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DIARY

Sunny days where have you gone?
 
2004/09/14    Munchen⇒TOKIO
 日本に戻るのが、こんなに早いとは思いもしなかったのだが、そういう日は必ず来るのだ、と自分を奮い立たせる。とは言え、別れで被る悲しみはやっぱりダメージとなり、そうそう簡単に癒えるものではない。
 けれど、こんなことは何度も繰り返してきたではないか!離れている時間がお互いの糧となり、またこの地で巡り合う日が絶対来る。私たちの歴史はいつだってそうだった。だから今日もまた同じパターンをただ繰り返す日。
 
 しかし、Chris Moylesのうざいラジオを聞きながら(Keaneは何でキーンっていうのかなぁ、やっぱりロイ・キーンから取ったんだよな、と延々議論)空港へ行く道を通り過ぎると、やはり何でまたこんな目に遭わなければならないのかと身が引き裂かれる思いになってしまう。
 
 空港に着き、チェックインを済ませる。私のカリマー、無事に日本に着きますように、と祈り(ロストラゲッジ遭って以降お祈りは欠かさない)見届ける。
 遅れてきたバカンスシーズンなのか、搭乗入り口は大混雑で長蛇の列。その列に並ぶ。並んでいる途中に彼がじゃあ、といとも簡単にお別れ。ハグもキスもなく「また明日」という感じで、出口に歩いていった。振り向きすらもしなかった。私は腹が立つというよりも、寧ろそういう特別なことをしない心意気が嬉しかった。けれど、少し涙目だったのを私は知っている。
 
 一人になると、そしてこれから家に帰るとなると、俄然責任感や緊張感が増す。とりあえず免税へ行き、頼まれていたF&Mの紅茶とLancomeのジューシーチューブPを買う。そして乗るべきルフトハンザのミュンヘン行きの搭乗口まで向かう。
 なかなかゲートが開かないので、なんだか名残惜しいのか、気づけば彼の家に電話をかけていた。ちょうど空港から帰ってきたばかりで、猫と一緒にリビングにいると言っていた。なんだか辛くなるので、それじゃと電話を置いて、飛行機に乗り込む。
 
 私の席はエコノミーの通路側の一番前だった。重い手荷物を棚に上げようとすると、もう誰かが占領していて入れることができなかった。まごついていると、その様子をいかにもドイツ!なレニー・ゼルウィガー風なスチュワーデスさんが手伝ってくれて、ビジネスの空いている席にボン、と置いてくれた。ダンケシェーン。
 いろいろな疲れがたまっていたのか、離陸と同時に寝てしまう。そしていつのまにかミュンヘンに着いていた。
 
 そして東京行き(表示がTOKIOとなっていた)のゲートの前でぼんやりと待つ。驚いたことにそのゲート前は喫煙で、みんなタバコをスパスパ吸っていた。気分が悪くなり、空港内のショップを探索することにした。私の知る限りの好きな「ドイツもの」を求めに行ったわけ。
 それはステッドラーの鉛筆やペンだったり、ヘルリッツのノートだったり、あるいはブラウンのトラベル時計や、Weledaやハウシュカの基礎化粧品・・・そしてやはりというかこれらは空港にはあるはずはなかった!
 
 空港内にある地図を見ると、イギリスよりも確実に日本に近づけているというのに、ものすごい遠い地に降り立ってしまったなぁと途方に暮れてしまった。ミュンヘンのすぐお隣はオーストリアで、スイスもすぐ近く。縁がない所にひとりでいるのが、とてつもなく惨めに思えてきた。
 東京行きのゲートが開いて、自分の席を探す。席は意外と空いていて、隣の席には誰も座らなかった。いろんなことを考えたりしているうちに日本に戻ってしまった。
2004/09/13    帰国前日
 土壇場でTrafford centreへ行ってきた。ここのところ帰国が突然決まるので、突発的に買い物をしてしまうのが精神衛生上よろしくない。
 だけど、当分イギリスに戻れないことをこの時点で分かっていたので、何かの報いじゃないけれど思う存分買い物を楽しもうと思った。道中Radio1を聞くとGLCのメンバーが出演していた。今日発売のアルバムのプロモーションの一環。曲も沢山かかっていたが、「You knows I loves you」という曲に大受け。R&B風ムーディーな曲調に乗って、これからヤルというムード作りを歌った曲なのだが、部屋にキャンドル飾った、マクドナルド買ってきた、そしてエリザベス・デュークのアクセサリーをあげよう・・・という歌詞に大笑いした。エリザベス・デュークというのはArgosのブランドで出しているアクセサリーブランドの名前なのね。もうArgosっていうところが笑える。
 
