・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第25号 4日目の1
2002.9.15 発行
今回のMission バスで博物館に移動せよ
難易度 レベル1

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月23日―1》

 朝3

 6時、目覚ましではなく何かの振動音で起床。
 何の音だ? と思ったら、自分のケータイ電話の自動電源が入った音だった。

 あれ? 昨日、おとといは入らなかったのに、なんで今朝に限って?
 第一、自動電源ONなんて設定したおぼえないぞ???

 不思議だけど、まあいいか。

 目は覚めたけど、身体がだるい、っていうか熱くて起きられない。
 ううう、筋肉痛だ。

 太ももが筋肉痛で痛いってのはわかるが、なぜか腕も痛い。
 なぜ歩いて腕が筋肉痛? そんなにわたし、ふだんあまり筋肉を使ってないのかな?

 しばらくベッドでごろごろする。
 カーテン越しにも窓が暗いな、と思っていたら、バスの走る音に水をはじくような音がまざっているのに気づいた。雨か。

 意を決して起き上がり、窓を開けると、灰色の景色の中、やはり雨が降っていた。

雨の朝のキョンジュ
雨の朝のキョンジュ

 ああ、徒歩がメインの観光が昨日までに終わっていてよかった。

 天気予報を見ようとTVをつけ、韓国系のチャンネルにあわせる。うまいことにちょうど天気予報をやっているところがあった。
 画面を見ると、韓国と日本の間に大きな雲があって、韓半島の東南部は完全に雲に覆われていた。
 よってほとんどの都市が雨。

天気予報の画面
天気予報の画面。
おおまかな天気と、波の高さが出てるのかな?

 1日中降りっぱなしなのかどうかは、天気予報を見てもいまひとつよくわからなかったが、窓の外の雨の降る様子を見た限りでは、午後にはやみそうな気配だった。

 ちなみに今日の予定はキョンジュ・パンムルグァン[慶州博物館]とプルグクサ[仏国寺]。
 日本で計画を立てた時には、プルグクサに行ってからパンムルグァンに行くつもりだったけど、雨の中、寺見物はきついな。
 よし、午前中にキョンジュ・パンムルグァンに行って、午後プルグクサに行くことにしよう。

 昨日買ったコーヒーを飲んだ後、さっそく身支度。上海で買った折りたたみ傘を持って、8時33分、外に出る。

上海で買った傘
初公開でしょうか?
上海で買った傘です。

  


 バスでキョンジュ・パンムルグァン[慶州博物館]へ

 外に出たら、けっこう雨が強かった。道を渡ろうとしたが、信号が赤だったのでバスターミナルの建物に入って少しだけ雨宿り。
 すると、「車道」ではなく「歩道」を1台のセダンが走りぬけていった。大きな水しぶきがあがったので、あわててよける。
 んもー、何なんだよ、いったい。

 車道の方は、これまた車がみっちりと詰まっている。

 歩行者信号が青になったので渡りに行ったが、横断歩道の上にはバスやら自動車やらがみっちり停まっている。
 それらの間を縫うようにして渡っていたら、右から信号無視のスクーターがわたしめがけて突っ込んできた。うおお、危ないっ!

 幸い事故にはならなかったが、あのスクーター、全然信号見てなかったぞ。
 んもー、かんべんしてくれ。

 無事横断歩道を渡りきり、バス停にてバスを待つ。
 8時50分、11番のバスが来た。運転手さんと目を合わせてバスを停め、車内に乗り込むと、乗客はわたしひとりきりだった。
 むーん、人気のない路線なのかなあ。

 昨日も同じバスに乗っているので、キョンジュ市内のどこを走るかわかっているし、どこで降りればいいかもわかっている。
 でも、降りるところはそろそろかな? そろそろかな? と気にするのがイヤだったし、わたし以外に乗客がいなかったので、思い切って運転手さんに博物館で降ろしてくれるようお願いしてみることにする。

 「〜で降ろしてください」というのを韓国語で「〜ネリョヨ」というのは知っていたが、こういう場合、運転手さんになんて話しかければいいんだっけ? 「アガシ」か「アジョシ」か、とっさに判断がつかない。
※Attention! この場合、「アジョシ」=「おじさん」が正解です)

 なので、赤信号でバスが停まった時に、「Excuse me.」と英語で声をかけてみる。するとありがたいことに運転手さんがふりかえってくれたので、続けて「パンムルグァン、ネリョヨ〜」[博物館で降ろしてください]と言うと、ああ、ああ、という調子で運転手さんはうなずいてくれた。ほっ。

 これで博物館で確実に降りられる。よって、降りるところを気にせず、安心して窓の外を眺められた。

今日の11番のバス車内
今日の11番のバス車内。
昨日のバスはカバーが赤かった。

バス前方の風景
バス前方の風景。
窓の右下にだいたいの行き先が
出てる。アップはこちら!

 昨日、行商の露店でにぎわっていたソソンノ[西城路]も、さすがに雨の今日は静か。歩道には一店舗も出ていない。昨日のうちに見られてよかった。

 どこかの停留所で、おばちゃんが「このバスはどこそこへ行くか?」と運転手さんに聞いていた。運転手さんはおばちゃんに向かって「シップン!」と答えていた。

 「シップン」。なんだろ? 「シッ」は「10」って意味だっけ? 「10番のバスに乗れ!」って言ってたのかな。

 バスを乗り降りする人に気を取られていたら、自分がどこにいるのか見失ってしまった。
 とっさにバス停の標識を見ると、「ウォルソンノ」と読める。
 そして何気に運転手さんを見ると、運転手さんは視線を前に固定したまま、わたしに向かってちょいっと手をふって合図をよこした。ああ、次が降りるところなんだ。

 そして9時ちょうど、博物館の停留所にバス到着。運転手さんにお礼を言ってバスを降りる。

 バス停から博物館までの間には、広大な駐車場がひろがっているのだが、すでに駐車場には修学旅行生を乗せてきたのであろう大型バスがずらりと並んでいた。
 ちょっと待てよ。ここって9時開館じゃなかったっけ?

 えっらい朝早いなー。修学旅行って、そういうもんだったか?

 たぶん、修学旅行の子どもをあてこんでいるのだろう、駐車場から博物館への道沿いには、お菓子やら土産やらを売る屋台が、この時間からもう開店して軒を連ねていた。

 博物館の門前到着。

キョンジュ・パンムルグァン前
キョンジュ・パンムルグァン前

 左側にチケット売り場があるので行ってみたら、何か貼り紙がしてある。
 そして見てみると、ハングル、英語に続いて漢字で「無料観覧」と書いてある。

 おおっ、今日タダなのか。

チケット売り場
チケット売り場

無料観覧
貼り紙部分アップ!

 しかしふと、いやな予感が頭をよぎる。

 パリでルーヴル美術館が安かった時は、すべてのフロアを見ることができない日だったんだよなあ・・・

 しかも門をくぐって中に入り、音声ガイドを借りようとしたら、窓口が閉まっていた。室内はがらんとしていて、使われていない気配。
 う、タダなかわりに音声ガイドの貸出しもないのか。

 まあ、仕方ない、とあきらめて、門のすぐ近くにある建物内のコインロッカーに荷物を入れ、わたしは博物館のメインとなる建物に向かった。

おわり


今回のMission バスで博物館に移動せよ
難易度 レベル1
今回のMission結果 成功(^ ^)
本部からのコメント もうすっかりバスには乗りなれたようですね。なので難易度もレベル1に下げました。
運転手さんに、親切にしてもらえてよかったですね。感謝の心を忘れないようにしましょう。

 

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