| ●・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・● | ||||
| 韓 国 9 日 間 |
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発行責任者 ちはる |
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| 《2002年4月23日―7》
■ バスでキョンジュ市内へ ひょんなことから、なぜかわたしは韓国の大学に行くことになった。 プルグクサ[仏国寺]は、まだ全部の建物を見てないし、ソックラム[石窟庵]にも行ってないのだが、それはそれでとりあえずいい。 プルグクサ内を、ハンさんの案内を受けながら、バス停のある駐車場まで戻る。 10ウォンコインの裏には、大雄殿の前にある多宝塔が刻まれているとか、無影塔のにまつわるお話とか、文武王のお墓が海の中にあるお話とか。 ハンさんの専門は石塔だそうで、プナンサ[芬皇寺]の石塔の話なんかもした。 中国でいくつか石塔を見た、とわたしが言うと、中国の石塔は中に入って登ることができるが、韓国の石塔は登れないタイプのものがほとんどだそう。 ふうん、同じ寺院にある塔でも、3つの国でだいぶ材質や構造が違うもんなんだな。 その他、いろいろ聞いたけど、何しろ専門家から聞く話なので(それもありがたいことに日本語で)、どれもこれもすごくおもしろかった。 さて、この後はバスに乗って市内に移動し、そこからタクシーで大学へ行くことになった。 そして、もしかするとここは韓国だから・・・と思った予想どおり、これ以降のバス代、タクシー代、食事代その他、支払いはすべてハンさんがもってくれた。 韓国(と中国)に割り勘の習慣はない、とあたまではわかっていても、初対面の人にそこまでしてもらっていいのかっ!? と激しく悩んだ。 韓国や中国に留学している学生さんって、最初、慣れるまでは大変だろうなあ、と思う。 バスは、また11番に乗った。プルグクサから先は、ポムン[普門]という湖を中心としたキョンジュのリゾート地を通って市内へ向かう。 このあたりのホテルは、たいそう料金が高いそうな。日本円でも2万円くらいするらしい。 晴れていればきれいだったのかもしれないが、この日は雨が降ったりやんだりの曇天で、せっかくのリゾート地も灰色の薄もやの中にかすんでしまっていた。 ■ お昼 バスは見覚えのある道を走り抜け、キョンジュ駅前に到着。ここでバスを降りる。 この時、ハンさんが「日本で高い食べ物ってなんですか?」と訊くので、わたしは特に何も考えず、「寿司かなあ」と答える。 「寿司は韓国にないな」とハンさんは言うと、「ふぐは高いですか?」とたずねてくる。 食べに行く機会もいままでなかったので、ふぐは食べたことない、と答えると、「じゃあ、お昼はふぐにしましょう」と言う。 あ、なんだ、しまった。お昼の希望を聞かれていたのか、いまのは。 ひー、そんな高級料理っ! と思ったが、聞くと、韓国ではふぐはそんなに高い料理ではないのだそうな。 ふうん、そうなんだ――っていうか、韓国でもふぐ、食べるのか。 というわけで、キョンジュ駅前の大通りを歩き、途中角を曲がってはいった細い通り沿いにあったふぐ屋さんへ。 店構えは、日本風に言うと、大衆食堂みたいなところ。引き戸を開けて中に入ると、土間にテーブル席がいくつか並んでいて、奥にオンドルの座敷がある。 ハンさんに声をかけられてからは、ほとんどメモをとっていないので正確な時刻がわからないのだが、この時すでにとっくにお昼時は過ぎていて、午後2時をまわっていたと思う。 だから店内は空いていたが、テーブルの上にはガスコンロや鍋やらが積み上げられており、昼の片付けの真っ最中のようだった。 わたしたちは靴を脱いで奥の座敷にあがった。 注文を終えた後、残念そうにハンさんが、「この時間は刺身、やってないんだって」という。 ハンさんが指差す壁を見ると、うっす〜いふぐの刺身が菊の花のように皿に盛られている写真だかポスターだかが貼られていた。 この店では、ふぐ刺しは夜しかやってないということだったので、わたしたちは鍋にした。いわゆる「ふぐちり」に相当すると思う。 そのわさびの色が、また濃いー。真緑色である。 ちなみにわたしは日本人であるが、わさびはあまり好きでないのでパス。 注文してすぐテーブルの上にコンロがセットされ、料理に先立って小皿がやってくる。
さて、ひとさまと一緒の席ではあったが、ここで料理を写真に撮っておかないと、絶対わたしは後悔するに決まっている。 キムチなどは白い陶器のお皿に入ってきたが、その後きたご飯ともやしの和え物は、銀色のステンレスの器に盛られてやってきた。
ふうん、韓国のご飯は、いわゆるご飯茶碗じゃなくて、こーゆーステンレスの器で来るんだな。 この日のあと、あちこちで食事をしたが、いつもご飯はステンレスの器(ふた付き)でやってきた記憶がある。 そしてメインのふぐ。
味の方は「たんぱくで美味」というメモが残っている。実にわたしの好み。 しかしこのふぐ鍋、とりわける器がご飯と同じステンレスの器だった。 食器を手で持って食べるのは、韓国では御法度、というのはともかくとして、鍋から具を移す時には、とりあえず器を鍋近くまで持っていってよそわなくちゃいけない。でも、それが熱くて大変だったのだ。 うーん、ご飯の方はほとんど器に手を触れなかったと思うのだけど、きっと炊きたてご飯をよそったばかりの時は、ステンレスの器がむっちゃ熱いんだろうな。 この後ふたりでふぐ鍋を堪能(^ ^)。 おわり |
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| ■ 編集後記
今回は韓国ふぐリポートでした(笑)。 いやー、支払いの習慣が違うって、慣れないとむずかしいですね。 割り勘って、ハンさん的には、みずくさいというか、失礼な感じがするそうです。でも、さすがに日本には割り勘の習慣がある、と知ってらしたので、文化摩擦とか衝突はおきませんでしたが(笑)。 他にも、「日本に行くと、料理はちょっとずつしか出てこない。韓国では食べきれないほどたくさん出てくるのに」と日本の料理の出し方に不満(?)があるようでした。 これに関しては、「日本じゃ料理を残すのは失礼になるんですよ」(少なくともわたしの暮らしてきた地域内では)と説明しましたら、「そうなんだ」と驚いていました。 割り勘は知っていても、料理の食べ残しに対する考え方の違いは知らなかったそうです。 それではまた次号でお会いしましょう。 |
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