近 畿 地 方
 
★京都
〜そうだ、京都へ行こうの旅(日帰り)〜

H7.7.31
ふとTVでJR東海のCMを見た。京都の美しい風景が流れてきて、最後に”そうだ、京都へいこう。”というCM。私はまだ京都に行ったことがない。そして急に思った。”そうだ、京都へ行こう!”そう思った私は翌日である月曜の朝、リュック1つを背負って京都へ向かった!

金山駅で青春18切符を1枚買い、普通電車に揺られて二時間半で京都駅に着いた。電車の中では、昨日買ったガイドブックをチェックし、今日の計画をたてていた。京都駅に着いた私は、駅にある観光案内所で一日乗車券という、京都内のバス・地下鉄が乗り放題の切符を購入し、観光マップをもらった。準備OK!記念すべき第一歩をふみだすと、駅前の京都タワーが目に入ってきた。とうとう京都に来たんだ!という実感が湧いてくる。今回の目的は、CMでやっていたような美しい庭園のあるお寺に行くこと。まずは最初の目的地である大徳寺行きのバスに乗った。

大徳寺
大徳寺に着くと、平日のせいか人は数人しかいなかった。静かな道を大仙院に向かって歩く。大仙院の中に入ると、外の暑さとは対照的に冷たい空気と、なんともいえない静けさを感じる。ここには石と砂だけで表現された枯山水の庭園があった。砂の上に描かれた線は水の流れを表現している。微妙な感覚で配置された岩は、島なんだろうか。真っ白な砂で造られた海をしばらくボーっと眺めていた。せみの声以外物音一つしない静かなひと時を過ごした。真夏の京都で”涼”を感じる。気づくと30分ほど座っていた。ふと見つけた額にはとてもいい言葉が書かれていた。”わたくし自身の将来は 今この瞬間 ここにある”という言葉。”今”という時間はかけがえのないものだと思う。幸せをつかむためには、”今”を大切にすること。単純だけど、とても大切なこと・・。次に大徳寺内をぐるっと回り、最後に瑞峰院に行った。ここにも枯山水の庭園があった。先ほどに比べると、砂に描かれた波が大きく躍動的な印象で、荒波が打ち寄せているような力強さがあった。さきほどの海が静なら、こちらは動である。大徳寺ですっかり心が潤った私は、続いて金閣へ向かった。










金閣

近年、金箔が張り替えられたばかりとあって、美しい外観だった。金閣は池に囲まれていて、その水面に金閣が映し出されている。水面に浮かび上がる金閣の美しさも素敵だった。しばらくこの”2つの金閣”を鑑賞。







竜安寺

細川勝元が譲り受けたお寺で、ここの石庭が有名である。ここの石庭は日本史の資料集でも見たことがある。白砂に15個の石が、7:5:3の塊で置かれているという簡素な庭ではあるけれども、見る人によっていろんな捕らえ方ができる庭。シンプルなだけに奥深いものを感じた。芸術的なことは分からないけど、私はただ座ってこの庭を見ていると、心が洗われる感じがした。ここのお寺はそれなりに観光客が集まっていて、私の隣でもおばさんたちがそれぞれに感想を言い合っていた。外の世界とは全く別に、とてもゆっくりとした時間が流れていた。心が綺麗になった?私は、外に出るために出口へと向かう。すると大学生らしい5人が、署名活動をしていた。今日の京都は気温30度をはるかに超える蒸し暑さで、数分外にいるだけでも汗が流れおちてくるほど。そんな中、その学生さんたちは大きな声で”核兵器反対”を訴えていた。私と同年代の人たちが頑張って呼びかけている姿に、こんな立派な人もいるんだなとつくづく思った。今は私も含めて自己中な人が多い中、その人たちはみんなの平和のためにあんなに頑張っている。もちろん署名をする。すると「ありがとうございました!」と手作りのしおりまでくれた。とても嬉しかったので、そのしおりは今でも大切にとってある。そして、今日最後の目的地、仁和寺へと向かった。

仁和寺
ここ仁和寺は、中学生の時に、徒然草の”仁和寺にある法師”という話を習ったのを思い出して行ってみることにした!まず総門の仁王門は、左右に金剛力士像がある立派なものだった。その門をくぐり、中へと進む。ここで一番良かったのは寝殿からの眺め。まず白砂を敷き詰めた南庭があり、廊下を歩いていくと次に見えるのが五重塔。さらに廊下を進むと、美しい池や滝が流れ落ちるのを見ることができる。趣がある眺めが格別だった。これが秋だったら、紅葉の彩りがプラスされ、より素晴らしい自然の美しさを見ることができるだろうと思った。また寝殿内部も華やかな大和絵の襖があって、これも素敵だった。

今日は4つのお寺を回り、名残惜しさを感じながら京都を後にした。帰りも普通電車を利用し、家に着いたのは夜の9時くらいだった。

今日の日程
金山(青春18切符を使用して普通電車)-京都(大徳寺・金閣・竜安寺・仁和寺)(普通電車)-金山

日帰りの旅ではあったけど、かなりゆっくりとしたペースで見て回れたので大満足。京都は以前から行ってみたいところだっただけに、今回迷わず実行したのは大成功であった。私は観光ツアーのように団体で行く旅行より、こうやって自由気ままにマイペースで見て回る旅が好き。これからも京都へ何度も行って、行くたびにいっぱい魅力を発見したい。今日は”日本人でよかった”と心から思った。次に行く日にちは未定にしておこう。”そうだ、京都へ行こう!”そう思ったときが私の出発の合図。

 

 
★京都
〜春の京都の旅(1泊2日)〜

H8.4.2
春がやってきた!春になったら京都へ行こうと思っていた私は、”そうだ、京都へ行こう!”という声がきこえた。今回は友人と二人で、前回よりも少し大きな荷物を持って家を出た!
今回もまた青春18切符を利用して京都まで行く。到着した私たちは荷物をホテルに預けて、バスに乗った。向かうのは清水寺である。

清水寺
バスを降りてから清水寺に向かう坂道も、昔風のお土産屋さんが並んでいて、古都らしい雰囲気をだしていた。修学旅行の定番でもある清水寺は、この日も観光バスがたくさんとまっていて、大勢の人が集まっていた。さっそく清水の舞台に上がってみると、思ったよりかなり高かった。清水の舞台から飛び降りるっていうのは、絶対に無理だとわかった。特に高所恐怖症でもないのに下を覗くとクラッとしてしまう。でも遠くを見ると京都が一望できて、素敵な眺望だった。そろそろ桜が咲いているかな・・という私の期待は見事にはずれてしまった。今年の春は例年より気温が低くて、ここの桜が開花するまでにはあと一週間くらいかかりそう。つぼみは膨らんでいるものの、一歩早すぎたといった感じだった。残念!もう少しすると、この清水の舞台からは美しい桜で埋めつくされた景色を見ることができるんだろうな。清水寺はとても敷地が広くて、滝や、三重の塔などを見ることができた。

地主神社
清水寺のすぐ近くにあるここは、縁結びでも有名な神社。縁結びのお守りが結構売れているようだった。私はとりあえずいい意味で必要ないと思ったので買わなかった。

ここでお昼ご飯を食べることに。私たちはおそばを食べた。今は観光シーズンだからすごく待たされた。その後、高台寺に向かってゆっくり歩く。”二年坂を過ぎた辺りで八坂の塔を見ることができる”とガイドブックに書いてあったので意識して歩いてみると、左前方にすぐ見えてきた。








高台寺

今日は4月にしてはかなり寒かったけど、高台寺についた頃に寒さはピークに。さらに雲行きがあやしくなってきて、なんか白いものが舞っている。それは雪だった!まさか雪が降るとは思いもしなかったけど、この寒さなら降ってもおかしくない。これが雪じゃなく、桜の花びらだったらな〜。季節外れの雪が舞う中、高台寺を散策する。臥龍廊と呼ばれる長い階段と廊下からは左右に美しい庭園を見ることができた。そして開山堂・霊屋を見て回った。ここにはあの豊臣秀吉とねねが祀られていて、その厨子は真っ黒な漆に金箔の豪華な絵がほどこされた蒔絵と呼ばれる装飾がされていて美しいものだった。実際ここの地下2mのところに遺骨がおさめられているようだ。他にも傘亭や時雨亭という茶室もあり、個性的な屋根をした部屋で、中の畳の部屋は落ち着いた上品なお部屋だった。一度こんな和室でお茶やお菓子を食べて、優雅な気分をあじわってみたいなー。うらやましい!そして私たちはここで待望の桜を発見した!白い砂が敷き詰められた枯山水の庭に、すっごく大きな一本の枝垂れ桜が満開の花びらをなびかせていた!その美しい姿に、多くの人からは歓声があがっていた。本当に綺麗でしばらくみとれる。一本だけなのに、この存在感はすごい!

円山公園
京都で初の桜を見ることができて満足感いっぱいに、すぐ近くにある桜で有名な円山公園に行ってみる。そして嬉しいことに、公園内の桜は八分咲きでちょうど見ごろになっている。枝垂れ桜は枝が垂れ下がっているから、普通の桜に比べて風が吹くと揺れてとても綺麗だと思った。続いていく桜並木を見てると、春がやってきたんだなーとあらためて嬉しくなる。清水寺の時には桜が咲いていなくて、この先もやばいんじゃないかと不安になったけど、これを見て一安心!私は季節の中で春が一番好き。たくさんの花が咲きだして、太陽の陽がまぶしくなってきて、風がさわやかで心地よくなってきて・・いつもの風景が急に明るくなってくると、気分も明るくなってくる!ちょうど円山公園では桜祭りが開催中で、たくさんの出店が並んでいた。私は大たこ焼きを食べたけど、本当にたこがでっかい。中がトロ〜っとしていて、私の好きな感じのたこ焼きだった。

知恩院
続いて向かったのは知恩院。このお寺には7不思議があって面白い。印象に残っているのは、うぐいす張りの廊下。歩くとうぐいすの鳴き声のような音がするというもので、さっそく歩いてみると、ブランコをこぐような音がした。足音をたてないようにそうっと歩いてみたけど、ちゃんと音がするのは立派!あと、三方正面真向の猫。ここに描かれている猫は、どの方向から見てもこちらを見ているように思えるのが不思議だった。目の錯覚?なのかな。

青蓮院
ここは小堀遠州作の名園がある。この庭にはかなり大きなくすの木があり、樹齢も相当なものだと思う。あと、青不動という青色の不動明王像を見た。他にも黄色・赤色・黒色がいるらしいけど、その中で最も偉いのが青色なんだって。そういえばここのお寺の名前にも”青”という字が使われている。ちなみに青色は私の大好きな色。私はよく赤色のイメージがあるって言われるんだけど、昔から好きなのは実は青色で、学校の美術の時間に絵を描くと、気づくと青色ばかりを使っていた。私にとって青色は、一番さわやかな色。

今日の京都めぐりはここまで。今日の宿泊先である駅前の京都第2タワーホテルに戻った。ちなみにここの部屋は料金のわりに狭かった。夕食は京都に全く関係なく、ここのホテルの和・洋・中が全て集まっているバイキングを食べた。かなりおいしかった。

今日は雪が降るほど寒かったけど、待望の桜に出会えてよかった。清水寺から青蓮院までは全部徒歩で行ける範囲内なので、京都の街の雰囲気を楽しむためにも歩いて回るのがおすすめ。雪が舞う中で桜を見るといった貴重な体験をした一日だった!

