| ●・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・● | ||||||||
| 韓 国 9 日 間 |
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発行責任者 ちはる |
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| ●・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・● | ||||||||
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| 《2002年4月20日―4》
■ お買い物 荷物を片付けて一息ついて。
室内の冷蔵庫に飲み物は入っていたが、こんな値段の高いもの飲む気はまったくない。外が暗くなりすぎないうちに買物に行ってこなくちゃ。
部屋を出て1階へ。フロントに鍵を預けたら呼び止められた。どうも宿帳に記帳してくれ、と言っているらしい。 言葉の通じない人を相手にわたしもテンパっていたが、彼らもテンパっていたのだろう。すっかり忘れていたようだった。 宿帳を書き終わると、「ナントカ?」と韓国語で話しかけられた。わからなかったので「ん?」という顔をすると、男性は歯をみがくジェスチャーをした。ああ、歯ブラシはいるか、と訊いているのか。 歯ブラシは持ってきていたのでいらない(韓国のホテルに歯ブラシはないと知っていたから持って来ていた)。 というわけで、中国語をそのまま直訳して「No need, thank you.」と言うと通じた。 ホテル前の大きな通りに出る。ここはテジョンノ[太宗路]という。 バス・ターミナルからホテルまでの間にもなかったから、反対側へすこし歩いていってみるか。 通りはさほど明るくない。ぽつん、ぽつんとお店があるが、すでに本日の営業は終了し、閉まっているところもある。 日本でいうところの大衆食堂のような店もいくつかあった。「ネンミョン」というハングルを書いたのぼりが出ている。 まあ、食事ができる店はあったわけだけど、わたしは日本でもひとりで大衆食堂のような店構えの食堂に入って食事をしたことがない(ひとりで出張の時でも最低ファミレス)。 あまり遠くまで行っても疲れるだけなので、遠くからも見えたガソリン・スタンド(もしくはガス・スタンド。韓国は車の燃料、ガソリンではなくガスなので)まで歩いて見ることにする。 うおー、もしかしてこの町はもっのすごい田舎なのか? とりあえずこの時点では、「夜はどこかのコーヒー・ショップでコーヒーでも飲みながら、キョンジュの若者を観察しつつ日記書き」という野望はあえなくついえる。 仕方ないのでホテル方面へ引き返す。 この店はまだ営業しているようで、次々に客が店の中に入っていく。わたしもその後について店内へ。 中は、まあスーパーというよりは大型雑貨店という感じだった。 後で地図で確認したら、この店のある位置には「農協」と書かれていたから、きっと農協系のスーパーだったのだろう。 ペットボトルや缶の飲み物を冷やしている冷蔵ケース前へ行く。 んー、何で色付けしてあるんだろう? わたしの目の前で、小学校就学前くらいの子どもたちがきゃーきゃー騒ぎながらその毒々しい色の飲み物を買っていった。身体にいいもの飲めよ、こども。 そんなことをつらつら考えつつ冷蔵ケース内を見まわしたのだが・・・うそっ、ビール、売ってないじゃんっ!? しかたない、ソフト・ドリンクだけでも買っていこう。
「ペ」・・・なぜ「ペ」? その他、絵を見ればすぐわかる梅のジュース(W1,320)と、ハングルを読めばすぐわかるノクチャ[緑茶](W800)のペットボトルを買う。
その商品も見にいく。 生鮮食品も見にいく。だけど、なぜか乳製品とか紙パックの飲み物がほとんどなかった。その他の冷蔵陳列棚もほぼ空(から)に近い。 前回のソウルの時もよく買っていた、森永のカフェ・ラテによく似たコーヒー発見。でも今夜は買わなかった。 ふつう、日本でいうとお惣菜とかが置いてありそうなところも空。 日持ちする食物はきちんとならんでいるが、正味期限の短い生物(なまもの)とか半生物は、なんだか無造作というか雑多に積み上げてある。 パンのコーナー発見。ここも商品が雑然と積まれていたが、まあいい。とりあえず朝ご飯用に菓子パンの大袋をひとつ買う。 ビールをあきらめきれずに店内をうろうろしていると、野菜コーナーの足元にブリキの一斗缶が置いてあるのが目に留まった。 何だろう、油かな? と思って貼られている紙を見たら、何と乾燥とうがらしが14kg入った一斗缶だった。 14kgっ! へえー、買う人いるのか? と思ったが、買う人がいるから売っているのだろう。 そしてさらに店内をうろうろした結果、ついにビール発見っ! それでも買う人はいるようで、箱の口が開いていたからわたしも1本買う。
