ともーのの極めて主観的な旅情報 




あくまで、ともーのが体験したか、もしくは、ともーのの友人の体験談を基に、一覧表にしてみました。
題名のとおり、極めて主観的ですし、旅した年月日によっては、実情に合わない部分もあるかもしれません。
客観的な情報が知りたい方は、市販のガイドブックや、他の土地情報サイトで確認してください。

旅の参考になればよいのですが…。






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ヘッドライン

各国共通・出発の前準備

  情報収集・ガイドブックなど書籍編   情報収集・その他編   現地の言語   離・発着空港の確認
  航空会社へのリコンファーム   ホテル予約


航空会社

  日本航空   全日空   大韓航空   アシアナ航空   エヴァ航空
  キャセイパシフィック航空   タイ航空   ベトナム航空   コンチネンタル航空
  ルフトハンザ航空   オランダ航空   エアUK


トラブル事例

  空港のチェックイン   乗り継ぎ便の接続   離発着空港の確認   空港自体が閉鎖された…
  パスポートの携帯(ヨーロッパ圏)




各国共通・出発の前準備


情報収集・
ガイドブックなどの書籍編
ツアーで行くなら、「るるぶ」や「まっぷる」で充分。それに、これらの「買う」「食べる」「遊ぶ」の情報は、「地球の歩き方」よりよっぽど充実しているので、個人旅行する人間にとっても、あなどれない。

2人以上で個人旅行する場合、ガイドブックは連れ同士違うものを持った方がいいと思う。(私のように「趣味・ガイドブックを集めること」という人間は別として)違うものを持つ場合、出版社も変えよう。違う情報雑誌でも、出版社が同じだと、内容が結構重複している。

それに、ガイドブック情報は、100%鵜呑みにしない方がいい。1999年11月のイタリア旅行のとき、私と連れの、それぞれが持っているガイドブック、および現地でゲットした情報誌の「ウフィッツィ美術館(inフィレンツェ)の開館・閉館時間」、それぞれ違うことが書いていた。結局現地で、すべて「正しい情報ではない」ことを確認した。
それに、ガイドブックに載っている店が、実は潰れていたってのは、時々ある。

後、エッセイや旅日記などの体験談もおもしろいし、週(月)間誌の特集記事も、なかなかいい情報が得られる。
情報収集・その他編 ここ数年で、急激に普及したインターネット。(何せ、この「ともーの」ですら、ホームページ作ろうってなくらいだ)旅行記の中には、実に細かなことまで書いてくれている人がいて、結構参考になる。

テレビ番組も、チェックしよう。(1996年にスペイン旅行する前、「世界遺産」で「アルハンブラ宮殿」やってたの、見逃したんだよなぁ…)その土地の地理・歴史など、簡単にだが紹介されるし、そういうのは知っておくと、「観光」同じ観光でも感慨が深くなると思う。だって、せっかく来たんだから、感動して帰りたいやんか。

そして、何より信頼できる情報といえば、やっぱ「口コミ」でしょう。友達は、非常に正直に「よかった!」「てんでダメ」「こういう方法を使ったほうがいい」を教えてくれる。
現地の言語 ともーのは、英語はしゃべれない。他の国に至っては、それ以上にしゃべれない。しかし、何とか要求を伝える程度の言葉は話さなきゃなんない。

「あいさつ」、「はい・いいえ」以外に私が覚える言葉は、自分を含む旅行人数分の数、それと、「絶対はずせない食べモノ」。だって、ものすごく食いしん坊なんだもん。
スペインで「ハモン・セラーノ(生ハム)」、イタリアで「ビフテッカ・デル・フィオレンティーナ(ティーボーンステーキ)」、そこまでいかなくても、「炭酸が入っていない水」とか、「ハウスワイン」、「オレンジジュース(スペインの小さな店では、「オレンジ」という言葉が通じません)」。

観光慣れした地域はともかく、ちょっと外れたところへ行ったら、英語が通じる度合いは、どんと低くなるからね…。
離・発着空港の確認 ツアーは関係ないけど、個人の場合、これはシャレになりません。
「トラブル事例」に、ともーのの恥な実体験を掲載しているので、見てみてください。

