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| 韓 国 9 日 間 |
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発行責任者 ちはる |
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| 《2002年4月25日―4》
■ 鐘楼前から九光楼 法鼓の演奏を聞き終えた後、境内の建物の観光へ。
さて、ヘインサ。 「仏」(仏舎利)はプサンからも近いトンドサ[通度寺]に。 トンドサは、プサンからキョンジュに移動する際に、高速道路で「トンドサはこちら」という案内を見た覚えがあるので、だいたいあのあたりにあるのだろう、という想像がつく。 しかし、ソングァンサは、全羅南道の順天市というところにあるそうだけど、正直な話、それってどこよ? という感じ――と思っていたが、「韓国紀行」のふるりんさんが、2001年の夏にこのソングァンサに行っている。 ということは、決して日本人になじみのないお寺というわけではないのだろう。 それにしても、キョンジュ[慶州]で見たプルグクサ[仏国寺]は世界遺産だけど、韓国の三大名刹には入っていないのだな。 ま、それはさておきヘインサ。 解説によると、ヘインサは華厳宗系のお寺で、華厳経の中に出てくる「海印三昧」という一節にちなんで名づけられたのだそうな。 「海印三昧」とは「・・・衆生の煩悩妄想が止まる時、宇宙のいろいろな真の姿が、そのまま水の中(海:この場合、海は娑婆世界を比喩的にあらわしている)に照らし出される(印)境地を指す」という意味だそう。 ふーん、「印」って「印鑑」の「印」じゃなくて、照らすって意味だったのか。 ヘインサは、山の斜面に沿って建物が上へ上へと並んでいる。
大きな建物は九光楼といって、ヘインサのすべての建物の中心に位置しているそうな。 そしてこの建物の片隅では本を売っている。 3,000ウォン(約300円)? 安っ! レジにはまだ若い女性がふたりいた。日本語が少し話せるようで、なにごともなく本を買えた。お礼は「カムサハムニダ」と韓国語で言った。 本は、64ページでフルカラー。しかも写真が多く、これはなかなかお買い得な本だった。 ■ 大寂光殿 九光楼前の広場から、さらに階段を上っていくと、今度は大寂光殿という建物がある。
お釈迦様のいる本殿は「大雄殿」というけれど、華厳宗では本尊は毘盧遮那仏なので、本殿は「大寂光殿」というそうな。 ちなみに日本の華厳宗の総本山は奈良の東大寺。そういや奈良の大仏も毘盧遮那仏である。なるほど。 大寂光殿の中から読経の声が聞こえてきたけど、お経を読んでいるというよりは、まるで歌っているようだ。 勤行中なのかな、と開いている扉の中から見ると、黒い礼服に身を包んだ人たちがたくさんいて、床に頭をつける式のお参りの仕方を、ひとりずつしていた。 法事中だったので遠慮して、中はあまり見なかった。 ■ 蔵経閣と八万大蔵経 大寂光殿の裏手に、またまた階段があり、このひときわ急な階段をのぼると、ようやく八万大蔵経が収められている蔵経閣にたどりついた。ふう。
蔵経閣はいくつかの建物で構成されていて、北側にある横長の建物が法宝殿、南側にある横長の建物を修多羅殿、といい、ここに八万大蔵経が収められている。 ちょうど日本人観光客を連れたガイドさんがいたので、一緒になって説明を聞く。 韓国は、11世紀初頭、コリョ[高麗]の時代に中国(っていうかモンゴル?)の契丹に攻め入られていたそうな。 11世紀に作った八万大蔵経は、その後13世紀に蒙古によって焼かれてしまったので、現在ある八万大蔵経はその後、1236年〜1251年の16年の間に作ったものだそうな。 版木の材質は、ガイドさんの説明によると白樺と山桜。 版木を保存するため、建物にはいろいろな工夫がほどこされているそう。 向かい合った法宝殿と修多羅殿のふたつの建物には、それぞれ上下にスリット上状の窓があるけど、北の法宝殿の窓は上の窓が大きくて下の窓が小さくなっており、南の修多羅殿は窓の大きさがその反対になっている。
こんなふうに向かい合った建物の窓の大きさを変えておくと、風がうまく通って湿気がたまらないのだそうな。 へえ、うまいこと考えられているものだ。 そしてスリット状の窓から中をのぞいたのだが、暗くてあまり版木などはよく見えなかった。
そういやあ、ソックラム[石窟庵]でも仏像はあまりよく見えなかったっけ。 蔵経閣の敷地内で、日本人観光客のひとりが建物の写真を撮っていたら、英語で「写真を撮っちゃだめ!」とお寺の人に怒られていた。 え? だめなの? 怒られている人を見て、まだ周囲にいた修学旅行の学生たちが、こそこそとカメラを隠していた。 ■ 冥府殿と独聖閣 八万大蔵経本体は、結局、ふうーんと感心しただけでおわり。 大寂光殿と同じ高さの広場には、冥府殿と独聖閣などの建物があった。 冥府殿は、正面に、親指と中指で輪っかをつくった右手を胸の前に、左手をひざの上に置いた如来がいる。どうも阿弥陀如来らしい。
その右側に地蔵菩薩がいて、左側には両手を拝む形にした判官のような服装の人がいた。後で調べたら、これは道明尊者という人だった。 正面のこの三像の左右には、右に奇数番号、左に偶数番号を振られた十大王が配置されていた。像はいずれも作られたのは新しい時代のものらしかった。 6 4 2 阿 1 3 5 8平等大王○ ○7泰山大王 入り口には4頭身の四天王もいた。 独聖閣は、中をじっくり見たんだったかな?
この後、本が売っていたのとは別の売店でお土産を買い、12時12分、下山開始。 もっと八万大蔵経をじっくり見ればよかったかな?
おわり |
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