さて、これでお買い物は終了。 韓国はフランスと同じで、レジ前のベルトコンベアにカゴの中の商品を自分で取り出して並べることは知っていたので、わたしもベルトコンベアに商品を並べる。 そして順調に会計は進んだのだが、レジ打ちのおばちゃんが「ナントカ?」とわたしに訊いてきた。 くり返しおばちゃんに何か言われたのだが、もちろんわからない。 小銭はあったが、まだ身体が韓国の小銭に慣れていない(種類を瞬時に見分けられない)。 そしてお金を払いおわって、さて買ったものを袋に入れるか、と会計済みの商品が置かれた台の上にあったビニール袋に手をのばすと、レジ打ちのおばちゃんに、ものすごい剣幕でその袋をひったくり取られてしまった。 ほえっ!? な、なんでっ!? この時、一時持ち場を離れていた、商品を袋に入れてくれる係のおばちゃんが戻ってきた。 そして、わたしとレジ打ちのおばちゃんの様子を見て、何があったのかというようなことをレジ打ちのおばちゃんに訊いている。 ふたりの間で交わされる言葉の中に、「ポンジ」という単語がまじっていることにふと気付いた。 「ポンジ」・・・聞いたことのある言葉だ。 なんだっけ? と記憶を検索しているうちに、以前ソウルでユンさんに教わった「ポンジ チュセヨ」(袋、ください)という言葉がよみがえってきた。 あ、そうだっ! 韓国では買い物袋はタダ(無料)じゃなかったんだっ! そうか、さっきレジのおばちゃんは「小銭ありますか?」じゃなくて「袋いりますか?」って訊いてたのね。 ひーん、袋、いります。売ってください〜〜 というわけで、とっさに袋入れ係のおばちゃんに「ポンジ オルマエヨ?」(袋、いくらですか)と訊いてみる。 そしてわたしの発音の悪い韓国語を聞いて、ようやくわたしが外国人であることをおばちゃんたちは知ったようだ。 わたしの言葉を聞くと、袋入れ係のおばちゃんは「アー、ポンジー」と言いながら苦笑いし、それ以降は黙って商品を袋に入れて、持ってけ、とわたしに袋を渡してくれた。 しかし、おばちゃんは気まずいのか、わたしと目は合わせなかったけど、 「いいから行きなさい」、とジェスチャーする。それ以上はどうしようもないので、礼を言ってその場を離れる。 店を出ると、どーっと疲れが出た。 本日分の全気力を使い果し、ホテルに戻る フロントの男性は、さすがにわたしの顔を憶えてくれていたようで、部屋番号は言わなかったけど、あいさつだけで鍵を渡してくれた。感謝。 部屋に戻ったのは7時半。 TVは日本のNHKBSが入るということだったが、BS2はえらい映りが悪かった。しかたないのでBS1を付けたら、ずーっとサッカーの試合を流していた。 何なんだ? BS1。おまえはいつからスポーツ番組になった。ニュースをやらんか、ニュースをっ! よくわからんが、お笑い系タレントひとりと、女子高生の制服を着た女性たちが、歌詞カードを見ずに「黒猫のタンゴ」を歌いきる、という内容だった。言葉はわからないが、やってることはわかるので笑った。
3階通路奥の部屋から、ものすごい大騒ぎをしている声が聞こえてくる。もやは壁はあってなきがごとしの大音量だ。 何ごとかと思っていたが、たまたまTVのチャンネルを切り替えたら、韓国系のTV局でサッカーの試合を放送しているのを見つけた。シュートが決まりそうになると奥の部屋から大歓声が聞こえてきたから、きっとこの試合を見ながら大騒ぎしているのだろう。 試合をしている一方は韓国だろうけど、相手国はどこだ? と思いつつ画面下に表示される得点の相手方のハングルを読むと「コスタリカ」と書いてあった。 結果は知らないけど、奥の部屋は夜中まで大騒ぎだった。 8時半、お風呂と洗濯。 9時、ベッドに横になったらそのまま眠気ピーク。就寝。 おわり |
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