 そんなこんなでモールに到着。まず直行したのがHMV。おぉーあるあるGLCのアルバム「The greatest hits」。早速購入。£9.99。この日はリリースラッシュでGreendayやNelly、Thrillsなんかも本日発売。
 その後、彼とは別行動でショッピング開始。Topshopへ行き「Campany」に載っていたシャツを購入。秋口に着れそうな服がたくさんあったけれどebayの価格に慣れてしまっていたのか高く感じるので、とりあえずシャツのみ。
 H&Mへ行ってコーデュロイのジャケットを何度も鏡の前で試着する。その姿を彼に見られる。いろいろアドバイス(?)もらって辛子色にする。
 靴屋のOfficeへ行き、何かないか物色。Adidasとコラボをやっているスニーカーがかわいかったけれど、土壇場で購入を控えてしまう。
 
 そして待ち合わせの時間になった。彼はもう製造されていないVANSの「RAZOR」というスニーカーが好きで、わざわざアメリカから買っていたり、ebeyで落札している。もう3足くらいは所有しているだろうか?とはいえもう生産中止のため、これ以上購入するのは難しい。と、思ったらTrafford centreの靴屋に売っていたそう。去年のクリスマスもここに来たよな・・・。というわけで、お互いの買い物が上手く行ったので、もう悔いなし、残すのはパッキング・・・ということで家路に向かう。
 
 家に戻ってお茶を飲んだ後、黙々とパッキングを行う。なんだか恐ろしいほどに淡々とこなした。最後の夜も、お互いもうすべてのことに対して無力だ、と諦めたように、淡々と時間が過ぎて行ったような気がした。
2004/09/12    発売前日
 細々したものなどを買いにMacclesfieldへ行ってきた。何度となく来ているため、どことなく安心する。好きなお店も多いこの地に住みたいと思うほどである。土地価格が高騰しているので難しいのだけどね。
 
 GLCのアルバムは明日発売なのだが、もしかしたら売っているかなぁ?と思い街のレコード屋「Music Zone」へ行ってみた。するとそこには明日発売のGLCやGreendayのアルバムが並べられていた。お、ラッキーと思っていると、明らかに中身が入っていない。?と思っていると「明日発売」というプロモーションだった。明日HMVへ行くのでしばし我慢。それにしても発売日が待ち遠しいアルバムなんて本当に久しぶり。
 
 その後、24時間営業のTesco Extraへ行く。やはり半端ないほど広いので、見たことがないチョコレートが沢山。いろいろ買ってしまう。彼は猫用のトイレと砂を買っていた。
 
 家に帰ると猫が待っていたので、トイレの用意をしてあげる。にしても、私も彼も猫を飼ったことがないので、どの程度トイレに砂を敷いてあげればいいのかが分からない。それでも適当に蒔いてあげたら、ささっとトイレに入って用を足し始めたのだ!ちゃんとトイレの躾が出来ているなんてビックリ!
 
