・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第13号 2日目の9
2002.8.2 発行
今回のMission
キョンジュ市内の観光地を制覇せよ
 
(9)プナンサ[芬皇寺]
難易度 レベル0.5

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月21日―9》

 プナンサ[Bunhwangsa:芬皇寺]

 今回の旅行でははじめてとなる韓国のお寺・プナンサは、チョムソンデと同じ善徳女王(632〜647)の時代、634年に建てられたお寺とのこと。
 ここのウリは石塔だそうな。ふむ、どんなんだろ。

プナンサの門
プナンサの門

 入場料は大人1,000ウォン。もう、今日何度口にしたかも憶えていない「ハンジャンチュセヨ」[1枚ください]でチケットGet。
 梁(はり)に丹青を施された朱塗りの門をくぐって中に入ろうとしたら、入り口手前の机の上にパンフレットが置かれているのを発見。

 おう、めずらしい。パンフレットがあるのか、と思って1冊もらってみたが、実際にはお寺のパンフレットではなくレストランのパンフレットだった(笑)。

 がーっかりしたが、その後、境内内の売店に無料のプナンサを紹介するパンフレットがあるのを発見。よかった(^ ^)。
 説明は韓国語だけだったけど、写真が多いのでとりあえず後で見て楽しめた。

プナンサのパンフレット
プナンサのパンフレット。
画像をクリックすると拡大します。

 さてプナンサ。
 門を入って右手を見ると、そこに石塔があった。

 おお、でかい。

石塔
プナンサの石塔

 日本で石塔というと、五輪の塔のような小さいものを思い浮かべてしまうが、ここの石塔は人がはいれそうなほど大きかった。

プナンサの入場券
プナンサの入場券
塔を上空から見るとこんな感じ。
クリックで大きくなります。

 屋根は三層しかなかったが、かつては7〜9層くらいあったと考えられているそうな。
 ふうん、石で7〜9層か。地震の少ない国だからこそできる建物だよなあ。

 アンドン[安東:キョンジュの近く]には17mの高さの石塔があるというから、韓国では高さのある石塔というのはめずらしくないのだろう。

 わたしの目には、この石塔は壁も屋根も[土専]を積み上げてできているように見えたが、実際には安山岩という石をレンガのように加工して積み上げているらしい。
※Attention! [土専]は土へんに専,という意味。読み方は「せん」。焼成したレンガのこと。確か中国が起源のはず。石へんに専の「磚」でもOKらしい)

 だからこの塔の名前は、そのものずばり、模[土専]石塔(模[土専]:モジョン)。
 現在の建物は1915年に復元されたものだとのこと。

[土専]
石塔の壁面アップ!

 中国の大雁塔(やはり石塔)は中に入れるようになっているが、モジョン石塔は中までみっちり[土専]がつまっているように見えた。
 実際、あとで知ったが韓国の石塔は中国の石塔と違って、中には入れないのだそうな。どうりで。

 モジョン石塔の壁面には四方すべてに壁龕があって、扉の内側にはそれぞれ仁王像が刻まれている。
 この像はモジョン石塔の建立時からあるものだったかな? さすがに歴史のあるものなので、だいぶ風化して摩滅していた。

仁王像2
仁王像。アップはこちら!

 石塔の基壇の四隅には狛犬というか獅子が置かれている。
 うわっ、さっすが古いものだな〜、この獅子なんか完全にまるくなっちゃってるよ、と思っていたら、それは獅子ではなくオットセイだった。

オットセイ
オットセイ。
まあ、いくら獅子が風化で摩滅しても、
ここまでまるくはならんわな。

 なぜオットセイかはよく憶えていないのだが、とにかくオットセイが出てくる縁起話がプナンサにはあるのだそうな(何かで読んだ)。

 オットセイって寒い国の生き物ってイメージがあるけど、韓国にもいるのかな。それとも北の海から泳いでくるのか。

 他の建物も見てまわる。

 まずは鐘楼。「大鐘閣」という額がかかっている。
 鐘には韓国らしい、美しい飛天が浮かび上がっていた。うーん、きれい。

飛天
飛天。
それ以上の説明は無用なほど美しい。

 しかし鐘楼の床には、獰猛なんだかまぬけなんだかよくわからん顔の巨大な木製の魚が転がっていた。

 そういや以前にもソウルでこーいう魚、見たなあ。
 前にも思ったけど、これって何に使うんだろう? 謎。


カサゴというか、オコゼというか・・・
まあとにかく木魚です。

 仏像が中にありそうな建物もあったが、こちらはあまりよく見なかったような。
 MEMOには「きんぴかの仏像がある」という記述が残っているが、見た記憶はまったく残っていない。

 あとでパンフレットを見たら仏像が載っていたが、変な顔、って感じでわたしの趣味にはあわなかった

仏像
これがその仏像。
うーん、イマイチ・・・

 この仏像があった建物は「普光殿」という名前で、建物の外側壁面には仏教説話らしい絵が描かれていた。

普光殿
普光殿

 仏像よりもこの絵の方がおもしろかったらしく、写真が何枚か残っている(画像はこちら!)。

 境内には売店があって、その横に大きな縁台がある。そこに座ってしばし休憩。

 座ってぼんやり石塔を眺めていると、手に笠と杖を持ち、真っ白な民族衣装を着たおじいちゃんが境内に姿をあらわした。
 薄く軽やかな生地でできているのか、白い民族衣装が風をはらんでふわりと舞う。

 うわ、なんだ、ありゃ。
 まるで韓国の昔話か何かから抜け出てきたみたいに現実感がないぞ。

 そういや、司馬遼太郎のエッセイか何かの中にもこんな風景がなかったか?

 前回のソウルでは民族衣装を着た女性はよく見たけれど(結婚記念の写真を撮っているから)、男性の、しかもお年寄りは初めて見た(ちょっとうれしい)。

 おおー、日本に来た外国人が着物姿の日本人を見るとこんな感じなのか?(笑)

 帰り道などを確認しつつ、4時頃まで足を休める。

 本日の観光はこれにてお終いだが、これからホテルに帰らなければ。

おわり


今回のMission
キョンジュ市内の観光地を制覇せよ
 
(9)プナンサ[芬皇寺]
難易度 レベル0.5
今回のMission結果 成功(^ ^)
本部からのコメント 本当は、もっと井戸などみどころがあったお寺なのですが、疲れていたのかあまり見てまわりませんでしたね。
でもまあ、大きな石塔が見られてよかったですね。今度はもっと大きな塔を見てみたいですね。
本日の観光はこれで終わりです。気をつけてホテルに帰ってください。

 

--------------------------------------------------------------------
・『韓国9日間★徒然日記』は、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利
 用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
・マガジンIDは「0000091307」です。
--------------------------------------------------------------------
・メールマガジンの登録&解除は、下記URLからできます。
 ../../SilkRoad-Ocean/1103/inout_k9.html
--------------------------------------------------------------------
※内容の無断転載は禁止しています。内容の転載を希望される方は、発行責任
 者までご一報願います。
--------------------------------------------------------------------
  

・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 メールマガジン:『韓国9日間★徒然日記』
 発行責任者:ちはる
 E-mail:chihalu@24i.net
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 Home Page
徒然日記WORLD
  ../../SilkRoad-Ocean/1103
  ・『上海6日間
徒然日記』
  ・『ソウル7日間
徒然日記』
  ・『フランス10日間
徒然日記』
  ・『アンコール5日間
徒然日記』
  ・《特別寄稿》金さんの「中国出稼ぎ日記」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
徒然日記WORLD