今日の日程
金山(青春18切符を使用して普通電車)7:40発-米原9:01着9:13発-京都10:15着-清水寺-地主神社-高台寺-円山公園-知恩院-青蓮院

H8.4.3
今日は嵐山周辺をみてまわることにした。最初の目的地である天竜寺までのバスは、いろんな路線のものが出ている。私たちの乗ったバスは1時間もかかってしまい、どうやら遠回りするものに乗ってしまったみたい。バスに乗るときは気をつけて欲しい。

嵐山
桂川にかかる渡月橋からの風景はいかにも京都らしい雰囲気が漂っていた。山の上の方の桜はまだあまり咲いていないけど、川沿いには桜の姿を見ることができた。しばらく川辺に座ってぼんやりしていると心が癒される。

天竜寺
天竜寺は世界文化遺産の一つで、このお寺の庭園も名庭と言われるだけあって、池を囲むようにして美しい緑があふれている庭は、明るいムードの綺麗な庭だった。枝垂れ桜も見事に咲いていて、いっそう明るい雰囲気になっていた。そして夢窓疎石作と書かれていた。名庭と呼ばれるところには必ずといっていいほど小堀遠州やこの夢窓疎石の名が書かれているので、すっかり名前も覚えてしまった。この二人は本当にいい仕事してたんだろうね。それにしてもここのお寺の中は回りにくかった。なぜか同じところを何度も往復しないといけなくて効率が悪かった。それは私たちの回り方がよくなかったのかなー。あと、ここのお寺には名言が残されていた。”威ばる心は淋しさを伴う 飾る心は疲れを伴う”これはとてもいい言葉だと思ったので忘れないようにメモった。やっぱり自分に素直に、自然体で生きるのが一番幸せになれるのではないかと思う。

臨川寺
ひっそりとした小さなお寺で、天竜寺にはあんなに人がいたのにもかかわらず、このお寺は誰もいなかった。まさしく私たちの貸し切り状態である。せっかく貸し切りなんだから、枯山水のお庭の前で座ってゆっくりすることにした。天竜寺の庭と比べてしまうとやはりもの足りない感じだった。しかしなんとここにの庭も夢窓疎石作と書いてあった・・。

春の嵐山は人が多いのはネックだけど、やはりこの昔ながらの町並みが人をひきつけるんだろうなって思った。そろそろ時間がきたので、京都駅までバスで戻った。駅には数々のお土産屋さんがあり、私も何か買うことにする。普通なら八つ橋なんだろうけど、私はシナモンのきいた和菓子が苦手なため、別のものに。そこでよかったのが、くずきり!特にさくらんぼ味と梅味のものがおいしかった!そのまま食べるのではなく、氷を浮かべて食べると本当においしい。みんなにも好評だった!帰りも普通電車に乗るはずだったけど、かなり疲れてしまったので新幹線の誘惑に負けた。45分であっという間に名古屋に着いた。

今日の日程
嵐山(桂川・天竜寺・臨川寺)-京都発16:44(新幹線)-名古屋着17:30

念願の京都の桜を見ることができた。京都の町並みには枝垂れ桜がよく似合うと思った。こうなったら今度は京都の紅葉が見たい!秋になったらまた訪れようと思う。京都は見所が結構集中しているので、歩いて回るのがおすすめ。今回の旅ですっかり京都にはまってしまったので、私のことだから、これから何度も訪れるのは間違いない!だって、京都まで新幹線使うと、大学に行くのより早いんだもん。

 

 
★奈良
〜初めての奈良の旅(2泊3日)〜

H8.8.1
奈良というと修学旅行で行ったことがある人が多いと思うけど、私は今回が初めて。奈良は京都よりもさらに古い歴史が残されている地なので、ガイドブックを見ていても見所が多くてどこに行こうか迷ってしまう。一つ気がかりなのは、奈良というと盆地で暑いというイメージがあるけれど、こんな真夏に行くのはどうなのかな。私の旅は毎回かなり歩くだけに、旅行中に夏バテしないように気をつけなけなければ!奈良まは近鉄を利用する人も多いと思うけど、私はJRの時刻表をバラバラ見ていてとてもいい電車を発見した!それは急行”かすが”という電車で名古屋-奈良間を1日1本だけ走っている。これだと乗り換えもないから楽だし、指定席で3500円という安さも魅力的。三重県を横断していくルートを通るから、時間的にも早く着ける。”楽””安””早”という3つの要素を持っているこの電車を使わないのは損だと思った。

当日、私たちが乗る急行かすがは乗遅れると後がないから、いつもより早めに駅に行った。電車の中で朝食と昼食を兼ねて、名駅で買った駅弁を食べ、ちょうど満腹になった頃に奈良に到着した。電車を降りたとたん、熱風が私を包んだ。名古屋の暑さもすごいけど、奈良の暑さはそれより上をいっていた!荷物を駅近くに取ったビジネスホテルで預かってもらう。今回このホテルにしたのには理由がある。それは”花小路(はなこみち)”という名前にひかれたという単純なものなんだけど。そしてリュック一つで身軽になった私たちは、第1の目的地である興福寺まで歩いて向かった。今回の旅は、私が奈良初ということで、最もメジャーなところを中心に回ることにする。

興福寺
このお寺は藤原氏の氏寺で、シンボルである五重の塔がまず目に入ってきた。かなり立派で、私が今まで見た五重の塔の中では一番すごいものだった。五重の塔の周囲にはたくさんの鹿が群がっていた。奈良に行ったことがある友達から、”奈良の鹿はせんべいをあげるとお辞儀をするよ”って聞いていたので、せんべいを買ってあげてみることにした。せんべいを鹿の目の前に差し出すと、本当に頭を上下させていた。それはお辞儀というよりは、早くよこせ!っていう感じだった。小さな子鹿までもが頭を上下させていたのはとってもキュートで、つい餌をあげたくなる!奈良の鹿は世渡り上手だと思った。ちなみに、今年の春に行った広島の鹿とは大違いだと思った!(広島の鹿について興味がある方は、広島のページをご覧くださいませっ。)ここ興福寺でよかったのは、宝物館。国宝や重文に指定されている物が目白押しで、中でも平安時代に作られた国宝・千手観音立像は本当に迫力があった。高さ数メートルで、天井につきそうな程大きくて、それぞれの手に刀や剣、鎌や弓など様々な武器を持っており、私たちが上から見下ろされている感じのインパクトあるものだった。あと、ここの阿修羅像は、貴乃花にそっくりだったので是非見て欲しい。個人的に気に入ったのは、旧山田寺の仏頭。大仏の頭だけが現存しているもので、どこか愛着の持てる感じだった。他に仏手(ぶっしゅ)という指の一部らしいものが置かれていたのはちょっと笑えた。

その後、トイレに行った私はビックリした!鹿が女子トイレの中に入っていて、水を飲んでいた。その姿にあ然・・・。私は化粧直しをして、すばやく退散した。気をとりなおして、次の目的地である東大寺へ向かう。この時、時間は13時頃で暑さがピークになってきた。本当に暑くて、帽子を持ってきてなかったらどうなっていたんだろう。後からわかったんだけど、この日の奈良の最高気温はなんと38度!真夏の奈良は、お年寄りにはとてもおすすめできない。ひたすらジュース&お茶で水分補給しながら東大寺への道を歩く・・。

東大寺(奈良の大仏)
正面に立ちはだかる高さ25メートルの南大門は圧巻。左右には運慶・快慶作の金剛力士像がにらみをきかせて立っていた。金剛力士像は一方が”あ”の口をしていて、もう一方が”ん”の口をしており、”あ”は全ての文字の最初で、”ん”は最後であるので、この2体の像が全てを征服しているとの意味があると書いてあった。なるほど。勉強になった。観光客はみんなこの像の前で写真を撮ったりして、脚光を浴びていた。そしてそのすぐ横にちょこんと座る獅子には誰も目をくれない。るるぶに、”ここの石獅子に気がつかない人が多い”って書いてるほどで、本当にその通りだった!そして東大寺といえば大仏。とにかく大きい!そういえば昔、大仏っていうあだ名の人がいたのを思い出した。うーん、確かに似ている。せっかく来たんだからいろいろ見て回らなければと思って、戒壇院、正倉院、三月堂と迷いながらも隅々まで回った。でも本当に人けがなかった。ほとんどの人は大仏を見て帰るみたい。私も暑さでかなり疲労が・・・。日焼け止めをぬったのに、もう肌が赤くなってしまった。とうとう日傘をさすことにする。

春日大社
春日大社は夕日に照らされた朱塗りの社殿が目に焼きついている。宝物殿では”春日大社を映す鏡”という夏季名宝展が催されていて多数の鏡が展示されていた。鏡もよかったけど、正直言ってここのクーラーが本当に嬉しかった。しばらくの間、粘って居座ることに。

今日はこの3つを歩いて回ったけど、その間ジュースを5・6本飲むくらいとにかく暑かった。水分補給しないと歩くのがツライ。奈良の暑さは想像を絶していた。でも今日見た3つはとても見ごたえがあったから、満足感でいっぱいである。ホテルまでの帰り道に、おいしそうなわらびもちを発見した!わらびもちは透明感ある白色というのが普通だけど、ここのは黒っぽく、コクがある本格的なもので絶品だった!きなこも香りがよくて、甘さもひかえめ。夏に奈良に来たら、ぜひ食べて欲しい一品。

今日の日程
名古屋8:50発(急行かすが)-奈良11:02着-興福寺-東大寺-春日大社

H8.8.2
今日の最大の目的は法隆寺。ホテルから徒歩3分にある近鉄奈良駅からバスで50分で到着する。まだ午前中なのに今日も暑いわ。斑鳩(いかるが)と呼ばれている法隆寺周辺は見所が多いけれど、それぞれが離れた場所にあるので、歩くのはきつそう。そこでレンタサイクルを使うことにした。

法隆寺
法隆寺はやはり広く、昨日の東大寺同様、金剛力士像が鋭い形相で構えていた。池には大きな蓮が咲いていて、涼しげな雰囲気で
奈良の香りがしていた。ここには、日本最古の五重塔、八角形の夢殿、聖徳太子ゆかりの品、玉虫厨子などなど一度は聞いたことがあるような有名どころが勢ぞろいしていた。飛鳥時代という古いものが現存しているのを見ると、なんかロマンを感じる。かなり時間をかけてゆっくり見て回った。私たちはかなり見るのが遅いようで、途中かなりの観光客にぬかされていった。奈良に来たら、ぜひこの法隆寺に立ち寄って欲しい。続いてすぐ隣にある中宮寺へ。



