・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第60号 8日目の7
2003.3.20 発行
今回のMission ヘウンデ[海雲台]へバスで移動せよ
難易度 レベル3

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
 
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月27日―7》

 バス探し

 お昼を食べ終わって外に出て。
 次はヘウンデ[海雲台]行きのバス探しだ。

 プサン駅前からヘウンデに行くには、某『地球の歩き方』によると、307番のバスに乗ればよい、と書いてある。
 でも、ホントか?

 そもそも市内バスに乗る、という不安があるので、いまいち信じきれない。

 なので、プサン駅前の観光案内所に行ってみることにした。
 昨日は夕方遅かったので閉まっていた(みたいだった)けど、今日は昼間だし、開いてるだろ。

 と思って観光案内所の前に行ってみたのだが――がーんっ! 閉まってるっ!?
 今日も室内が暗くて、一部のシースルー・シャッターが降ろされてるよ〜

 しかし、ふと、「もしかしてこれは、ただ単に室内が暗いだけで、営業しているんじゃないだろうか?」という疑問がうかびあがった。

 試しにガラスドア越しに暗い室内をじっと見てみると、人影が動いた。
 あっ! やっぱこれ、営業しているんだ。

 思い切ってドアを開けて「アンニョンハセヨー」と声をかけながら中に入ると、やはり中に人はいた。わたしの姿をみとめると、ひとりの女性がすぐに立ち上がってこちらにやってきた。

 「日本語でいいですか?」と日本語でたずねると、すぐに女性は「どうぞ」と日本語で言ってくれた。
 おお〜、助かる〜

 で、プサン駅前からヘウンデに行きたいけど、何番のバスに乗ればいいか? と訊いたら、302番と2001番のバスをすすめられた。
 ああ、2001番のバス。釜山ナビでも紹介されてたな。
※Attention! 正確には、2001番特急座席バス、のようです)

 2001番のバスに乗ることに決め、お礼を行って外に出る。
 すると、わたしと入れ違いに、白人男性が入ってきた。
 あ、この人、さっき観光案内所の周りをうろうろしていた人だ。

 なんだ、この人も観光案内所が開いてるかどうかわからなくて困っていたのか。
 さっさとドアを開けて入ってみりゃよかったのに〜、と思うのは、欧米人はみな積極的な性格である、とわたしが勝手に思っているせいだろうか。

 そしてこの男性、わたしにバスを教えてくれた女性に「Can you speak English?」と訊いていた。
 ふむ、わたしがいつも口にする「日本語で(訊いて)いいですか?」と同じようなニュアンスなのかな。

 そう考えると、他国の人間に自国の言葉でものをたずねる時の切り口は、国がちがっても一緒なんだな〜、などと考えつつ外に出る。
 


 ヘウンデへ

 さてバス。
 観光案内所の女性は、ありがたいことにバス停の位置も教えてくれた。
 まあ、プサン駅前は広いから、だいたいの位置を教えてもらっておかないと、探すのが大変なのだろう。
 実際わたしも、空港行きのリムジンバス乗り場を発見できなかったわけだし。

 お昼を食べた店の近くにある高いビルの前にバス停はある、とのことだったので、言われた通りに行ったら、ちゃんとバスの標識を発見できた。
 しかし、「2001」の文字はない。

 あれ? と思ったが、よく見るとバスはこの標識以外のところにも停まって、乗客を乗り降りさせている。

 まだ先にもバス停があるのか――っていうか、もしかしてバス会社ごとに標識が立ってる?

 そういや、日本だって路線ごとに標識の立っているところが違うもんな。
 なるほど、そういうことか。

 そして無事2001番のバス停発見。2001と2003のバスが発着するバス停だった。

 待つことしばしの12時46分、バスが来た。2001の文字がすごく目立つバスだ。
 問題なく乗り込み、料金箱に1,300ウォンを入れる。

 座席についてほっとしたけど、次は「ヘウンデで降りる」というミッションをこなさなければならない。緊張する。
 さいわい、釜山ナビからプリントしてきた2001番のバスの路線図が手元にあったので、それと外の風景をにらめっこしながらその時に備える。