 夜、来週からシーズン2が始まる「Little Britain」の過去再放送分を見る。新作が見れなくて本当に悔しい。と、思ったらその新しいシリーズのパイロット版がスニークという形で放送してくれた!これが見れただけでも嬉しかったー。
2004/09/11    my first diesel jeans
 昨日行くはずだった巨大アウトレットのCheshire Oaksへ行って来た。(前回の様子は過去日記をご覧ください)この日も天気が悪く頭痛が辛い。移動中に雨がどんどん降ってきた。雨の日のドライブはすごく緊張する。
 
 ラジオからRazorlightの「Vice」が流れた。あんまり好きなバンドじゃないれど(ヴォーカルが不潔っぽくて・・・)、この曲は好きだ。ひゅんひゅん疾走する感じがね。思わずボリュームを上げてしまう。すると彼が「えぇーこんなの好きなの?」と呆れ顔。「この曲はいいじゃん」と反論すると「Jamesのパクリじゃん」と言うので、何だか私は雷に打たれたような衝撃を受けた。
 そうだよ、この曲何かに似てるから好きなんだ、と思ってたら、Jamesの「Sometimes」と「Laid」の良いところ取り!そして無論、Jamesの方が素晴らしい。自分は未だにTim BoothがOne of the best vocalist と思っているので。あんなに伸びやかで、尚且つ音域があり、そしてめったに音を外さないのだから。Razorlight、いろんな意味でまだまだだな。
 
そんなことを話しているうちにCheshire Oaksに到着。かれこれ1月に行って以来である。前回はその規模に安さに圧倒されてしまった。日本に一旦戻った際に事前にチェックを入れていたものがいくつかあったので、今回は狙いを定めてショッピング開始!
 
 早速入ったのはDiesel。Dieselのジーンズは今更ですが「憧れのジーンズ」なのです。しかし高い・・・。最近は2万越えするジーンズもそんなに珍しくなくなってきたけど、やっぱり買う気にはなれない。帰国した折に「調査」のため伊勢丹で何本か試着した。そしてその履き心地に惚れてしまった。Levi'sなんかと比べ物にならない!ジーンズの型と自分のサイズ、価格をメモした成果は、まさに今日発揮されるのである。
 
 そしてジーンズのコーナーに行き、早速価格をチェック。驚愕。£20!4000円!買う買う!FANKERというスタイルのジーンズはもう日本で買えないやつなのだけど、試着してみたらシルエットがすごくよくて色見も素敵。本当にいい買い物した!
 
 その後Adidasに行く。かねてから狙っていたボクシングシューズを求めて。しかし私のサイズである6もしくは7は、一番出ているのか何もなかった・・・。9はさすがにブカブカ。しかも何気に高い。£80だから手が出ない・・・。
 
 さてさてお次はBodyshopへ・・・。と思いきや悲しいことに違うテナントが入っていた・・・と思ったらその後釜はなんとCadburyのアウトレット!チョコ詰め放題や、割れ煎餅ならぬ割れチョコ1`とかもうアメ横か?と思うほど。便乗していくつかチョコを買った。
 
 雨の降りが強くなってきた。買い物も十分満足が行ったので(ミッション完了)、敷地内にあるSainsbury'sに行く。新聞を買おうと思ったらもう売り切れ。仕方なくお気に入りのビスケットのみを買う。ここでロンドンで見て以来のセルフレジにまた遭遇。
 
 雨が横殴り級で降り続いている。私たちは隣の猫のことが心配になってしまい車を急がせた。家に戻ると、案の定駐車場でミィミィ泣いている。体を拭いてやり家に入れてやる。隣の家はネグレクトなのか?イギリスの動物保護団体であるRSPCAに通報すれば、ペナルティを科すことができる。きっと昨晩も夜通し外に放置されたんだろうな。あまりの不憫さに今晩は家に泊めようと提案してみた。彼はそんなことする必要はないと乗り気ではなかったが、根負けして、夜は私と彼と猫で一つのベットに寝ることになった。
 
 私と彼の間に猫がいて必死に「ふみふみ」している姿は、ものすごく和む。やっぱり猫のいる生活っていいなぁ、なんて話合っていたら鋤をついて、猫がベットから下りた。そしてその何秒後かにタイヤがパンクするようなプッシューという音がした。そしてものすごい悪臭が・・・。そう、部屋の隅で猫が下痢をしたのである!
 私たちは大慌て。彼もスイッチが入って怒るわわめくわ、とにかく掃除開始。拭き取ったあとにダイソンで均して(夜中に掃除機かけ・・・)香水振り掛けたところで、やっと猫の心配をするようになった。
 
