぼとぼホテルに戻る。
ホテルに帰ってセキュリティ(勤務中)と遊んでいた。
す:「なんでもうセキュリティじゃないの?ほんまにセキュリティじゃないの??」
セ:「セキュリティじゃない。セキュリティの仕事、好きくないから。」
ハッ!( ̄∇ ̄ ;)
好きくないからだぁ??
す:「クビになったんやろ?」
元セ:「ん?(・・?)」
都合の悪いことは分からないのか、この男。。。
こないだは仕事はできないにしろ、一応パリッとセキュリティの制服を着ていた。
今や、私服だ。
しかもBALIって書いたTシャツ。
す:「なんでバリって書いた服なん?」
元セ:「バリ大好き!!!バリ大好きだから!!!」
分かったって、もぉ。2回も言わんでいいから。
分かったけど、フロントで私服はまずいでしょ?
こんなやりとりを、横にいたAYUは、フフフ(^^*) って笑いながら見ていた。
できの悪い息子を優しく見守る母のように。
夕方ジンバランに行く。シーフードを食べに。
ピックアップの予約を元セキュリティに頼んだ。
「いいよ。」と言いながら
即、AYUに頼んでいた。
ほんまに仕事のできん男やなぁ・・・(¬□¬)
電話が鳴ってあたしが、
「はよ、電話出な!」って急かすと、
取ってはみるけど
即、AYUに渡していた。
AYU、大変やなぁ、できの悪い相棒で。
セキュリティの天然ぶりというか、アホぶりはかなりパワーアップしていた。
AYUのおかげでお迎えにも来てもらえて、ジンバランに到着。
サンセットが見たかったけど、あいにく雲に覆われている。
今日は無理やな。
今回はあんまりサンセットに恵まれなかった。
タナロットは雲ひとつ無い、素晴らしい夕日が拝めたけど。
砂浜にあるテーブルを確保し、お魚選び。
シーフードが食べたくて来たけど
あんまりおなかが減ってない。
前回より少なめに選んで席に戻った。
それにしてもロブスターって何であんなに気持ち悪いのかねぇ。
選んだお魚たちが調理されるまでの間、あたしは水辺へ向かった。
なぜならターゲットがいたから(`∀´)
あっちにもこっちにもかわいいちびっこたちが水浴びをしているじゃないの。
サンセットを諦めたあたしは、焦点を変えた。
まぁ、サンセットがきれいに見えたとしてもそれは捨てなかったと思うけれど。
かわいいかわいいちびっこたちは素っ裸か、もしくはパンツ一丁。
カメラを向けると、なんともいえない愛くるしいポーズをとってくれる。
仕方がないのでカメラにおさまってもらう。
あたしの心が温かく丸くなっていたその瞬間、恐ろしいものを目にした。
フグの死体が流れてきた。
目をむいて口を開けてひっくり返ったまま陸に流れ着いた。
気持ち悪いったらない。
食前に見るもんじゃない。
でもついうっかりして、写真を撮ってしまった。
あっという間に雲にかかった太陽は沈み、真っ暗になった。
あたしは場所を変え、屋台のほうへ歩いた。
そこにはとうもろこし屋さんがあった。
そしてそこにも数名のキュートなちびっこがたむろしていた。
とうもろこしを撮るかと思いきや、カメラの向きを変え、ちびっこを撮った。
はにかみながら微笑む子どもたちの顔を見るととろけそうになる。
わーいわーい♪ヽ(´▽`)/いいのが撮れたよー!!
と小走りでみんなの待つテーブルに戻った。
もう調理済みのお魚たちは揃っていた。
ホテルでスプライトを飲んでおなかが膨らんでいるあたしは、まだ空腹感がない。
でもせっかくやし食べな!
4人で頑張ったけど、魚1匹、イカ1杯が食べられなかった。
あたしたちの美学が崩れた。
いっぱい残してごめんなさい。
満腹になり、ぼーっとしていると、バンドが現れた。
あれ。あれれ??(「・・)
「あの人たちって前もやってくれた人やなぁ!」
あのバイオリンの人やセンターの人は印象的で
よく覚えていた。
そしてなんとバイオリンの人はあたしのことを覚えていた。
ここでも垣間見た、バリ人の恐るべき記憶力。
どこよりも先にあたしたちのために演奏をしてくれた。
前と同じように、一緒に写真を撮ろう、と席を立たされ、
メンバーの中に入れられ、みんなで写真を撮った。
そろそろ帰らないと、みきちゃんが空港に行く時間が近づいてしまう。
帰りの車はおしゃべりなドライバーのワヤンの運転。
ワヤンはホテルは間違えるし、なぜか時速25kmやし、
言ってはいけないかもしれないけれど
ドライバーには向いてないかもねぇ?
でも日本語はとっても上手。
勉強したいらしくひたすら喋っていた。
それより道覚えようね(^―^)
ホテルに戻ってからは再び元セキュリティと遊んだ。
元セ:「ホテルで1番かっこいいのは、クロコ。」
(≧◇≦)えーーーーーー!!!!!
す:「かっこよくないよー!!」
元セ:「なんでかっこよくないか??」
かっこよくないったらかっこよくないの!!!
息切れるわ、ほんま・・・。
元セ:「わたし、ニョニョ好き。ごはんよりも好き。」
(--;)
す:「乳がごはんよりも好きなん?あっそぉ。。。(-"-;) 」
元セ:「ニョニョ大好き。ニョニョ・・・。」
もういいって!
何度つっこんでも何度も何度も繰り返していた。
そんなことを真顔で言いつづけている元セキュリティに
初対面のゆうこちゃんもどっぷりとはまっていた。
22:00になり、みきちゃんが空港へ行く時間となった。
4人の時間はあっという間に終わってしまった。
また3人に戻る。
タクシーに乗り込むみきちゃんに
「ほなまた日本でなぁー!」と手を振った。ヾ( ̄◇ ̄)ノ))
次帰るのはあたしらなんやね。
またあたしは泣くのかなぁ。
みきちゃんを見送ってからもしばらくフロントで遊んだ。
今日は一日の多くの時間をフロントで過ごした。
しかも元セキュリティと。
もう彼のひとり舞台となっていた。
あたしは何度地面に崩れて笑い転げたか分からない。
しかしそれでも彼はいつも真顔だ。
この人は、このホテルには何も役立ってないと思うけど
逸材だ。
部屋に戻ってビンタンを飲んで1:30におやすみ。
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