・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第56号 8日目の3
2003.2.18 発行
今回のMission ポモサ[梵魚寺]をリポートせよ−1
難易度 レベル0.5

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
 
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月27日―3》

 ポモサ[梵魚寺]

 8時54分、ポモサ[梵魚寺]着。
 バスから一緒に降りた人たちはあっという間に姿を消し、バス停にはわたしひとりが残された。

 とりあえずは、バスの中から見えた「梵魚寺」と彫られた石を撮影し、次にお寺があるらしい方向へ向かって歩き始める。

ポモサ[梵魚寺]入口
[梵魚寺]入口

 お寺は山の上にあるので、当然道は坂。その途中に入山料を支払うチケット売り場があった。

 おお、ヘインサ[海印寺]ではお金を払うところを見なかったが、ポモサにはちゃんとあった。
 というわけでちゃんと払う。大人ひとり1,000ウォン(約100円)。

 ヘインサの時と同じように、周囲に木立の広がる渓流沿いの道を歩いていく。
 川の中には大きな岩がたくさんごろごろ転がっていた。

渓流
渓流。石が大きい。

 ふうん、ここはプサンの市街からそんなに離れているわけではないのに、けっこう山の上の方なんだな。

 木立の中にはリスがいて、ちらっとその姿が見えた。

ポモサ参道
ポモサ参道。
道の両側にはカラフルな提灯が続く。

 背後から、ざわざわとしたたくさんの人が近づいてくる気配がした。

 うおっ、しまった。ここもプルグクサ[仏国寺]のように修学旅行生で埋め尽くされるのかっ! といや〜な予感とともにふり返ったが、そこにいたのは大量のおばちゃん集団だった。

 おばちゃんかあ。
 なんだろう? ポモサ・ツアーとかの団体旅行でもあるのかな?

 しばらく歩いて、第一の門到着。
 門の名前は曹渓門。さらに、「禅刹大本山 金井山梵魚寺」という扁額がかかっている。

曹渓門
曹渓門。4本柱の一柱門。

 ヘインサは華厳宗のお寺だったけど、ポモサは禅宗のお寺というわけだ。

 この門の次に、ド派手な四天王像が安置されている門がある。
 ほな、じっくり写真でも撮るか――と思ったのだが、その門の近くまで来ると、あたりに割れんばかりに響く読経の音が聞こえてきた。

 む。もう9時過ぎてるけど、朝の勤行の時間なのか?
 ヘインサの時のように、何かおもしろいものが見られるかもしれん。

 というわけで、撮影はひとまずおいといて、境内へ直行だっ!

 門をくぐって階段をのぼると、お坊さんがお線香を配っていた。
 お布施がいるのか? よくわからないので避けて通る。

 そして階段をのぼりきると、正面にたちふさがるように建物がある。
 それを迂回して境内に足を踏み入れると――うおおっ! なんじゃ、この境内を埋め尽くすおばちゃんの大軍は――っ!

ポモサ境内
ポモサ境内。みっちりおばちゃん。

 しかも、右手の方にはチベットの大タンカ(タンカ=軸装仏画)みたいなものが掲げられているぞ。

ありがたい光景1 韓国版タンカ
ありがたい光景1
韓国版タンカ

 さらに、おおっ、本堂からは五色の布が、プリズムで分けられた光のように向かいの建物にのびている。

ありがたい光景2 五色の布
ありがたい光景2
五色の布フラーッシュ!

 いったい今日は何の日なの〜〜っ!?

 最初は、旧暦でお釈迦さまの誕生日を祝っているのか? と思ったのだが、どうもちがうらしい。

 で、あとでこのお祭り(?)のパンフレットのようなものを入手できたのだが、肝心な部分はハングルでしかかいてなかったのでちっともわからなかった(-_-)。

 なので帰国後調べてみたら、「第102回 梵魚寺 金剛戒壇 菩薩戒 受戒san-rim」というイベントをやっていたのだそうな。
(※Attention! 「san-rim」は不明。日本語で「さんりん」という音になる言葉だと思うが)

 まあようするに、菩薩戒を受けるイベントだったのであろう。

 境内には、よく見ると標識みたいなものが立っていて、それぞれに番号がふられている。
 どうも、グループごとにここに並べ、ということらしい。

 はあー、ということは、これは無秩序に集まった群衆というわけではないのだな。

 五色の布の終端にあたる建物の外では、袋入りのお経のようなものが売られていた。それがまた飛ぶように売れる、売れる。
 買うとお坊さんがささっと墨と筆で何か書いてくれていたと思う。

お経(?)販売所
お経(?)販売所

 位の高いらしきお坊さんが、大タンカの前で読経している。
 それも、お坊さんが一節(?)唱え終わると、それに続いて今度はおばちゃんたちが一節唱えるという方式。
 むう、まるで歌声喫茶だ。

 しばらくぼーっとしていたが、ここに突っ立っててもしょうがないや、と思い、男のお坊さんを引くと、おばちゃん率99.5%くらいになる境内を歩く。

 んがっ、周囲の雰囲気に圧倒されてしまい、何を見ればいいのだかよくわからん。
 とりあえず一段高いところにある大雄殿前まで移動し、ふたたびぼーっと境内を見下ろす。

ありがたい光景3 上から見下ろすとこんな感じ
ありがたい光景3
上から見下ろすとこんな感じ

 すると、後ろから「アガシ〜、シャッター」と声をかけられた。
 ふり返ると、身なりのよいおじいさんが、手にカメラを持って立っている。
 さらにその後ろには、おばちゃんの一群とお坊さんがひとり。
 ああ、記念撮影をしてほしいのね。

 てなわけで、写真を撮ってあげた。
 後でお坊さんににっこり笑ってお礼を言われた。

 ま、このあたりでようやく心が落ち着いた。
 どれ、建物を見てまわるか。

おわり


今回のMission ポモサ[梵魚寺]をリポートせよ−1
難易度 レベル0.5
今回のMission結果 つづくので次回
本部からのコメント めずらしいものが見られてよかったですね(^ ^)。日本でも菩薩戒の受戒式はやっていますが、見たことなかったですものね。
次回はお寺そのものをリポートしてください。

 

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