中宮寺

ここも飛鳥時代の名刹で、本堂ではわかりやすい解説を聞くことができた。久々に正座をした気がする。

法臨寺・法起寺
自転車で行ったこの2つのお寺も聖徳太子ゆかりのお寺だった。お寺には観光客が一人もいなかった。あまりに静まり返っていたから入るのにちゅうちょしたけど、せっかく来たんだから入ってみることに。多分一人だったらやめていたと思う。中に入り、きっと何か見所があるはずだと思って歩いていると、気づくと出口だった・・・。 







とりあえず、この辺りは田舎の田園風景が広がっていて、坂道を自転車で下ると風が気持ちいい。こういうシチュエーションは久々な気がする。自転車をこぎながら、なぜかわからないけどカーペンターズの曲が頭の中で流れていた。奈良でカーペンターズってミスマッチのようで、でもどこかマッチしている感じがした。とてもいいサイクリングになったのは間違えない。

今日の日程
斑鳩(法隆寺・中宮寺・法臨寺・法起時)

H8.8.3
最終日の今日は唐招提寺と薬師寺の2つに絞ってじっくり見物することにした。目的地までは近鉄を利用した。

唐招提寺
鑑真が創立したお寺で、天平時代の建築様式が独特だった。木造って実はすごく丈夫なんだなって思った。千年以上こうして姿を残しているなんて。








薬師寺

薬師寺の東塔は三重の塔なのに六重に見える不思議な塔。ここの建物は他のお寺と比べて色鮮やかで、緑や朱色が多くてどこか異国情緒があった。ただ東塔だけは他の建物と一線を画していて、黒っぽい昔風のたたずまいだった。そこだけが取り残されているような感じ。でも一番重みがあった。薬師寺のお坊さんの話で初めて知ったんだけど、奈良のお寺は全て南側に入り口があるそうだ。ここのお坊さんは話が上手で、ちゃんと笑いもとっていた。さすが関西人である。





JR奈良駅に戻ってきた私たちは恒例のお土産さがしに入った。私がさがしたのは、わらびもち。するとちゃんとお土産用に売られていた。少し高かったけど、帰ってから食べてみるとやっぱり普通のわらびもちより断然おいしかった。このおいしさは新発見!(なんかCMみたいだけど。)そして帰りも急行かすがで名古屋まで帰ってきた。

今日の日程
唐招提寺-薬師寺-奈良(急行かすが)-名古屋

奈良の夏は想像以上に暑く、今度行くときはさすがに真夏はやめとうと思った。でも嬉しいことに、帰ってから体重計に乗ってみると見事やせていた!ダイエットには使えるみたい。奈良は京都に比べると観光ポイントが離れているので、少し回りにくい印象があった。あまり欲張らずに、見るところを絞っていくといいと思う。あと、奈良の人たちのしゃべり方はとても穏やかな感じでよかった。奈良弁のイントネーションはかわいらしくてちょっと羨ましかった。でも私は、これからもきたないといわれている名古屋弁で頑張ろうと思う!
 
★京都
〜秋の京都!紅葉の旅(日帰り)〜

H8.11.21
紅葉情報をチェックしていた私は、見ごろである11月下旬に照準を合わせて京都へ行くことにした。21日に決定した理由は、木曜日ということで比較的すいていそうということの他に、この日の授業がさぼりやすい科目であるということが最大のポイントであった。(先生、許して〜。)こうして私はいつも学校に行くよりもずっと早い時間に、学校とは逆方向の電車に乗った!学校に行くときはあんなに眠いのに、こういうときだけはちゃんと早起きできるのが不思議である。

今回は日帰りの旅ということで、なるべく長く向こうにいたいから、リッチに新幹線で行くことにした。京都には9時前に到着するくらい気合が入っていた!事前に紅葉の名所を入念にチェックしておいたので、今日行くコースはばっちり頭に入っている。まずはガイドブックに美しい紅葉の写真付きで載っていた東福寺へと向かった。

東福寺
東福寺は私たちが今回まわるコースの中で、一つだけ遠くにあるお寺なので行くまでがちょっと面倒。なのにここを今回のコースに入れたのは、ガイドブックに載っていた写真が一番美しかったからだった。だからかなり期待していた。私たちを待っていたのは真っ赤に染まった紅葉だった。特に通天橋から見る紅葉が素晴らしくて、ちょうど一番いい時期だったようで、本当に一面真っ赤の世界だった。どこを見ても紅葉ばかり。それにしても朝早いのにもかかわらず観光客の多いのにはがっかりしたけど、この時期だからしょうがないと思った。あとここの方丈の庭園はしぶめで、意外と人が少なかったから、ほっと一息つける穴場だと思った。とにかく紅葉と人に全ての場所をうめつくされているようなお寺だった。いい意味と悪い意味で飽和状態である。紅葉の美しさは写真通りのものがあって、私もいっぱい写真を撮った!












南禅寺

ここの三門は高さが22メートルもあって、上にのぼることもできる。のぼってみると広いお寺の中や近くの山々の紅葉している様子を見ることができた。こうやって高いところから見下ろす紅葉はいいなって思った。ここは石川五右衛門が”絶景かな”と言ったことでも有名なんだけど、五右衛門の言うとおりだと思う。南禅寺は紅葉だけじゃなくて見所もいろいろあるから、日ごろから人気があるお寺みたい。ここで印象に残っているのはレンガ造りの水路があったこと。お寺なのに、そこだけヨーロッパ風だったのは変わってると思った。




永観堂

南禅寺から北の方に歩いていくと永観堂がみえてくる。ここは”もみじの永観堂”と呼ばれるだけあって、敷地のあらゆるところが、もみじ、もみじ、もみじだった。このもみじの燃えるような赤色と、イチョウの色鮮やかな黄色のコントラストがなんともいえない。ここで今回の旅の目的の一つでもあった”もみじ狩り”をすることにした。先日、東急ハンズに行ったときに発見した押し花セットを購入してみた私は、この旅で拾った葉っぱを押し葉にしてみようと計画していた。なるべく綺麗な形で、発色がいい葉っぱをさがす。もちろん、落ちてるやつだよ。そしてその中から厳選したもみじとイチョウを、持ってきたふくろ(密封できるやつ)に入れた。あとは帰ってからのお楽しみ!このお寺は迷路のように広くて、開山堂という塔の方まで上がっていくと、京都が一望できるほどの高さで驚いた。今まで人ごみで空気が悪かっただけに、ここで胸いっぱいに新鮮な空気をすいこんだ。

夕方近くになってお昼ごはんがまだだった。でも時間が残り少なくなっていたので、私たちはモスバーガーで軽く食べて次へ行くことにした。

真如堂
永観堂からさらに北へ歩いたところにある真如堂は、一瞬見逃しそうになる。ここはとても小さなお寺で、紅葉の木々の数は他に比べて少なかったけど、”質”で言えば今日のナンバー1だと思った。ちょうど夕方になっていたため、夕陽に照らされた木々の美しさは目をみはるものがあった。ある一本のイチョウの木がちょうど沈む夕陽に照らされていて、その周りには数十人が、一眼レフの本格的なカメラを三脚にのせて構えていた。私たちはベンチに座って、日が暮れるまでずっと眺めていた。この最後の1時間が最もよかった。

もしまだ時間があればさらに北へ進んで、銀閣まで見たかったんだけど、ちょうどここで時間切れ。この先はまた今度のお楽しみにしよう。京都駅へ戻った私は、今回もお土産にくずきりを買った。ワンパターンだけどこのくずきりはここでしか買えないから、多分次回もくずきりを買う気がする。

今日の日程
名古屋8:04発(新幹線)-京都8:58着-東福寺-南禅寺-永観堂-真如堂-京都(新幹線)-名古屋

今回の旅で気づいたことは、京都で1つの所を見て回るのに平均1時間半かかるということ。私は観光ツアーのように次々と流れるようにみて回るのではなくて、時間に追われることなくゆっくり見て回りたいタイプなので、予定より時間がおしてしまうことが多いみたい。ガイドブックに書いてある所要時間は結構短めに書いてあるから、私にはあまり参考にならないと思った。あまり無理すると計画倒れになっちゃうから、ある程度絞って回ったほうがいいなって感じた。私が一番よかったと思ったのは真如堂。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと楽しめた。あと、”いかにも紅葉”というのを味わいたい人には東福寺がおすすめだけど、ものすごい混雑は覚悟で行ってください。今回行ってみて、紅葉は沈む夕陽に照らされている時が一番綺麗で、少しさみしげな感じがムードがあっていいなって思った。その後家に帰ってからさっそく例の押し葉作りをしてみた!微妙な配置でよくみえたり、悪くみえたりするから、結構センスがいるなーって思う。そして見事、押し葉で作ったはがきとしおりが完成〜!我ながらよくできたわ〜!旅の思い出にいい作品ができたよ。

 
★京都
〜夜桜を見よう!の旅(1泊2日)〜

H9.4.10
今年も3月に入った頃から、恒例になったJR東海の京都のCMがさかんに流れている。それを見ると、もう一年たったなんて早いなーという気持ちになる。それと同時にそのCMに誘われて、また旅に行きたいという気持ちがうずうずしてきた。そして桜の時期に合わせるようにして決行!
朝目覚めると窓から陽が差し込んでいて、まずは晴れていることに感謝した。よく考えると私が旅行に行くときはほとんど晴れている。日ごろの心がけがいいのかな??でも旅行の時の天気はすごく重要。晴か雨かで楽しさも違ってきちゃうもんね。京都に行くのも、一度新幹線の楽さを知ってから、新幹線ばかりを使うようになってきた。おさいふと相談して、今日も新幹線を使うことにした。(最近バイトを頑張っているから!)JR東海の思惑通りに行動している私。京都に着くといつものパターンで、バス停へと向かう。

二条城
ここの二の丸の廊下はうぐいす張りで、どんなに足音を消して歩いてもキュッキュッと音が鳴る。これは夜に忍び足でやって来る外部の侵入者や敵を察知するための知恵らしい。じゃあ普通に歩いたらどうなんだろうと思って、わざとドタバタ音をたてるように歩いてみたら床はまったく音がしなかった。新発見でちょっと嬉しくなる!「でもそんな足音たてたら、それこそすぐに捕まるじゃん」とあっさり言い切られた。そしてここの特別名勝の庭園では、見事な枝垂れ桜の数々を見ることができた!そう、ここは桜の名所でもある。しかし今日の二条城は様子がおかしかった。警備員がたくさんたっているし、庭の一部が壁みたいなものに防御されて一般の人が立ち入り禁止になっている。どうやらちょうど今、ドイツの大統領が見学にきているらしい。多分この壁の向こうに一番いいところがあるんじゃないかと思った。今日は見えないらしく、見えないとわかると余計見たくなった。ドイツの大統領も見てみたい気がしたけど、それも無理。くやし〜。