1つの都市に、複数空港がある場合がある。(例えばソウルなら、「仁川空港」と「キンポ空港」。ま、キンポは国内線のみだが)100%の自信をもって、「こっちの空港だっ!」てわかっているならともかく、1ミリでも「…どっち?」って不安があるなら、聞くのは一時の恥だ、ぜひ問い合わせよう。

その場合、問い合わせ先は「航空会社」だ。日本の支店に電話でも、ネットのサイトでもいい。とにかく、利用する航空会社に聞くのが確実だ。

声を大にして言いたい。「旅行会社に聞くな!」

…はい。ウソつかれました。某格安チケット会社「H.○.S」に。
数々の要因で、事無きを得ましたが、もし乗り損ねてチケットをパーにし、あげくにノーマルチケットで帰って来なきゃなんなくなったとしたら、絶対訴えていたところだ。
もちろん、帰国後電話で文句は言ったが、返事は「今後このような不確実な回答をしないよう、社内教育します」というだけだった。そんなもんです、旅行会社は。

…ったく。返せ、ピサ〜フィレンツェ間(inイタリア)のタクシー代!
航空会社へのリコンファーム ほとんどの航空会社で不用になっているが、たまーに必要なところがあるようだ。もっとも、ともーのは今まで、リコンファームしたことがない。いざとなったら強気に出ればいい話だ。(だめ?)
ホテル予約 ネットで探す場合、Yahoo!の現地サイトで検索してみる。(「Yahoo!イタリア」とかね)英語全然だめでも、何とかなる。(翻訳ソフト使って、笑える訳になっているのを楽しむってのもあるし)

旅慣れしている人は、現地で探すのも楽しみだろうが、夜着、または、夕方には着くけど次の日の朝にはそこを立たなきゃいけないって場合、日本から予約することをお勧めする。
2001年の旅で、アムステルダム夕方着、次の朝イタリアへ行く、という旅程で、たまたま、ヨーロッパでは有名な休日(確か、オランダ王室の「母の日」とかなんとかうにゃむにゃ…)にブチ当たって、観光客があふれかえっていた。ホテルインフォメーションで探してもらったら、ロッテルダムにしか宿がない!!って事態に陥り、諦めて空港で夜明かしした。(この歳で、辛いわい)…運が悪けりゃ、こういうことってあるんです。





航空会社


日本航空(JL) 言わずと知れた、日本最大の航空会社。国際線は、とっても免税品が充実してるんだよねー。買わなくても、カタログ見ているだけで楽しい。

完全日本語OKは、日本人にとってはいい。日本語新聞が読めるし。
ただし、機内食マズいの、何とかならないだろうか…。関空〜ハワイ間のリゾッチャ、朝食メニューで出てきたロールパン、私の中のワースト3に入るぞ。
全日空(NH) 関空〜ソウル間しか使ったことない。

関空発9:30ってのが以前あって(今はない)その便は機内食なし。今まで別の航空会社では、まっずいライトミール出てたから、その時もそのつもりでお腹減らしていたのに、出てきたのは「おつまみのピーナッツあられ」。
初めてだよ、5分以内で全部食っちまったの。それに、飲み物で「牛乳」頼んだのも、初めてだったよ。めっちゃお腹すいたっちゅうねん。

それ以外は、綺麗な機内でいいんだけどね。
大韓航空(KL) 日本でたとえれば「日本航空」的存在。ヨーロッパ便の場合、日本では安い運賃で手に入れられるが、あまり日本人にとって、居心地のいい航空会社じゃないな。
スッチー働かんし。荷物を上に上げるのくらい、手伝ってくれてもいいんやないか?

ただし、これが「韓国に旅行に行く」場合なら、事情は変わる。なぜなら、「お得なクーポン付き小冊子」が貰えるのだ。その名も、「乗ったもん勝ちだよ!大キャンペーン」。私はつい、「乗ってけドロボーキャンペーン」って言ってしまうけど。
2000年時点ですでにやっていたキャンペーン、その時は確か「2001年3月まで」になってたと思うが、現時点(2003年4月まで)でまだやっている。きっとしばらくはやり続けるだろう。結構使えるので、事前に取り寄せてみるといい。
アシアナ航空(OZ) 日本でいう「全日空」的存在でしょうか。日本の格安ツアーでよく使われるが、私はわりに好きだな。
でも、あのライトミールのマズさ、何とかなりません…?
エバ航空(BR) 台湾の航空会社。実は、実際に利用するまで、こんな名前の航空会社があることすら、知らなかった。
関空〜台北間を利用したきりなので、可もなく不可もなく、コメントも浮かばない…。
ただ、1つ好印象がある。座席に「休んでいるから起こさないで」札を、立てられるようにしてあるのだ。機内食パスしてでもゆっくりと眠りたい人には、ありがたいと思う。
キャセイパシフィック航空
(CX)
有名な、香港の航空会社。日本〜台北経由〜香港の便は、台北・香港双方の格安ツアーで、よくお目にかかる便だ。

