旅程概要:@成田−フランクAフランク−カイロBカイロ-
C-アスワン-アブシンベル-アスワン
Dアスワン-ルクソールEルクソールFルクソール-ハルガダ
GハルガダHハルガダIハルガダ-シャルム
JシャルムKシャルム-スエズLスエズ−アレキサンドリア
Mアレキサンドリア-カイロNカイロ-フランク-
リューデスハイム-ローレライOリューデスハイム-フランク-P-成田 総費用12万円(無料航空券使用)
5日目:アスワン-ルクソール(テロ当日)
朝、ホテルのカフェで朝食を取っていると、TVでツインビルが煙を上げている様子が流れていた。アラビア語なので内容はわからないが、アフガンのTVの映像らしい。アフガニスタンで爆発テロがあったようだ。中東はテロが多いからなあ。でも、結構大規模なもののようで目が点になって見入ってしまった。ただ、この時点ではまだ事の重大さには全く気づいていなかった。
昨年、トルコに行き、今回はエジプト旅行で、イスラエルも視野に入れていた。中東はやはり旅行先としての魅力が多いのだが、治安が悪いのが玉に傷だ。トルコも3、4年前から行きたかったのだけど、行こうとしていたところへイスタンブールで爆発テロがあり、キャンセル、2,3年様子を見てからやっと去年行けた。エジプトも昔日本人の観光客団体がルクソールでテロで銃殺された。今回もイスラエルでは内戦が激しくなってきたのでやめた。中東の平和は旅行好きとしても、是非早く実現してほしいところだ。シリアやヨルダンなどもとても美しい遺跡などがあり、行きたい場所の候補なのだが。。。
さて、今日の予定は、アスワンの町を一通り見て、フルーカ(古風なヨット)に乗り、午後のバスで夕方ルクソールに入るつもりだ。
アスワンは昼間40℃近くになるので、朝のうちに回るのが大事だ。昼間はなるべく涼しいバスなどでの移動時間に当てたい。まずは、オールドカタラクトホテルへ。ここはアスワンを代表する歴史あるリゾートホテルで、アガサクリスティが滞在して名作を生んだホテルとしても有名。ナイル川沿いにテラスがありここのカフェからの眺めは最高らしい。
正面は門がしまってたので、隣のニューカタラクト側から入る。ニューの方は白い高層ビルで近代的なリゾートホテルで、中でオールドの方とつながっている。草花が散りばめられた中庭から、レンガ色の美しいオールドカタラクトを見上げる構図はなかなかいい。(左下写真)

中に入ってみると、独特の模様がなかなかきれいで伝統と異国風の両方を感じさせる。(右上写真)次に、景色がいいと言われるテラスへ。カフェは川沿いにオープンカフェになっており、ここからナイルに落ちる夕日を眺めるのがアスワンでの優雅なすごし方といった感じだ。テラスの入り口は左下写真、テラスからの眺めは右下写真のような感じだ。

新旧両ホテルの間にはプールがあり、その前にロゴ入りグッズの店があった。創立何周年か(100だったかな)の記念のマグカップがいい感じだったが、朝だったので、店は閉まっていた。
一通り見たあと、川沿いを散策、フルーカ(旧式のヨット)に乗ることにした。川沿いを歩いていると、そうとう何度も客引きがあるので、相場は1時間10LE(¥300)くらいと分かっている。よくあるコースとしては、川の中州にあたる島を一周し、途中島を散策したりして、3時間30LE(¥900) という感じ。ただ、私の場合、1時間くらい川をぶらぶらクルージングしてくれるだけで十分だったので、1時間だけでいいかというと、いいよ、30LE(¥900)だ、という。また始まった。みんな1時間10LEって言ってるのに、そんな値段?と言うと、じゃあ 15LE(¥450)だという。10秒で半額だ。じゃあやーめた、としばらく歩いて他のフルーカのほうへ行きかけると、わかった10LEでOK、といってきた。でも、楽しめたらチップでプラス5LE(¥150) ね、と言っていたがまあそこは受け流す。
フルーカに乗ると、船頭くんがマストによじ登り(ヤシの樹を登るサルのように身軽に)、帆を広げる。そして出港だ。屋根があるし、川をわたる風は涼しくとても気持ちよい。(隣のフルーカ、左下写真)乗り込むまでは相当暑かったのだが、何か別世界のようだ。静けさと心地よい風で、眠くなりそうな気持ちよい1時間だった。途中、舵取りをさせてもらったが、面白かった。ほかのフルーカが近づいてきたが巧みによけたり。

船頭の彼はヌビア人で、ヌビア村出身だという。ヌビア人とはあたりに古くからいる民族で、いまも村で独特の、文明とは無縁の生活をしている人たちだ。彼はその子孫ではあるが、町に住んでいて、たまに村に帰るらしい。ヌビア語は話せないらしい。客引きの人はコワモテタイプだったが、彼は穏やかでいい人って感じだった。戻ってくるとまたマストによじ登って帆をしまう。(右上写真)結構大変そうで、 1時間だけのためにしては重労働だったかな、と思ったり。で、気持ち12LEくらい払おうと思ったら、2LEがなかったので、結局15LE払った。まあ、いっか。
昼ごろになり、暑くもなってきたのでホテルで荷物をピックアップして、バスステーションへ。