・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第14号 2日目の10
2002.8.8 発行
今回のMission (1)バスでホテルに帰還せよ
(2)夕食を調達せよ
難易度 (1)レベル2 (2)レベル0.5

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月22日―1》

 韓国のバス

 プナンサ[Bunhwangsa:芬皇寺]を出て、来た道を逆にたどって帰る。
 アナプジ[Anapji:雁鴨池]から来た時に曲がった十字路近くにバス停があった。
 バスか。

 ここからホテルまで歩いて帰るとなると、直線距離で2kmくらいある。
 うーむ、バスに乗って帰るのもいいな。

 どちらにしろ、今回の旅行ではバスに乗らないと行けない場所がたくさんある。明日のナムサン[Nam-san:南山]もバスじゃないと行けないし。

 よし、明日の予行練習をかねてバスに乗ってみるか。

 十字路をわたってキョンジュ市内に向かうバス停に到着。
 バス停には黄色と緑のストライプの屋根があり、その下にベンチが設けられていた。

 どんな路線があるんだろ、と屋根の下の看板を見てみる。すると、看板の歩道側に何番バスはどこにいく、という一覧があった。11番、15番、100番、150番のバスがここから出ている。
 4路線すべての行き先がハングルで「タミナル」、つまりターミナル(この場合バス・ターミナル)となっていた。

 ふうん、ということはどれに乗ってもホテルのあるバス・ターミナル方面には帰れるんだな。

路線案内
路線案内、になるのかな。
アップはこちら![27KB]

 次のバス停はなんて名前なんだろ、と看板の車道側を見たら、「シネ⇔ポムン」[市内⇔普門]としか書いてなかった。
※Attention! ポムン:キョンジュのリゾート地。湖がある)

看板、車道側
看板、車道側
アップはこちら![26KB]

 うーん、おおざっぱ。
 まあ、どれに乗っても帰れるんだからいいか。

 ベンチに座ってバスを待つ。
 時刻は四時を過ぎて、周囲の風景の中に西日っぽいオレンジ色の光が混じりはじめてきたが、太陽の照りつけてくる勢いはまだまだきつい。
 そんな日差しの下、けっこうたくさんの車が往来している。

 あ、バスだ、と思ったら観光バスだった。
 さすが観光地キョンジュ。団体客を乗せた観光バスががんがん走っていた。

バス停前の通り
バス停前の通り

 バスか・・・
 うーん、どきどきする。

 中国でもフランスでもバスは乗ったけど、いつも心臓バクバクさせながら乗ってたんだよねえ。
 まあ今のところ、乗り過ごして右も左もわからない遠くまで連れ去られたことはないけど・・・

 料金では一度、台北でもめた。
 台北のバスの運賃の支払い方はちょっと独特で、ある区間からある区間までの料金が40元だった場合、乗る時に20元、降りる時に20元支払う、なんてことがある。
※Attention! すべてがそういう支払い方なわけではありません)

 それを知らずに、乗った時に40元払っちゃって(気づけよ、運転手)、降りる時に運転手にあと20元払えっ! って言われたっけ。
 幸いに、すぐ「上車的時候、我己経付銭四十kuai!」(乗った時に40元すでに払ってある!)って中国語が思い浮かんだんで、さらに20元払うことなく済んだけど(あるいは、運転手も外国人だからとあきらめたのか。だいたい、台湾でkuai[「元」の口語]って通じるのか?)。

 ううう、あの時は多少ではあるけれども中国語がわかったので、なんとかしようもあったけれど、韓国でもめたらどうしよう? 降りるところがわからなからなかったらどうしよう?

 うーん、うーん、不安、不安、不安・・・

 なんてことを思っているうちに、来たっ! 11番のバスだっ!
 うわっ、すんごい車内、混んでるよ。
 どうしよう、ちゃんと乗って降りられるのか、わたし――とベンチに座ったままバスを待ち受けていたら、なんと、片側二車線の中央寄りを走っていたバスは、バス停のある歩道側に車線変更をすることもなく、トップスピードのままバス停前を駆け抜けていってしまった。

 Oh! Why!?  Σ( ̄□ ̄;)!

 遠ざかっていくバスのうしろ姿を呆然と見送る。

 ・・・もしかして韓国のバスって、中国のバスと一緒で、「わたしはそのバスに乗ります」という意思を運転手に対して明確に表示しないと、無視して走り去ってしまうのか。
※Attention! 日本のバスは、バス停に人がいれば、その人が乗ろうが乗るまいがとりあえずバス停にとまりますよね)

 うおおぉぉっ! いらんところで似ているぞ、韓国と中国っ!

 まあ、本当にちゃんとバスに乗れるかどうか不安で気後れもしていたしな。
 ここはひとつ、自分の心の平安を保つために歩いて帰るか。

 というわけで、バス通りを歩いて市の中心部に向かう。
 この通りも街路樹が桜だった。花の季節に来たのなら、さぞかしみごとだっただろう。

 真西に向かって帰るので、太陽が真正面でまぶしい。
 桜の木の陰を伝うようにして、ホテルへと帰った(
帰路の地図はこちら!)。

帰路
帰路。桜並木。


 LG25でお買い物

 30分ちょっと時間をかけてホテル着(道を間違えて大遠回りをしたので)。

 ううん、さすがに疲れた。まだ時間は早いけど、もうホテルの部屋でゆっくりしたいや。

 しかし、部屋に帰る前に買い物。

 帰ってくる途中、昨日行った農協系のスーパーがあったんだけど、なんと、店内をがんがん壊して改装工事に入ってしまっていた。
 ああ、店が工事に入る予定があったから、あんなに生鮮食品が少なかったのか。

