・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第39号 5日目の6
2002.11.15 発行
今回のMission テグ市内を観光せよ
難易度 レベル0.5

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
 
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月24日―6》

 ヤンニョンシ[薬令市]へ

 食事を終えて、外に出て。
 この後、プサン行きのバス乗り場の確認をするはずだったのだが、あまりにもおなかがいっぱいになりすぎて、めんどうくさくなってやめた。

 プサン[釜山]→キョンジュ[慶州]、キョンジュ→テグ[大邱]だって無事移動できたんだから、テグ→プサンだってだいじょうぶだろ。

 いちおう、お店のすぐ近くにあったハンジン[韓進]のバスターミナルの中をのぞいてみたが、ここはソウル方面の高速バスが出ているところだった。

 うう、腹が苦しい、とやや背を丸めながら、地下鉄トンデグ[東大邱]駅に向かう。

地下鉄トンデグ[東大邱]駅
地下鉄トンデグ[東大邱]駅

地下鉄トンデグ駅構内
地下鉄トンデグ駅構内

 時刻はまだ3時半くらい。
 韓国は、日本より経度が西寄り(?)なのに時差がないから、日本の3時半よりまだまだ明るい。このままホテルに帰るのはもったいない。

 というわけで、観光名所にとぼしい(いえ、本気で調べてないのでわかりませんが)テグの中で唯一、観光地として名のあがっているヤンニョンシ[薬令市]に行ってみることにする。

 ヤンニョンシとは、韓方薬(韓国だから「漢」方薬ではないそうな)と韓医院が並ぶ、300年以上の歴史がある通りとのこと。
 毎年5月には大きなお祭りが開かれる、とガイドブックに書いてあったような。
 無料の博物館のようなものもあるらしい。

 「韓国紀行・2002年春」のふるりんさんは行ったことある(詳細はこちらへ!)そうなので、わたしもまあちょっと見てみるか、という気になった。

 ヤンニョンシは、ホテルから歩いていけるチュンアンノ駅のもうひとつ先、パノルダン[半月堂]駅の近くにある。
 というわけで、地下鉄トンデグ駅から地下鉄乗車。パノルダン駅下車。

 地下にある改札から地上に出ると、ごくふつうのコンクリのビルが立ち並ぶ通り沿いに出た。
 ヤンニョンシがあるはずの方へ歩いていくと、背の高いビルが林立する交差点がある。
 ああ、午前中までいたキョンジュとは全然町が違う。
 まるで違う国に来たみたいだ。

 赤信号の交差点で、ぼうっとビル群をながめる。

 信号が青に変わったので歩きはじめる。ふと、前を歩いていた、にぎやかにおしゃべりをしている20代くらいの女性ふたりの姿が目にとまった。

 よくしゃべるなあ、と思っていたら、そのうちのひとりが急にふりかえり、「ナントカカントカ〜?」とわたしに同意を求めてきた。
 な、なんなの? なんなの?

 どうやら、話の中で意見が対立したらしく、近場にいたわたしを味方につけようと話しかけてきたらしい。
 そ、そんなこと、言われても。

 思わず「(韓国語はわからないので)ごめんなさい」とあやまってしまったら、女性ふたりは「あらやだ、韓国人じゃなかった」という顔をすると、会釈&テレ笑いをしながら去っていった。