 やっぱりお腹が冷えていたんだね、ということで、外にまた出したらとんでもないことになるから、隣の部屋に閉じ込めておこうよ・・・と私が提案したら、顔はFuckyouと言いたげだったが、黙って新聞紙を絨毯の上に敷き詰めた。そして猫に「排泄はここでするんだぞ」と言い聞かせていた・・・。やはり動物を飼うということは手が掛かり、思う通りにはいかないのが常である。香水と未だにほのかに香る例の匂いがする部屋で2人で寝た。
2004/09/10    猫のいる生活
 今日は「最後のあがき」で1月に行ったっきりの巨大アウトレットCheshire Oaksに行くつもりでいた。しかし、起きた時間が遅かった。まぁそれでもいい。せかされて行くよりも、まだ時間はあるのだから。
 
 しかし、今日はとても天気が悪かった。偏頭痛持ちの私は薬が手放せない。案の定、窓の外は大雨。車での移動だから別に構わないのだけど。
 
 雨の音を聞きながら出掛ける準備をしていたら、ニャーニャーと鳴く声が聞こえた。窓の外を見ると、いつも来る隣の家の子猫がずぶ濡れだった。早速庭に通じるドアの前に誘導して家の中に入れる。
 体を拭いてやったら、絨毯の上でコロコロ転がっている。かわいいー。
 
 私たちが出掛けてしまったら、この子もまた雨の中に放たなくてはならない。あまりの仕草の可愛さと、何とも言えないある種の不憫さに負けてしまい、急遽出掛けるの中止!
 彼の膝の上にこの子が乗って必死に「ふみふみ」している。平穏無事な時間がゆったりと流れていく。毎日がこうだったらいいのになぁ。これからずっとこうだったらいいのになぁ。
 
 夜、Mercury music prizeの再放送を一緒に見た。猫はずーっと寝っぱなし。隣の家の人も心配するだろうから、無理やり起こして夜12時くらいに外に放した。ベッドに入って真剣に動物を飼う計画を立てる。来週帰国なのに!
2004/09/09    Cadbury World
 昨夜はよく寝ていなかったが、妙に心身ともに元気回復。夜勤明けで高いびきの彼を横目に一人で買い物に繰り出すことにした。
 帰国が間近なので、自分内定番であるRadoxやPG Tipsを買い込む。
 
 本屋で「Elle Girl」を買う。この雑誌、本当にためになるというか、自分のストライクゾーンにぴったりくる!リニューアル前の「Olive」で学生時代を送った自分は、Olive亡き後その後継雑誌を探すのに苦労した。だが、UK版のElle GirlはOliveのスピリットに限りなく近いものを感じる。なかなか日本で読めないのが悔しいのだけどね。
 
 巻末にいつもイギリスの街紹介があるのだが、今回はバーミンガムの特集だった。旅行ガイドには全く載らない地方都市なのだが、意外とオシャレなカフェやお店が紹介されていて一気に興味が沸く。その中でもバーミンガムのElle Girlsがこぞっておすすめなのが「Cadbury World」。あのキャドバリーのテーマパーク!あぁ帰国直前にこの事を知るなんて・・・。次回の滞在には必ず一緒に行く、ぬけがけ禁止と誓いを立てる。バーミンガムにはHarvey nicholsもあるしなぁー、楽しみはとっておいて、そのときになったら一気に楽しもう・・・。
2004/09/08    120mins
 今日も彼が夜勤。22:00〜07:00の仕事で家を出て行ってしまうのは、時として楽しくもあるのだけど、今の自分にとっては辛い。今夜も酒とテレビと薬で頑張るぞ。
 
 深夜1時から3時はMTVで普段は昼間にめったにかからないマイナーバンドのクリップを延々放送している「120min」を見た。DCFCの「movie script ending」がかかって途端に侘しい気分になる。気分が悪くなってきたので、彼の職場に電話をしたら案の定、内勤で暇で暇でしょうがないというので、しばらく話す。電話の後に♪まぜてのんでーのRammsteinの「America」という曲のクリップを見る。違った意味で気分が悪くなる。
 