 というわけで、農協系スーパーでは買い物できない。
 うーん、じゃ、バスターミナルにあるLG25まで行くか。

 さて、今回の旅行の初コンビニ(午前中は見ただけ)。
 まず一歩店内に入ると、店内左側でいきなりキンパ[Kim-pap:海苔巻]の実演販売をやっていた。
 しかも、食品をあつかっているのに、間仕切りなどいっさいなし。素(す)である。うーむ、大胆。

 店内の奥はテーブルと椅子があって、買ったものをそのままそこで食事できるようになっている。
 ケータイを持った若者たちが、ここを待ち合わせの場所に使っていた。

 まずはサンドイッチなどのコーナーへ。
 すると、む、3年前のソウルでは見なかった三角形のおにぎりがあるぞっ!
 へー、韓国でもおにぎり、売るようになったんだ。

 具はなんじゃろ? と見てみたら、「キムチポックム」(キムチと豚肉の炒め物)と書いてあった。さすが韓国。

三角形おにぎり1
三角形おにぎり。
具はキムチポックム。

 日本みたいな「ツナ」とか「鮭」はないのかな、と見回したが、この時は売り切れていたのか見当たらなかった。

 そうしていくつかおにぎりを見ているうちに――んじゃ、こりゃ? おにぎりのラベルに士郎正宗の『攻殻機動隊』が印刷されているぞ。
 これ、押井守が監督した映画バージョンの絵じゃん。

攻殻機動隊の三角形おにぎり
なぜか攻殻機動隊の絵が
プリントされた三角形おにぎり

ラベルアップ!
ラベル部分アップ!
すみません、ピンがあまくて・・・

 古っ。これ何年前の映画だよー。
※Atteniton! 1995年公開でした。韓国では2001年公開だったようです)

 ちなみにお味は「ソゴギコチュジャン」。

 「コチュジャン」はわかるが「ソゴギ」って何だ???
 わからないけど買う。値段はいずれも700ウォン(約70円)だった。
※Attention! ソゴギ=牛肉でした。豚肉=テジゴギ、鶏肉=タッコギを合わせておぼえておくと便利かもしれませんね)

 その他、オレンジ・ジュースと冷たいコーヒーも買う。値段はちょっとおぼえていないが、しめて3,200ウォン(約320円)だった。


こちらがそのお飲み物

 そして会計。

 昨日のスーパーで袋はくれないってことを思い出したしな。今日は何とかなるだろう――とは思っても、また万が一何かあったらイヤなので、まずは誰かが会計する様子を観察することにする。

 するとちょうどいいことに、大学生くらいの男性ふたりが、それぞれサンドイッチと飲み物を手にレジへ向かうところだった。
 ふたりがカウンターの上に品物を置くと、店員さんが会計し、お金を払い終わったあたりで「袋はいるか?」「いらない」というようなやりとりをしたようだ。
 そして男性ふたりはそのまま手に商品を抱えて店を出ていった。

 なるほど、やっぱり袋がいるかいらないか訊かれるから、いらないって言えばいいんだな。いらないの言い方はわからんが、首を横にふればいいだろう。

 というわけで、いざ会計。

 カウンターに品物に置き、いつ袋のことを訊かれるんだろうとドキドキしながら清算の様子を眺めていたら、男性の店員さんが何も言わずに黒い袋(LG25の袋じゃなかった)にせっせせっせと品物を入れはじめた。

 ええっ、いるかいらないか、訊かれないの?

 そして会計が終了し、黒い袋はわたしの手に渡された。
 この時、レシートはもらわなかったが、袋代の20ウォンを請求された形跡はない。

 うおー、なぜ訊かれなかったんじゃー。
 あるいは、わたしが外国人だとわかって(一言も口をきいていないが)、親切に袋をサービスしてくれた、ということなのだろうか。
 うーん、謎(でも、ありがとう店員さん)。

 韓国での買い物は、袋のことで気をつかうので疲れる。


 ホテル帰着

 5時過ぎ、ホテルの部屋に戻る。
 部屋の中はまだ明るい。
 昨日冷凍庫に入れたままにしてうっかり凍らせてしまったビールを窓際において溶かしつつ食事。

 汗をかなりかいたので、すぐに風呂・洗濯。
 しかし、シャワーからお湯は出てこなかった。マジ? もう服を脱いじゃったよ。

 面倒くさかったのでそのままシャワー。10分後くらいからお湯になった。

 ベッドに寝転がって本を読む。
 TVは、NHKBS1ってスポーツ・チャンネルだったか? と思うほどにサッカーと野球しかやってない。
 うつりは悪いがBS2にすると尾崎豊特集。
 あまり尾崎って好きじゃないのだが、サッカーや野球よりはマシなのでつけておく。

 寝る時にTVを消したら、またしてもカラオケの重低音がホテルを微妙に揺らしていることに気付いた。

 昨日はサッカー観戦の声がやかましかったが、今日はカラオケか。
 このホテル、静かな夜はないのか?

 しかし、眠かったので気にならない。
 今日はたくさん歩いたから疲れた。
 9時頃には就寝。

おわり


今回のMission (1)バスでホテルに帰還せよ
(2)夕食を調達せよ
難易度 (1)レベル2 (2)レベル0.5
今回のMission結果 (1)失敗(T_T) (2)成功(^ ^)
本部からのコメント バスに乗れなかったのは残念でしたね。明日は乗らないと目的地へ行くことができませんから、がんばってください。
お買い物は簡単でしたね。袋でどきどきしましたが。明日はお店で食事ができるといいですね。
2日目おつかれさまでした。
2日目の総歩数 28,868歩

 

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