 うーむ、これは、他人に気軽に話しかけるアメリカ人的なのか、それとも、他人を巻き込むのが好きな関西人的なのか。

 韓国人の気質について、しばし考察する。

 交差点を渡ってYMCAのビル前を通り過ぎると、漢方薬独特の香りがどこからともなくただよってきた。近い。

 そしてもう少し先に行くと、店先に漢方薬がつまった袋などを置いた店の立ち並ぶ通りに出た。

 しかし――うーん、つまらん(笑)。

 考えてみりゃ、「ああ、これは○○って薬で、身体のどこそこに効能があるのよね」とかいう教養がなければ、漢方薬なんて見たっておもしろくないか。

 なのでここはながめるのみ。

 このヤンニョンシの通りをぬけたところには、お祝い用の料理やお菓子をきれいにお皿に敷き詰めて包装してあるものを売っているお店街に出た。

右も左も真ん中も同じお祝い料理の店
右も左も真ん中も同じお祝い料理の店

 おお、ソウルではお菓子の盛り合わせや、「喜」とか「寿」の文字を描いたお菓子の筒は見たことあるけど、料理のは初めて見るぞ。

 料理は、タコや海老や大きな魚などが、日本で言うところのおせち料理のように日持ちするように煮しめられたり火を通されたりしたあと、美々しく盛り付けられていた。

こちらは御菓子
こちらはお菓子

これはお料理。真ん中はえび。
これはお料理。真ん中はえび。

 このあたりには東亜ショッピングセンターがある。ついでだから中をのぞいてみたが、メモに記述がまったく残っていないので、きっとそれほどおもしろくなかったのであろう。
 スター・バックス・コーヒーが1階にあったことだけはおぼえている。
 


 ロッテリアで日記書き

 ホテルまでは、ここからなら余裕で歩いて帰れる。のーんびりとホテル方面へ向かい、途中、行きに見たロッテリアに入る。どうせホテルに戻っても、ごろごろしているだけだろうから、ここでたまった日記を少し書いておこう。
 というわけで、4時45分、ロッテリア入店。

ロッテリア店内
ロッテリア店内

 韓国でロッテリアに入るのは初めてだったが、アイス・コーヒーがあった。さすがファースト・フードというか、わたしにしては何事もなく注文できて、無事アイス・コーヒーGet。

 行きに地下鉄に乗る前に見た公園(キョンサン・カムヨン・コンウォン[慶尚監営公園]でした)が見える窓際の席について、外の風景がだんだん暮れなずんでいく様子をながめながら日記書き。


左はメモ、右は日記。
メモにはリアルタイムで感想や状況を書き留め、
日記にそれを文章でまとめる。

 店内は、うるさい子ども、うるさい女子学生、うるさいおばさんなどなどなど。ま、これはどこの国でも同じか。

 4月もまだ末という季節だったが、すでにロッテリアではメニューにバッピンスゥがあった。

 そのバッピンスゥを食べている女子中学生がふたりいた。
 知り合いなのか、ただ単にかまわれているだけなのか、店員の男性に話しかけられたり、隣の席に座られたりしていた。

 5時50分、トイレに行って鏡を見たら、顔が赤かった。
 日焼けだけじゃなく、疲れでちょっと熱っぽいかも。今日は早く寝よう。

 さらに1時間ほど日記を書き、6時54分、店を出る。
 


 夜

 外はすっかり夕暮れ。

 途中、東亜百貨店で飲み物を中心に食料品を買い込む。
 確か地下にスーパーが入っていたはずだが、通路ごとに実演販売の人が立っていたりして、なかなか気を抜いて歩けなかった(ぼーっと歩いているとつかまってしまう)ような。

 まずはじめに見たところは、キムチ用の食材や、干ししいたけなどの乾物を量り売りしているところ。
 用はなかったがおもしろかったので、つら〜っと一周して見てまわる。

 卵が赤い(透明な?)パックに詰められて売られていた。10個パックだけじゃなく、15個、20個タイプのものもあった。

 今度のホテルは2泊するので、大きめのペットボトルのみかんジュースなぞを買う。
 ビールのカプリ発見。これ、一見じゃあ韓国の国産ビールには見えないよなあ。飲んだことないので買う。
 その他にはシッケなど。

この日のお飲み物
この日のお飲み物

 昼のスンドゥブはかなり量があったので、この時間になってもちっともおなかがすかなかった。
 だから食料品にはあまり目がいかなかったのだが、パンのコーナーでどかーんとでかい&甘ったるそうなパンを見た瞬間にほしくなる。買う。
 このパンひとつで2日分のカロリーがありそうだった。