 目が冴えてきたので、他のチャンネルでやってたAlan Partledgeを延々見たら、もう5時になっていた。ようやく寝る準備にとりかかる。眠気がなかなか来ないのも困ったものだ。Rammstein怖すぎ。流石にこの枠でしか流れないわけだ。
2004/09/07    Mercury Music Prize
精神状態が万全でないのだが、とりあえずやることをやらないと話が前に進まないので、航空券を押さえる。帰国便はルフトハンザでミュンヘン経由。初ドイツ、初ルフト。
 
 彼の勤務が深夜なので、昼間は昼間でなんとなく安心できるのだが、夜はひとりなもんでかなり緊張する。なので、酒・薬・あとはテレビに頼るほかない。
 しかし、今夜はうってつけのネタ「Mercury Music Prize」の中継がある!
 
 毎年2月に行われるBrit Awardよりも通好みで、それでいて何となく権威があって、尚且つ受賞すると一気にスターダムにのし上がれ、確かに「?」という年もあるのだけど、結果的に「やっぱり受賞しただけあるよなぁー」なんて、通ぶれるアワード、それがMMPである。
 
 とはいうものの、昨年はDizzie Rascal,一昨年はMs.Dynamite,その前がP.J Harveyと私的には、肩透かし&食指が今更動かねーを食らってしまい、どうでもいいアワードにまで思っていた。過去の受賞作などを見ると、BDBやPotishead,Gomezなど、ここで知って好きになったものもたくさんある。Pulpが受賞したときは嬉しかったよ。(実は3回も候補に上がってるんだよね、スゴイ!)近年はインターネットなどでの薄っぺらい情報だけで、聞いた気になってしまっているのが悪いのか、意外性ありすぎるパターンに飽きたのか、まぁあんまり興味がなかったのです。
 
 しかし、ここ1年日本とイギリスを往復しているせいか候補作を見ているだけで、あぁこれ聞いたな、とかよくラジオでかかってたな、とか日々の余計なことまで思い出すのはしょうがないのかもしれない。だからこそ、この1年を彩ったBGMは果たして何なのか?というところから見れば、俄然興味が沸いて当然である。
 
 今年の候補者がライブとインタビューを交えて紹介される。Amy Winehouseは、シェールを6Bの鉛筆で更になぞった様なゲイ好みの濃いマスクなのだが、「男と女」みたいなムーディーな曲を迫力ある歌声で披露。いかにも受賞しそうな雰囲気。
 Keaneは地元East SussexのBattleという街の公民館からのライブ。本当に小さな街なんだ、とヴォーカルが語れば語るほど、ホビット族そのもの。街の住人やら家族が集まって、地元の英雄を称えていた。
 Belle & Sebastianは「I'm a cuckoo」を披露。ステージで跳ねまくるスチュワートを生まれて初めて見た。(映画の「バンドワゴン」の主人公みたいなのとずっと思っていた)
 Snow Patrol,ZutonsそしてFranzは一括りに紹介されていたような気がする。その中でも下馬評で受賞するに違いない、とBBCで言われていたZutonsは、なんだか華もやる気もなさそうに見えたが、不思議な説得力があった。早速kazaaに取り込んだ。
 
 そしていよいよ受賞者の発表。今年の受賞者はFranz Ferdinand!「Take me out」「matinee」までは何となく好きだったのだが、ちょうどこの頃流行っていた「Micheal」という曲でなんとなく陰りが出てきた?というムード・・・。まぁそれにしても「Take me out」は本当によくかかってたな。今年は順当すぎて拍子抜けの感もありつつ、全く未聴の人が受賞よりかはいいか、うん。
2004/09/06    Blue Monday
 朝、嫌なことが起きて目の前が真っ暗になる。いろいろ悩み、やっとここまで辿り着いたのに。私はめったなことでは落ち込んだりしないタイプだが、ここまで叩きのめされたのは初めてだった。諸事情により、急遽日本に戻ることになったのだ。
 