機内から電話、ファックス、果てはEメールまでできる機種があるという。なんて優れものの航空機だ。おまけに機内食うまい。一番最初の海外旅行で、キャセイの台北〜香港間で出た機内食のエビチリ、めちゃ美味かった!

ただし。私は、香港までしか飛んだことがない。残念だ。
タイ航空(TG) 民族衣装着てくれるんだよね、スッチーさんが。あれはなかなかいいよ。
それに、降りるとき、(女性客にだけのようだったが)蘭の生花をブローチにしたのをくれるんだ。これはなかなか嬉しい。
ベトナム航空(VN) ベトナム国内でしか使ったことないけど、新しくて綺麗な飛行機だった。スッチーの制服がアオザイでさ。優雅なんだよね。
それに、定刻に発着するしね。(社会主義国家だけど、そういうのキッチリしてるんだね)
で、機内食がおいしいの。ライトミールで出されたレバーパテのサンドウィッチ、機内食TOP3の一つだね。

日本からは、日本航空とのコードシェア便が多いようだ。それに、ベトナム発の時刻が、結構とんでもない時間だね。
コンチネンタル航空 1998年、グァムに行くとき乗ったけど、まず「小さっ!」そして「揺れるっ!」(これは気流の関係なので仕方ないことですが)。
後は、あんまり記憶ないなあ…。座席が狭いってイメージが残っているくらいしか…。
ルフトハンザ航空(LH) フランクフルトをハブ空港にして、ヨーロッパ中どこでも行けるよね。日本では、価格はわりにリーズナブルなのに、座席が広めで居心地はいい。機内食がわりにおいしいしね。

それに、1999年にフィレンツェの空港でトラブった時(トラブル事例を見てください)、対処が的確だったし。

ただ、定時性がいいと言われてるわりに、私、往路・復路とも時間遅れたんだよな…。相性悪いのかな。
オランダ航空(KL) オランダ人の男性って、すんごく背が高い人が多いんだよ。足も、また上が、155cmのともーののバストまであるしね。肩幅だって、もちろん広い。女の人だって、結構大きい。
なのに、何故? 何ゆえ、KLMの座席って、あんなに狭いの?! はっきり言って、体格の小さな韓国人もしくは日本人しか乗せないであろう、アシアナ航空の方が、よっぽど座席広かったぞ!!

しかし、この欠点を補って余りあることがある。ハブ空港がスキポール空港だったことだ。
広いぞ。そして、免税店、多いぞ! ダイヤモンドも売ってるぞ!(もちろん、貧乏な私は、ただ見ただけだが)

それに、アムステルダム中央駅まで、電車で20分くらい。それも頻発しているから、乗り継ぎ3時間あったら、街まで出てちょっとは遊べるぞ。
エアUK 今はKLMに吸収合併されたそうだ。
なんとまあ。ここのライトミールのミートパイ、おいしかったんだけどな。それにスッチー働くし。結構重たい荷物だって、座席の上の棚に入れてくれたし。





トラブル事例

旅慣れた人から見たら、「なんてドン臭いヤツ」だの、「普通、そんな目に合わないよ」などと思われるでしょう。
しかし、あえて、ともーのが経験したトラブルを掲載します。
人の失敗談を見た誰かが、ほんの少し意識することで、トラブル回避できる場合があると思うから…。





空港のチェックイン
チェックインは、1時間前までにしましょう。ツアーの場合は、通常2時間前に集合させるから、問題ないけど。

2001年、韓国・仁川国際空港から、オランダ・アムステルダムへ向かう、仁川空港でのできごと。
ソウル市内をフライト時間に充分間に合うように出発して、余裕をもって空港に到着。それならすぐにチェックインして、それからゆっくりすりゃいいものを、何を思ったか私達、そのままレストランへ食事に行ってしまった!
3人連れの誰もが、この流れに疑問を持たず、「チェックイン先にした方がいいよ」などという発想はまったく出ず…「…ああーっ!チェックイン!!」と、1人が気づいた時には、出発1時間前を、とっくに切っている!

