セファルディ




セファルディ系ユダヤ人て聞いたことあいますか?今のイスラエルの重要幹部の半分がセファルディだと思う。彼らはスペイン、ポルトガル出身としたユダヤ人。ユダヤ人、って祖国を持たない民族でしょ。どうして彼らだけセファルディとして名を残すことになったのか…

イベリア半島では9世紀にイスラム国家、後ウマイヤ朝が建国され、ゴルドバやセビジャはイスラム文化の中心都市として栄えてたよね。 でも、15世紀中盤ごろからヨーロッパでは国土回復運動(Re conquista)が盛んになってきた。北アフリカからどんどんキリスト教徒がイベリア半島に押し寄せてきた。そして1492年、ついにスペインはキリスト教国が建国。それにより、スペイン国民はキリスト教に改宗しなければいけなかった。勿論、ユダヤ教徒もみんな。かのコロンブスがこれによりユダヤ教からキリスト教に改宗したのは有名な話だよね。 でもユダヤ人にとっては因縁のキリスト教徒になるわけなんていかない…という訳で、イベリア半島を追い出された彼らは、イタリア、アルメニア、フランス、ドイツ、オスマントルコに逃れていく…彼らがセファルディと呼ばれるようになったんだね。(セファルディの由来は分かりませんが…)

セファルディの人々はLadinoと呼ばれる独特のスペイン語を話し、それを子孫に伝えていく…。その後、彼らの居住範囲はオランダ、アメリカ東部にまで拡大。現代でもアメリカは勿論、ヨーロッパ各地、そしてオスマン帝国だったトルコにもセファルディと呼ばれる人が存在する。(ちなみにトルコ人は彼らのことをLepanteと呼んでいる。

驚くべきことは、セファルディ系の人々は今でも15世紀に先祖が使っていたLadino語、風習などを全て受け継いでいることだ。だから私たちでいうと、足利尊氏時代の日本語を今でも使っている。髪の毛はちょんまげで刀もって…ってことよ〜〜。これが不思議。どうやって先祖の文化を守り通したのかしらねえ…。トルコでセファルディって通じないからLepanteって言ってるけど、今でも彼らの末裔はトルコにも存在している…聞いているだけでなんだかワクワクしてきません??


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