 なんとかして今の嫌な気持ちから逃げ出したいのだが、成す術がない。彼も私の事情を察知し、本当に本当に私が迷惑をかけているのだなぁと思い申し訳ない気持ちになる。このままフッと消えてしまい、と訴えたら、えらく叱られた。そして叱った後に台所からウィスキーと薬を持ってきたのだった。薬は精神安定剤だった。なんでそんなもの持っているの?と私は信じられなかったのだが、別に毒じゃないし成分はハーブだし(ホオメパシーに近い)気分が落ち着くから飲みなさい、今の君には必要だから、と促されて渋々ウィスキーで流し込む。
 
 心がグラグラと揺れ動くこと(特に怒りや悲しみで)がめったにない私は薬を飲むことに偏見があった。そして飲んでしまった自分がますます嫌いになった。そんなものに頼るほど、自分は弱くないと思った。アルコールの勢いで、だんだんと腹が立ってきて、むかついて、彼に愚痴を散々言い、言い終わったら途端に虚しくなり、すべてのものがどうでもよくなってきた。そうしていつの間にか疲れ果て寝ていた。起きたらまた全てのことが最低に思えて、また振り出しに戻ったような気がしてきた。そうすると彼はまたウィスキーと薬を持ってくるのだった。
 
 薬をウィスキーで飲んで、グラス片手にぼんやりと庭に出て、猫と日向ぼっこをしていたらまた虚しくなってきてしまった。自分は不器用だなぁとしみじみと思った。もっと別の人生があるのではないかと思った。でもこれが現実なんだと思った。そしてこれが私の人生なんだと思った。
 部屋に戻ってNOの「Thieves like us」を聞いて泣いた。そしてまたウィスキーと薬を飲んだ。
 
I've lived my life in the valleys
I've lived my life on the hills
I've lived my life on alcohols
I've lived my life on pills
 
But it's called love
And it belongs to us
It's called love
And it's the only thing that's worth living for 
2004/09/05    The Sunday Times Sep04
 朝、早起きして近くのコーナーショップへ行き恒例の「The Sunday Times」9月4日号を購入。しかし今日は9月5日なのだが・・・。
 
 今月の「The Month」は祝・Definitely Maybe 10周年記念、ということでOasis大特集。翌日の6日に「Definitely Maybe DVD」が発売されるので、ノエル兄さんはテレビ・ラジオとプロモーションに忙しい。それにしても結局あれから10年経ってオリジナルメンバーが兄弟だけだなんて。
 
 ギグジーが辞めたとき、なぜか私はスコットランドに居て、Oasis解散の危機と大々的に報道されていた。それが今はドラムのアラン・ホワイトも辞めちゃったんだっけ?意外とボロボロな人間関係なんだよね。やっぱり身内だけが残るわけか。
 
 そんなわけで早速このROMを見てみた。いやー懐かしい&若い!そういや私もティーンエイジャーだった!あいかわらずこのROMはいい仕事していて、Oasis特集なのに「Oasisの源」ローゼズもインスパ、スミスも引き合いに出されていた。その一方で「ハピマンの登場によりマッドチェスターはガンチェスター(Gunchester)となっていった」とかちょっとトンデモ文もあったりした。ホントか?ちなみにインスパの紹介文は「シャーラタンズみたいな感じで・・・」と書かれていた。そうだよなぁ今の若い子、全然知らないもんな。彼の弟(19歳)も「知らん」と言ってたな。ちなみにどうでもいいけど、シャーラタンズはCheshireで結成されているのです。マンチェに非ず。
 
