現在はその大部分が中国最大の博物館、故宮博物館として使われ、収蔵品は90万件以上に及んでいる。 明代の14人の皇帝、清代の10人の皇帝が中国を491年間にわたって統治した居城で、宮廷が置かれていた。紫禁城とも呼ばれ、かつての皇帝の宮殿の意味で故宮と呼ばれる。 故宮は大きく分けると外朝と内廷に分かれる。外朝は午門より順に太和門、太和殿、中和殿、保和殿を主体にした区域で、東の文華殿と西の武英殿を含み、皇帝が大典などを行う重要な場所であった。太和門をくぐると、太和殿、中和殿、保和殿の三大殿がある一角に出る。ここは紫禁城の中心といってもよい場所で、三殿はちょうど工字形の基台の上に建てられている。三層になっている基台は、三台と呼ばれ、漢白玉石で出来ている。