レストランの食事は、ほとんどカキ込み状態で、でも半分残し、先に食べた1人が、とにかくチェックインカウンターへ走って、頑強に「もう、チェックインできません! 間に合いません!」と言い張る、無愛想な女のスタッフに、ねばってねばって頼み込み、後2人は、空港の荷物置き場に預けてた荷物を受け取りに走って、トンボ返しにチェックインカウンターへ走り…もうもう、てんやわんやでした。

合言葉は、「空港へ着いたら、何はともあれチェックイン」。多分2度と、同じ間違いはしないと思います。


乗り継ぎ便の接続
例え乗り継ぎでも、同じ航空会社を利用する場合は、何の問題もない。ちゃんと連絡が行くから、前の便が遅れても、後の便が待っててくれるか、少なくとも対処はしてくれる。(実際、遅延した乗り継ぎ便を待たされ、1時間機内に缶詰にされたことがあった)

しかし、違う航空会社を使う場合は、そうは行かない。前のフライトの遅延に関わらず、後のヒコーキは、さっさと飛び立ってしまう。

ゆえに、この場合は、充分な余裕を見るべき。航空チケットを、「復路は1回予約変更可」等のチケットにするのも、1つの手じゃないかな。
幸い、私の場合は間に合いましたが、(詳しくは、旅行記「その6」8日目へ)でも内心、焦りましたよ。疲れたし。


離発着空港の確認
上でも少し書いたけど。
1つの都市に、複数空港がある場合がある場合、ほんのちょっとでも「…どっち?」って不安があるなら、利用する航空会社に問い合わせよう。なに、日本国内に、絶対支店はあるのだから、簡単なことだ。

重ねて言うけど、「旅行会社に聞くな!」 結構いい加減に返事をするよ。…ったく、金受け取ってチケット渡してしまったら、その後はもう「客じゃない」とでもいうのだろうか。

1999年当時に販売されていた、イタリアに関する各ガイドブックには、フィレンツェの主要空港は、フィレンツェ中央駅から電車で1時間ほど離れた、ピサの街にある空港だとされていた。
フィレンツェ市内にも空港はあるが、離発着便数は少ないとされていて、ガイドブックによっては紹介もされていないくらいだった。
今から思えば、ちょうどフィレンツェ市内の空港に、国際便が利用できるシステムが整う過渡期だったのだろう。ガイドブック情報はどうしても、リアルタイムな情報ではない。

私が某格安チケット会社「H.○.S」からチケットを受け取り、記載を見たところ、「FRORENCE」の文字が記入されていた。しかし、ガイドブックには「ピサ空港」が主要ってある。どっちだろうって迷ったのだ。

ほら、例えば「東京」。成田空港と羽田空港。規模は別として、どっちも国際空港。でも成田の空港は、「東京国際空港」だけど正確には千葉県成田市。そういうことって、外国でもありかも…と思い、念のため、「H.○.S」に、残金支払いのついでに尋ねたのだ。
「フィレンツェの空港って、ピサの空港ですよね?」「はい、そうです」その女は、即答した。…結果はおわかりですよね? はい。「ピサ空港」ではありませんでした!!!

当日、ピサ空港へ行った私達。当然のことながら、現地で「このチケットは、ここでは搭乗できない」と言われた。頭真っ白になりましたよ!

幸い、ずいぶん早めに空港に到着していたこと。チケットカウンターの人が親切にも、「タクシー飛ばせば何とかなるかもしれないから、とにかくすぐ出なさい」とアドバイスしてくれたこと。焦る私達に、自分が乗るために呼んでいたタクシーを譲ってくれた軍の青年。真っ青になって「できるだけ早く!!」と叫んだ私達のリクエストを、無謀なまでの運転で答えてくれたタクシーのお兄さん。そして、タクシー代を出せるだけの現地通貨を、私と連れがまだ持っていたこと。たまたま悪天候(多分、霧)のため、フライト時刻が大幅に遅れたこと。
なんとこれだけの要因がうまく重なり合って、私達は、この重大なミスについては事無きを得ました。後から考えても、不幸中の超幸いとしか言いようがありません。

