・・Korea 9days ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
韓 国 9 日 間  徒 然 日 記
第65号 9日目の2
2003.5.12 発行
今回のMission テジョンデ[太宗臺]を観光せよ
難易度 レベル1

発行責任者 ちはる

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Turezure Diary・・
 
この日記は、ちはるが実際に韓国でつけていた日記をもとに、加筆、修正、再構成したものです。
今回ちはるは韓国に行きましたので、呼称に関しましては在日本大韓民国大使館HPの記述に基づき、地域は「韓半島」、人は「韓国人」、言語は「韓国語」と表記します。特に政治的な意味はありません。
もしかしたら文中に、不適当な発言、あるいは間違った記述があるかもしれません。その場合はどうぞ容赦なくご指摘ください。ただし、旅の折々で胸の内に生じた感情については、あえてそのまま書いている場合もあります。どうぞご了承ください。

《2002年4月28日―2》

 テジョンデ

テジョンデ案内図
テジョンデ案内図

 案内板で、デジョンデ公園の全体像を把握し、さっそく歩き始める。
 道は車道と歩道にわかれていて、道の左右にはゆたかに緑がしげっている。ちょっと森林浴気分。

つつじの花咲く周遊路
つつじの花咲く周遊路

 あまり風のない上り坂を歩いていくと、途中にお寺があった。テジョンデにはいくつかのお寺があったな。全然入らなかったけど。

太宗台に太宗寺。わかりやすい。
太宗台に太宗寺。わかりやすい。

 歩き疲れた人のためになのだろうか? 道端にはわき水を飲める水飲み場なんぞも作られていた。

水飲み場
水飲み場。
子カエルを背に乗せた、
大きなカエルの口から
水が出てました。

 坂道を登り続けて9時15分、ようやく坂の頂上に着いた。ふう。
 近くには「便利店」とハングルで書かれた売店とトイレがある。
 よく見ると案内板もあった。灯台入り口まで400メートルとある。

これがその案内板
これがその案内板

灯台入口400m。
韓国語はわからないけど、
これくらいならわかる。

 灯台か。きっとこの灯台がテジョンデにおける最大観光スポットなのだろう。
 以後、灯台を目標に歩いていく。

 この便利店のある場所から、道は下り坂になった。楽ちん。
 しかし、いきなり左手の海から吹く風がめちゃくちゃ強くなった。

下り坂〜
下り坂〜

 右手の山肌には野性の藤の花が生い茂っていた。
 日本と植物相が同じだなあ、と思う。

 9時29分、左手の崖下に灯台らしき建物が見えてきた。
 ふうん、このちいさな島の一番高いところにあるのではなく、島の突端にあるのか。

 しばらくすると、灯台入り口、と漢字でも書いてある看板を発見。

今度はこんな案内板でした
今度はこんな案内板でした。
遊覧船も出てます。

漢字部分アップ!

 その看板のあたりから崖下に降りる道が整備されているのだが、下から登ってくる人はみんな、ものすごく息が切れている。
 わ、わたしでも大丈夫だろうか? かなり運動不足なので心配。

 しかし、ここで灯台に行かなければテジョンデに行った意味がない。行く。

 最初は左右に緑がうっそうとしげる中、階段を降りていったのだが、途中からは海風に吹きっさらされる道となった。

最初はこんな坂を下ります
最初はこんな坂を下ります

 崖の下をのぞきこんでみると、大きな岩場があったのだが、その上に豆粒のように小さな人影が動いている。

崖っぷち
崖っぷち
で、こんな岩場があって、しかもその上に人がいる!
で、こんな岩場があって、
しかもその上に人がいる!
豆粒のような人影、わかりますか?

 ひええっ! あんなところに人がいるよ。
 きっと足場は悪いだろうし風は強いだろうし、危険だろうに。
 度胸があるっつーか、無謀っつーか。

 ちょっとあれには挑戦してみる気になれなかった。

 灯台まではわりとあっさり行けた。真っ白な灯台だった。
 でも、中には入れなかった。残念。

灯台
灯台

 なので、灯台の近くから遠くを見やるのみ。
 目を凝らして見てみたけれど、確認できたのは水平線に浮かぶ船くらいのものだった。

 今日は日曜日なので人が多い。せまい灯台の敷地内ではすぐに身動きとれなくなるので、9時45分、さっさと上に戻る。

 ふたたび頭上を緑におおわれた階段を登っていると、一群のおばちゃん連のひとりに声をかけられた。
 なんだ? と思っておばちゃんの指さすところを見てみると、なんとわたしの服の肩に毛虫がついているっ!

 ひいぃっ! わたしは田舎育ちだが、虫はまったくだめなのだっ!

 思わず「とって!」と日本語で叫んでしまったら、おばちゃんは「そんな私も虫はキライなのよ」という顔をしつつも、言い出しっぺなので責任をとらないわけにはいかん、という様子でおよび腰でこわごわしながらも、毛虫をはらってくれた。

 ありがとう、おばちゃんっ!(T_T)←感涙

 お礼を韓国語で言いつつ、会釈して別れた。

 その後も、緑豊かな遊歩道を、左手に海を眺めつつ歩く。
 すると今度はレストランが入ってる施設が海沿いにあらわれた。展望広場みたいなところが海にはりだしているので見に行ってみる。

 広場の周囲には柵がはりめぐらされており、その前には観光地のお決まり、有料の望遠鏡がある。
 よく見ると、「對馬島全景視」と漢字で書いてあった。

観光地のお約束・望遠鏡
観光地のお約束・望遠鏡

文字部分アップ!

 ふうん、ここから馬が見えるんだ。

 しかし、この日は天気が悪かったので、対馬なんてまったく見えなかった。

展望広場karaの眺め
展望広場からの眺め

 ここの施設は特に中に入らずさっさと流す。
 相変わらず左手に海が見えるのだが、日の差す角度が変わったのだろうか? 海の色が美しいエメラルド・グリーン色に変わってきた。

 わあ、きれい――と思ったのもつかの間、なぜか海の方から演歌が聞こえてきた。
 それも、のんびりした演歌じゃなく、ビートの打ち込み数の多いニュー演歌みたいなやつ。

 なんだ? なんなんだ?
 昨日、ヘウンデで乗ったがんがん演歌を流しながら運航していた遊覧船の記憶が新しいので、もしかして遊覧船? と思ったら、本当に遊覧船だった。

 むーん。日本じゃ演歌って中年以降の音楽だと思うが、韓国の遊覧船って若者が乗らないんだろうか? それとも若者にとっても演歌が身近なんだろうか? あるいは、韓国では遊覧船と演歌ってかならずワンセットになっているものなのだろうか? 謎。

 そして10時25分、行きに案内板を見たロータリーに戻ってきた。
 ふう、1時間以上かかったな。

 けっこう疲れたので、藤棚の下にあるベンチで休憩。
 下界を見下ろすと右手の山の中に寺が見えたが、お寺はもういいや。行く気なし。

 行きはのぼりだった坂道を、今度はゆっくり下りながらテジョンデを後にした。

テジョンデからの岐路
テジョンデからの岐路
おわり

今回のMission テジョンデ[太宗臺]を観光せよ
難易度 レベル1
今回のMission結果 成功(^ ^)
本部からのコメント もっと時間がかかるかと思いましたが、1時間程度でしたね。まだ早い時間だったので、散策にはちょうどよかったのではないですか? ま、だいぶお疲れのようですが。
昨夜あれだけ食べたけど、朝食はまだなのでおなかが空いたでしょう。そろそろ帰国前最後の食事などしてください。

 

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