 というわけで、翌日に発売されるDVDのスニークというものだったのだが、ほぼ全編見たような心地にさせてくれた。その他、CD試聴コーナーにはProdigyやThe Thrills,Futureheads, Go team,Her mar Supersterなど。映画のコーナーにはsuper size meやポール・ベタニー&カースティン・ダンスト競演のスポ根テニス映画「ウィンブルドン」など。ポール、フレッド・ペリーのポロシャツが似合いすぎ!リス・エヴァンスを更にかっこよく、そしてクールさをちょびっと追加するとポールになる・・・。どこか抜けているリスの方が好きだけどね。
2004/09/04    X-Factor
 欧米では9月が新学期・新年度。テレビにおいてもクリスマスまでの3ヶ月が1クール。なので今週は新番組が目白押し。テレビジャンキーになりつつある自分は、リアル・サラ・ゴールドファーブ(レクイエム・フォーア・ドリーム)になりかねない。
 
 今日からITVで「X-Factor」という番組が始まった。”隠れた才能”という意味からしても瞬時に察しがつくだろうが、またしてもポップスター発掘番組である。昨年大ブームを巻き起こした「Pop Idol2003」の二匹目の(いやもっとかもしれないが)ドジョウってやつだ。
 
 かくいう私も昨年の冬、上記の番組を毎週かかさず見ていた。彼が仕事で不在の時は一人で鑑賞していた。仕事中の合間をぬって電話をくれていたのだが「今日の脱落者は●●!」「仕事中みんなで見てたから知ってる」という会話が普通であった。
 
 そういえば、これらの番組で世に出た者が全て成功者になれるとは限らない。寧ろ生き残っている者といえばウィル・ヤングとギャレス・ゲイツくらいである。これらの番組を見ていると、寧ろ最後まで生き残らなくても全然OKという気にすらなってくる。テレビに出てちょっとおもしろいことやってやろう、なんていう輩の方が多いのではないだろうか?まぁそうかもしれない。本当に真剣に歌手になりたいのならば、一生懸命然るべき勉強をするものだろう。
 しかし、この番組の最大の売りは今回のタイトルにも表れているように「隠れた才能(を発掘)」なのである。とはいっても結局は似たようなのばっかりなんだかねぇ・・・。
 
 今回は24歳以下、25歳以上、グループの3つのカテゴリーにあらかじめ分かれ審査開始。審査員はおなじみのサイモン・カウエルにシャロン・オズボーンとBoyzoneのプロデューサーだったルイス・ウェルシュの3人。今日は第一回目ということもあり、クリスティーナ・アギレラのコスプレ高校生やら、調子はずれなオッサンなどフリークス満載。
 
 そんな中でも一見してサイモンに「銀行員か?」と言われたスーツ姿の大学生4人組。アカペラで歌い始めたのはボヘミアン・ラプソディー、しかも本格的なオペラ仕様。
ブラウン管のこちら側にいた私もその歌声のダイナミックさに思わず聞き惚れてしまった。審査員も一発で合格。ソロを(フレディー役)務めた男子はサイモンに「君は必ずスターになれる」と言われ、嬉しさのあまり大泣きしていた。彼らは今本選にコマを進めているのだろうか?でもきっとフレディー役だけが引き抜かれてソロデビューになっちゃったりするんだろうなぁ。
2004/09/03    Deep Fried MarsBar
 昼間、スーパーへ行って買い物をする。「Company」の10月号を購入。今月号はファッション大特集の小冊子「SHOP!」が付録。たまにこの小冊子が付くのだが、とても読み応えがあってうれしい。
 
 夕方、庭の芝生が伸び放題だったので、芝刈り機を使って庭を往復すること20回以上。重労働だが、少しカロリーは減ったかな?
 
 夜は久々チッピー(フィッシュ&チップス)へ行く。まじまじとメニューボードを眺めたことはなかったが、「Deep fried Marsbar」なるもの発見。マーズバーをフライで揚げたやつ、50pだったかな?このメニューはパブのスナックとして出ている、と何かの本で読んだことがあった。そしてカロリーは1本で確か1000`カロリー。2本で一日の摂取量!誰が食べるんだろう、そして旨いのか?想像するに不味そうだけど。
 
