・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第44号 6日目の5
2002.12.10 発行
今回のMission ヘインサ[海印寺]近辺で昼食を調達せよ
難易度 レベル3

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
 
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月25日―5》

 鐘楼前から九光楼

 12時40分頃、ヘインサ[海印寺]の観光を終えて、バスターミナルに戻ってきた。

 さて、さすがにお腹が空いた。
 テグに戻ってから食事をするのでは、時間が遅すぎる。

 というわけで、バスターミナルの近くで食事をとることにした。
 さっき、客引きのおばちゃんがいたし、何かしら食べるところがあるだろう。

 あたりを見回すと、バスターミナルの上に「チョンジュ・シクタン」[シクタン=食堂]と書かれた食堂があった。
 うーむ、あそこにも食堂があるのか・・・

チョンジュ・シクタン
バスターミナル画像アップ!
「チョンジュ・シクタン」という
ハングルが読めますか?

 この場合、あれこれ迷うと気後れして、どこの店にも入れなくなるから、心を無にしてバスターミナルの外階段をのぼり、食堂へと向かい、ドアを開ける。
 店内には、作業服を着た男性たちと、椅子に座ってテレビを眺めている女性がひとりいた。

 女性は店の人で、わたしを見ると好きなところに座って、と身振りで教えてくれる。
 店は、手前にテーブル席、奥に座敷があったので、わたしは座敷にあがった。座敷には他に客がなく、ちょっとほっとする。

食堂内・テーブル席
食堂内。
座敷からテーブル席をのぞむ。

食堂内・座敷
食堂内・座敷。
大きな振り子時計がなつかしい。

 先ほどの女性が、緑色の表紙のメニューを持って来てくれた。

緑色の表紙のメニュー
緑色の表紙のメニュー・

 んがっ、このメニューには写真がなく、文字だけだった。
 ハングルは読めるのだが、何がどんな食事なのか、まったくわからん。

メニューの一部
メニューの一部。
これだけ見ても、何がなんだか・・・

 困ったな、時間をかければなんとかなるけど――と思っていると、先の女性がまた現れて、わたしに「イルボノナントカ〜?」と訊いてきた。

 イルボノ。「日本」を韓国語読みすると「イルボン」だから、何か日本に関係することか?
※Attention! 「イルボノ」=「日本語」でした。わたしは「日本語」=「イルボンマル」という言い方しか知りませんでした)

 そう思ってとっさに「ネー」とうなずくと、女性は「こっちへ来なさい」とわたしを手招きした。
 そして女性の後について座敷を降り、テーブル席の間をぬって歩いていくと、女性は「これを見ろ」と壁を指さした。

 するとそこには、日本語でかかれたメニューが貼られていた。
 おお〜、こりゃ便利。

 メニューには、何があったかな? 自分が注文した以外では、山菜定食なんていうのがあったことをおぼえている。値段はほとんど9,000ウォン。

 さて、何を頼むか、と悩んだところで、「焼肉定食」という漢字4文字が目にはいった。お値段は10,000ウォン。

 焼肉。そういやあわたし、韓国で焼肉食べたこと、ないんだよな。
 焼肉なんて、ふつう、ひとりで食べるものでもないし。

 いい機会だから食べてみるか、と「じゃあ、これ」と「焼肉定食」の漢字を指さすと、女性は「わかった」とうなずいた。
 どうにか注文、無事終了。

 そして座敷に戻り、ふと「待てよ、韓国で食事に10,000ウォン(約1,000円)? それってめちゃくちゃ高すぎじゃん?」ということに思い至る。

 げっ、わたしボラれたかっ!?
※Attention! 前にもいつだったか触れましたが、ハワイで日本語のメニューは、英語のよりも割高だったことがあるそうなのです)

 そしてメニューを見直すと、10,000ウォンの食事はない。

 がーんっ! やられた? もしかしてわたし、だまされた?

 ショックを受けて一瞬落ち込んだが、それはすぐにカン違いだとわかった。

 なぜなら、やがてやってきた先の女性が、大きな銀のお盆に、白い小皿をこれでもかっ! と大量にのせてやって来て、わたしの前に次々と並べていったからだ。

 そしてこの時ようやく気がついた。

 壁の貼り紙に書いてあった「焼肉定食」の「定食」は、日本の「定食」じゃない。
 韓国の韓定食のジョンシク[定食]だっ!

 そうしてテーブルの上に並べられた小皿の数はなんと12。
 そこへ少し遅れて焼肉のちょっと大き目のお皿が来て、さらに煮えたぎる味噌汁とステンレスの蓋付きの器に入ったご飯も来た。

 というわけで、器の数は総勢15。
 た、食べきれないって、こんなに・・・

焼肉定食
これが焼肉定食

 あーん、どこの日本人が「定食」って言われて、こんなに皿数の多い料理が来ると思うよーっ!(T_T)

 しかし、食う。
 出されたからには食うのだ。

 料理の詳細は下記の通り。

1.ご飯
 ふつうの白いご飯

2.味噌汁
 煮えたぎってて熱いっ! しかも辛い・・・
 具は、豆腐大根、ズッキーニ、ネギ、青い唐辛子のぶつ切りなど

沸騰中の味噌汁
沸騰中の味噌汁

3.焼肉
 焼肉というよりも、日本で言うところの野菜入り肉炒め、という感じ。しいたけ、ねぎ、たまねぎ、とうがらし、ズッキーニとともに肉が炒められている。
 辛くはない。少し酸味を感じるような味付け。

メインディッシュ
メインディッシュ

4.厚揚げをうすく切ったのを煮ふくめたようなもの

5.酢漬けのにんに
 臭いがない

6.小女魚の佃煮、みたいなの

7.青菜のおひたし、のようなもの

8.青菜のごまあえ

9.青菜のキムチ

10.えごま(?)のキムチ
  すごく辛い

えごま(?)のキムチ
えごまだと思うのですが・・・違うか?

11.切り干し大根(?)のキムチ
  かむと甘い

12.白菜のキムチ

13.黒豆を煮たもの

14.わらびの水煮

15.とうがらしを煮たもの

 さすがにすべての料理の完食はムリ。
 どうにかメインディッシュだけは食べきり、食事終了。

食事終了
食べ尽くしたといよりも、
食い散らかした?

 わたしの口に合わないものひとつもなく(とうがらしの煮物? は食べなかったけど)、どれもどこかなつかしい味のする料理だった。

 それにしても、韓国の料理は、値段に見合うだけの質と量を保障してくれることを、身を持って実感した。

 1時27分、会計をして外に出る。
 満足な昼食であった。

おわり


今回のMission ヘインサ[海印寺]近辺で昼食を調達せよ
難易度 レベル3
今回のMission結果 成功 (^ ^)
本部からのコメント むやみやたらに人を疑ってはいけませんが、それにしてもまさか「焼肉定食」をたのんで、あんな料理がくるとは思いませんでしたね。まあ、美味しかったのですから、よしとしてください。
食事は、だいぶ回数をこなしてきましたが、レベルは3のままにしておきます。次回もがんばってください。

 

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