・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第9号 2日目の5
2002.7.12 発行
今回のMission
キョンジュ市内の観光地を制覇せよ
(5)チョムソンデ
難易度 レベル0.5

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月21日―5》(今回の地図はこちら!

 チョムソンデ[Cheom-seong-dae:瞻星台]

 テヌンウォン[大陵苑:Dae-neung-won]の外に出て、さて、お昼どうしようか、と悩む。

 テヌンウォンの入口前は駐車場になっているが、駐車場の西側にはお土産屋さんと食堂街のようなものが広がっている。
 むう・・・ちょっと見に行ってみるか、と行ってはみたが、わたしに入る勇気をわかせてくれる店はなかった。

 んー、まあいっか。そのうちどこかにわたしでも入れそうな店構えのところがあるだろ。
※Attention! 実際には、テヌンウォンを離れてアナプジ[雁鴨池:An-ap-ji]方面に向かうと、飲食店はほとんどありませんでした)
※Attention! 3日目以降はお店に入ったのですが、わたしが入る店の傾向として、店の外に写真付きのメニューが出ているところが多かったです。ハングルは読めるんですが、それがどんな料理かまではわからないので[漢字が読めてもどんな中華料理かわらからないのと一緒]、料理名をハングルで列挙しただけの店は、わたし的に入りづらかったようですね)

 さて、次の予定はチョムソンデである。

 チョムソンデは新羅末期の善徳王(632〜646)時代に建てられた東洋で一番古い天文台だそうな。

 ところで、韓国の観光施設ってたいてい漢字で書けるから、日本人としてはその漢字を日本語読みしてしまうことが多いけど(「大陵苑」は「だいりょうえん」とか)、このチョムソンデだけは韓国語読みすることが多いように思う。ガイドブックもたいていカタカナで韓国語読みを載せているし。

実際、わたしも「瞻星台」って日本語で読めないぞ???
 そもそも「瞻」ってどういう意味だ?

 というわけで調べてみた。
 「瞻」は音読みだと「せん」、訓読みだと「みる」(瞻る)で、「見上げる」とか「仰ぎ見る」という意味があるんだそうな。へえ、知らなかった。

 だから「瞻星台」はそのまんま、「星を見上げる台」ということになる。ふむ、よくできた名前である。

 テヌンウォンの駐車場を抜けて、チョムソンデがある方へと歩いて行くと、交差点で青地に白い文字で観光施設名を書いた方向案内を発見。漢字も書いてある。安心。

方向案内
方向案内。アップはこちら!

 案内にしたがってチョムソンデ方向へ向かう。
 このあたりは何かの遺構が残っているのだろうか、建物はなく、野原が広々とひらけている。気持ちいい。でも、日差しをさえぎるものがないので暑い。紫外線が強い。焼ける。

空も地上もひろびろ
空も地上もひろびろ

 遠くの地上にうっすら黄色いものが広がっている。
 何だろう、と思ったら菜の花畑だった。
 おお、すごい、野原が一面黄色に染まっているっ!

菜の花畑
菜の花畑

 以前、「中国出稼ぎ日記」の金さんに中国の菜の花畑の写真を送ってもらったことがあったけど(画像はこちら![134KB])、あれとおんなじような風景だ。

 ああ、春だなあ。
 旅先で花が見られるっていいなあ。春に来てよかった。

 その他、チョムソンデへ行く道すがらには観光用馬車が走っていた。日本でいうところのどさん子のような、足の太い馬だった。

馬車。観光地らしい1コマ。
馬車。観光地らしい1コマ。

 ほどなくしてチョムソンデに到着。花崗岩を積み上げて造ったという、頂上に向かってゆるやかに曲線を描く円形の塔が、青空の下、太陽の光をあびながらすっくとそびえたっているのが見える。
 ふうん、想像していたのよりも、けっこう小さいな。

 外からでもけっこくよく建物が見えたので、一瞬中に入る必要ないか? と悩んだが、入場料はわずか300ウォン(約30円)。入っとくか。

 チケットを買って入口の門をくぐると、すぐそこに木陰があって、観光客はみんなそこにたまって、チョムソンデを遠巻きに見ていた。
 みんな、暑くてチョムソンデどころではなく、近づいてじっくり見ようという気にはならないらしい。気持ちはわかる。

 しかし、わたしは貧乏性なので、せっかく金を払ったんだからと近くで見る。
 でも、チョムソンデは積み上げてある石の数が陰暦の日数と同じだとか、積んである段数に意味があるとか、いろいろあったようなのだけど、そんなものはちっとも数えなかった。正直な話、暑くてやってられん。思わず太陽に背を向けてしまう。

チョムソンデ1
暑いのをがまんして撮ってきました。
チョムソンデ2
本文ではいろいろ文句を言ってるけど、
やっぱ歴史を感じさせてくれる遺物って
いいな、と思う。

 そんなわたしの視界の中に、両親と20歳前後の娘・息子を連れた家族の姿が入ってきた。男の子は迷彩柄の軍服を着ている。
 兵役中の息子が休暇をもらったんで、家族で旅行かなー、などと思いながら見ていたら、母親がわたしに韓国語で「シャッターを押してくれ」とかいうことを言いながら(シャッターは英語だった)カメラを渡してきた。思わずわたしも素直にカメラを受け取ってしまう。

 ええっ、写真を撮る時、韓国人ってなんて声をかけて撮るんだろう?
 ひーん、そんなの知らないよう。

 わからなかったので、「Three, two, one... 」と英語でカウント・ダウンした。
 それでわたしが韓国人ではない、とわかったらしく、カメラを受け取る時、母親の女性はあら、まあ、という顔をしていた。

 この旅行中、わたしは少なくとも3回、韓国人のためにシャッターを押した。

 いま思うと、その理由はわたしが韓国人に見えるから、ではなく(まあそれもあるだろうが)、韓国人は日本人よりもはるかに気軽に見知らぬ隣人に声をかけるから、という理由の方が強いように思う。

 写真を撮って眺めて、ここはおしまい。
 次の目的地はケリム[Gye-rim:鶏林]である。

おわり


今回のMission
キョンジュ市内の観光地を制覇せよ
(5)チョムソンデ
難易度 レベル0.5
今回のMission結果 成功(^ ^)
本部からのコメント ここは、涼しいところでじっくりと解説を見ながら眺めたかったですね。でも、座るところがあまりなくて残念でしたね。せめて写真を見てその時を思い出してください。

 

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