次は平野神社へ向かう。ガイドブックによると13時から桜祭りにちなんだイベントが行われると書いてあったので、とりあえずそのくらいの時間に行ってみた。

平野神社
13時になると、おみこしや馬に乗った武士や大名にふんした人が行列を作って歩いてきた。いわゆる大名行列。私は興味がなかったので、見てもなんとも思わなかった。しかもなぜか偉そうに殿様にふんしたおやじが、オープンカーに乗って無表情で座っていた。普通は馬とか牛車に乗って、扇子とかあおぎながら現れるんじゃないのかなー。なんか場違いで、嫌な感じ〜と思った。友人もしらけていた。さらにここのソメイヨシノはほとんど散っていた。かなりテンションが下がる。でも唯一枝垂れ桜が綺麗に咲いていたのがすくいだった。やっと綺麗なものが見えてよかった。

私のテンションが下がっていたのは、あの偉そうな態度のおやじのせいだけではなく、どうやらお腹がすいていたのもあったみたい。近くのファミレスでご飯を食べたら、テンションが上がってきた。私って単純ね・・。

夕方になり、一旦宿泊予定のホテルにチェックインし、今後のスケジュールをたてる。今日のメインは夜桜を見に行くこと。場所は円山公園と高台寺、そして東寺に決定した。前者2つは以前に行ったことがある所なんだけど、きっと夜だと昼とは違った雰囲気が味わえるんじゃないかと思う。

円山公園(夜桜)
17時半頃に到着すると、早々と大勢のサラリーマン風の花見客がお酒が入り騒いでいた。別の場所を見ると、新入社員が早くから敷物で場所を取っていて、あとから来る上司たちを待っている様子だった。なんかうかない表情をしていた。大変そう。私も数年後にこうなるのかな。たくさんの出店があったり、ギター弾きながら歌う人たちや、一輪車に乗って火がついた棒をお手玉にする芸をしている人や、怪しげな民族衣装を身にまとってヨガのような格好をしている人など、素人っぽい人がそれぞれいろんな芸をしていた。面白いと思ったのは、その人たちを見物しているのはなぜか全員外国人であったこと。私たちはとりあえず食べ物をいろいろ買って、家から持ってきていた敷物を適当な場所に敷いて、桜を見ながら食べた。すっかり暗くなってきた頃、この公園で一番大きな大枝垂れ桜に明かりがともされた。白い花びらがオレンジがかった光に照らされて影をおとしている姿は、本当に幻想的でみとれてしまった。こうやって桜を見る文化は、広い世界でも日本だけであるらしい。この美しさは世界に自慢できると思った。

ここから歩いて5分のところに高台寺があり、桜の期間だけ夜の特別拝観が行われている。

高台寺(夜の特別拝観)
夜のお寺ってなんかこわ〜いイメージがあって、人が少なかったらいやだなって思ってたけど、そんな心配は無用だった。私たちと同じように高台寺に歩いていく人が何人もいたから助かった。ここのお寺に続く石段にはところどころに小さな明かりがあるものの、かない暗い。すぐ横にはお墓が並んでいて思わず足がすくんでしまった。まだ人がいるだけましだったけど、絶対にこんな所を一人では歩けないと心の底から思った。ここでのメインは美しい庭に咲く、一本の枝垂れ桜。お寺の廊下に座ってみることができるので、順番に並んだ。廊下に座ると、まず全ての照明が消え、辺り一面何も見えないほど真っ暗闇になった。しばらくすると一つ、二つと桜の下の方から光が照らされ、段々その姿が浮かびあがってくる。そして最後に桜全体に一気に光がともされると、美しい桜の姿と、その下に特別に敷かれた美しいじゅうたんが私たちの目の前にあらわれた。その瞬間ため息のような歓声があがり、カメラのシャッターが一斉に光った。そしてもっと見ていたいという私たちの気持ちとは裏腹に、すーっと静かに光が消されて再び闇に包まれた。トータル3分ぐらいの間だったように思えたけど、夢中で見ていたのであまり時間の感覚がなかった。こんな感じでただライトアップされているだけではなく、光と闇によって心にくい演出がされていて、初めて見る私にはとても感動的だった!これが見えただけでも、今回の旅行に(授業をさぼって)来たかいがあったと思う。

感動がさめない中、高台寺を出たのは20時を過ぎていた。でもこれで終わりではない。この後バスで30分かけて東寺(教王護国寺)へと向かう。このお寺は去年初めて夜のライトアップが行われて、好評につき今年も行われるとのことで、是非見てみたいと思った。22時まで行われるということで、時間はまだ大丈夫そう。

東寺(教王護国寺)
今回の旅で強烈に印象に残っているのはここである。東寺は日本一の高さを誇る五重の塔で名高いが、この塔がライトアップされて、闇夜に浮かび上がっているのは今まで見たことがない雰囲気をかもしだしていた。時間も21時をまわっていたため人も数人しかおらず、お寺の中は暗闇に静まりかえっていて、明かりが照らされているこの塔だけが際立っているのが本当によかった。次に金堂へと進む。金堂の中に入ると、巨大な薬師如来像のまわりに薬師三尊、十二神将というような像が多数あった。その前に椅子が置かれていて、そこに座るようにすすめられた。私たちの他に、数人のお客さんが来たところで始まる。神秘的な音楽が流れてきて、独特な香りのお香がたかれる中、赤や青のライトがあらゆるところから像を照らし出す。ライトがついたり消えたりするたびに、まるで像の顔が変わっているかのように見えるのが不思議だった。一瞬目が開いたように見えたときは、ドキッとした。なんか生きているみたいに感じたのは私だけではないと思う。昔からお香の香りが苦手だった私は、この時だけはすっかりそんなことも忘れていた。神秘的というか、とにかく私があじわったことのない独特な雰囲気に圧倒されていた。この雰囲気はうまく言葉にできないので、興味のある人は一度行ってみてください。なんかすごいものを見たという感じで、その雰囲気にのまれていた。とても貴重な体験ができたと思う。その雰囲気がしばらく頭に残っていて、なんか夢に出てきそうな気がした。

今日はいろんな意味で別の一面を見れてよかった。同じ場所でもやはり昼と夜では全然違うんだなって思った。

今日の日程
名古屋(新幹線)-京都-二条城-平野神社-円山公園(夜桜)-高台寺(夜の特別拝観)-東寺(教王護国寺)

H9.4.11
2日目の今日は山科方面へ行くことにした。まず醍醐寺まで行くためには山科駅までJRで行き、そこから出ているバスを利用した。このバスがくせもので、かなり本数が少ないから要注意。ただ、今年の秋からは地下鉄が通るらしいから、それ以降に行く人は問題なしです

醍醐寺
豊臣秀吉が”醍醐の花見”を行ったことでも有名。庭園は特別名勝に指定されていて、写真撮影も禁止されていた。庭の写真を撮っていけないなんて初めてだった。ケチだと思った。霊宝館には国宝や重文級の品が展示されていたけど、あまり印象に残っていない。ただ秀吉直筆の歌が書かれているものが展示されていたのは、さすがに実物を見るとすごいと思った。ちなみに秀吉のペンネーム?は”松”という名前だった。醍醐寺は隈なく見ようと思うと広いから2時間はかかると思う。私は五重の塔など主要なものをピックアップしてみてまわった。よく五重の塔の前で写真を撮っている私は、家に帰って出来上がった写真を見ると、なんかどの塔も同じように見えてしまって、どこのものなのか分からなくなることがある。



平等院

十円玉の裏に描かれていることで有名な平等院は以前からとても美しいイメージがあって、一度行ってみたかった所。いざ院内に入ってみると狭いことに驚いた。でも国宝の鳳凰堂は平安時代の憧れの宮殿だけあって、優雅で、上品で、贅沢な建物という印象を受けた。その前に広がる池が、いっそう美しさをひきたたせていた。ここにはたくさんの修学旅行生が来ていた。そしてそこら中で写真を撮っていて楽しそうだった。ここは藤が綺麗らしいので、その時期をねらっていくのもいいかも。

京都駅に戻り、お土産を買うために歩く道にもすっかり慣れてきて、いつも通りくずきりのお店に直行する。このくずきりを買うと、もうこの旅行も終わりなんだなって実感がわいてくる。

今日の日程
醍醐寺-平等院-京都(新幹線)-名古屋

京都で桜を見るのも2回目だけど、やはり夜桜は魅力的だと思った。個人的にはお昼の桜より、夜桜のほうがいいと思った。そしてこの時期だけの夜の特別拝観も見られたのはラッキーだったと思う。京都は私のお気に入りの場所なので、これからもたびたび訪れたい。そのうち京都中のお寺を制覇しちゃうかも。あとそのうち京料理や湯葉やお豆腐のおいしいお店なんかも入ってみたいし、雰囲気のいい旅館にも泊まってみたい・・というわけでバイト頑張ろう。

 
★京都
〜京都5回目の旅(1泊2日)〜

H9.11.19
春に行ったときに工事中だった京都駅も、とうとう完成して新しくなったというのをTVで見た。私も2年前に初めて京都へ行ってから、これで5回目の旅になる。結構行ってるなー。
最近新幹線で行くことが多かったけど、今回は初のこころみで、高速バスを使ってみることにする。とりあえず予約の電話を入れた。
当日、名鉄バスセンターから日急バスに乗る。京都行きの高速バスは、この日急バス以外の会社からも出ていて、かなり本数が多いのが魅力。他にも大阪や神戸行きもでている。席は指定席じゃないので、どうしてもいい席をとりたい人は当日早めに行くといいかもしれない。この日は紅葉シーズンで道が混んでいたせいで、京都駅に着いたのは予定より30分遅れ。これがバスの欠点だと思った。でも往復で4500円という安さは魅力。時間に余裕があるときは使う価値ありだと思った。

New京都駅
新しくなった駅はデザインにも凝っていて、かなりスタイリッシュな感じだった。新しく伊勢丹などもできて、今までの京都駅とはかなりイメージが違っていた。私たちはひとまず伊勢丹に入ってみた。ちらちら見ていると、さっそくかわいい服を発見。でもこれを買うと観光ができなくなるから見るだけにした。飲食店も結構入っていて、イタリアンのアンディカフェというお店でランチを食べる。ここのトマトサラダはトマトが丸ごと1個でてきた。駅周辺はおしゃれになったものの、”京都”というイメージには合っていないというのが正直な感想。やっぱり京都には”古都”らしい雰囲気でいてほしいと私は思う。というか多くの人は思っていると思う。私は京都にしかない雰囲気が好きだから、こうして何回も来ているんだと思う。せっかくの京都ならではのよさがどんどんなくなってしまうのはさみしいから、開発するのも駅前だけでとどめてほしいと思った。以前の京都駅が少し懐かしくなった。

