トルコの徴兵
私の国では徴兵なんて戦争をしていた頃の話であり、たまに満州に遠征に行ったおじいちゃんの話を聞いて「うわあ、兵隊になるって大変なんだなあ」ってあたかも人事のように思っていたが世界は広し。たまたま今、日本が戦争をしていないだけで
周りを見渡せばすぐにでも戦争の準備をしなければいけない国も存在する。
韓国・台湾・インドネシアもそうだし、トルコも例外ではない。この国ではだいたい20以上の男性全員に徴兵が課せられている。期間は大学をでたか否かで決まる。大学を出ていれば8ヶ月、そうでなければ16〜18ヶ月。場所は西出身者は東へ、東出身者は西へ派遣される場合が多い。←あくまで10年くらい前の話だよ…西は警備が中心だけど東はグルド人との戦闘もあり殉教者もかなり出ている…徴兵は行きたくない、でも自分の国を守る為に行かなきゃいけないよ…トルコは沢山の国と国境を接している。イラン・イラク・グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン・シリア。東側だけでもすごい数でしょ?だからいつ戦争がおきても不思議ではなんだよ…
これは実際にトルコ人の友達から聞いた話。彼は8ヶ月の徴兵だったけど国を守るためという事をとても重要に捉えていた。
「ところで君の国は兵隊はいないの?」 「…私の国では敗戦後の憲法で戦争放棄をしているから軍隊はもたないし交戦力も認めてないよ。 でも実際に自衛隊っていうグループが存在して今はそれを憲法で認めるか認めないかで問題が起こってる。」 「…でもどうして?兵隊がいなかったら君の国が攻められたらどうするの? 「…だって日本は(元寇)を除いたら攻められ占領されるっていう経験がないんだよ。だからあまり攻められるという状態を考えられない。」って答えた(と思う)
もっと日本の自衛隊について知識を付けて留学すればよかった。私はトルコの徴兵制については彼一人にしか話を聞いていない。でもトルコは昔からいろんな帝国が立ち並びそのたびに戦争をし、領土を広げたり狭めたり、とにかくとても忙しい国だった。だから国を守るため、兵隊に行く…というのは当然の義務と感じていると思った(たとえ行きたくなくても)今の日本に強制的徴兵制を作ったらいったいどれだけの人が前向きな気持ちで参加するだろうか…?
古来より領土の拡大・縮小の規模が小さく、鎖国中は国土を閉ざし外国とかかわりすら持たなかった日本。他の諸国と比べ、生ぬるい生活を送り続けていた事は事実。確かに戦争を知らないし参加する必要もないてことは幸せな事だろう。でも徴兵を通じて、自国をもっと愛し、誇りを持てるようになったよ…と彼が言ってるのを聞いて、徴兵に行くのは自国を知り愛国心を持つ一つのツールなのか・・・と思った。
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