欲張り!!アメリカ&カナダ・ワーキングホリデー

 

 

§§§海外への憧れ§§§

 

語学研修で、すっかり海外の魅力に付かれた私は、もっと長く滞在したくなった。

この頃には、海外旅行雑誌にも、長期滞在のいろいろなプランを持つ会社も

たくさん紹介されていて、何件かに電話して資料を取り寄せた。

またアメリカへ・・・と思っていたけれど、留学するとなるとかなりの費用がかかった。

そこまでの貯金が無かった私は、ワーキングホリデーなる制度を目にする。

現地で働くこともできる、1年間有効のビザだった。当時は3カ国間との制度で

カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの中から選ぶことができた。

(現在は加盟国も増えて、フランスやイギリスなどもあるそうです)

オーストラリア・ニュージーランドは私にとって、当時は未知の世界で

一体どんな所なのか想像もつかなかった。カナダだってあまりイメージは沸かなかった

けれど、アメリカに近い!!というたったそれだけの理由でカナダに決めた。

 

 

§§§LICとの出会い§§§

 

いろいろ資料を見比べた結果、LICと言う会社に興味を持った。

そこのカナダ・ワーキングホリデーのプランの中に、3ヶ月間アメリカで

英語を学んでからカナダへ渡れるというものがあった。その3ヶ月間はホームスティをし

英語学校に通い、海外生活に慣れてから本格的にカナダで働こうということ。

アメリカにも滞在できるし、確かに英語もままならないまま、カナダで果たして仕事が

できるのかと言う不安もあったので、これはちょうどいい!!と早速説明会に申し込んだ。

 

§§§95年・春§§§

 

あっという間に旅立ちの日が来た、プログラムに申し込んでからは、

モデルプランに沿って計画をした。航空券の手配や海外保険、渡米前の歯の治療など。

カナダには1年も滞在するのだからと、荷物もかなりの物になり、船便で先にカナダの

LICオフィスに送った。友達や家族と離れる寂しさよりも、緊張と期待の方が強かった

ような気がする・・・そして渡米

 

サンホゼ空港では、LICオフィスの人(Tさん)が出迎えてくれた。同じ日に到着の人が

他に二人・・・。みんなバンに乗り込んで自己紹介がてら話をする。Tさんからも

注意事項やこれからの予定等の話があり、1時間ほどでオフィスに到着。

(当時オフィスはウォールナット・クリークという、サンフランシスコ郊外にあった)

そこでまた説明を受け、その日はみんなホテル泊。   

 

§§§ホームスティ・1§§§

 

翌日、Tさんのお迎えで一旦オフィスへ行く。実は学校が次の週まで休みなので

その間観光をしてはどうかということ。同じ日に着いた者同士、計画をして半日を過ごす。

午後からはTさんに連れられ、それぞれホームスティ先へ・・・

私が入ったのは、メキシカンアメリカンの家族。すでにもう一人日本人の女性がスティ

していた。この家族との出会いが、後の私の人生を大きく変える?!

 

Kさんは少し年上の頼り甲斐のあるお姉さんという感じの人で、学生ヴィザで

留学をしている人だった。目的意識のはっきりある人で、この人との出会いも

私に大きく影響した。ホストファミリーは小学生の女の子を持つ3人家族。これまでにも

何人かの日本人を受け入れていると言うことで、とても慣れている様子だった。

部屋にも日本人からのお土産であろう品がたくさん飾ってあって、私が持っていった

ようなものはすでにあったりして・・・

これからホームスティをする人は、そこの家族が以前にも日本人を受け入れているか

どうか確認するのもいいかもしれない。日本文化を!!なんて気合入れて

お土産を持っていっても、すでにそこの人には珍しい物ではないかもしれない・・・・

 

§§§アダルトスクール§§§

 

私が行った語学学校はアダルトスクールと言う、どこの街にもある公立の

教育センターのような所。基本的に18歳以上の市民であれば、

誰でも勉強ができる学校です。様々なクラスがあり趣味の分野のような、絵画や音楽

ダンス・裁縫と言った物から、技術的なもの、本格的に資格の取れる医療や

ビジネス・コース、コンピュータまで・・・

一般の専門校や大学よりも安く(物によっては無料で)受講できる。

その中のひとつとして、移民者向け(英語が第2カ国語の人)に英語クラスがある。

これもたいてい無料で受けられる。学期途中からでも始められるので、短期でもOK。

初日にレベルテストを受け、クラスが決まる。私は学生時代、英語の先生が大嫌いで

英語の成績は(-_-;)だったので、文法はずいぶん下の方のクラス。でも、洋画・洋楽に

はまっていたので耳は慣れていたのか、会話のクラスは中程度だった。

担当の人に、「日本人はたいてい逆パターンなのにね・・・」と言われた。

(文法は上級・リスニングはあんまり・・・というパターン)

 