今回はまず去年の秋に時間切れで行けなかった銀閣に向かうことにした。話はちょっと変わるけど、私は食事をするときは、一番好きなものを一番最後に食べるくせがあるんだけど、旅行は一番行きたい所は一番最初に行くのがいいと思う。食事はなくならないからいいけど、旅行は予定外のトラブルや、結構早く閉館しちゃってることや、天気が急に変わったり・・という感じで何が起こるかわからないから、絶対ここには行きたいという所は、すばやくおさえるのが後悔しない秘訣だと思う。

銀閣(慈照寺)
金閣に比べると茶色くて地味な感じの建物だった。ここの東求堂は今だけ特別公開で中に入ることができた。中に入ると銀閣にまつわるいろんなお話が聞けた。銀閣の別名慈照寺という名前は、将軍足利義政の本名である”慈照院”からきているなどを教えてもらった。あとここの茶室にはあえてかけじゅくなどの飾りがない。それは障子を左右に開けるとちょうど美しい紅葉のお庭が見えるようになっていて、この障子窓からの風景が”季節折々のかけじゅく”になるからということで、こういう細かい気配りがおしゃれだなって思った。ちょうどいい角度で外の風景を見ることができた。こういう景色を見ながら飲むお茶は、きっとおいしく感じられるんだと思う。















銀閣から京都駅まで戻るバスは恐ろしいほど混んでいて、全く身動きがとれず、さらに道も混んでいて京都駅に着くまで1時間もかかった。今日はバスの遅れなどもあって、結局ここしか見ることができなかった。観光シーズンのバスの悲惨さを身を持って知った。

バスを降りた後、最近人気のベルギーワッフルのおいしそうな店があったので入ってみた。ブルーベリーと生クリームの組合せが、あたたかいワッフルにぴったりだった。
今回は駅近くにある京都プラザホテルに宿泊。京都のホテルは割高だけど、ここは案外安くて部屋も新しかったから、当たりだと思った。

今日の日程
名古屋8:40発(高速バス)-京都12:00頃着-伊勢丹-銀閣(慈照寺)

H9.11.20
今日は紅葉も美しいといわれている、自然いっぱいの嵯峨野を満喫したい。
京都駅からJRを使い嵐山・嵯峨野駅に向かう。昨日の反省をいかして、バスという選択は決してしなかった!これが正解で、順調に到着。
秋の雰囲気をぷんぷんさせた嵯峨野は、静かな自然に包まれていて歩くには絶好のロケーションだった。

落柿舎
まず見えてきたのが俳人、向井去来が住んでいた落柿舎。辺りは田んぼと山しかない場所で、ぽつんと一軒たたずんでいた。ここの庭の木には、たくさんの小さな柿がちょうど食べごろといった感じでなっていた。江戸時代の家屋で、いろいろ修復されてはいるものの、当時の雰囲気を残していた。




常寂光寺・二尊院

この二つは山にうもれたお寺という感じだった。紅葉がちょうど見ごろで色鮮やか。広大な敷地内のいたるところが紅葉していたので、のんびり歩いてみた。これといって特徴はないけど、土と木の匂いがする空気はとても新鮮だった。







祇王寺

小倉山の麓にある、竹と楓に囲まれた草庵。ひっそりといた草庵の前の庭は一面赤いもみじで埋めつくされていて、落ち葉で土が全く見えない。風が吹くと、ひらひらとたくさんの落ち葉が舞ってきてとても綺麗だった。私の頭の上にも数枚の落ち葉がつもった。








秋の嵯峨野はすごくいい雰囲気。旅行者が結構いたのにもかかわらず、自然いっぱいで静かなところだった。さわがしい日常から抜け出して、こんなところを歩いていると、心も解放されてすがすがしい気分になった。駅に戻る道の途中にかわいらしい建物を発見した。どうやらオルゴールの博物館みたいなので立ち寄ってみることにした。

京都嵐山オルゴール博物館
館内はアンティークな造りで、照明も暗めでいい感じ。館内の人が一つずつ紹介してくれ、実際にオルゴールを動かしてくれる。ここの箱型のオルゴールは3メートルほどもあり、とても深みのある音。巨大オルゴールが奏でるメロディーは、心の深いところまで響いてきた。とてもあたたかみがあって、安らぎのある音だった。また、別のオルゴールが奏でるアヴェ・マリアもすごく魅力的な音で、吸い込まれるようにすっかり聞き入ってしまった。このオルゴールたちは、主にスイスやフランス、ドイツで1700年代〜1800年代に作られたもだった。こういう本格的なオルゴールを実際に聴いたのは初めてで、CDなんかで聴くのとは比べものにならない感動があじわえた。1つのオルゴールが奏でる響きで、床が振動するほどの重みがあった。そして音だけじゃなく、オルゴールにほどこされた装飾がとても綺麗だった。これらのヨーロッパの職人が作ったオルゴールのメロディーを堪能したあと、今度はオートマタと呼ばれる自動からくり人形のオルゴールを見せてもらった。そして今度はその動きがまるで生きているみたいで感動的だった!ギターを弾きながら歌うピエロが、時々ウィンクしたり、舌を出したりするのはすごくリアルだった。あと一番よかったのは、手紙のようなものを書いているピエロが、だんだん眠くなってきて目が閉じそうになるとランプの光が消えてしまい、急いで火をつけるというオートマタ。その仕草がかわいらしいのと、本物そっくりなのとで、何回見てもよかった。オルゴールは聴くのも見るのも楽しくて、とても魅力的な世界だった。ここまでくると本当に芸術の一つなんだなってわかった。あと、ここの博物館員の方のしゃべり方がここの雰囲気にぴったりあっていて、女版の森本レオのような感じで語ってくれる。すごくおだやかなしゃべり方で、話を聞いていて心地よかった。こういうしゃべり方ができるといいな〜と思った。何気なく立ち寄ったオルゴール博物館では、とてもいい時間を過ごすことができた。ここではオルゴール結婚式というのが挙げられるみたいで、とてもいいアイディアだと思う。

今日はとても順調に見て回れたので、珍しく予定より早く京都駅に戻ってこれた。せっかくだから、駅から歩いて行ける東本願寺と西本願寺の辺りに行ってみることにした。

東本願寺・西本願寺
たしかここは日本最大の木造建築物だったと思う。とにかく門も建物もものすごく大きくて、迫力十分だった。ちょうどイチョウの木が黄色く色づいて、夕陽に照らされて美しかった。たまたま修学旅行生が来ていて、とてもにぎやかだった。








帰りも高速バスを利用。また遅くなったら嫌だなって思ったけど、帰りは順調に無事着いた。

今日の日程
嵯峨野(落柿舎-常寂光寺-ニ尊院-祇王寺-オルゴール博物館)-東本願寺・西本願寺-京都18:00発(高速バス)-名古屋20:40着

5回目の京都の旅は、バスでちょっと痛い目にあったくらいでかなり充実した旅になった。京都駅が新しくなって大阪駅みたいになっていたのはちょっと残念だったけど、嵯峨野に行ったらまだまだ京都のよさが残っていて安心した。今回はオルゴールという新しい出会いもあって、京都に行ったのになぜかヨーロッパにも行きたくなってきた。きっと随分先になると思うけど、いつか行ってみたい。旅行に行くたびに、行きたいところが増えてくる。これは私がいい旅をしている証でしょう!

 
★京都★奈良
〜友人を訪ねて!の旅(2泊3日)〜

H10.6.18
今年の春は京都に行けなかった。私は今大学4年生で、就職活動が忙しくてそれどころではなかったから。普通より早くから活発に活動していた私は、運良くゴールデンウィーク前に最も行きたいと思っていた会社の内定をもらうことができた。その時、他に二次面接、三次面接と進んでいた会社が数社あったけど、第一希望にしていた会社の内定が出たため、全部辞退することにした。友人はそんな私に”勇気があるね”と言った。普通は他にもいい会社があるかもしれないから、私のようにあっさり辞退する人はめずらしいらしい。でも私は後悔はしないと思った。以前からすごくやりたかった仕事だから、この決断に全く迷いはなかった。そして残りの学生生活は、できるだけたくさん旅をしようと思う。今回は、京都の大学に通っている友人が以前から遊びにくるように誘ってくれていたから、ぜひ遊びに行こうと思う。

名古屋から高速バスに乗り、途中の京都草津駅で下車した。そこからMちゃんに電話して迎えに来てもらう。そして久々に再会した私たちは、とりあえずMちゃんのマンションに荷物を置かせてもらうために向かった。Mちゃんの話しによると今日の夕方にどうしても大学に行かないといけない用があるらしい。そこで、それまでの時間はMちゃんおすすめの京都を案内してもらって、夕方に私も一緒に大学に行くことにした!

三十三間堂
まず向かったのは三十三間堂。ここの千手観音がすごいということで中に入ってみた。そして本当にすごかった。何がすごいかというと数がすごい。堂内は千一体もの像が塊になってずらっと並んでいた!廊下を歩きながら見ていくのだけど、どこまでいっも金色の千手観音の群れが続いていく・・。とにかくインパクトのある光景だった。

養源院
Mちゃんに”ちょっと恐いけど我慢してね”と言われて案内されたのがここ。ここには血天井というここでしか見れないすごいものがあるらしい。そういうのが苦手な私は、夢にでてきそうだからやめようかなって思う。でも”せっかくだから見てみるといいよ”と言われて結局入ってみることにした。恐る恐る入った私たちをここの方が迎えてくれて、とりあえず説明をきく。その後いよいよその天井を見ることに。上をみると、ところどころに血の跡がある天井があった。思わず目をそらしてしまった。この天井は、伏見城が落城したときにたくさんの武将が自刃した廊下の板を、この寺で供養するために天井にしたというものだった。それにしてもなぜ天井にしようと思ったんだろう・・。よく見ると手のかたちや、指紋まではっきりついている。一番恐かったのは、人が倒れた跡がくっきりついていて、横顔と体の形がくっきり浮かび上がっていた。とても衝撃的だった・・。私はずっと恐くて、言葉が何もでなかった。

方広寺
養源院で見た天井の恐さの余韻が残ったままでここの方広寺を見ていたので、私はほとんどうわの空。、何があったのかあまり覚えていない・・。






六波羅蜜寺

だいぶん気をとりなおした私は、六波羅蜜寺へと向かった。ここには有名な平清盛像や空也上人像があった。空也上人像はとても表情が不気味でどうしようかと思った。すみません・・。

霊山歴史館
ここには明治維新を支えた、坂本竜馬・西郷隆盛や新撰組の土方歳三・近藤勇らをテーマにした資料館。私は最初はあまり興味がなかったけど、いろいろ説明書きを読んでると、いろんなドラマがあったことがわかって案外よかった。

