タイ・ミャンマー鉄道の旅
 米国映画「戦場にかける橋」はタイからミャンマーをつなぐ鉄道を、旧日本軍に捕虜になった連合軍兵士が建設した歴史を背景にしたものである。この鉄道が少しの距離ではあるがタイの観光地カンチャナブリから奥へ現存し運行されている。全長50km程度の距離であるが、単線のディーゼルカーが今も1日3往復程度運行されている。利用するのはほとんどが観光客であるが、この鉄道が出来た背景から欧米人の観光客が比較的多いものの、日本人はカンチャナブリまで来てもこの鉄道に乗る人は少ない。なお川と山のある風景はバンコク近くにあまりないため、現地人の観光客も結構多い。
 この鉄道は単線の待ち合わせもあって恐ろしく時間がかかり、往復5時間かかった。もう7〜8年前ではあるが、運賃は往復34バーツ(何と円換算で100円!)であった。
 これがクワイ・ヤイ川にかかる橋で現在の鉄道はここを通っている。この橋は戦時中に連合軍に破壊された橋ではなく後になって架けられた橋である。戦時中の橋は写真を撮っている場所で約300m上流にあった。この写真の中央に少し突き出ているのが当時のレールの一部である。なお映画「戦場にかける橋」ではもっと橋脚が高い渓谷にかかっていたが、これは米国内のロケ地らしい。
カンチャナブリの駅は橋よりバンコック方面へ800Mほど戻ったところにある。ここの駅で切符を買って乗る。
駅のプラットフォームで待つ客。これはタイ人の観光客。
カンチャナブリを発車するとすぐクワイ・ヤイ川鉄橋にさしかかる。この鉄橋は橋の観光客が歩行できるようになっている。汽車が来ると歩行者はこの様に退避場で通りすぎるのを待つ。
橋から下流を望む。
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