詳しいことは、いずれ旅行記に記載するつもりです。


空港自体が閉鎖された…
悪天候(例えば濃霧)や、その他やむをえない事情で、空港自体が閉鎖されることがある。
その場合は、空港職員が、それぞれの客の行き先に見合った空港に振り分けて、バスなどをチャーターして向かわせる。
そして、その振り分け先の空港に、「これこれこーいう理由で、本来ウチの空港から飛び立つはずだった乗客をそっちに行かせたから、都合のいい飛行機に乗せたってぇな」という申し送り(テレックスだったと思う。正式になんという名前の書類なのかは、説明を聞いたが憶えてない)をし、それを受けた振り分け先の空港は、受け入れた乗客を、空席のある飛行機に振り替えて乗せる。この場合、もともとの予定のルート、航空会社が変更される場合もある。(されない場合もある)
乗客は、ただ流れに身を任せ、指示通りに動けばいい。

…という流れなのだが、この流れが一度狂っちゃうと、迷える子羊軍団と化した乗客は、とんでもない目に合う。その体験談。

なんとこの体験は、上記トラブル事例「離発着空港の確認」の続きだという、とんでもない状況だった…。

1999年。本来は、フィレンツェからミュンヘン、フランクフルトを経由し、関空へ帰るルフトハンザに乗るはずだった。
しかし、ピサ空港からタクシーでスリリングな移動をしたばかりの私達。この「悪天候によるフライト時間の延期」という状況を、当初は大変ありがたいと思った。
しかし、1時間ほど後、「空港自体を閉鎖」になったことから、事態は変わった。

フィレンツェの空港は、小さい。当然職員も少ない。各航空会社は、それぞれの選任スタッフではなく、複数社の委託を受けて働いているわけだから、こんな事態になった場合、パニックになったらしい。
とにかく、空港内の乗客全員は、すでに預けてあった自分の荷物をもう一度手元に引き取り、ボーディングパスは空港職員にピックアップされ、ボローニャ空港へ行くマイクロバスに乗せられ、「チューリッヒ」と書かれたメモを渡された。他の乗客も同様。ただ、ルートによっては、行き先がローマだったり、ピサだったりしたが。

とにかくボローニャまで、連れていかれた。「その後は案内があるのだろう」と思い込んでいた私達。しかし、運転手にはただ「ここで降りろ」と言われ、そのまま去っていく…空港の職員は、出迎えなし。
とにかく、他の乗客と同様に、ルフトのチェックインカウンターへ行く。そして、空港職員から貰ったメモを渡すと、「ターミナルが違う」と言われて、50mほど先の別のターミナル(以降、ターミナルAおよびBとする)に移動。しかしターミナルBのチェックインカウンターは「チューリッヒ行きの便は、もう出た」と言われてしまい、その時「…どうもおかしい…」と、ようやく私達は気づいた。

実は、フィレンツェの空港から、空港閉鎖による乗客振替の連絡も、名簿やテレックスも、ボローニャの空港には一切届いておらず、空港内の誰一人、状況を把握していなかったのだ。(フィレンツェの職員は振り分け先の空港へ電話連絡をしたと言うのだが、ボローニャの職員の中で、それを受けた人間はいない、ということだったようだ。さすがはイタリア人。いいかげんや)

その後、たまたま、まったく同じルートで帰国するはずだった日本人の若夫婦と一緒に、ターミナルAにあるルフトハンザのオフィス→ターミナルBのインフォメーション→ターミナルAのルフトハンザのチケットカウンター→ターミナルBのチェックインカウンター→再びターミナルAのルフトハンザのオフィス、とたらい回し。
最後のオフィスで初めて、ルフトのオフィス職員が状況を完全に把握し、今度はちゃんと、明確な手続きのため、再び同じターミナルAのチケットカウンターへ並ぶこととなった。

しかし、肝心のテレックスが、フィレンツェから一向に届かない。カウンターのおっちゃんは「テレックスが届かないから、手続きができないんだよ」と説明してくれ、ひたすら、ただひたすら待った。結局は、丸1日後のルフトハンザで帰国することになった。