そろそろ時間が来たので、電車で大学へと向かった。Mちゃんの学校はすごく大きくて、レンガ造りで新しくて羨ましくなった。私もなにげにここの学生のふりをして、食堂でごはんを食べた。学食もうちの学校に比べて、品数が豊富でしかも安かった。その後、Mちゃんが用事でいなくなった間、勝手に構内を歩いてみたり、デザートを買って食べたりして時間をつぶしていた。他の学校をウォッチングしてみるのも楽しいものだった。Mちゃんが戻ってきたので、そろそろ帰ることにした。その途中で京都駅周辺をちょっとみてまわった。眺めがいいスポットがあるということで行って見ると、京都の街中が見渡せた。Mちゃんのマンションについた後は、私の持ってきたクッキーを一緒に食べながら、久々にいろんな話をして盛り上がった。気づくとかなり遅い時間に。明日の朝がきつそう・・。

今日の日程
名古屋8:10発(高速バス)-京都深津10:20着-三十三間堂-養源院-方広寺-六波羅蜜寺-霊山歴史館-大学-京都駅

H10.6.19
今日は奈良の方まで足をのばしてみることにした。Mちゃんの持っていたガイドブックをめくっていると、佐紀路と呼ばれる雰囲気のよさそうなところがあったので、そこに行ってみることにする。私たちは近鉄に乗り、新大宮で下車した。
旅先ではめずらしく、今日は朝から雨が降っていた。まあ梅雨だからしょうがないのかな。傘を差して歩くことにした。この辺りは結構田舎で、歩くにつれて道も細くなり、家もまばらだった。とりあえずガイドブックのモデルコース通りに歩いてみた。

不退寺
雨の中、歴史の道と呼ばれている道を歩いてここまで来るのはきついものがあった。このお寺では見学というよりひとまず休憩という感じでしばらく長居させてもらった。そしてどうやら今来た道を戻らないといけないようだ。行きに比べて帰りは2倍ほどの長さに感じられた。








これだけでかなりエネルギーを消費してしまって、お腹がすいてきた。この辺りは飲食店が全然なく、このままでは当分何も食べられないかも・・と思っていたときに、遠くに吉野家の看板が見えてきたときは本当に嬉しかった。牛丼がこんなにおいしいと感じたことはなかった。もちろん”つゆだく”である。


法華寺

ここは民家の中にうもれていて、どこが入り口なのかなかなか分からなかった。唯一見つけた入り口も、個人の表札みたいなものがたっていて、入っていいのか疑問。思い切って入ってみるとどうやらここらしい。中は意外と大きかったけど、とにかくわかりづらいので注意が必要。雨ということもあって私たち以外に観光客は一人もいなかった。

平城京跡・平城京跡資料館
今は野原のようになっているけど、ところどころに看板がたっている。ここにある資料館に入ってみると、昔ここが都だった頃の様子などが再現されていた。そしてここから発掘された品も多数展示されている。この辺りは昔、都だったなんて想像がつかないくらい静かで、とにかく建物が何もない。ひたすら平地が続いているから視界が開けていて、遥か遠くの山まではっきりみわたせる。

佐紀路はあまり人もいなくて、静かな旅をしたい人にはいいかもしれない。でも特にこれといったすごいものがあるわけでもない。逆に何もないのこそが特徴かもしれない。約4時間とにかく歩いていて、最後に西大寺駅にたどりついた。最近運動不足ぎみだったから、ちょうどよかったかな。

京都に戻ると、Mちゃんは午後から出席しないとやばい授業があるということで、ここからは別行動することになった。結局私はこの時点で寝不足もあって疲れてしまっていたので、鍵を貸してもらってMちゃんのマンションに先に戻っていることにした。マンションに戻り、とりあえず雨で濡れてしまった服を乾燥機で乾かす。すっかり服も乾いたところで、少しお昼寝しようと思ったら、その後Mちゃんが戻ってくるまで3時間も熟睡していた。そのおかげですっかり体力を回復した。その後、Mちゃんの提案で京都国立博物館へ行くことにした。今日は金曜日で、運良く夜遅くまでやっているみたい。

京都国立博物館
とにかくすごく大きな博物館で、中には歴史的なものや貴重な美術品が多数展示されていて、どれもすごそうなものばかりだった。かなり見所満載で、一通り見て回ったらもう2時間もたっていた。とてもいいものを見れたと思う。








その後、四条河原町の辺りを歩いてみた。この辺りはいろんなお店が集まっていて、金曜の夜ということもあってたくさんの人が集まっていた。ふと立ち寄ったアクセサリーのお店で、お気に入りのピアスを見つけたので購入した!その後、おすすめのお寿司屋さんで夕食をとった。ネタも新鮮でかなりよかった!その帰り道では、来年の今頃はどうしているだろうという話題をしていた。Mちゃんは一年浪人しているから来年は就職活動、私は内定をもらっている会社で働いているんだろう。この時の私は社会人になることに不安もありつつ、結構期待の方が大きかったと思う。Mちゃんとは中学・高校が一緒で、昔からの友達。昔の友達に久々に会うと、なんか居心地がいいのは不思議。

今日の日程
京都-新大宮-佐紀路(不退寺-法華寺-平城京跡・平城京跡資料館)-西大寺-京都-京都国立博物館-四条河原町

H10.6.20
最終日の今日も奈良の方へ行くことにする。私たちがセレクトしたのは飛鳥だった。昨日と同じく近鉄を利用する。飛鳥はとても広い地域なので、天気もいいためレンタサイクルを利用することにした。Mちゃんとはよく高校に一緒に自転車で通っていたので、久々に自転車を並べて走っているととても懐かしい感じがした。レンタサイクルセンターでもらった地図を見ながら快調なペースで飛ばした。






高松塚古墳

ここは壁画で有名だけど、今は国宝に指定されていて実物を見ることができなかった。古墳というのは外から見るとただの山のようだった。その代わりここの壁画館には壁画を再現したレプリカが置いてあるので、大体どんなもんなのか雰囲気をつかむことはできた。

天武・持統天皇陵
ここはかなり大きな森のようなもので、かなり立派なお墓だったようだ。とりあえずざっと見て次へと進む。

亀石
飛鳥の道の途中に、亀石と書かれた石を発見した。これは名前負けしていないほど、亀にそっくりな形で結構大きい。気に入ったので一緒に写真を撮ってみた。家で飼ってる亀がこんなに大きくなったら困るなと思った。






橘寺

ここはあの聖徳太子が生まれたお寺。ここには二面石というのがあって、善と悪の二つの顔をした形の石だった。飛鳥時代の石造物とのことだったのでここでも写真を撮ってみた。

石舞台古墳
普通の古墳は森みたいになっているのが多いけど、ここの古墳は巨大な石が無造作に積み上げられているちょっとかわったものだった。注意書きで”石の上に登ったり、お弁当などの飲食もご遠慮願います”と書いてあった。古墳の上でお弁当食べた人がいたんだろうか・・・。






岡寺

とても広いお寺で、五重の塔や日本最古の塑像がある。ここはなぜか観光客が多かった。

明日香民族資料館
明日香村の生活様式や民具などが展示されていた。せっかく飛鳥に来たので、ここで文化を知るのもいいと思う。

飛鳥寺
蘇我馬子が発願したお寺で、推古天皇が作らせた日本最古の仏像である飛鳥大仏を見ることができた。ここに来れば日本最古の文化を見ることができる!









こんな感じで飛鳥を自転車で一周してきた。トータル4時間半ほどかかったけど、坂道もないのでとても走りやすい。飛鳥はいたるところで”日本最古の〜”という言葉が使われていて、まさしく日本最古の歴史が残っている地だった。聖徳太子の時代にタイムスリップしたような気分をあじわえる。あと、飛鳥は岡山にある吉備路によく似たのどかな雰囲気だったように思う。

京都駅に戻ると、できたての赤飯まんじゅうというのが売っていたので、今回はこれをお土産にすることにした。そしてMちゃんにお見送りしてもらい、高速バスに乗り込んだ。

今日の日程
高松塚古墳-天武・持統天皇陵-亀石-橘寺-石舞台古墳-岡寺-明日香民族資料館-飛鳥寺-京都(高速バス)-名古屋

今回は旅というよりか、高校時代の友人に久々に会えたことがなによりよかった!旅行は私にとってとても楽しみなことで、これからもずっと楽しみなことにしていきたい。友達は私にとってなくてはならない大切なもので、これからもずっとなくてはならないものだから大切にしていきたい!
 
★京都
〜紅葉の定番!高雄の旅(日帰り)〜

H10.11.18
京都の紅葉といえば高雄と言われるくらい有名所だけど、京都駅からもかなり離れていて少し行きにくいところだったため、まだ行ったことがなかった。そこで近畿日本ツーリストのパンフレットを見ていると、名古屋-高雄間のバスツアーで、高雄に着いたらフリータイムというものがあったので今回はこれを利用することにした。

当日、名鉄バスセンターからバスに乗る。今年の秋はあたたかいと言われているから、紅葉が遅れていないか心配したけど、バスガイドさんの話によると今はちょうど見ごろらしい。よかった。バスの中ではもみじ弁当が昼食としてでてきた。一見ただの幕の内弁当だけど、かろうじてもみじ型にカットされたかまぼこのようなものが入っているので、ギリギリのラインでもみじ弁当になっていた。そしてバスは今回も30分遅れで現地に到着。私も旅をしているうちにバスの遅れは当然と思えるようになったせいか、そのくらいの遅れはなんとも感じなくなっていた。高雄で降りると、山奥のせいもあってかなり空気が冷たかった。たぶん今まで行った秋の京都の中では一番寒かったと思う。ここ高雄は三尾(神護寺・西明寺・高山寺)が紅葉の名所として名高い。約3時間の自由時間があるので、この3つを順番にまわってみることにした。

神護寺
最初に見えてきたのが神護寺。以前に写真で見て美しい所だったから、今回一番期待していた場所である。そして神護寺は私の期待にこたえてくれていた!約20万平方メートルという山内全域は紅葉で山火事状態だった。(真っ赤に燃えていたということです・・。)かなりの数の階段を上がっていき、地蔵院と呼ばれる所に行くと、今自分がすごく高い場所まで来ていることを知った。ここからは遥か下を流れる清滝川の清流を眺めることができた。ここでは”かわら投げ”が有名なので私もやってみることにした。まず投げるための瓦を買う。そして谷に向かってその瓦を投げると、厄除けのような感じで悪いものを飛ばしてくれるという効果があるとのこと。私たちはなるべく遠くに飛ばせるように、助走もつけて投げた。すると私の瓦はかなりヘボヘボな感じですぐ失速して、真下に落下していった・・。あと神護寺に来て思ったのが、紅葉が特に美しい地点には、必ずといっていいほど茶店があるということ。案の定、かなりの人を集めていた。

西明寺
この時の気温は9度と出ていた。最初は寒かったものの、ここまで歩いてくるうちにあつく感じられるほどになっていた。西明寺の入り口でもらった拝観券には、”見下げても 見上げてもよし”って書いてあったので、ここでは見上げたり見下げたりしながら紅葉を楽しんだ。