 会計は、「袋、いりますか?」って訊かれるかな、とドキドキしていたのだが、さすがにデパートのスーパー、訊くこともなく袋に入れてくれた。ただし、料金はがっちり20ウォンとられていた。

 そんなこんなで買物を終え、7時40分、ホテル帰着。

 TVを少し見る。
 このホテルはNHKBSが入らない。あきらめて地元の番組を見る。

 どこのチャンネルだかはわからないが、『三銃士』とおぼしき映画(洋画)を放送していた。
 でも、ダルタニャンがコンスタンスのことをフランチェスカと呼んでいる。イタリア版か?
 よくわかんないので、すぐにチャンネルを変える。
※Attention! これは、「ヤング・ブラッド」(原題「THE MUSKETEER」)という映画でした)

 今度は韓国の番組。動物病院を舞台にしたコメディ・ドラマみたいなのをやっている。


そのドラマのアイキャッチ

 話の筋はよくわからないが(真剣には見ていなかったので)、美男美女のお医者さんカップル(?)と、三枚目男と三枚目女のコンビのどたばた劇みたいな感じ。

こちらはお医者さんカップル
こちらはお医者さんカップル

4人組
真ん中のふたりは左の画像と同一人物。
両端のふたりがどーしようもないカップル

 三枚目役の女性のつけまつげが、思わずわたしにスケッチを残させるほどすごかった。

 ちょうど話の中に結婚式のシーンが出てきて、ヤンニョンシの近くで見た、お菓子の筒みたいなやつが、ひな壇のテーブルの上に置かれていた。
 おお、やっぱりあれって、結婚式で使うんだ。
 ふーん、と思いつつ見る。

結婚式のシーン
手前にあるのが、お菓子を積み上げつつ
文字を浮びあがらせたもの

 番組の一番最後には、NG集がついていた。
 なつかしいなー。昔(すんごい昔)、柳沢慎吾が高校生役をやっていたドラマ(他の出演者がまったく思い出せない)も、こんなふうに番組の終わりにNG集ついてたなあ。

 しかし、ドラマのタイトルがぜんぜん思い出せない。
 うう、すべての記憶は霧の彼方に。
※Attention! フジテレビの「翔んだカップル」だと思います。おぼえてる人、いるかしら?)

 8時半頃、お風呂。
 お風呂から出てビールを飲もうと思い、冷蔵庫から取り出したのだが――しまった。栓抜きないじゃん、わたし(カプリはバドみたいな瓶ビール)。

カプリ
カプリ、アップ!
全体図は上方のどこかにある画像をご覧下さい。

 よく外国のホテルには、洗面所に栓抜きがついていることがあるが、残念ながらここのホテルにはなかった。

 むーん。
 きっと、サルだって訓練すれば栓抜きが使えるだろう。
 人間たるわたしはもう一歩進んで、栓抜きを使わずとも瓶ビールのふたを開ける方法を開拓せねばっ!

 というわけで、結果的にはバス・ルームのドアの下図部分を利用して開けた。

代替栓抜き
金具を留めているネジが飛びそうに
なったことは、ホテルの人にはヒミツ

 人間、ホントに困ればどうにか代替手段を見つけるものだ(←某ホテルの湯沸かしポットで生うどんを煮たことのある人)。

 明日はテグからバスで1時間半かかるヘインサ[海印寺]に行く。
 早起きしなくちゃいけないし、疲れているしで9時半就寝。

おわり


今回のMission テグ市内を観光せよ
難易度 レベル0.5
今回のMission結果 成功・・・(- -)?
本部からのコメント テグは、観光地ではない(と思います)ので、観光せよというミッション自体が無謀だったかもしれませんね。
まあ、韓国第三の都市と呼ばれる町を見れただけでいいでしょう。
明日は遠出します。今夜は英気を養ってください。

 

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