野井の短歌 5

運命でもあり奇跡でもある



コンタクトレンズ
を砂浜に落とし
て見つけるのは
奇跡としかいい
ようがありませ
ん。
人と出会うことは
運命でもあり、ま
たある意味で
奇跡と感じます。



叔母さんを歌う



叔母さんより野井
さんはノースポー
ルとともにノハラフ
ウロをいただいた
そうです。
でも、その時点で
その花の名前は
わかりませんでし
た。叔母さんは、
本屋に行き花の
図鑑等で名前を
調べてくれまし
た。「やっとわかっ
たわ」と教えてくれ
た叔母さんの笑顔
が忘れられません
と野井さんは言っ
ていました。



さよなら夏のドア



チゴユリという名の
ユリです。きっと稚
児百合と漢字で書く
のでしょうね。楚々
した清らかさが印象
的な花です。
立秋が過ぎたので、
この短歌やっとご
紹介ができました。
ホッ。



こまやかな希望



カンパニュラの種類は
たくさんあります。野井
さんの頭の中のイメー
ジとちがわなければい
いのですが。
星型に花びらが咲き、
それこそ幾百と咲きま
す。種子が風に乗っ
て、あるいは昆虫に運
ばれて空を行き交いま
す。希望が行き交うと
言ってもいいかもしれ
ませんね。




サヨナラもある



負けても、泣いても、きっと
大切なものを心に持ち「い
い夏だったなぁ」と一人一
人感じると思います。
そして泣いたこと、笑ったこ
と、そしてスタンドが一つに
なったことを、こころのアル
バムにしっかりと貼ることで
しょう。(野井談)




お墓参りのあと



家族揃って、お盆やお
彼岸にお墓参りをした
あと、皆で食事をする
ことがありますよね。
久しぶりにのんびり話
しをしながら食事をし
た後、デザートにでた
冷えた葡萄を食べて
いる、そんな様子を頭
の中に描きながら詠
みました(野井談)



帰省してすぐに



久しぶりに帰省して
会う家族に対し照れ
があります。それが
反抗期の少年のよう
に見えるという歌で
す。
この歌を読み、「うん
うん、わかるなぁ」と
思う方は結構いらっ
しゃると思います。




木のみどりさらさら



家を改築し十年たち
ました。十年ひと昔
といいますが、振り
かえるといいことも、
そうでないこともたく
さんありました。
でも、自宅そばにあ
る木は、どんな時で
も平然とそして静か
に、私に接してくれ
ました。この木を見
上げるたび、十年間
の思い出がシミジミ
と蘇ります。
今日も風に吹かれ、
さらさらと音を奏でて
くれています。
(野井談)



なみだは不思議



この歌の結句に「不
思議」とあります。
私も不思議な画像を
付けてみました。
見る人が見ればピン
とくるかもしれませ
ん。短歌のテーマで
ある「なみだ」を私
はこの画像で表現し
てみました。



ふあふあと



雀を近くで見ることは、
日常よく見る光景で
す。人間にとって一番
身近な、そして親しみ
やすい鳥ですね。
(野井談)




こぼれるような幸せ



「幸せの色はどんな
色ですか」と聞かれ
たらみなさんは何色
と答えますか。
『幸福の黄色いハン
カチ』という映画があ
りました。何度も見ま
した。そして、この歌
は「黄色いすべりひ
ゆ」が似合うと直感し
ました。



何か忘れて帰ってくる



日常生活において、心
に溜まった嫌なことや
悲しい思いを夏の海
はそっと癒してくれま
す。私達は、その悲し
い思いをいつしか海
に置き忘れ、それぞ
れ日常の生活に戻っ
ていきます。
サンダルについた砂
を払おうともせず、海
の思い出だけを心に
しっかりしまって。
(野井談)




ただキイを打つ



悩みやこころの葛藤が
ある時、ひたすら、無
心に、そして一直線に
パソコンのキイを打つ
心情を感覚的に表現
し、また、読書という
「静」とキイを打つとい
う「動」がバランスよく
溶け込んだ歌だと感じ
ました。そして、結句
の『打つ』に野井さんの
強い意思が感じられ
ます。








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