 食べ終わった後、テレビをザッピングしていたら「心理探偵フィッツ」がCrime TVなるチャンネル(とほほ)でやっていた。サマンサ・モートンが全裸で箱の中に入っていた。と、いうことは・・・もしかしたら「悲しい出会い」ももうすぐ見ることができる・・・?待つ楽しみが増えた。
2004/09/02    Reading Festival 鑑賞A(テレビで)
 昨夜に引き続き鑑賞。途中猫と遊んだり、電話がかかってきたり、ebayで落札するものがあったり、と忙しなくはあったが。
 
・White Stripes/メグのドラムセットの椅子にMEGという文字を発見。彼女のドラムさばきは、一見できそうでできないと思う。髪形がBBみたいになっていてセクシー。曲は「Black Math」と「Dead leaves」。もうレディングには出演しないみたいだけどね。
 
・Morrissey/ブルーのベロアのジャケットで登場。Ebayに熱中していたのでほとんど見ていない。
 
・Ash/インタビューあり。ほとんど見てなかったが、マークがSilasのTシャツを着ていた。シャーロットは岡村詩野さんに似ているなぁと思った。Nirvanaの「Lithium」に似た曲を演奏していた。曲名分からず。
 
・LostProphets/ウェールズのリンキンパーク(でいいんだよね?)やっぱりキッズに人気で2曲も放送していた。同じようなポジションにいるFuneral for a friendの方が私は好きだ。
 
・Streets/「Let's push thing forward」を演奏。彼の服装、なかなかいいセンスしている。La CosteとかCarhartt、Fred Perry、Ben Sharmanなんか着てるよね。しかも似合うし。
 
 以上、最後のフジテレビマークを見届けて終了。あとで新聞を見たら第3弾はなくて昨日・今日の放送で完結だった。おい、トオルウエハラ、そりゃないだろう。GLCやるかと思ったのに。テントもなしかよ!それにしても今年のレディングは、50centsとRusmusがブーイングの嵐に晒されたりと年々暴徒化しつつあるんだなぁ、と思った。その様子、見てみたかったっす。(あぁ、やっぱり私はBumfights好きなんだ・・・)
2004/09/01    Reading Festival 鑑賞@(テレビで)
 9月になった。何だか夏も終わり・・・の雰囲気だが、最近の英国は夏が戻ってきたように暑い。例年25日を過ぎるとめっきり寒くなっていたように思えるが。
 
 結局この夏は英国に居ながら、フェスティバルに行くことなく終了してしまった。フェスティバルのいいところは、やっぱり1曲しか知らないバンドでもふらっとステージを見ることができる点かな?雰囲気も開放的でいいしね。金銭的にもお得だし。
 
 そんなわけでITV2(ITVの衛星)でRaading Festivalがやっていたのでいつもの如くテレビで鑑賞。明日も明後日もやるらしい。行けなかったので本当にありがたいな。
 
 今日はDarkness, Hives,Placebo,Razorlight,Franz,Jurassic5のステージを放送。その合間にインタビューなどがあった。
・Placeboのインタビューで「過去8年総決算のベストアルバムがでますねー」との質問にモルコ(変な髪形になってたけど似合ってた)は「そうねぇーなんだか美容整形の使用前・後みたいな感じかしら?」とあのオネエ言葉で言っていて可笑しかった。
・Darknessは本当に人気で3曲も放送されていた。演奏はやっぱり上手だなぁ。
・Hivesはあのまんまだった。
・Razorlightは2曲も放送されていた。個人的に好きじゃないので、他のチャンネルに変えたりしてた。もう終わったかな?と思ったらまだやってたんだけど。
・Franzのヴォーカルの人、最近目張りを入れてる。顔がしまって見える。Matineeを演奏してたけど、うーん、もう命尽きた?
 
 まんべんなく放送するというよりも、上記のアーティストしかやらなかったので正直どうなのよ?と思ったら、番組の最後に出てきたのはフジテレビのロゴ。えええ、これってトオル・ウエハラってことなの?そういや、97年にReading行ったときもオーロラヴィジョンの提供って確かフジテレビだったような・・・。というわけで、多分「UK JACK」でこの様子は見ることができるだろう。お楽しみに。
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Last updated: 2005/7/28