 ちなみにこのバス、始発はチャガルチの近くのチュンムドン[忠武洞]というところ。

 プサン駅からのヘウンデまでのバス停は下記の通り。

1.プサン駅
2.プサンジン駅[釜山鎮駅]
3.慶星大学校
4.テナム交差路
5.クァンアンリ海水浴場[広安里海水浴場]
6.スヨン交差路[水営交差路]
7.テウ・マリナアパート[大宇マリナアパート]
8.ヘウンデ海水浴場

路線図
路線図がバスの天井に貼ってある

 12時49分、プサン駅のとなりのプサンジン[釜山鎮]駅通過。

 道は、けっこうアップダウンが激しい。
 海といえば九十九里、という千葉で育ったわたしには、海岸沿いの町は平らなものだ、というイメージがあるから、なんとなく不思議。

 周囲のバスをよく見ていると、けっこうヘウンデ行きのバスがある。
 139番のバスは「忠武路←→海雲台」となっていた。
 ふむ、302や307、2001の他にも、ヘウンデへ行くバスはたくさんあるんだろうな。

 1時11分、クァンアンリ海水浴場のバス停通過。

 ずっと気が付かなかったのだが、このバス停でふと、車内アナウンスが流れているのに気づいた。
 次の停車駅は「マリナ・アパート」という。

 おいおい、待てよ。次はスヨンじゃないの?
 まあ、特に(わたしには)問題なかったけど。

 クァンアンリのあたりは、大きな道路工事をしていたので、道が大渋滞していた。

車窓
たぶん、渋滞中に撮った車窓の風景

 1時18分、正面に「⇒ヘウンデ」と矢印とハングルが書かれた看板が立っていた。うん、間違いなくヘウンデに向かっている。

 1時21分、右手に大きな川が見えてきた。
 その先に、川から海(?)へと続く高速道路の高架のような橋が、何本か交差しあっている。

 おお〜、なんかようわからんがすごい。

高速道路の高架のような橋
画像右奥に橋が写っている

 1時25分、ようやく海が見えてきた。

 道の左手にはきれいなアパート(マンション?)群、右手にはヨット・ハーバーや体育館のような建物、それに消防署があった。

 1時28分、テウ・マリナ・アパートのバス停に到着。
 よく見たら、右手にカルフール(Carrefour)がある。
(※Attention! カルフール=フランスのスーパー。日本には東京・千葉・埼玉・大阪の4店舗がある)

 ふうん、韓国にもカルフール、あるんだ。知らなかった。
 まあ、お隣の中国にもあるしな。

 そしてこのテウ・マリナ・アパートのバス停の次がヘウンデのバス停。

 バスは、テウ・マリナ・アパートのバス停を出ると、右手に海岸線が続く道を走りはじめた。
 うん、これは間違いなく次のバス停はヘウンデだ。

 どうしよう。降車ボタンを押してベルを鳴らすべき?(鳴らすべきだ!)――と悩んでいるうちに、わたし以外の誰かが降車ベルを押した。

 あ、よかった。わたし以外にも降りる人がいるんだ。

 そして1時31分、まちがいなくそこがヘウンデのバス停であることを確認して、無事に下車。わたしのほかにふたり、ここで降りた。

バス停付近の風景
バス停付近。右下にバス停がある。

 ああ、ヘウンデだ。
 おお、砂浜だ〜〜〜っ!

海へ向かう
海へ向かう
砂浜と海
砂浜と海

 海はチャガルチ市場で見たけど、砂浜ははじめてだ。

 ヘウンデは、誰かが香港のレパルス・ベイ(映画「慕情」のロケ地)に例えていたような気がするけど、日本人のわたしには熱海のように見える。

砂浜から。
砂浜から見るとこんな感じ。
なんか、なつかしい風景だ。

 まあ、同じアジアだしな。似たようなものだろう(熱海はすっかりさびれてしまっているそうだが)。

 韓国で砂浜のある海が見られてよかった。
 ここでは特にすることがあるわけではないので、落ちてる貝を拾ったりしてのんびりとすごした。

ヘウンデでひろった貝
ヘウンデでひろった貝。
ちなみに、手前の黒と白の細長い巻貝は、
浜辺沿いの店でゆでて食べ物として売ってた。

おわり

今回のMission ヘウンデ[海雲台]へバスで移動せよ
難易度 レベル3
今回のMission結果 成功(^ ^)
本部からのコメント バスを降りるまでがどきどきで大変でしたが、無事に目的地で降りられてよかったですね。ゆっくり海を眺めて疲れをとってください。

 

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