外国のトルコ人 -ガストアルバイター-
ドイツ語を話すトルコ人が多い…。私は前から不思議に思っていた。トルコの言語情報でも、公用語以外の言語を喋れる人は約30%、その内訳は,英語、グルド語、ギリシャ語、アラビア語、ドイツ語、フランス語である。英語はトルコだけではなく今や世界中の言語であり、他の言語もみな近隣諸国で使われている(グルド人の国家は今はないが、言語や文化においては独立したコミュニティを作りだしていると思う。じゃあ、ドイツ語とフランス語は??ある文献でフランス語を操るトルコ人は所謂ハイソサエティ層、ドイツ語は両親がドイツで出稼ぎ(?)に行っていた労働者層、英語は新興インテリ層…なんだって。フランスなんて私の中では完璧に
豪華絢爛なイメージがあるけど、トルコ人でフランス語流暢に喋れる人なんて会ったことはない。だから今回は、ドイツ語に焦点をおきたいと思います。
ドイツにトルコ人コミュニティが存在するのは事実。故に国籍はトルコだけどドイツで幼少期を過ごす…っていうトルコ人も多い。私の友達もそうだったし(ハーフだった)あのタルカンもバステュリュクもドイツで育ってるんだよね。確か、フランクフルトあたりに
トルコ人街があるんだって。
だからトルコを知るにはドイツを知れってよく言われる。
もともとドイツにはアルバニア、アルメニア、トルコからの労働者が多かった。その中でも増えていったのがトルコ人労働者。ドイツ人は彼らを特別にガストアルバイターって呼んでいた。翻訳してみると「客員労働者」って事。彼らは仕事があるときには稼げるが労働条件が悪い時とかドイツ人でいっぱいの時なんて勿論仕事ができないし収入もないっていう状況の中で生きていた。
今のは第一次世界大戦前の話。第一次、二次、ご存知のようにドイツは惨敗してしまう。東は社会主義に、西は資本主義に分かれ40年以上も2つの国だったんですね。勿論、東側は発展しないし失業率も増える。だから東西統合が起こったとき、大勢の旧東ドイツの失業者が西側へ仕事を求めて流れ込む。東西統合だ!これによって経済も安定するだろうし、仕事も見つかるさ!!なんて思ったんだろうね。でも、丁度、その時、同じく不況にあえいでいたトルコ、ブルガリア、ルーマニア諸国からも職を求めて旧西ドイツへやってきた!!!
西ドイツの会社側としては(勿論、能力の問題とかはあるが)少ない賃金でOKな外国人労働者を雇ったほうがいいんじゃないか?こっちも助かるし、彼らも潤う…なんて考え、旧東ドイツの求職者よりもトルコやブルガリアなどからの労働者の雇用を優先してしまった。怒ったのは勿論、東ドイツの人達。せっかく一緒の国になったのに、同じ国民の俺らより、外国人のあいつらを優先するんかい!!??くそう・…!って思うようになる(まあ、考えることは分かりますよ)そんな彼らの思想はネオナチと呼ばれる
ヒトラー支持グループの活動を促進させてしまう。見たことあるでしょ?スキンヘッドして赤の鍵十字の旗を持った若者達。彼らがどのような活動をしていくのかはしらない。でももしかしたら、これからのネオナチの成長がドイツに住むトルコの人々に何かしら影響を与えてしまうのでは…って思う。
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