高山寺

ここは3つの中で一番高い場所にあるお寺。神護寺が一番低いところにあって、段々上がってきていることになる。だから紅葉も神護寺が一番早くて、ここが一番遅い。たしかにまだ色づいてないところもあった。私が感じる温度は全く変わらないように思えるけど、木は微妙な温度差に反応しているんだなって思った。







神護寺から高山寺までの道のりもとてもよかった。近くには川が流れていて、川沿いを歩くのも情緒があった。この辺の川は、清流という言葉がぴったりで、水は透明というか少し青くも見えるほどだった。今日は平日だったからあまり混んでいなかったのも嬉しい。

バスは京都市内のお土産屋さんで20分ほど時間をとってくれるので、そこでお土産を購入。帰りのバス中の記憶は、いつも通りなかった。

今日の日程
名古屋7:50発-京都高雄11:30頃着-神護寺-西明寺-高山寺-京都高雄14:40発-アミタ(お土産やさん)-名古屋18:30頃着

旅行会社のツアーでも、行き帰りをバスで送ってくれるだけのようなものだったら、向こうで自由に行動できるので、場合によっては使える!と思った。今回はお土産(約3000円)を買ったのにもかかわらず、トータル1万円以内で行ってこられた。よくTVの企画とかで1万円の旅というのがやっているけど、名古屋から京都だったら日帰りならちょうど1万円くらいの旅ができると思う。もちろん新幹線使ったらアウトだけどね。高雄のように山の奥深いところにある紅葉は、また京都市内の紅葉と違う雰囲気があってよかった。スケールの大きい&自然そのままの姿の紅葉が味わえる。また時間ができたら、こんなミニトリップをしてみようと思う!

 
★大阪
〜遊ぼう!大阪の旅(1泊2日)〜

H12.8.12
今回の旅は実は和歌山がメインのはずだった。和歌山の串本でダイビングをするのが最大の目的で、そこに行く途中で大阪で遊ぶという計画だった。しかし、大阪に着いてから、台風の影響でいっさいダイビングができないという電話が入り、断念することになってしまった。もう切符も買ってたし、旅館も予約してたのにー。不幸中の幸いで、即キャンセルして少しお金を損した程度で済んだけど、それにしてもダイビングしたかったな。台風のバカ〜!というわけで、大阪のみの旅になってしまった。

名古屋から大阪までは近鉄特急を利用した。金券ショップで安く乗車券を買えたので、ちょっと得しちゃった。大阪に着いてまず向かったのは、海遊館。水族館が大好きな私は、一度は行ってみたいと思っていたところだった。

海遊館
ここは本当に巨大な水族館で、しかもとても珍しい魚や生き物に出会える最高の水族館だった。特にすごかったのが、じんべいざめ。あまりの大きさにビックリした。じんべいざめのお腹の辺りには、小さな魚がいっぱいくっついていて、ずっと一緒に泳いでいた。私の見ているガラスの前をゆっくり横切っていったとき、目が合ったような気がした。サメにしてはかわいい目だった。水槽がとても広いから、じんべいざめも気持ちよさそうにゆったり泳いでいる。私も一緒に泳ぎたいと思った。あとかわいかったのが、イルカとラッコ。イルカはスピーディーな動きで水槽中を行ったりきたりして、時々ジャンプも見せていた。イルカの動きをずっとみてたら、ちょっと目がまわってきた。でもずっと見てても飽きない。ラッコはくるくる回転していた。それをじ〜っと見ていたら、また目がまわってきた。ラッコは小さな子供に大人気で、ラッコの水槽の前にはちびっ子がいっぱい。ラッコを見ている子供たちもすごく嬉しそうで、かわいかった!あと、ウミガメがいるとつい立ち止まってしまう。それは私の家でカメを飼っているから。うちのカメはオスなのか、メスなのか、13年も飼っているのにいまだに分からないから、カメ担当の飼育係りの人がいたら見分け方を聞いてみようと思った。でもそれらしき人はいなかった。なんか気になる。そして、この水族館で一番よかったのは、マンボウだった!マンボウは本当にぼ〜っとした顔をしていて、口を開けっ放しで泳いでいる。さらに水槽の周辺に張ってある網にぶつかっているのにもかかわらず、さらに進もうとしていて、進めなくて困っていた。そしてまた別の方向に泳いで行っては、網にぶつかって顔が網にくいこんでいた。そのマヌケさがすごくかわいい!マンボウ、家で飼いたいな〜。そしたら毎日見て笑ってるのに。マンボウを見ているとなんか幸せな気分になった。

海遊館は夏休みということもあってとても混んでいた。全部見て回ったら2時間半くらいたっていた。お腹がすいてきたので、お昼ご飯を食べる。せっかく大阪に来たから、天保山マーケットプレースでお好み焼きを食べることにした。私は焼きそば入りのものを注文し、目の前の鉄板で焼いてもらった。かなりボリュームがあって全部は食べ切れなかったけど、かかっているソースの味がおいしかった。そしてこの後は梅田に向かう。

梅田駅周辺はかなりの人が集まっていた。私たちはまずHEP FIVEに向かった。

HEP FIVE
ここはファッションや雑貨などの国内外の人気ブランドショップがかなりたくさん集まっていた。他に映画館などもあってとにかくエンターテイメントがぎっしり詰まったところだった。その中でまず行ったのが梅田ジョイポリス。私はアミューズメント系の遊びが結構好きなので、こういうところがあると立ち寄りたくなる。

梅田ジョイポリス
私は以前、東京ジョイポリスに行ってとても楽しかっただけに、ここもかなり期待していた。梅田ジョイポリスは東京ジョイポリスと同じアトラクションもあったけど、ここならではのものも結構あったのは嬉しかった。ここでも乗り放題のパスポートを購入して、面白そうなものを次々と楽しんだ。ここの各アトラクションの受付の人は、みんなテンションがとても高くて、楽しんでもらいたいというサービス精神満天でよかった!私が一番面白かったアトラクションは”激流〜ワイルドリバー”。船に乗ってバーチャルな激流を冒険するというアトラクションだけど、激流のリアルさはすごくて、滝から落ちる時は本当にスリルがあった。船もものすごく揺れて、ジェットコースターに乗ったような楽しさもあった。あとシューティング系のアトラクションはどれも楽しかった。話しはズレるけど、私は会社帰りに時々ゲーセンに行って、ゾンビを倒すシューティングゲームをやっている。あまり上手くはないけど、でもストレス発散にもなるし好き。あと音楽系のゲームはどれも好き。女の子はあまりゲーセンに行かない子も多い思うけど、結構夢中になれて楽しいと思う。

ジョイポリスを出た後は、いろんなショップを見て回った。結局迷ったすえ、何も買わなかったけど、見てるだけでもすごく楽しめた。

HEP観覧車
HEP FIVEのビルの屋上にある、真っ赤な観覧車。すでに夜になっていたので、ちょうど大阪の夜景が楽しめるんじゃないかと思って乗ってみることにする。行ってみるとかなりの行列ができていた。でも乗ってみたかったので並ぶことに。ここで並んでいる途中に、明日のダイビングが中止になってしまったという電話がかかってきていっきにブルーになる。もう買っちゃった切符はどうなるのかとか、明日はどうするのかとか、どうすればいいか並びながら考えることにした。それにしてものんきに並んでいていいのかな〜っていう話になったけど、あせってもしょうがないかっということで、とりあえず並び続けた。観覧車から見る大阪の夜景はとてもまぶしくて綺麗だった。名古屋の夜は8時過ぎると早々とお店が終わりだすけど、大阪の夜はこれからという感じだった。観覧車に乗っていたこの15分間は、ダイビング中止のこともすっかり忘れてしまった。

観覧車を降りて、とりあえず早足でJRの駅に戻ることにした。ダイビングが中止になったら和歌山に行く意味がなくなるので、切符を払い戻すことにする。すでに前日なので、どれくらいお金が戻ってくるのか不安だった。でも意外と戻ってきて、千円くらい損した程度ですんで一安心。続いて予約済みの旅館にキャンセルの電話をした。こちらもキャンセル料を取られるか不安になったけど、わかりましたと言われただけですんだ。何とかキャンセルは成功したので、最悪の事態はまぬがれた。でも憧れのダイビングを目前に断念するのは、本当〜にがっかりだった。

今日の日程
名古屋(近鉄)-大阪-海遊館-HEP FIVE-梅田ジョイポリス-HEP観覧車

H12.8.13
本当だったらこの日は和歌山に向かっているはずだったけど、せっかく大阪まで来たので今日一日大阪で遊んでから帰ることにした。大阪のガイドブックを読んでいたら、フェスティバルゲートという面白そうなアミューズメント施設があったから、行ってみることにする。JRで新今宮駅で降りた。

フェスティバルゲート
8階建てでアミューズメントやショップ・レストランなどが入っている。ここでも”エキドナの洞窟”というシューティングライドや”ザ・ラスト・アドベンチャー”というシュミレーションシアターなどを楽しんだ。”占いラビリンス”というアトラクションで質問に答えていくと最後に結果がでてくるのをやってみた。それによると私のキャラクターは”ものごとを頭の中だけでわかろうとするのではなく実際になんでもやってみてから結論を出す”というふうに書いてあった。適職は"女性レーサー・ジャーナリスト・商売"らしい。なんか実現しなさそうなものばかり。恋愛は”今年はいろいろなトラブルに巻き込まれやすく要注意”ということだった。何事もないといいけど・・。

次に私たちは道頓堀へと向かった。

道頓堀
定番だけど、グリコの看板前とくいだおれ人形と一緒に写真を撮った。金龍ラーメンで昼食をとった。まあまあだった。ひととおり道頓堀を歩いたあと、アメリカ村まで歩くことにした。






アメリカ村

高校の時に、一度来たことがあったけど、今回も若者でにぎわっていた。特に雑貨屋には変わったものがいっぱい売っているので、見ていると楽しい。服は古着系やカジュアルなものばかりで、私の趣味には合わなかった。後はBIG STEP(ファッション・雑貨・レストランなどの入った複合ビル)などをぶらぶらした。

道頓堀に戻ってきた私たちは、50人ほどの行列ができているたこ焼き屋を発見してつられて並ぶことにした。意外と早く順番が回ってきて、2パック購入した。生地にだしがしみこんでいておいしかった。

大阪駅に戻り、お土産に何か買おうと思っていた時に、”たこ焼きまんじゅう”というかわいいまんじゅうを発見。変わっていたので買ってみることにした。別にたこ焼きの味がするわけではなく、まんじゅうにかわいい顔がついている。生地はワッフルっぽく、中はカスタードクリームだから、どちらかといえば洋菓子風。

帰りも近鉄特急を利用した。今回は急きょ和歌山に行けなくなって本当に残念だった。でも大阪が楽しかったのがすくいだった!

