トルコ人の金銭感覚と投資


日本の常識は海外の非常識...勿論、反対もあります。今回は日本とトルコの金銭感覚の違いを話します。

みなさんは財布の中にいくら入れてますか??社会にでた人なら 3000円か5000円は入れてると思います。毎日使うとかいうんじゃなくて、とりあえず入ってないと不安...って入れてる人も。でもこんな大金?を持ち歩くなんて日本くらいでしょうね?資産状況についてもそう、日本は総資産の半分以上は現金、預金で占められてます。株式とか投資信託はごく最近のこと。まだまだ現金文化?が根強く残ってます。 つまり、自国の貨幣に対しての信用があるって事です。毎日円相場は変わるけど大暴落とかはないですよね?日本人はそれなりに 日本円に対して自信を持っていると思います。

トルコではどうかな?みんなお給料が入ったらどうするのかな? まずトルコ人のお給料はトルコリラで払われるので口座は一時期トルコリラになります。でも決してトルコリラで残そうとはしません。だってトルコリラは毎日相場がめちゃ激しいんです。商品先物相場といい勝負してます。一晩で 50%の暴落なんてごく最近まで普通でした。今でも戦争が起こったりするたびに価格が大幅に変わります。しかもずっとインフレの方向へ...つまり去年の値段が今年は2倍、3倍になってたなんて当たり前の事なんです。 政府はいつも紙幣が間に合わなくなってゼロの数を増やした紙幣を発行するのに忙しくしてます...トルコに行く度にアタテュリュクの紙幣が増えていって戸惑う人も多いんじゃないかな?

これがトルコの経済なんです。こういう状況の中、トルコリラで預金なんてしたらどうなる?国家破産は目に見えてます。それを避ける為にトルコの人たちはいろんな工夫をしてます。例えば

1...米ドル、ユーロの口座を作っておく。
2...トルコリラの調子が舞い戻ってきたらドル売りリラ買い?をする。
3...街のいたるところにDoviz(両替所)を作りリラをいつでも換金する。
4...大抵のところでは米ドル、ユーロ、リラ(日本円も!)扱う。因みにおつりはリラで返す。
5...少しまとまったお金ができたら家具や電化製品に投資する。ローン払いするときも...
6...(日本でも流行の)マンションの賃貸で小金を稼ぐ...


などなどまるで国民がみんな投資家になったかのようです。でも、こうやってみんな、少しでもいい暮らしができるよう、いろいろ工夫を重ねているのです。

トルコは銀行もすごく金利が高いです。でも金利が高い銀行ほどRiskも高いらしく、銀行の合併も相次いでます。ぶっちゃげた話、トルコの人は銀行もそんなに信用してません。いざという時、潰れたら元も子もないからです(これは日本でも一緒ですね)一番信用できるのは自分たち自身。そのために絶えず頭を働かして、一番いい人生を選んでいるんです。