朝9時過ぎのフライトで帰る予定が、便の確保が決定した時には、夜の6時をとっくに過ぎてた。

さて、この対処方法…正直言って、わかりません。
私が知りたいくらいです。知っている方、ぜひ、教えてください。
このたらい回しは、私達が英語をしゃべれなかったための理解不足や説明不足ってなわけではなく、アメリカ人もまったく同じ目に合ってたからね。

せいぜい私が思いつくことは、「空港を移動する場合は、その空港のどこに行けばいいのか、ちゃんと確認する」「振り分けた職員の名前をメモる」。とにかく、振り分け先の空港に、状況だけは理解してもらう材料を持っていた方がいいかも。

後、「○○語自由自在」は、こんなトラブルではまったく使えません。テキストブックをペラペラめくっているすきに、状況がわかっていないスタッフは、めんどくさがってどこかへ逃げてしまいます。
単語の羅列の英語でも、ボディーランゲージでも、いざとなったら母国語(日本語)でも、とにかく自分の言葉で状況を伝えるようにしよう。それも強気で。
たらい回しにアタマ来て、日本語で怒鳴って足を踏み鳴らしたとき、スタッフはやっと本気になって状況を知ろうとし始めたから…。

後は…せいぜい、帰国後、航空会社にでも文句の電話をかけて、状況説明をちゃんとしてもらうことで憂さを晴らすくらいかな。

一言申し添えるとすれば、チケットの振替、1日帰国延期になったためのホテルの手配と宿泊費、その晩の夕食代、お金は一切掛かりませんので、その点はご安心を。


パスポートの携帯
(ヨーロッパ圏)
ヨーロッパを、1999年頃以降に旅された方にはわかるだろうが、ヨーロッパ圏の国の移動の場合、出入国チェックはかなり簡素化されている。特に、入国(つまり、空港から外へ出て行く場合)は。
つまり、ヨーロッパは、1つの国内扱いになるのだ。なので、日本の国内線そのままに、するするーっと、空港から外へ出て行ける。
事実、1999年のイタリア旅行は、私のパスポートには「なかったこと」になっている。それどころか、フランクフルトに行ったっきり、帰って来てないことになっている。だって、パスポートに印鑑押してくんないんだもん。

…しかし、出国手続き(空港の中へ入って飛行機に乗る)は、そうは行かない。当然だが、パスポートとチケット(ボーディングパス)がないと、空港の中には入れてくれない。

2001年、イタリアよりの帰途。
アムステルダムのスキポール空港で乗り換えだったが、次の便までは5時間もあるので、電車で20分ほどの、アムステルダム中央駅へ出て、町並み散策することにしたのだ。街歩きに大いに邪魔になる、おみやげでパンパンに膨れ上がったキャリーバッグや大きな荷物を、コインロッカーに放り込んで、小さなバッグだけで。

その時、友人が無意識に、ロッカーへ預ける荷物の中に、パスポートをしまい込んでしまっていたのだ!
そして、空港から外へ出るときにはノーチェックだったために、(ここでいわゆる入国審査があれば、その場で取りに戻ることができたのだが)この事態に私達が気づいたのは、ひとしきりアムスのプチ観光を楽しみ、ほくほくと空港へ戻って、「後は帰るだけー、さて出国手続きだ」と、それぞれパスポートを取り出したときだった。

ホント、こんな状況は、ヨーロッパの空港では「あり」なのだ。

このときはとにかく、パスポートを持っている私ともう1人の友人が一旦出国手続きをし、コインロッカーから荷物を取り出して再度空港の外へ出て、呆然と待っている友人に手渡す、という方法をとったが(おかげで、その1日で何個、アムスのイミグレ印鑑パスポートに押してあることだろう…)、一人旅のときは、どうするんだろう。
多分、一人旅の場合は、「こんなドン臭いことは、せんやろ」とは思うが。

この、「無意識にしまい込む」っていう行為は、本当にタチが悪い結果をもたらすことがある。こんな経験は、大なり小なり、みんなやってるだろう。(例えば、家の鍵を上着のポケットに入れたまま、車の中に置いて閉じ込んでしまう、なんてこととか)
こいつを解決しようとするなら…バッグを開けるたびに、パスポートを目で確認するとか。少なくとも、今いる場所からどこか別の場所に移動するときには、ちょっと確認してみるとか。

…いっそ、腹巻に入れておくとか。心配な人は、ぜひ。