今日の日程
フェスティバルゲート-道頓堀-アメリカ村-大阪(近鉄特急)-名古屋

大阪では海遊館が一番よかった。機会があったらもう一度行ってみたい。でもせっかく水着も買ったのに、和歌山の海を見れなかったのでやはり不完全燃焼という感じだった。帰りの電車の中で、”せっかく水着も買ったことだし、明日長島に行こう”という話しになった。というわけで、次の日、長島のプールの滑り台ではしゃぐ私たちであった。また夏が来たら、今度こそ和歌山に行きたい!

 
★和歌山
〜解放感を求めて!の旅(1泊2日)〜

H16.5.28
今度こそ和歌山へ!ついにその夢が実現することになった。以前から和歌山への旅を計画するものの、天候や仕事などに見事にはばまれていたけれど、ついに・・!!である。今回の旅のテーマは「解放感」。ただいま1歳児を育児中の私にとっては、久々にのんびりくつろげる貴重でありがたーい旅になるに違いない。久々にまさちゃん(旦那さん)と二人でのお出かけなのだ!

当日の朝、実家に娘を預けていざ出発!一日であるけれど、しばしの娘との別れは少しさみしい・・でもちょっとだけ羽を伸ばさせてもらうよ〜!愛知県から高速道路を使って勢和多気ICまで1時間半。今日は平日(金曜)なので、道はすいていて順調なペース。そこから42号線をひたすら行く。最初の目的地は那智勝浦。山道続きで途中までは長く感じたけど、後半左手に海が開けてきてからはすがすがしいドライブになった。

3時間後に那智勝浦に到着。お楽しみの昼食だっ!私たちは紀伊勝浦駅の近くにあるマグロ料理のお店「竹原」に向かった。休日や観光シーズンには行列もできるお店らしいが、平日ということもあってか客は私たちだけだった。ここではマグロ定食を食べた。1500円のわりには量はあまり多くないけど、まあ普通においしかった。

橋杭岩
那智勝浦から30分くらいで串本に入った頃、海沿いに変わった形の岩の柱のようなものが立ち並ぶのが見えてきた。橋杭岩と呼ばれるもので、私たちは車を降りて近くまで行ってみた。自然にできたとは思えない感じで、美しい配置だった。真っ青な空と海の中、芸術的なオブジェのよう。また日没頃来ればきっと幻想的でいいだろう。





和歌山の海は想像通りの美しさ。来て早々だが、今回の旅の成功が見えた!!お次は潮岬へ。

潮岬
ここは本州最南端の地。ここまでくると、遠くまでやってきた〜という感じが味わえる。しかも人がほとんどいなかったため、この最南端の地を独占しているような気分!目の前に広がる水平線をみていると、心が解き放たれる感じだ。とても静かで、波の音だけが響いていた。「解放感」を感じたといったら今回の旅でここが一番だったかな。地元のおばさんの話によると、昨年くらいからここの海にイルカの兄弟が住み着いているようで、しばしばすぐ近くを泳ぐ姿が見えるらしい。残念ながらこの日は見えなかったけど、運がよければイルカに出会えるかも。

5月の串本の海、今更ながらだけどとても澄んでいて美しかった。串本を後にし、白浜へ。

三段壁

串本から1時間ほどで到着。断崖から海を見下ろしてみると思わず足がすくんでしまう。頑張って下のほうを覗いてみると洞窟がみえた。私たちは入らなかったけど、エレベーターで洞窟に入ることもできる。(有料だけど)ただし、四時半ぐらいには閉まってしまうようなので、行きたい人は時間に気をつけてください。ここの断崖には「命の電話」が置かれていた。あとここには梅味のソフトクリームが売っていてぜひ食べたかったんだけど、ここにきたのが四時すぎていてお店が閉まってしまい食べれなかった。


千畳敷

三段壁からすぐのところに千畳敷がある。ここはその名の通り広い石畳を思わせる大岩盤。打ち寄せる波によってこんな侵食ができるなんて、あらためて自然の力の大きさを感じる。少し夕陽にそまっていてとても心地よい風がふいていた。それにしてもこの岩盤、いたるところが落書きだらけ・・・これではせっかくの雰囲気が半減してしまう。





白良浜

続いて訪れたのは白良浜。シーズン中は海水浴客でいっぱいになるだろうこの砂浜も、今日は人もまばら。真っ白な砂浜とブルーの海のコントラストがとってもステキ!その美しさは沖縄で見た海と同じぐらいだった。砂浜の砂はとってもサラサラで裸足で歩くと気持ちいい。夕方になってだいぶん涼しくなっていたのにもかかわらず、元気なちびっこが泳いでいた。ここはすでに海開きされており、暑い日だったら5月でも海水浴が楽しめるだろう。あと私たちは入らなかったけど、この辺にはたくさんの温泉があって、海も温泉も楽しみたい!という人にはぴったり。

円月島
今日最後の目的地、円月島へ。ここは日没頃がとても美しいとのことなのでそれをねらって6時ごろ到着。そして6時半頃、オレンジ色に染まった幻想的な姿を見ることができた。夕日が岩の丸い穴から海に向かって差し込んでいるのがなんともいい!!ここはすぐ間近でみるより、少し離れたスポットから見るのがいいと思った。思わず何枚も写真を撮ってしまった。







夕日を堪能した私たちは、今日の宿泊地白浜エクシブアネックスへ。夕食は、田辺にある「しんべ」というお店に食べに行った。ここでは海のものをメインとした一品料理が手ごろな値段で食ることができ、しかもとってもおいしかった。今度和歌山にきたらぜひまたこのお店にこようと思う。ホテルに戻ったのは9時半ごろになっていた。それからホテル内の温泉へ。露天風呂の脇にある椅子に座ってしばらく夜風に当たいた。まさに、解放的〜!!日頃は一歳の娘とじょうろで遊びながらのにぎやかなお風呂なだけに、久々にこうしてのんびりお風呂に入れてとてもリフレッシュできた。今日一日で、二日分ぐらいに思えるほど充実した時間を過ごせ、大・大・大満足である。部屋に戻ると例によってまさちゃんは即効眠った。とにかく寝るのが早くて、少しでも会話がとぎれると寝息が聞こえてくる!私も明日に備えて早めに眠ろうっと。

今日の日程
名古屋-那智勝浦(昼食)-串本(橋抗岩・潮岬)-白浜(三段壁・千畳敷・白良浜・円月島)-田辺(夕食)-白浜泊

H16.5.29
天気予報では雨が降るということだったけど、今日は朝から太陽が顔をだしていた。まずは朝風呂というわけで、館内の温泉へ。朝は一段と人が少なく貸切りに近い状態。遠くに見える海を眺めながら、さわやかな朝に入るお風呂もまた昨日とは違っていいな〜。とにかくのんびりとした朝を過ごしたかったので、ラウンジでゆっくり朝食を食べたあと、部屋のバルコニーに出て遠くに広がる朝の海を眺めていた。ちょうどそこからは白浜空港の滑走路が見えてたまに飛行機が発着するのがみえたり、アドベンチャーワールドの園内も見えて、小さくだけど動物たちの姿もうかがえて意外な感じで楽しめた。こんな感じでチェックアウトぎりぎりの11時ぐらいまでゆっくりとした時間を過ごせた。

とれとれ市場
まずはホテル近くにあるとれとれ市場へ。ここは、新鮮な魚貝や海産物の販売、土産物店・飲食店などが集まっている。ここでお土産を購入。そしてここでの収穫はなんといっても梅味のソフトクリームがあったこと!昨日は食べられなかったけど、今日こそは!と早速買ってみた。食べてみると確かにほんのり梅の風味がして、さっぱりした葡萄の味に似ていた。こうして私たちは白浜を後にした。今日は昨日来た道を戻りながら、みていこうと思う。まずは串本へ。

串本海中公園
ここの海中展望塔からは沖合140m、水深6.3mの海底を見ることができる。ここに集まっている魚は飼育されているものではなく自然に集まっているものというのが魅力的。海の透明度もとてもよく、数種類の魚の姿をみることができてよかった。ただ気になったのは、この展望塔だけの入場券が販売されてなく、水族館とセットじゃないといけなかったこと。ちなみにここの水族館では串本の海で見られる魚を中心に紹介されていてあまり珍しいものはなかった。


私たちは串本を後にし、那智勝浦へ向かった。白浜から那智勝浦に向かうまでの道は美しい海沿いを走れ、本当に快適なドライブを楽しめる。

那智の滝

那智の滝は直下130メートルの落差日本一の名瀑だそうだ。日本一と聞いたら行ってみなくちゃ〜ということでやってきた。那智の滝近くの駐車場に車を止め、歩いてむかう。滝までの道は相当な樹齢だろうと思われる大きな木々に覆われてとても涼しかった。由緒あるという言葉がふさわしい厳かな雰囲気。拝観料を払うと滝のすぐ近くまで行けるということなので、せっかくなので行ってみた。さすが日本一というだけあってかなりの迫力があり、水しぶきを雨と間違えてしまったくらいだ。







そろそろおなかがすいてきた。もう四時すぎているにもかかわらず、昼食がまだだった。和歌山には「めはり寿司
という名物があるようなので、それを食べるために新宮にある「総本家めはりや」へ向かった。そこで私たちは「めはり定食A」を注文。めはり寿司とは地元産の高菜漬けの内側に醤油ダレをつけ、あったかご飯を包んだもの。ごはんのまん中には、高菜の茎の部分を細かく刻んだものが詰められていた。シンプルだけど懐かしい味がしておいしい〜。あとこの定食でついてきた豚汁がまたとてもおいしい〜!新宮駅の近くなので、この辺に来たときにはぜひ立ち寄ってみてください。





さて、こうして今回の旅も終わり、和歌山を後にする。ここから高速に乗るまでが長く感じられてしんどいが、高速に乗ってからは案外早く感じられた。新宮をでて四時間後、愛知県の実家に到着。約一日半ぶりの娘との再会・・さぞかしパパ、ママの帰りを楽しみにしてることだろう・・と思っていたのに、私たちの顔を見た瞬間、懸念そうな表情。しかも抱っこしようとしたら逃げていった・・。クスン。しばらくしたら思い出してくれたけど、なんか忘れられたみたいでショック!家に帰宅し、さすがに少し疲れを感じる。今日も娘が遅くまで起きていたらどうしよう・・と思っていたけど、おりこうさんなことにすぐ寝てくれた。親孝行な子である(笑)

今日の日程
白浜(とれとれ市場)-串本(串本海中公園)-那智勝浦(那智の滝)-名古屋

こうして長い間あたためてきた和歌山への旅は実現した。なかなか実現できなくて和歌山への期待がかなり膨らんでいたにもかかわらず、その期待を裏切らない素敵な旅になった。しかも二日とも天気に恵まれて、言うことなし!いつか娘も連れてまた行きたいな。今度はアドベンチャーワールドでパンダを見よう!ちなみに今回の旅の運転は全てまさちゃんである。大変お疲れさまでしたー!!