当時、学生ヴィザでアダルトスクールに通えたので(今は駄目です)学校には

たくさんの日本人がいた。クラスは80%が日本人、次いでラテン系、アジア系

ヨーロッパという感じだった。午前中に文法、午後からは会話の授業。

アダルトスクールに限らず、現地で語学学校に通い上達しようと思ったら、それは本人次第。

よく、日本人がたくさんいると上達しないみたいな事言う人もいるけど、やり方次第で

どうにでもなるもんです。確かに同郷同士つるんでるのは楽しいし、それがいけない訳じゃない。

私はせめてクラスにいるときは、日本語使うの止めようって提案した。カッコつけて・・・と思う人も

いたかもしれないけど、みんな本当はそうしたいけど、恥ずかしがって言えない人もいるから

きちんと話せば、そうだね!ってわかってくれる。あとは積極的に他国の人に話し掛ける。

結構これが初めは勇気要るけど・・・ESLクラス(English As a Second Language)にいる限り

お互い英語ができないのは当たり前だから、かえって話しやすいし・・・。

 

 

§§§放課後§§§

 

スティ先から学校までは、バスで通った。片道1ドル、2回まで乗換えが可能。

学校が終わると、バスを乗り継いで街まで出てうろうろした。良く行ったのは映画館。

アメリカの映画館はとにかく安い!午後5時までの回であればマチネの値段(5ドル以下)

見る事ができた。当時は内容をすべて理解できるほどの英語力は無かったけど、それでも

楽しめたし、もちろん勉強にもなった。ひとつの映画館にいくつものスクリーンがある

今でいうシネコンプレックス型なので、一回入って何本も見ることもあった。

あとはショッピングモールを見て歩いた。

 

§§§ホームスティ・2§§§

 

ホームスティ先は快適だった。6畳くらいの部屋にベッドと机、バスルームはもう一人の日本人

Kさんと共同。食事も含まれていたが、朝食はみな家を出る時間が違うので、勝手にキッチンにある物を

食べる、昼はたいてい外食(学校の周り)夕食は家族で・・・。ホストマザーがメキシコからの

移民だったので食事はたいていメキシカンだった。これは私にとってはとてもラッキーだった。

メキシコ料理はアメリカンよりヘルシー・しかもとってもおいしい(^^)

後片付けなどは積極的にしましょうね。お金を払っているとはいえ、部屋を借りているわけだから

きれいに使うのは当然です。週末は結構いろいろ連れていってくれたりしました。

特にママのお姉さん(Bさん)が、独身でパーティー好きだった。

初めていったパーティーは「ベイビーシャワー」

これは妊娠した人に対する元気な赤ちゃんを産んでね!と言う意味のパーティ。ゲームなどをして

楽しんだ。他にも夜、ダンスクラブに連れていってもらった事もある。な〜んと私はここで将来の

旦那に出会ってしまったので、ホントにホストファミリーには感謝!!なんですけど(^.^)

スティ先と言うのは結構、合う・合わないがあるようです。大事な事は、自分をお客だと思わない事。

生活のルールを守るのはもちろんの事、自分から積極的に参加する姿勢も大切だと思う。

彼らにも彼らの生活があるので、いろいろ期待しすぎない事。そうすればうまく行くと思います。

 

§§§カナダへ渡る§§§

 

初めの計画では、アメリカに3ヶ月の予定だったのだが、LICオフィスに入ってくるカナダ現地の

情報などを聞くうちに予定変更。カナダオフィスのあるバンクーバー周辺は、夏が観光シーズンなので

求人はシーズン前の5月ごろから始まるとの事。私は4月に渡米したので、3ヶ月居るとカナダ入りが

7月になってしまう。それでは仕事探しには遅すぎるのでは・・・と思いきってアメリカを切り上げ

5月中旬にカナダへ渡ることにした。こういうこともオフィスでは相談にのってくれて、カナダ行きの

手配などもしてくれた。楽しかったアメリカと別れをつげ、いざカナダへ・・・

サンフランシスコ空港までは、オフィスの人が送ってくれてそこからバンクーバーへは1時間半くらい。

現地ではカナダオフィスの人(○さん)が出迎えてくれた。ここでは○さんの家に滞在。

まずはどこを自分の拠点とするかが問題となる。オフィスがバンクーバーなので、たいていの人は

バンクーバー滞在をするらしいが、スキー目的できてバンフなどへ移る人もいれば、ナイアガラの方へ

行く人もいる。オフィスではワーホリメーカーの多い都市の求人等も紹介してくれるが、基本的には

自分で新聞などから探す。滞在の仕方も様々で、アパートを借りて数人でシェアするのが多いようだった。

そういう情報もいろいろアドバイスをくれる。私はカナダに対して漠然としたイメージしか

持っていなかったので、どこへ行こうか迷った。そしてふと目にしたガイドブックで、ビクトリアという

街に興味を引かれる。「ビクトリアに行きます!」と○さんに告げると、

「あそこはうち(LIC)から行く人めったにいないから、情報無いなー」と言われるが、何とか自分で

がんばってみようと決意!それでも次の日、○さんがずいぶん前に一人行った人がやってた

ベビーシッター先に問い合わせてくれた。すると、ラッキーにも今も募集しているからやって見るかと

言う返事!!電話で簡単な内容を聞き、決めてしまった。翌日にはすべての荷物を持って、ビクトリアのある

バンクーバー島に渡っていた。

 

 

 

 

 

パート2へつづく・・・

 

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