週末ごとにくる退屈な土日。日本ならば車で中国山地の山奥にバイクで行ったり車でドライブしたりするのだが、如何せんここは外国。21段式切り替えの愛車でもこの灼熱地獄の中走り回るのは経験上、愛車を置き去りにバスでご帰宅となりかねないので遠出は難しい。かと言ってオートバイで行こうとすると一人で行ってこいと言われる。やはり車が必要だなぁ。そんなわけで奥様とご相談の上、ここはひとつ車をゲットしようじゃないかと言う事になった。
しかしながらこの台湾という国は中古車市場が全くと言っていいほど中古車市場が整備されていない。2個1など上玉、10個1くらい簡単である。使えるパーツを集めてきて1台の車に仕上げ、ボディをきれいに塗装して高く売る、ひどい業者だと水に浸かった車、盗難車、何でもあり。特に台湾は台風のたびに洪水が発生し、去年台北市では相当数の車が水に浸かっている。やはり中古車は当たりはずれが強い。日本だとディーラーで探せば相当運のない人間以外はずれをつかむことはない。事実私も日本ではディーラー以外では買わないし、ディーラーの人も大変親切。
そういえばこんなことがあった。会社の同僚があるシビックの中古車を購入した。値段は33万台湾元、日本円にして130万ほどである。しかしその中古車は2週間後、エンジンがかからなくなった。あわてて購入先に行くとコンピュータがやられているとのこと。ここでおかしいなぁと思いこの車おかしいぞと忠告したが(1ヶ月以内は保障があるので)、友達は「中古だから」と全体の検査を他の修理屋でしなかった。結局その車はコンピュータを無料で直したものの、さらに3週間後、電気系統のトラブルで電装系を一新、修理だけで日本円40万円ほどかかったのである。130万もしてこれだけのトラブルだからねぇ…。
こんなことから私は台湾で中古車は友人紹介でしか買いたくなかった。そこで奥様と友人宅を訪問しお願いすることにした。しかしそこで友人は「後々友達でいたいから紹介したくない」と言う。どういうわけ?友人いわく、友達でも中古車だけに信用ができない。紹介した車が元でトラブルを起こしたくないと言うわけ。友達紹介ですら騙そうと言うこの商魂? ちょっと減滅してしまった。
じゃあやっぱり新車以外信用できないなぁと言うわけでいろいろ回ったのだが、台湾って車高いねぇ。日本だとベーシックな装備から最高装備までいろいろ幅があるのだが、台湾は2種類くらいしかない。しかもスペシャルゴージャスか「商用車かお前は!」クラスの極端な差。商用車はいただけないのでスペシャルゴージャスしか選択肢が残っていない。大蔵省との相談の結果、どのくらいかかるのか計算してから再度購入計画をと言う事になった。
それにしても車は高いなぁ。でもそれくらいしないとこのちっさな島で車があふれてしまうだろうな。
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